ガンダムビルド艦隊これくしょんビビッドアーミー 〜ビスマルクとプリンツ・オイゲンの奇妙な…〜 作:星龜
午前10時40分―。
「ん…★」
と目を覚ました深海は…
「んな…ッ!?」
と
左隣に下着姿のビスマルク
右隣に下着姿のプリンツ・オイゲン
が添い寝しているのを見て驚いた…。
(えっと…
どういう状況…!?)
と、さすがの深海も首をかしげたが、すぐに
「総員起こし、5分前ッ!!」
と叫んだ。
それを聞いて、一瞬で目を覚まして飛び起きるビスマルクとプリンツ・オイゲン。
そして、服を着て深海の前に立ち
「起床!!
と、深海に敬礼するビスマルクとプリンツ・オイゲン。
「攻城戦開始15分前よ。
戦況の確認に行くわよ。」
と深海は言って、寝室から出る―。
控室に出ると、すでにミモザ達がいた。
「ミモザ。
戦況は?」
と訊く深海。
「マズいことになったわ…。
発電所の損害率が30パーセントをこえたの…。」
と言うミモザ。
「やはり、損害をくいとめることはできなかったのね…。」
と、なかば、あきれ気味に言う深海。
「発電所の損害が30パーセントをこえたら…
たしか
プラフスキー粒子の供給量が減る
んでしたよね?」
と訊くビスマルクに
「えぇ。
だいたい
25パーセントほど★」
と答えるサキ。
「プラフスキー粒子の供給量が25パーセントも減ったら、
と訊くプリンツ・オイゲンに
「25パーセントやろ★」
と答えるジュリー…。
「25パーセントも性能が低下したら、戦闘に支障をきたすのでは…?」
と、深海に言うビスマルク。
「たしかにね…。
私も、そんな状況でガンプラを動かしたことは無いわ…。
だから、みんなで力を合わせて、この困難を乗り越えましょう!!」
と言う深海。
「「うんっ!!」」
と答えるミモザ達。
そして、各々の寝室に戻っていく―。
◇
午前11時―。
攻城戦開始の時間だ―。
コクピットルームに入る深海、ビスマルク、プリンツ・オイゲン―。
『GUN-PLA Battel, Stand up.』
システムが起動し始めた。
『Please set your GP base.』
GPベースを、スロットにセットする。
『Please set your GUN-PLA.』
ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。
コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。
球体操縦桿を握り、そして―
『Battel start!!』
バトルスタートの合図が鳴り響く―!!
「黒野 深海!!
ガンダムクロセリアス、出撃する!!」
「ビスマルク!!
ベギルベウ、出撃するわ!!」
「プリンツ・オイゲン!!
ベギルペンデ、出撃します!!」
悠久の地に
深海
ビスマルク
プリンツ・オイゲン
の
◇
空を飛んで進行する
機体データを確認する深海。
たしかに、各機能の数値が低下している。
とくに
(さすがに、これはマズいわね…。
これじゃ、みんなで力を合わせるどころか
7人まとめて撃墜されかねない
わね…。)
と、珍しく、深海は自身の判断を悔いた。
《ところでビスマルク。
私が消えたら、残っている紙人形を回収してほしい
の。〉
と、深海から奇妙な通信が入った。
「は?
何の話ですか?」
と訊き返すビスマルク。
《そうね…?
何で、こんな話をするのかしら?〉
と、奇妙なことを言う深海。
(
と、訝しむビスマルク。
《ただ
これは大事なこと
だから、覚えておいて。〉
と深海に言われたので、ビスマルクも
「
と答えるしかなかった…。
しばらく進むと、前方からアヘッドの集団が現れた。
その数9機。
「あいつらは、私にまかせろ!!
お前達は、そのまま進め!!」
と言う深海。
《
お気をつけて!!〉
と言うビスマルク。
そして、
・
止まって見えるアヘッドに向けて、ビームライフルを連射する
続いて、アヘッド・サキガケに攻撃をしかけようとしたら…
(!?)
アヘッド・スマルトロンがNGNバズーカを撃ってきた。
(止まってみえない…!?)
と、驚く深海。
つまり
アヘッド・スマルトロンのファイターは『ニュータイプ』
ということだ。
だが、深海にとっては、そっちの方が嬉しかった。
(止まって見える敵を撃つよりも、ちゃんと動いている敵と戦う方がいい☆)
と、笑みを浮かべる深海―。
アヘッド・スマルトロンからの攻撃を回避しつつ、ビームライフルで反撃する
しかし、アヘッド・スマルトロンからの攻撃を回避した時
(やはり…
少し、動きが鈍い
な…。)
と思う深海。
性能が25パーセント低下しているとはいえ、それでもガンダム
だが、深海は不満だった。
とくに、
のだ…。
アヘッド・スマルトロンは、
アヘッド・スマルトロンのファイターが、敵からの攻撃を回避できないようなヘタクソなのではない。
深海が
アヘッド・スマルトロンの進行方向に向けてビームライフルを撃ったため、アヘッド・スマルトロンは回避することができなかった
のだ。
そして、アヘッド・スマルトロンがNGNバズーカをかまえたのと同時に、
アヘッド・スマルトロンがNGNバズーカを安定させて撃つため、一時的に動きが直線的になったところを、深海は狙ったのだ。
アヘッド・スマルトロンはNGNバズーカの発射寸前の状態だったため、回避はもちろん、左腕のGNシールドで防御することもできなかった。
爆発の衝撃で態勢が崩れたアヘッド・スマルトロンは落下していくが、途中で態勢を立て直した。
その、アヘッド・スマルトロンが態勢を立て直した瞬間を狙って、ビームライフルを撃つ
態勢を立て直した瞬間を狙われたため、アヘッド・スマルトロンは回避も防御もできなかった。
そして、ビームライフルを連射する
アヘッド・スマルトロンが撃墜されたのを見た他のアヘッド達は、一目散に逃げていった…。