ある黄金週間の日の事だった。
高山は、JRに新しい電車が登場するたびに雑誌を読むのだ。
「へぇー、スーパービュー踊り子で行く伊豆急下田の旅か、一度乗って見たいな。」
「おう、新しい特急か。」
「それって、スーパービュー踊り子号ね。」
「そうだよ。」
「よし、早速行って見るか。」
そう言って、高山は伊豆下田へ行くことにした。
次の日、高山は東京駅に行って歩夢とせつ菜と侑は東海道本線のホームへやって来た。
「あっ、あれがスーパー踊り子ね。」
「うん、私たちは乗るのはこの辺りかな。」
歩夢たちは乗ったスーパービュー踊り子は東京駅に発車した。
「海が近くて長めがいいね。」
「だって東海道本線は海を渡って神戸まで目指すんだから。」
「うん。」
「スーパービュー踊り子」は、1990年4月から新宿駅・池袋駅・東京駅 - 伊豆急下田駅間で運転されていた特急列車で平日は新宿駅 - 伊豆急下田駅間に1本、東京駅 - 伊豆急下田駅間に2往復、伊豆急下田駅 - 池袋駅間に1本が運行されていた。土曜日・休日には新宿駅発の列車が池袋駅発に変更されるほか、新宿駅 - 伊豆急下田駅間と伊豆急下田駅 - 東京駅に各1本運行されていた。さらに繁忙期には1往復が大宮駅発着に延長運転されるほか、東京駅 - 伊豆急下田駅間に下り2本、上り1本、伊豆急下田駅 - 新宿駅間に1本運転されていた。大宮駅発着列車については、「踊り子」と異なり湘南新宿ライン経由で運転されている。車内にはJR東日本サービスクリエーションのビューアテンダントが全区間乗務し、乗車時の特急券のチェックと車内サービスを担当している。鶴岡と歩夢達が乗った特急「スーパービュー踊り子83号」は東京を子全8時に発車し、横浜、大船、小田原、湯河原、熱海、伊東、伊豆高原、伊豆熱川、伊豆稲取、河津、終着伊豆急下田へは10時30分に着く。
歩夢たちは、スーパービュー踊り子に乗ってると歩夢が席を離れた。
「私ちょっと売店で買い物に行ってくるからね。」
「気を付けてよ。」
その時、歩夢はグリーン席で女性の死体を発見したのだ。
「キャーッ!」
と、歩夢は悲鳴を上げた。
せつ菜と侑と高山は、歩夢の方に行くとそこへ車掌が駆けつけてきた。
「どうしたんですか。」
「この女性が死んでるの。」
「な、何だって。」
「侑ちゃん、鉄道公安呼んできて。」
「わかった。」
10時30分 伊豆急下田 到着
伊豆急下田駅に応援の公安隊や下田署の刑事が到着した。
「死因は、青酸カリによる中毒死のようです。」
「そうか、被害者の身元は。」
「被害者は風見敦子さん23歳です。」
「うん、この瓶入りドリンクに誰かが混入したのですかね。」
「可能性がありますね。」
「でも、あなたがどうしてこの列車に乗ってたんですか。」
「はい、そこへ彼女たちが様子を見に来ていたら死体を発見したそうです。」
「なるほど。」
そして、現場を離れて伊豆急下田を楽しんだ。
「うわー、海に来たのね。」
「本当だわ。」
「うん、伊豆に来たら温泉へ行こうか。」
そう言って、歩夢と鶴岡達は伊豆の海辺の露天風呂に入って海を眺めていた。
「こんな温泉も楽しいわね。」
「まさか、毒殺に会うとはね。」
一方、鶴岡は事件の推理をしていた。
「うーむ、犯人はどうやって列車に乗ったのかな。」
と、推理をしてみた。
そして、黄金週間を終えた翌日鶴岡は特捜班に来た。
「どうだった、スーパービュー踊り子は。」
「おう、凄かったよ。」
「伊豆急下田はどうだった。」
「そりゃ、よかったよ。ただ、車内で毒殺事件に会ってな。」
「えっ、車内で殺人。」
「ええ、目撃者は歩夢なんだ。」
「えっ、それ本当か。」
「はい。」
次の日、歩夢は毒殺事件の事で高山は南と桜井に話を聞くことにした。
「なるほど、売店に行こうとしたらグリーン車で死体を発見したんだな。」
「うん、そうよ。」
「その時私は写真を撮っていたから。」
侑は車内を写真を撮っていたのだった。
「そうか、その時に怪しい人は乗っていなかったか。」
「そこまでは。」
「どうやって、毒殺したのかな。」
「ええ。」
そして、1人の男に話を聞くことにした、彼の名前は河原 幸次郎53歳。
「ああ、私が伊豆下田へ行った時ですか。」
「はい、あくまでも参考に伺いまして。」
「そうだな、その時は横浜からスーパービュー踊り子に乗ったんです。」
「なるほど。」
「何時に乗ったか覚えています。」
「横浜駅で8時20分頃に。」
「8時20分にスーパービュー踊り子に乗ったんですね。」
「ええ。」
高山は、桜井と南に報告した。
「何、河原にはアリバイがあった。」
「ええ。」
「河原は横浜で8時20分発の「スーパービュー踊り子83号」に乗っていたんです。」
「そんな馬鹿な。」
「でも、犯行は可能なのか。」
鶴岡は歩夢に話をした。
「えっ、その人が乗っていた。」
「そうなんだ。」
「どこかで下車したんじゃないかな。」
「えっ、行く時は別のところで乗ってまた下車するのか。」
「そうよ。」
歩夢は鶴岡に写真を借りて調べることにした。
次の日、歩夢がそう言って、鶴岡は時刻表を見て調べて見たら。
「そうか、わかったぞ犯人が使った列車トリックが。」
「本当か。」
「河原は、新幹線を使ったんじゃないかな。」
「なるほど、新幹線を利用してスーパービュー踊り子に乗ったって事か。」
「ええ、その可能性があるんだ。」
と、南は睨んだ。
早速、時刻表で調べて見ると。
新横浜発 8時08分 東海道新幹線「こだま409号」
熱海着 8時39分 下車
熱海発 9時15分 特急「スーパービュー踊り子83号」に乗車
伊豆急下田着 10時30分
「そうか、犯人は新横浜から新幹線「こだま」に乗って熱海で「スーパービュー踊り子」に乗って伊豆急下田へ行ったんだよ。」
「なるほど、新幹線「こだま」と特急「スーパービュー踊り子」に乗り換えて伊豆へ行ったのか。」
「ええ、その可能性があります。」
「やはり、犯人は河原か。」
「はい。」
「確認したところ、横浜駅で河原の姿は確認されていませんでした。」
と、松本は言った。
「と言う事は、河井はあの女を毒殺したと。」
「ええ。」
「帰りは、下田駅からは横浜までは特急に乗ったんだよ。」
伊豆急下田発 13時40分 特急「踊り子110号」乗車
横浜着 15時57分 下車
「占めたっ!、16時15分には横浜には戻れるよ。」
「そうか、それを利用したんだ河原は。」
「そうか、これも見んな歩夢ちゃんのおかげだな。」
「ええ。」
そして、3日後河原は逮捕された。
「これも、歩夢ちゃんのおかげだよ。」
「いいえ。」
「さすがだな、歩夢は。」
「もう、侑ちゃんたらっ。」
「それにしても、お手柄だったな。」
新庄さんいわく、これにて完結のようです。