学生にとって貴重な夏休み。そんな休みを削って無人島行われている試験も二日目。
早めの行動とクラスメイトの中にアウトドアに精通した人がいたために初日は無事に終えることができた。
生活に必要なもので120ポイント使い。その上で認証装置で24ポイントだから今のポイントは204ポイントといったところか
今日も拠点に残る組はクラスリーダーに任せて、自分も含めた探索組はちりぢりになって無人島を探索する。今日中に無人島の把握も完了できるだろう。
無人島生活3日目
この2日間である程度慣れてきたのかクラスメイト達は坦々と作業をこなしている。昨日の時点で無人島の全体と各クラスの勢力圏は把握できたので昨日の深夜に認証装置の持続時間が切れた端末を6ヶ所ほど認証することができた。
この調子でどんどんポイントを貯めていけるだろうと悠々としているとクラスリーダーから軽はずみ過ぎない?と自分の軽率な行動を戒めてくるが問題ないと余裕な笑みを浮かべて答える。クラスリーダーの懸念しているとおりこんな行動していれば普通にバレる。こっちとしてはバレてくれた方が都合がいいから自重するつもりはないけど
無人島生活4日目
遂に無人島生活も折り返しとなった今日の昼頃緊急事態が発生した。
Cクラスことヤンキークラスで暴動。クラス間で大喧嘩してCクラスは強制失格となった。
内容は今回の試験より少し前から時任という生徒がCクラスで頭角を現していた……しかし学年の中で恐らく一番我が強いCクラスの面々は時任が取り仕切っていることに不服だったのだろう。
そして今回その時任主導で試験を挑んでいたわけだが、不服と思っていた人からの指示に不快感が募っていき遂には爆発し時任はもちろん周囲にいるCクラス面々にも八つ当たりで危害を加え大乱闘となった……というわけらしい。
いやマジで何やってるの!?Cクラス。流石に原作以上のやばいことしてるし……
取りあえず今回のCクラスの強制失格件の措置として他クラス全員にリーダー指名したということで50ポイント獲得したということになった。
いや嬉しいけど……他クラスも入るとなると素直に喜べねえよ……
そんな大事件が起こり内心。龍園の偉大さとありがたみを実感しつつ、Cクラスが占領していた認証装置の確保のため今日も頑張るのであった。
無人島生活5日目
折り返しを過ぎ、昨日は色々と事態が急変して慌ただしかったのもあってクラスメイト達も疲れの色が濃く見えるようになってきたこの日。昨日の一件で確保したが認証装置2つを含めた10ヶ所を定期的に回るようになったわけだが深夜も動いていることもあって自分も足取りが重くなってきた。
クラスリーダーを始めクラスメイトからも心配の声をかけられてはいたが問題ないと一点張りしておいた。
心配かけていることに心を痛めるところだが、作戦のためにここは心を鬼にしなければならなかった。後、端末を認証している時に誰かに見られた気がした。別に構わないけど
無人島生活6日目
明日の正午にこの試験が終わるのでもう一息というところで遂に自分は限界を迎えた。
深夜で認証した端末の持続時間も切れ、認証に回っていた途中で体に力が入らなくなりその場で倒れてしまった。
その後心配で付いてきてくれていたクラスメイトが慌てて拠点に担ぎ込んでくれて事なきを得たがクラス間に動揺が走ったのは言うまでもない。
クラス間に不穏な空気が漂う中、疲労で気分が優れないが重い口を開けて自身の考えた作戦を明かすことにした。
具体的に言えば原作の綾小路が使ったリーダー変更である。
軽率に動き回ったのもリーダーを変更して他クラスの誤爆を誘発するためのこと
しかし1つ違うことがあるとすれば原作では熱を出していた堀北だったが、ここではリーダーである自分は当初から健康そのものであること
だからこそ自分がリタイアするための相応の理由を作らなければならなかった。
意図的に風邪になるとか腹を壊すなど色々方法はありはしたが奇怪な目で見られるのは嫌だったので却下し自然にリタイアの理由を作れる方法……慣れない無人島で限界超えて働き、過労でぶっ倒れるという方法でリタイアすることにした。
自分の描いた作戦を一苦労で言い終えると周りから作戦に対して非難殺到で怒られた。クラスリーダーなんか涙目で怒ってたのを見て色々堪えるものがあったと言っておく。
そんなわけでリタイアする理由は作れたわけで後は海岸に行きリタイアするだけなのだが、最後に他クラスのリーダーについてわかる限りの情報を話し、自分は疲労による体調不良でリタイアとなり、クラスリーダーに後のことを託した。
無人島生活7日目
遂に最終日となった今日。今頃、始めの海岸に集まってリーダー当てをしているのだろう。
他クラスのリーダーについてだが失格となったCクラスは省くとして、Dクラスは簡単に予想が付いた。
初日にリーダーを決められなかった場合。夕方の点呼の時点でランダムでリーダーを決められるというルールがあった。
そして何度かDクラスの拠点にはこっそりと観察していたのだがリーダーに自動的に指名された生徒が認証するためのカード片手に威張り散らしていた光景を目撃。そこからその人物がリーダーであることが予想がつけた。
あれが実は他クラスを欺くための演技という線も拭えなかったけど綾小路はじめ主要キャラがいないDクラスということを踏まえて、威張り散らしていた人物がリーダーという線で回答する手筈となった。
そして問題は元Aクラス……こちらに関しては正直わからなかった。
原作では葛城と坂柳の二大派閥でクラスが纏まっていたがその2人がいないことで元Aクラスは5つぐらいのグループに分けられている。
その上、クラス同士で対立しているわけではないので陣頭指揮している人物のグループの誰かがリーダーという可能性も低い。
そういう状況もあって元Aクラスに関しては明確な情報が無い限り指名しないという話になっていて、後は上手くリーダーを変更していることに気付かずに自分を指名してポイントを削ってくれるのを祈るしかない。
船内の医務室で試験について色々考え、時間が過ぎていき船内が慌ただしくなり無人島試験が終えてみんな船に帰ってきたのを察するとそれから直ぐにクラスリーダーがやってきて試験の結果を伝えてくれた。
Aクラス(オリ主クラス)
150+151(認証装置による加算ポイント)+100(C.Dクラスリーダー指名成功)=401ポイント
Bクラス(元Aクラス)
115+98+50(C.Dクラスリーダー指名成功 Aクラスリーダー指名失敗)=263ポイント
Cクラス(ヤンキークラス)
失格
Dクラス(不良品クラス)
0+0(指名されたことにより認証によるポイント消失)+-150(A.Bクラスによるリーダーを当てられる。Aクラスのリーダー指名失敗)
クラスリーダーからいい結果を聞いて静かに笑みを浮かべた。Bクラスもそれなりにポイントを手に入れてしまったがこちらはそれの1.5倍もあったのだから勝利といっても過言ではないだろう。
こうして初めてとなる特別試験は大量のクラスポイントを獲得する形で終えたのであった。
Aクラス 982+401=1383ポイント
Bクラス 864+263=1127ポイント
Cクラス 0ポイント
Dクラス 0ポイント