誤字脱字・ストーリーに対する意見は是非ともコメントにてお願いします。
「面倒くさいなぁ~」
そんな悪態をつきながらも零隱は、自室の片付けをしていた。
なぜこんなことをさせられているかというと、前世では一人暮らしをしており、興味関心があること以外にやる気が起きない性格も相まって部屋の掃除をしていなかった所を例のごとく姉に見つかり祖父と母にチクられ強制的には掃除をやらされていた。
「はぁ~、今度もうひとつ大きな本棚を買おう…」
零隱は一般家庭では置けないような大きな本棚を前にため息をついていた。
しかしこの男、ものを捨てようとしない辺り前世の貧乏性が全く抜けきってないのであった。
「お!これは!!」
零隱は、そう言って悪どい笑みを浮かべて、手に取っている青色のアルバムを開くのだった。
尚この後アルバムに没頭し、全く掃除が終わっていないところを母に見つかりむちゃくちゃ起こられたのは言うまでもない。
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6年前
「暇だ」
「爺さんがいないと訓練がなくて楽だが、やることがなくて困るなぁ、姉ちゃんもいないし…」
零隱はそう独り言をいいながら縁側で寝そべっていた。
「そうだ!屋敷から抜け出して近所を探索してみよう!!」
零隱はこの世に生まれてから家の外をあまり歩いた事がなかったため近所がどうなっているのか全くわかってなかったのだ。
「よぉし、いざ外の世界へ!!」
「嘘…だろ…」
意気揚々と家の門から外へ出た零隱を待ち受けていたのはどこまでも続く山林と屋敷の前に続く舗装道路だった。
「うわぁ~、いつも外出の時は車で出てし、ずっと読書してたからから気付かなかったぁ」
「よし!仕方ない”個性”を使おう」
瞬間、零隱は自身の体をBLACKで覆いSHINEを暴発させた。
「バァァァァァーーーーン!!!!!」
とんでもない轟音とともに零隱の体は大空へと吹っ飛んでいった。それと同時に零隱の脱走はバレて屋敷内は大混乱に陥った。
「よっと」
そんなことが起きているとは露知らず、零隱は上空でBLACKをハングライダー代わりにして近くの町に滑空して降りていった。
「ふぅ~、やっぱりSHINE の扱い難しすぎだろ。未だにエネルギー放出の方向決定も出来やしない」
「さぁてここはがどこかは知らないけどとりあえず探索しよう。何かあっても携帯持ってるし大丈夫だろう」
零隱は忘れていた、この世界は個性という凶器を誰もが持っていたために危険がそこら中に転がっていることを。
「お!公園あるじゃーん、これは同年代との交流チャンスなのでは!個性のせいで幼稚園や保育園には行かせてもらえてないからな、小学生に入る前に脱ぼっちしてやるぜ!」
これまた意気揚々と公園に入った零隱だったが…
「きゃぁぁぁぁーーーーーー!!」
「うるせぇなぁこのガキ、まぁ今から一生声なんて出せなくなるんだから関係ないかぁ~
ケッヒッヒッヒッヒ」
「は?」
公園には男が手を刃物にかえオレンジ色の髪色をした少女に振り下ろそうとしているという明らかに普通ではない光景が広がっていた。
『えぇぇぇぇ、なんでアイツ真っ昼間からいたいけな少女襲ってるの!?とっとりあえず助けなければ!」
「うおりゃぁぁぁ」
零隱はとっさにそこら辺にあった石を男の頭にシュート、超エキサイティング!!した。
「ぶっは」
幼いとはいえ家の爺に鍛えられている零隱の豪速球に男は情けなく地に倒れて気絶してしまった。
「おい!早く逃げるぞ!」
「え…でも」
「大丈夫だ、多分死んででない…多分」
突然のことに状況を飲み込めていない少女の手をとって零隱はダッシュした。下手をしたら殺人現場になっているかもしれない公園にいたくなかったからである。
「あの…助けてくれてありがとう…私、”拳藤 一佳”って言うんだけど名前教えてくれない?」
『えっ、まさかの原作キャラじゃんそれも俺の押しの一佳ちゃんじゃん…ヤッベむっちゃ可愛い』
「あ…あの、きいてる?」
「あ、ゴメンゴメンむっちゃ焦っててさぁ~、俺の名前は暗明 零隱だ!よろしくね一佳ちゃん!」
「うん!よろしく零隱!」
その後零隱は一佳と楽しく会話をしながら、一佳の笑顔を脳ミソに焼き付けながら一佳を家に送り届た。もはや一佳の事しか頭にない零隱は、なにも考えずに家に電話をし迎えに来てもらって帰った。それから一週間、零隱の訓練と勉強量は3倍になった。
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「はぁ~、また怒られてしまった」
「どうせ零隱がまた何かやらかしただけでしょ」
「ひどいなぁ一佳、たまたま掃除中にお宝を発掘しただけだったんだよぉ」
「へぇ、なに見つけたの?」
「ふっふっふ、これを見よぉ~!」
「はぁ!それ私が小さいときにあんたのうちが広すぎて迷子になった時の写真じゃない」
「ハッハッハ、そうだ!この泣き顔がむっちゃ可愛い!!」
「かっ可愛い//!あーもう!これは没収!!」
「甘いな一佳、この6年の付き合いでその行動は予測済みだ。すでにその写真はPCにデータ保存してある」
「ふっ、ならPCごと壊すわ」
「すみませんでした、高級スイーツと珈琲を差し出すので許してください」
「全く仕方ないなぁ、じゃあ追加で組手を一緒にしてくれたらいいよ。」
「はい!喜んで」
その後二人で組手をしていると祖父が乱入してきて、二人ともくたくたになるまで組手をした。
次の人生は一佳の幼馴染みになりたい作者です。
今回は文と文の間を開けてみましたいかがでしたでしょうか。
なるべく読みやすく出来るようない頭で頑張りますので読んでくださるとありがたいです。
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