ガンダムビルド艦隊これくしょんビビッドアーミー 〜ビスマルクとプリンツ・オイゲンの奇妙な…〜   作:星龜

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夜戦


 

新たなチーム名も決まり、いよいよ出撃…

 

…となったのに…

 

 

「ごめん。

私達、寝るわ★」

と言うミモザに続き…

 

「もうしわけないけど、私達も寝るわ★」

と言うサキ。

 

「かまわないわ。

私達はむしろ

夜の方が強い

から。」

と言う深海。

 

「じゃ、私達、明日の朝まで寝るから…★」

と、左端の寝室に入っていくミモザとユイ…。

 

「気が向いたら、夜中でも出撃するかも…★」

と、中央の寝室に入っていくサキとジュラルディン。

 

深海、ビスマルク、プリンツ・オイゲンは、右端の寝室に入る―。

 

 

寝室に入ると、部屋は10畳ほどの広さで、ベッドが3つ…

 

そして、部屋の奥に扉が3つ…。

 

「何かしら?」

と、部屋の奥にある扉を開くビスマルク。

 

「これは…!?」

と扉を開け、中を見たビスマルクが息をのむ。

 

「ガンプラバトルの操縦スペースみたいですね?」

と、ビスマルクの後ろから覗くプリンツ・オイゲン。

 

「ところで提督…

そのガンプラ…

使えるの?」

と訊くビスマルク。

 

MKI(ミカイ)フレームじゃないんでしょ?」

と言うプリンツ・オイゲン。

 

「まぁね…★」

と、珍しく、自信無さげな返事をする深海…。

 

 

MKI(ミカイ)フレーム―。

 

それは、明石と夕張が

深海と時雨の結婚記念日のプレゼント

として

深海の艤装の余剰部品から作られた、ガンプラの内部フレーム

である。

 

このMKIフレームを動かすためには

フレームと接続する腕輪

が必要で、それを深海が填めることで

フレームを自身の手足の様に自在に動かすことができる

のだ。

 

つまり

プラフスキー粒子によって動くものではない

ため

ガンプラバトルにおいてレギュレーション違反の物

である…。

 

 

「心配しないで。

通常操作でのガンプラバトルは久しぶりだけど、できないわけじゃないわ★」

と言う深海。

 

「では…☆」

と、不敵な笑みを浮かべるビスマルク。

 

出撃よ…☆

という深海の号令一下、コクピットルームに入る―。

 

 

『GUN-PLA Battel, Stand up.』

 

システムが起動し始めた。

 

 

『Please set your GP base.』

 

GPベースを、スロットにセットする。

 

 

『Please set your GUN-PLA.』

 

ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。

 

 

コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。

 

球体操縦桿を握り、そして―

 

 

『Battel start!!』

 

バトルスタートの合図が鳴り響く―!!

 

 

「ビスマルク!!

ベギルベウ、出撃するわ!!」

 

「プリンツ・オイゲン!!

ベギルペンデ、出撃します!!」

 

 

深海は、少しだけ口元に笑みを浮かべ―

 

「黒野 深海!!

ガンダムヴァイセリアス、出撃する!!」

 

 

悠久の地に

深海

ビスマルク

プリンツ・オイゲン

モビルスーツ(ガンプラ)が発進した―。

 

 

午前1時30分―。

 

『悠久の地』の大地に降り立つ

ガン([深海])ダムヴァイセリアス

ベギルベウ([ビスマルク])

ベギルペンデ([プリンツ・オイゲン])

 

 

「ビスマルク。

プリンツ。

調子はどう?」

と訊く深海。

 

《初めて使う機体(ガンプラ)ですが…

やれます☆〉

と言うビスマルク。

 

《私も、問題ありません☆〉

と言うプリンツ・オイゲン。

 

「じゃ、行くわよ!!」

と進撃を開始する

ガン([深海])ダムヴァイセリアス

ベギルベウ([ビスマルク])

ベギルペンデ([プリンツ・オイゲン])

 

 

しばらく進むと、ガン([深海])ダムヴァイセリアスのレーダーが、周囲から集まってくる敵機を捉えた。

 

正面モニターに、敵機のデータが表示される。

 



 

【機体名】

ジムⅢ

 

【ベースキット】

1/144 HGUC ジムⅢ

 

【ガンプラタイプ】

汎用型モビルスーツ

 

【ガンプラ属性】

 

【ガンプラファイター】

NPC

 

【所属陣営】

アリス軍

 

【所属チーム】

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ✕

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◯

 



 

「NPCごときが、私を止められるとでも―」

と、深海が戦闘を開始しようとした直後―

 

ぐ…ッ!?

 

突如、深海は激しい頭痛にみまわれた…!!

 

(そ…そういえば…

昔、ビビッ島に来た時もそうだった…!!

何なの、これ…ッ!?)

と、激しい頭痛に耐える深海。

 

《提督…

どうかしましたか?〉

と訊いてくるビスマルクに

 

「心配しないで…!!

大事無い…!!」

と、頭の痛みに耐えながら答える深海…。

 

 

ようやく、頭痛がおさまってきた。

 

(まったく…

何なのよ…

…って…

ゑっ!?

と、あるものを見て驚く深海。

 

正面モニターに映るジムⅢ(NPC)の動きが

止まって見える

のだ…。

 

(モニターの故障か?)

と思い

「ビスマルク!!

敵は動いている!?」

と訊いてみる。

 

《えっ?

あ、はい…。

動いてますよ。〉

と答えるビスマルク。

 

(やはり、モニターの故障か…。

やむをえん…★)

と深海は、そのまま戦うことにした…。

 

くらえッ!!

と、止まって見えるジムⅢ(NPC)達に向けて、右手に持つアクセラレートライフルで撃つガン([深海])ダムヴァイセリアス。

 

正面モニターには、次々と

TARGET DESTROY

と表示される。

 

(何だかな…。)

と、どうにも、敵機の撃墜を実感できない深海。

 

しかし…

 

よく見れば、モニターに映る景色は動いている。

 

敵機だけが止まって見える

のだ。

 

(思い出した…

あの時もそうだった…!!

頭痛の後、敵の動きが止まって見えた

んだ…!!)

と、以前、旅行に来た時のことを思い出す深海。

 

「ビスマルク、プリンツ。

お前達、敵の動きが止まって見える?」

と訊いてくる深海に

 

《な…何ですか、それ?〉

《そんなわけ、ないですよ〜★〉

と答えるビスマルクとプリンツ・オイゲン。

 

(私だけが、こういう状態なのか…。

べつに、この機体(ガンプラ)の機能というわけでもなさそうだし…。)

と、合点はいかないが、現状を受け入れ始める深海。

 

(まぁ、いい…。

止まって見えるんだったら、好きにやらせてもらうか…☆)

と、止まって見えるジムⅢ(NPC)達にアクセラレートライフルを連射し、ガン([深海])ダムヴァイセリアスは1機、また1機とジムⅢ(NPC)を撃墜していった―。

 

 

ベギルベウ([ビスマルク])ベギルペンデ([プリンツ・オイゲン])も、多数のジムⅢ(NPC)を撃墜していく―。

 

 

(フフッ…

あの時

を思い出すわね…★)

と、8年前の『深海吹雪事件』で、深海吹雪が出撃させた、無数のNPC制御のガンプラとの戦いを思い出すビスマルク…。*1

 

 

だが…

 

「きゃっ!?」

と、ベギルペンデ([プリンツ・オイゲン])の足元で爆炎があがった。

 

今の攻撃は、ジムⅢ([NPC])によるものではない。

 

(何者?)

と、レーダーを見るプリンツ・オイゲン。

 

2時方向より接近してくる、3つの機影(かげ)―。

 

レーダーが捉えた敵機のデータが、正面モニターに表示されたのを見て、驚くプリンツ・オイゲン。

 



 

【機体名】

グフ飛行試験型

 

【ベースキット】

1/144 グフ飛行試験型

 

【ガンプラタイプ】

地上用モビルスーツ

 

【ガンプラ属性】

 

【ガンプラファイター】

イア

 

【所属陣営】

アリス軍

 

【所属チーム】

ブラックスリースターズ

 

【戦場適応】

宇宙戦 △

空中戦 ✕

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◯

 



 

【機体名】

グフ飛行試験型

 

【ベースキット】

1/144 グフ飛行試験型

 

【ガンプラタイプ】

地上用モビルスーツ

 

【ガンプラ属性】

 

【ガンプラファイター】

オルテ

 

【所属陣営】

アリス軍

 

【所属チーム】

ブラックスリースターズ

 

【戦場適応】

宇宙戦 △

空中戦 ✕

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◯

 



 

【機体名】

グフ飛行試験型

 

【ベースキット】

1/144 グフ飛行試験型

 

【ガンプラタイプ】

地上用モビルスーツ

 

【ガンプラ属性】

 

【ガンプラファイター】

シュウ

 

【所属陣営】

アリス軍

 

【所属チーム】

ブラックスリースターズ

 



 

(こんなの教えてくれるんだ…☆)

と、日本のガンプラバトルには無い機能に感心するプリンツ・オイゲン。

 

「よ〜し…!!

Der Sieg ist mein(勝利を我が手に)!!

Feuer(発射)!!」

と、迫り来る3機のグフ飛行試験型に向けて、ベギルペンデ([プリンツ・オイゲン])はビームライフルを撃った―。

 

*1
https://syosetu.org/novel/170259/110.html

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