マキシマムジェガンを撃墜したサザビー・アスライトだったが…
「ぐわ…ッ!?」
と、ガンダムデュナケルディスに撃たれてしまった。
当たったのは右肩。
幸か不幸か、ガンダムデュナケルディスの性能が25パーセント低下していたため、肩アーマーが爆散しただけだったが、その影響で、右腕が動かなくなってしまった。
しかも、ビームショットガンを握ったまま右腕が動かなくなってしまったため、ビームショットガンも使えない。
せめて、被弾した時に手放してくれていたら、左手に持つこともできたのだが…。
「このッ★」
と、右膝で右拳を蹴ったら、ビームショットガンを離してくれた。
「やってくれたなッ☆」
と、ビームショットガンを左手に持って、ガンダムデュナケルディスに立ち向かうサザビー・アスライト―。
◇
サザビー・アスライトがマキシマムジェガンを撃墜した直後の隙をついて、ガンダムデュナケルディスはサザビー・アスライトを狙撃した。
どうやら、サザビー・アスライトの右腕を使用不能にしたようだが、それでも、臆することなく向かってきた…。
そもそも、ミモザの技量はビビより遥かに劣るうえ、愛機の性能も25パーセントも低下している。
この状況でサザビー・アスライトで勝つ方法…。
TRANS-AM
だ―。
「ピンク!!
TRANS-AMスタンバイ!!」
と言うミモザ。
『ナンデヤネン、モザ★』
と、両目を点滅させるピンクハロ。
すると、ガンダムデュナケルディスの全身が赤く色づいていく―。
普通のガンプラファイター同士の対戦でTRANS-AMを使うと
1分間、敵の動きが止まって見える
ようになるのだ―。
止まって見えるサザビー・アスライトに向けて、GNスナイパーライフルを連射するガンダムデュナケルディス。
ガンダムデュナケルディスの攻撃は、全てサザビー・アスライトに命中した。
だが!!
正面モニターには赤文字で
[No Damage]
と表示される。
「な…なんで…!?」
と困惑するミモザ…。
◆
(ん…?)
と、ガンダムデュナケルディスの全身が赤く色づいていくのを見るビビ。
どうやら、ミモザがTRANS-AMを発動させたようだ。
だが、ビビは慌てない。
むしろ
不敵な笑みを浮かべていた。
(残念だったな、ミモザ…☆
お前が破壊したのが
右腕でなければ勝てていた
のにな…ッ☆)
と、ビビは武装スロットから『特殊防御』を選択した。
すると、サザビー・アスライトは左腕に装備している、M.S.G.のコンポジットプレートを利用したシールドをかまえた。
すると、シールドの上半分にあるスリット部分が黄色く輝き始めた―。
ついに、TRANS-AMを発動させたガンダムデュナケルディスからの攻撃がきた。
だが…
ガンダムデュナケルディスのGNスナイパーライフルから放たれたピンク色のビームは
サザビー・アスライトに当たる前に、霧散して消えていく―。
「残念だったな、ミモザ☆
サザビー・アスライトのシールドにはIフィールド発生器が内蔵
されているんだ☆」
と言うビビ―。
そう―。
ビビはサザビー・アスライトのシールドにIフィールド発生器を内蔵(しているという設定)することで、ビーム兵器に対する防御力を向上させていたのだ。
しかも、ビビッ島のガンプラバトルにおいて
太陽炉搭載型モビルスーツのガンプラの射撃武器は、実弾兵器への設定変更ができない
ため、Iフィールドのような対ビーム防御装備の前には無力化してしまうのだ…。
◇
(ど…どうしよう…?)
と悩むミモザ…。
ガンダムデュナケルディスにはビーム兵器しかないため、Iフィールドを破ることは不可能…。
ベースキットのガンダムデュナメスに装備されていたGNミサイルも、ミモザは必要ないと削除している…。
こうなると、サザビー・アスライトにダメージをあたえる方法は接近戦しかないが、しかし
ミモザは接近戦が苦手…。
だが、そうも言っていられない。
普段使わないGNビームサーベルを右手に持ち、ガンダムデュナケルディスはサザビー・アスライトに斬りかかる…
…が…!?
◆
GNビームサーベルを持って突進してくるガンダムデュナケルディスに向けて、サザビー・アスライトは腹部の拡散ビーム砲を撃った。
真正面から突進してきたガンダムデュナケルディスは拡散ビームを回避することができず、まともにくらってしまい
5秒間行動不能
となった…。
「悪く思うなよ、ミモザ…★」
と、ビームショットガンを連射するサザビー・アスライト。
ビームショットガンの連射をくらったガンダムデュナケルディスの耐久値はゼロになり、両膝をついて、うつ伏せに倒れて爆散した…。
・
デミアサルト
は
ハインドリー・ハリケーン
と
ZⅡ
を相手にしていたが…
デミアサルトはハインドリー・ハリケーンに向けて、ビーム兵器に設定したM.S.G.のヘヴィマシンガンを撃つが、回避されてしまう…。
◇
|ハインドリー・ハリケーンのバックパックには、ガンダムGP01フルバーニアンのユニバーサルブースターポッドが付いている。
性能が25パーセント低下しているとはいえ、それでも強大な推力は健在であり、デミアサルトからの攻撃を回避することなど、造作もなかった。
ハインドリー・ハリケーンは素早くデミアサルトの背後に回り込み、GNランスのビームライフルを撃った。
デミアサルトはハインドリー・ハリケーンからの攻撃を必死になって回避していたが、上空からZⅡに攻撃されてしまう。
地上のハインドリー・ハリケーン
と
上空のZⅡ
からの挟撃をうけたデミアサルトの耐久値はゼロになり、仰向けに倒れて爆散した…。
デミアサルトを撃墜した直後…
「うわぁっ!?」
と、ハインドリー・ハリケーンは何者かからの攻撃をうけ、撃墜されてしまった…。
「だ…誰や…!?」
と、レーダーを見るジュリー。
(!?)
4時方向から
ギャンシュトロームXANGO
と
ブラックナイトスコード・シヴァ・ジルコニア
が接近してきていた。
(待て…
あの2人…
たしか、シルヴァが相手しとったはず…。
2人とも生きとるっちゅうことは…
シルヴァ、負けたんかい…ッ!?)
と、慌てふためくジュリー…。
アリアもダンも『ニュータイプ』…。
普通のガンプラファイターであるジュリーは逃げようとするが…。
◆
ゴッドガンダムCQCを撃墜し、急いで姉のティナの援護に向かったダンだったが、一足遅かった…。
「うおおおおおッ!!
姉ちゃんの仇ッスゥッ!!」
と、ハインドリー・ハリケーンを銃撃するブラックナイトスコード・シヴァ・ジルコニア。
ハインドリー・ハリケーンは、ブラックナイトスコード・シヴァ・ジルコニアからの射撃を回避することもできずに撃墜されてしまった…。
そして、ZⅡも撃墜されてしまうのだった…。