革新者の聖姫騎士と神の手の職人、共に異世界を駆ける 作:カオスサイン
新たなるプロローグ
Side?
「ふう!…」
「お疲れ様クーガ!」
俺の名はクーガ・アスフェル、元日本人の神様転生者の聖姫騎士の一人だ。
俺は恋仲となったレオーネと共に平和を取り戻した日常を謳歌していた。
だがそんなある日の事であった。
「「!/!?」」
俺達は突如として真っ白い空間に飛ばされた。
これは…
「な、何!?…」
「落ち着いてくれレオーネ、これは…」
『お久し振りですね、佐間白 巧翔いや今はクーガ・アスフェルでしたね』
「やはり!」
「こ、この方は?…」
『申し遅れました、私は女神の一人』
「め、女神様!?…」
俺の前世の名を呼んだ事で俺を転生させてくれた女神様だと分かり、レオーネは驚く。
『突然お呼びたてしてしまい申し訳ありませんクーガ様にレオーネ様、ですが事態は一刻を争うのでございます!実は…』
「なんだって!?…」
女神様が俺達を呼びつけてきた理由を聞いて俺達は驚いた。
どうやら元の地球である時期を境に定期的に大勢の人間達が姿を消したのだという。
調査した所によるとそれは異世界からの干渉による誘拐らしい。
その異世界の神々はロクに神の役目を果たしておらず異世界人が好き勝手に地球人を誘拐し使い潰しているのだという。
『我々地球の神は怒りに震えています。ですが神々の掟によって手が出せないのです…ですから』
「制約に引っ掛からない俺達を呼んだ訳ですね」
『ええ、その通りでございます!その異世界は「ルーディア値」と呼ばれる素質でしか動かせない巨大兵器が闊歩する世界です』
「ルーディア値…ですか…」
『ですがそれは数値上の力に過ぎません…愚かな戦争を繰り返し挙句に無関係であった我が星の子らを使い潰すとは言語道断!
異世界の神々は同じ神である我々が対処致します。
ですので…』
「誘拐された人達を無事に地球に連れ戻せるようにして欲しいという事ですね!分かりました!」
「私も協力するわ!」
思えばリアルサイズのMSを使ったのは一度きりだったしな。
『そう言って下さると思っていました!実はもう一人助っ人を呼んでおりまして…』
「なぬ?」
「どうも」
俺達が快諾すると女神様の背後からもう一人青年が現れる。
「俺は東 冬侍 ゴッドフィンガーを持ちししがないオタパン職人さ!」
「…ん?」
俺は青年の名と力を聞いて思い当たった。
「お前真逆…「焼きたて!!ジャぱん」の転生者か!?」
「御名答!」
「〇ンデーのボーボ〇と呼ばれている迷作のあの!」
「…ノーコメントで…」
「苦労したんだな…」
かくして俺達は新たな仲間が加わり女神様に件の異世界へと転送してもらったのだった。