ガンダムビルド艦隊これくしょんビビッドアーミー 〜ビスマルクとプリンツ・オイゲンの奇妙な…〜   作:星龜

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敗北への道(3)


 

(なんてことなの…。

武器の威力の低下も、思った以上ね…。)

と、アヘッド・スマルトロンを撃墜したものの、撃墜にいたるまでの経緯を思い出す深海。

 

深海は基本、銃を連射したりしない。

 

敵の急所を狙い撃つ、一撃必中が深海の銃撃だ。

 

しかし、アヘッド・スマルトロンを撃墜するために、深海は何発もビームライフルを撃った。

 

(私がこんなにも苦戦したんだから…

ビスマルク達は、もっと苦戦しているはず…!!

早く助けに行かないと…!!)

と考えた深海だったが…

 

(何…?

何か…

妙に…

眠い…?)

と、深海はコクピットルーム内で意識を失った…。

 

 

動かなくなったガンダムクロセリアスは、のちにアリス陣営のNPCのジムⅢによって破壊された…。

 

 

深海から先に進めと言われたものの、一抹の不安を感じるミモザ。

 

今いるメンバーの中に『ニュータイプ』がいない…。

 

だから、『悠久の地の住人』や『ニュータイプ』に遭遇したら、ひとたまりもない…。

 

(!!)

 

レーダーが、接近してくる機影を捉えた。

 

前方からは、アリス陣営のジムⅢ。

 

そして、7時方向から味方機。

 

7時方向から来る味方機はガンダムクロセリアスかと思ったが違った。

 

正面モニターに、味方機のデータが表示される。

 



 

【機体名】

ゴッドガンダムCQC

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ✕

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 △

接近戦 ◎

 

【ベースキット】

1/144 HG ゴッドガンダム

 

【種別】

汎用型モビルスーツ

 

【属性】

 

【ガンプラファイター】

シルヴァ

 



 

(シルヴァって…

たしか

悠久の地の住人

だ…☆)

と喜ぶミモザ。

 

まもなく、シルヴァからの通信が入った。

 

《こちらシルヴァ。

お前達を援護する!!〉

と、ゴッドガ([シルヴァ])ンダムCQCがジムⅢの集団に突入していく。

 

そして、両手に持つビームナイフで、ジムⅢを斬り裂いていく―。

 

 

ミモザ達も戦闘を開始する。

 

アリス陣営の『悠久の地の住人』や『ニュータイプ』が来ないことを祈ったが、その祈りは通じなかった…。

 

レーダーが、ジムⅢの集団の後方から接近してくる機影を捉えたのだ。

 

機種照会すると

ガンダ([アミオ])ムフェネケースジャック

ギャン([アリア])シュトロームXANGO(ザンゴー)

デミア([ティナ])サルト

ブラ([ダン])ックナイトスコード・シヴァ・ジルコニア

サザ([ビビ])ビー・アスライト

だった。

 

(アミオ君達…

…って…

あれ?

何でビビが…?)

と、アミオのチームにビビが加わっていることに疑問を感じるミモザ。

 

それよりも、アミオのチームには、アリアとダンという、2人の『ニュータイプ』がいる。

 

対する、こちらはシルヴァのみ…。

 

シルヴァ1人で『ニュータイプ』2人を相手にできるだろうか?

 

「シルヴァさん!!

敵の増援です!!

『ニュータイプ』が2人いますが、お相手を願えませんか!?」

と言うミモザ。

 

《まかせてくれ!!〉

と、シルヴァから自信に満ちた応答が入った。

 

アリアとダンの相手をシルヴァにまかせ、ミモザ達はジムⅢの集団と

アミオ

ティナ

そして

『ニュータイプ』能力を失ったビビ

の相手をする―。

 

 

威勢よく

ギャン([アリア])シュトロームXANGO(ザンゴー)

ブラ([ダン])ックナイトスコード・シヴァ・ジルコニア

に立ち向かったシルヴァだったが…

 

(な…何だ、あの機体(ガンプラ)は?

ギャン…

と…

あれは…

手作りの機体(フルスクラッチ)か…?)

ギャンシュトロームXANGO(ザンゴー)

ブラックナイトスコード・シヴァ・ジルコニア

を見て、首をひねるシルヴァ。

 

 

『悠久の地』は

外界の情報が入りにくい

ため、新しいガンダム作品の情報も、ほとんどわからない。

 

そのため

ギャンシュトローム

ブラックナイトスコード・シヴァ

も『悠久の地』では

まったく未知の機体(ガンプラ)

だ…。

 

 

両手にビームナイフを持ったゴッドガ([シルヴァ])ンダムCQCが、ブラ([ダン])ックナイトスコード・シヴァ・ジルコニアに斬りかかるが…

 

くらうッスゥッ☆」

と、ブラ([ダン])ックナイトスコード・シヴァ・ジルコニアはビームマントを展開して右回りにターンし、ビームマントで

ゴッドガ([シルヴァ])ンダムCQCの両腕を斬り落とした―!!

 

とどめッスゥッ☆」

と、ブラ([ダン])ックナイトスコード・シヴァ・ジルコニアは右手に持つOWC-QZ200 対モビルスーツ重斬刀で、ゴッドガ([シルヴァ])ンダムCQCの胴体を真っ二つに斬り裂いた―!!

 

爆散するゴッドガンダムCQCを見て

やったッスゥッ

『悠久の地の住人』に勝ったッスゥッ☆」

と歓喜するダンだったが、メイコ陣営の機体(ガンプラ)

機体性能が25パーセント低下していた

のだ。

 

もし、ゴッドガンダムCQCの性能が100パーセントだったら…

 

はたして、ダンは勝てていただろうか…?

 

 

(ビスマルクさん…!!)

と、正面モニターに映るベギルベウ([ビスマルク])を見据えるアミオ。

 

数時間前の借りを返したいところだが、機体性能が25パーセント低下している状態で勝っても、それでは借りを返したことにはならないような気もする。

 

本来なら万全の状態で戦いたかったが、『悠久の地』のレギュレーションの都合上、やむをえない。

 

「ビスマルクさん…!!

今の貴女の機体(ガンプラ)では」

と言うアミオに

 

〈関係無いわ。

むしろ、丁度いいハンデだわ。》

と返すビスマルク。

 

(くっそ…!!)

 

不利な状態の相手から挑発されるなんて、屈辱以外の何物でもない。

 

もっとも、万全の状態では、まったく歯が立たない相手なのだ…。

 

 

「うおおおおお…!!」

と雄叫びをあげ、ガンダ([アミオ])ムフェネケースジャックはベギルベウ([ビスマルク])に立ち向かう―。

 

 

「私が、ミモザとユイを殺る。

お前は残りを頼む。」

とティナに言うビビ。

 

《まかせて☆

急げ、急げぇ〜☆〉

と、デミア([ティナ])サルトはハイ([サキ])ンドリー・ハリケーンとZⅡ([ジュリー])に立ち向かっていく―。

 

 

「さぁ…

覚悟してもらおうか…ッ!!

ミモザッ!!

ユイッ!!」

と、ガンダ([ミモザ])ムデュナケルディスとマキ([ユイ])シマムジェガンに立ち向かうサザ([ビビ])ビー・アスライト―。

 

 

迫りくるサザ([ビビ])ビー・アスライトに向けてビームライフルを撃つマキ([ユイ])シマムジェガン。

 

しかし、サザ([ビビ])ビー・アスライトは左腕のシールドで防ぎながら突進してくる。

 

マキ([ユイ])シマムジェガンは後退しようとしたが、その前に、サザ([ビビ])ビー・アスライトのビームショットガンで撃たれてしまった。

 

両腕に装備されているアメイジングレヴAでサザ([ビビ])ビー・アスライトからの攻撃を防ぎながら、マキ([ユイ])シマムジェガンは後退するが、しかし、機体性能が25パーセントも低下しているため、後退しても、簡単にサザ([ビビ])ビー・アスライトに追いつかれてしまった…。

 

 

「悪く思うなよ…ッ!!」

と、サザ([ビビ])ビー・アスライトは腹部の拡散ビーム砲を撃った。

 

ビビッ島のガンプラバトルにおいて

拡散ビーム砲は敵の動きを5秒間停止させる

という特殊効果がある。

 

サザ([ビビ])ビー・アスライトの拡散ビーム砲から放たれたビームをくらって行動不能になったマキ([ユイ])シマムジェガンに向けて、ビームショットガンを連射するサザ([ビビ])ビー・アスライト。

 

サザ([ビビ])ビー・アスライトのビームショットガンの連射をくらったマキ([ユイ])シマムジェガンの耐久値はゼロになり、両膝をついて、うつ伏せに倒れて爆散した…。

 

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