ガンダムビルド艦隊これくしょんビビッドアーミー 〜ビスマルクとプリンツ・オイゲンの奇妙な…〜 作:星龜
「くそっ!!」
と、
そこに…
「なにっ!?」
「な…ッ!?」
「くっそぉ…!!」
と、右足が爆散し、地面に倒れる
(!?)
と、ロックオン警報を聞いて、正面モニターを見れば…
観念するアミオだったが…
「なぜ…撃たないんですか…?」
と訊くアミオに
〈あまりの弱さに、撃つ気すら起きませんよ…。》
と言い放つビスマルク。
「なっ…!?」
と、愕然とするアミオ…。
振り返った
「みくびらないでくださいっ!!
ビスマルクさんを後ろから撃つことだって…!!」
とアミオは叫ぶが
〈無理よ。
貴方は、そんな人じゃない。》
と言い残し、
(くそっ…!!)
ビスマルクの言う通り…
アミオは飛び去っていく
◇
、思わぬ苦戦をしいられていた…。
というのも、ガンダムヴァイセリアスは深海が作ったガンプラではないので、当然だが
そのため、通常なら当たるはずの攻撃も
逆に、
そして…
ついに…
「なにッ!?」
被弾してしまい、右腕の下腕部を失ってしまった…。
「やるわね…。
腕を上げたわね…。」
と、アリアを称える深海。
しかし、アリアは
〈えっと…
どちら様ですか?》
と、困惑していた。
(そうだった★
今の私は女だったんだ★)
と思い出し、苦笑する深海。
「こっちの話よ★
いくわよ…!!
まだ勝負はついていない…ッ!!」
と、
その時、レーダーが接近してくる機影を捉えた。
【機体名】
ブラックナイトスコード・シヴァ・ジルコニア
【戦場適応】
宇宙戦 ◎
空中戦 ✕
地上戦 ○
水中戦 △
【得意戦術】
射撃戦 ◯
接近戦 ◎
【ベースキット】
1/144 HG ブラックナイトスコード・シヴァ
【ガンプラタイプ】
汎用型モビルスーツ
【ガンプラ属性】
陸
【アビリティ】
フェムテク装甲
【ガンプラファイター】
ダン
(ブラックナイトスコード・シヴァといえば、【機動戦士ガンダムSEED FREEDOM】に出てきたモビルスーツで…
たしか、ビーム兵器が効かないんだったわね?)
と思い出す深海。
(しかし…
どうしようかな…?)
と悩む深海。
深海の実力ならば、2体の敵など、容易く撃破できるのだが…
これでは、まともに戦えない…。
(ここは、退くしかないか…。)
と、撤収することにする深海。
「この勝負、預けるわ…ッ!!」
と、
◆
「逃さないッスよォーッ☆」
と、
《ダン君、ダメだよ!!〉
とアリアがダンを呼び止めるも
「大丈夫ッスよォ〜☆」
と、聞く耳を持たないダン…。
やむを得ず、ダンの援護にまわるアリア…。
◇
(逃さない…
というよりも、深追いしてきてるみたいね…。
仕方がないわね…★
相手をしてやるか…★)
と、深海は
◆
ところが、
「ぬがぁッ!?」
と、火花を散らして吹き飛ぶ
「ちくしょうッ★
これでもくらうッス!!」
と、ダンは武装スロットから『
そして―
「くらえっスゥッ!!」
と、
だが!!
「うっそォ…ッ!?」
空に飛び上がった
「どわぁあぁあ…ッ!!」
と、
そして…
「ぎぃやあぁあぁ…ッ!!」
むしろ、左手一本で
◇
(賢明な判断ね…☆)
と、
撤収する
《提督、それは…!?〉
と、右腕の無い
「私としたことが、油断してしまったわ…★」
と言う深海。
《仕方がありませんよ。
その
という、プリンツ・オイゲンからのフォローに対し
「そうね…。」
と答える深海だったが、しかし、ガンダムヴァイセリアスは、自身の技量に追随できるくらいの改良が必要だと感じた…。
その時
《8時方向より、空から接近してくる
と、プリンツ・オイゲンからの通信が入った。
深海がレーダーを確認したが、接近してくる
「安心しないで、プリンツ。
味方よ。」
と言う深海。
正面モニターに味方機のデータが表示されたが、それはミモザ、サキ、ジュリーの
「無事だったみたいね。」
と訊く深海。
《
…って、深さん、やられたの!?〉
と言うミモザ。
「問題無い…
…と言いたいけど…
別の問題が発生したわ…。」
と言う深海。
《別の問題?〉
と訊くミモザ。
「戻ってから話すわ。」
と言う深海。
こうして【デンマーク・ストレート】の全力出撃は、アリス陣営の発電所攻撃という目的を達成できず、ただ、アリス陣営の侵攻部隊の侵攻を阻止するのみという、戦術的勝利を挙げるにとどまった…。
◆
一方、アミオ達は、
《えぇ!?
ティナ、やられちゃったの!?〉
と、アミオからティナが撃墜されたと聞いて、驚くアリア。
「そっちは、ダンがやられたのか…。」
と言うアミオ。
アリアの話によると、撤退しようとした
《ところで、あの『ニュータイプ』の女性ファイターなんですけど、なんだか、私のことを知っているみたいだったんです。〉
と、不思議がるアリア…。
アリアも過去に一度、深海と対戦したことはある*2のだが、アミオはその時、アリアには深海のことを、深海の偽名である「黒野 深」と紹介していた―。
しかし、今回は撫子の術のせいで、深海は女体化してしまっている。
この経緯の説明が難しいため、アミオは、アリアの対戦相手の正体を伏せておくことにした…。
(それよりも…
僕は…。)
と、うなだれるアミオ。
ビスマルクと対戦するも、手も足も出ず
と突き放されてしまった…。
見返してやりたくても、相手は本物の戦場を経験している元艦娘…。
技量の差は、あまりにも大きい…。
(僕は…
どうすればいいんだ…?)
と、アミオは苦悩した…。