革新者の聖姫騎士と神の手の職人、共に異世界を駆ける 作:カオスサイン
早速!
Side?
「何だと!?…召喚所が跡形も無く破壊し尽くされただと!?…バーモルとその他の者共は一体何をやっていたのだ!?」
「そ、それが生存者によるととんでもなく強力な二機の魔導機によるものだと…バーモル殿は召喚所と共に運命を共にしたとの報告が…」
「たった二機にだと!?何て体たらくなのだ!?…糞ッ!?これから我が国はどうすれば良いのだ!?…」
此処はファルヴァ王国…ファルヴァ現国王は予想外の大混乱に驚きを隠せず頭を抱えていた。
自国の財政と国力の大半を担っていた召喚所が何者かに破壊されてしまったのだ。
その結果、ファルヴァ王国のまともな一般の民や貴族達は早々に見切りをつけて他国へと流出していってしまった。
自らの手で発展する事をやめてしまい地球人を替えの利く使い捨ての様に扱ったが為に地球の神らの怒りに触れこの結果をもたらせてしまった愚かな王とそれに尚もしがみつく馬鹿な重鎮しかこの国には残っていなかった。
だが彼等は思い知る事となる…自らの愚かさが更に招く事態を。
「た、大変です!正体不明の魔導機の急接近を確認!」
「何だと!?…迎撃部隊を早急に出せ!」
「は、はっ!」
王の指示によって国防魔導機部隊が出撃する。
だが…
「そ、そんな馬鹿な!?…」
国が誇る精鋭である筈の国防部隊があっさりとたった一機の謎の魔導機によって数十秒も経たない内に全てを撃墜されてしまっていたのだ。
「ヒッ!?…」
そして王城への接近を許してしまった謎の魔導機は自分と他の重鎮達が居る部屋のテラスへとライフルの銃口を向けていた。
「こ、こんな事が!?…」
王達は己の最後を悟るしかなかった。
例え自分達の魔導機やトリプルハイランダー以上のライダーを掻き集めたとしてもあの謎の魔導機には絶対に勝てないと否応でも感じさせられたからだ。
そして自らの行いを正当化し愚かな歴史を刻み続けようとした愚かな王達は放たれたビームライフルによって焼き尽かされた城に飲み込まれていった。
Sideクーガ
「任務完了!…」
諸悪の根源である大本元の国を一般市民が出ていった所を見計らい新型フリーダムとして女神様から送られてきたライジングフリーダムに搭乗し奇襲を仕掛けた。
「追加ミッション!…帰投し確認する」
俺はライフリを飛翔させてルクシオールへと帰投した。
「お疲れ様クーガ!」
『オツカレ、オツカレ!』
「ただいま!」
帰投直後、レオーネと紫ハロが出迎えてくれる。
追加ミッションを確認しながら俺は返答する。
「ふむ…」
ミッション内容はカークス共和国とチラキア帝国が近日中に行うであろう戦争に武力介入し保護対象を確保し戦闘を止めろとの事だった。
「という訳だから冬侍は近隣の街に戦闘被害が及ばないように立ち回って貰いたい!
本丸には俺とレオーネで向かう!」
「任せろ!」
「分かったわ!」
俺達は戦闘準備に入る事にした。