暗き中 光の道行く ヒーロー道中 字余り   作:澪酒

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こんばんは澪酒です。
あと2、3話で入試にこぎ着けると思うのでもう少々お待ちください。
原作キャラの名前にはルビをふっていませんので御了承ください。


三話〜家族が増えました〜

その日は珍しい日だった。有名な精神科医で家を空けることも多い母が1日丸々休みで家にいたのだ。

 

 

「ねぇレオちゃんは家族が増えたら嬉しい?」

 

「へ?」

 

 

学校の宿題を終えて茶の間でネッコを撫でながらくつろいでいた零隱に母からとんでもない爆弾が落とされた。

 

 

『これは、どう答えたらいいんだ?見た目10歳児でも精神年齢31歳の俺にどう答えろと!?』

 

「え~と、それは新しくペットを飼いたいってことなの?」

 

「いいえ、新しく女の子を家の家族にしたいの…」

 

『え~、そっちかよ!こちとらその質問に笑顔で”うん!”って答えられるほど純粋じゃないんだぞ!』

 

「そっそれは父さんと相談すべきじゃないかなぁ~って俺は思うんだけど?」

 

「父さんは”君がやりたいことなら俺は全力でそれに協力するよ”って言ってくれたわ、でもやっぱりレオちゃんやトアちゃんにも相談しなきゃって思ったの…」

 

「うっうぅ~ん、俺は二人がいいならいいんだけど…」

 

「!本当!ありがと~レオちゃん、トアちゃんにも賛成してもらったから一週間後にはつれてくるね♪」

 

『へぇ~一週間後かぁ~は?一週間後!?個性社会だとそういうこともあるのか!?う~む、わからん。まぁこれで俺も兄貴かぁ考え深いなぁ。』

 

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一週間後

 

 

「こんにちは!”渡我 被身子”です!これからよろしくお願いします!」

 

「ヒミコちゃんいや、ヒーちゃんこれからあなたは家の家族よ!我が子立ちとも仲良くしてね♪」

 

『は?何故トガちゃんが家に来ているんだ!?それも家族!?意味がわからん!?』

 

《ねぇ、姉ちゃんはこの事知ってたの?》

 

《うん、レオちゃん知らなかったの~?》

 

『聞いてないんだがぁぁぁぁぁ、畜生父親は無口で母親は言葉足らずかよ!』

 

「じゃあ今日はヒーちゃんの歓迎パーティよ~」

 

「ヒーちゃん!私は暗明 永暗だよ~パーティーの準備が終わるまで私の部屋でお喋りしよ~ほら~レオちゃんも行くよ~」

 

「え、ちょっと待ってよ姉ちゃん!」

 

「ほらほら早く~」

 

 

そう言うと永暗はさっさと渡我を自室へと連れていってしまった。

 

 

「いきなりつれていくなよ姉ちゃん、ごめんねヒミコちゃんビックリしたよね?」

 

「いいえ、少し驚きましたが大丈夫です」

 

「ねぇねぇそんなことよりヒーちゃんは何歳なの~?好きなものは~?好きなヒーローはだれ~?」

 

「いきなり質問責めにするなよ姉さん、一旦落ち着け」

 

「はい!年齢は11歳で、好きなものは…柘榴です、好きなヒーローはわかりません」

 

「そっか~、じゃぁ私がお姉ちゃんだね~困った事があったらお姉ちゃんに頼ってねぇ~ちなみに私は14歳で、好きなものはオルゴール~、好きなヒーローはオールマイトだよ~やっぱり大火力で敵をぶっ飛ばすのは快感だよね~力isパワ~」

 

「はぁ姉ちゃんは喋り方とは裏腹にかなり脳筋だよね。あっ、自己紹介が遅れてごめんねヒミコちゃん俺は暗明 零隱だよ、よろしくね!」

 

「はい!よろしくお願いします!ちなみにレオン君の好きなものは何ですか?」

 

「あぁ、俺の好きなものは一杯あるけど一番はサポートアイテムの自作だよ。いつかトランス○○ーマー型のパワードスーツとか作りたいんだよね、年齢はヒミコちゃんの一つ下の10歳だよ、好きなヒーローはうーん今のところいないかなぁ」

 

 

そこから一時間経った辺りでパーティーの準備が終わり、その日、暗明家はパーティーで大いに盛り上がった。

零隱はそこで「何で渡我が家に来たのんだ」っと母に聞いたところ、母の勤めている病院の精神科に渡我の両親と共に受診しにきており、母が渡我のことを診察した結果渡我は正常であると診断をくだした。そうしたら両親の様子がおかしかったため渡我に聞いたところ少々度の過ぎた矯正をしていたため母が方々駆け回って家で引き取ることになったようだった。

 

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パーティーから一時間後

 

 

「ふぁ~、さーて明日も学校だしねるかぁ」

 

 

零隱は寝る準備を終え自室へ向かって縁側を歩いていた。

 

 

『ん?あれはトガちゃん?』

 

「おーい、ヒミコちゃんこんな縁側にすわってどうしたの?」

 

「…レオン君…」

 

「?どうしたの?」

 

「レオン君は、私が普通じゃないとしても今日みたいに仲良くしてくれますか?」

 

『あーそういえばトガちゃんは好きな人や物の血を飲みたくなるんだっけ』

 

「当たり前じゃないか、きっかけは母さんだったけどヒミコちゃんと一緒にいると楽しいし少しくらい変わっててもヒミコちゃんは家族だよ」

 

「っ!」

 

「それに、それは姉ちゃんや母さん、父さんや婆ちゃんに爺さんも一緒だよ」

 

「本……当…」

 

 

渡我はポロポロと涙を流しながら零隱に聞いた。

 

 

「本当だよ、ほら泣いてちゃ可愛い顔が台無しだよ”ヒーちゃん”」

 

 

そう言いながらクールに渡我の涙を拭いている零隱だが、内心めちゃくちゃあせっていた。

 

 

『ヤッベーーー!泣いちゃったよ!!何で!?なんか間違ったか?女の子とのコミュニケーションって難しい』

 

「あっありがとうございます//」

 

「いっいや、どうってことないよ。それよりは普通じゃないってどんなとこが普通じゃないの?」

 

『まぁ知ってるけど問題を解決して敵にしないためには聞き出して理解者ムーブを取らなければ』

 

「えっえっと、好きな人やものの血が飲みたくなるんです…」

 

「なーんだ、それだったら個性のうちじゃないか。個性”吸血鬼”とかの人とかでも同じ欲求抱えてそうじゃない?」

 

「ぷっっ、ははははははははは」

 

「うぉ!?どうしたんだ?いきなり笑って」

 

「はははは、いやっっっっすいません、はぁはぁそんなこと一度も言われたことなくて」

 

「?誰も言わなかったのか?こんななんでもありそうな社会で?」

 

「ええ、少なくともそんなこと言ってくれたのはレオン君が初めてです」

 

「ねぇレオン君、お願いがあるんですけどいいですか?」

 

「おう!俺に叶えられることならなんでも言ってくれ!」

 

「じゃあ、レオン君の血飲ませてください」

 

「へ?」

 

 

そこから零隱の献血生活が幕を開けたのであった。

 

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翌朝

 

 

昨日の献血で多少気だるそうにしながら朝食を食べていた零隱はふと母に聞いてみた。

 

 

「そういえば母さんはヒーちゃんの癖知ってたの?」

 

「ええもちろん、ヒーちゃんを家に連れてきた私が知らないわけないじゃない」

 

「はぁ、そう」

 

「え~レオちゃん、ヒーちゃんの癖ってなぁに~」

 

「本人に聞きな、多分そっちの方がいいよ」

 

 

その後、暗明家では渡我の”個性”は何ら問題なく”普通”として受け入れられた。




母の病院設定はプロフィールの方にちょこっとだけ書いてました。伏線ってムズいですね。これから頑張って伏線の張り方とかも覚えていきたいです。
さて今回も読んでくださりありがとうございます(^_^;)今回は個人的に少し間のナレーションの補足説明と冒頭部分が読みずらいなぁと思い反省しています(ToT)今後改善を図るので今後とも読んでいただけるとありがたいです。

オリ主はどこにいれた方がいいですか?

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