キヴォトスに“男子生徒”は珍しい。 作:匿名
40日目
俺は、百鬼夜行に来ていた。ここはお祭りやら色々ある。和風ばかりだな。何故か馴染む・・・前世の影響なのかもしれん。
グルメと温泉とかでいっぱいだ。特にメイドさんが良かった。俺メイドさん大好きなんだよね、後バニーも。正直、癖なのかもしれん。
温泉は気持ちよかった。温泉といえばアイツらを思い出すな。特にカスミはどうしてんだろうか・・・元気にやっているのかな?
混浴をしてしまった時はちょっとヤバかったよ。
43日目
えりーととか名乗る子を出会った。みども?みども?とか言っているから名前はみどもちゃんなんだろう。なんか話を聞くと委員長になるのが夢だとか・・・か?まあ、頑張ってね。なんか猫の人が怖い目で見てくる・・・この子の先輩かな?
60日目
港町に来たぜ。釣りが楽しい。なんか鳥がこっちを見てくるんだが・・・釣った餌でも狙ってのか?これは俺のだ。新鮮な魚はめっちゃ美味いんだ。まあ、一人で食うのは心細いが・・・ゲヘナどうなってんのかな・・・あまり、考えたくないや。
63日目
漁師さんの船で手伝いをした。海の上に行くのは前世ぶりだな。よく、竿を持って海釣りに行ったもんだ。
まさか、あんなところでゴールドマグロが獲れるなんてな。船長もびっくりだよ。はじめて食ったけど美味いなこれ。美食屋が狙うわけか。ツナサンドも良かったな。
68日目
住民のみんなとお別れをして港町から出た。いい人たちだな。次はどこに行こうかなと楽しみで仕方がない。
——日目
まさかとは思っていたが委員長が・・・
先のページが破れておりこの先が読めない。
——日目
暗い気持ちになっていき、どこに行くのか考えずに歩いていたら、砂漠地帯だった。街を見て回ったがほとんどゴーストタウンばかりだ。人気も少ない。
マフラーが落ちていた、誰かの落とし物かな?何かうめき声が聞こえた辿って行くと手が傷だらけで包帯を巻いた少女が蹲っていた。アビドスの生徒だろうか・・・その制服はネットで見た事がある。
『ほとんど人気がないなここ・・・ん?』
『これはマフラーか?』
少し汚いが誰かが使ったマフラーのようだ。まだ温かい…誰かが落としたのだろうか?
少し遠い距離に人影が見えた・・・ここの住人だろうか?
『・・・っ』
うずくまっている少女が居た。服はボロボロのように見え少し痩せているような感じだ。銀髪で獣耳・・・年下に見えるな。とても辛そうに見える・・・こんな時どうするか・・・優しい感じに接してみるか。
シロコside
『大丈夫か?キミ、ボロボロだよ?』
爽やかな声で話しかけられた。
「んぅ・・・だ、誰?」
顔を上げると人が立っていた。ロボット系とか大将のような動物系ではなく人型の男性だ。私より身長は高く、黒髪の男だった。ヘイローがない・・・先生と同じ・・・?。キヴォトスに生徒の男の人なんてはじめて見た・・・存在してたかどうかさえ分からなかった。男の人は大人ではなく私と同じ学生だった。
『これ、キミのマフラーかい?そこに落ちていたんだけど』
「っ!!」
男の人が差し出したのは水色のマフラー・・・ホシノ先輩から貰った大切なマフラー。首を確認するとかけていたはずのマフラーがなかった。いつの間にか落としたのかな・・・。
「そ、それは、私の大切なマフ・・・う・・・」
私はマフラーを取ろうとした時、目眩を感じた・・・気分もさっきより酷くなり倒れた。借金の事やいなくなってしまったみんな・・・肉体的にも精神面にも限界に達していた。
『だ、大丈夫!?』
そこから私の意識がなくなった———。
石田シン
怪しい人。
百花繚乱紛争調停委員会の人
猫の人がじーっと、シンの事を見ていた。はじめてみる男性。
獣耳美女アビドス生徒
傷だらけでうずくまっているところを主人公に話しかけられた人。