キヴォトスに“男子生徒”は珍しい。   作:匿名

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2年目突破します。それに並行しながらアビドス生徒会日常編を不定期に投稿します。

ストックないのでストック貯める為に再び不定期更新。

主人公は2年生なのでモモイ達はまだ居ません。


1000年の科学都市

 

【███】

 

いつも通り、オーパーツ巡りと借金返済の為のお金を稼いでいると・・・背後から黒服の人物から話しかけられていた。

 

『俺が所持しているオーパーツを譲れば、10億・・・本当なんだな」

 

俺が所持しているオーパーツは“寄り道”でキヴォトスの各地で見つけたよくわからない代物だ。現在のキヴォトスの技術じゃ解明、再現が難しいものまで。

 

「ええ、もちろん。」

 

黒服の人物は言う——

 

『そうか、オーパーツとの別に頼みたいことがある———』

 

「そうですねぇ・・・その頼みだと対価が必要ですね—————」

 

面倒な案だか、まあいいだろう。

 

『分かった、その案に乗るまあ、ここに長居する予定はなかったから丁度いい』

 

これでアビドス——ホシノとユメ先輩は楽になるだろう・・・アビドスのその後は未来の後輩に任せる事にしよう。正直、寂しいがこれも仕方がないことだ。

 

———またな。

 

 

 

 

 

【アビドス地区:砂漠地帯】

 

今日の砂嵐はとても酷かった。同期と二手で別れ、“音信不通”になったユメ先輩を探しに行った。

 

「———-全く」

 

 

 

 

 

「——ここにいたんだ、探したよ」

 

「————帰ろう、“シン”・・・」

 

ホシノの視界に映るのは彼が使っていたであろうボロボロの銃火器とユメ先輩から拝借したであろう盾であった。

 

 

 

 

 

 

 

「あんな目に遭ってなお生き残る事が出来るとは・・・“我々と同じ”ヘイローが無いとはいえ・・・あなたは運がいいですね」

 

『まあ、そうだな』

 

「最低限の処置は施しました。まあ、その傷は後遺症のようなモノだと思ってください。消えませんが特に害はありません」

 

『・・・色々すまな——』

 

「これは“契約上”なモノなので感謝する必要はありません。貴方が思っているほど私はいい大人ではありませんよ?そこは理解してください」

 

 

俺はユメ先輩を助けた。その代償として大きな怪我を負ってしまった・・・前の世界の走馬灯が見えそうなくらい死ぬほどな・・・

 

俺はどうなったかというと“黒服の契約”により助けられた。

 

 

あの時、趣味で集めていたあの“オーパーツ”を黒服に売っぱらって10億という金を手に入れることが出来てしまった。そのお金をアビドスの借金を全額完済することが出来た。完済証明書と退学届を置いて出て行こうとしたがユメ先輩がいなくてな。心配なって探しに行ったんだ。その時はとんでもなくてな・・・まあ、なんとか助ける事ができた。

 

その代わり、代償としてなのか先輩達は俺の事を死んだと思われている。黒服から聞くからには俺は砂漠で血まみれな状態で発見された・・・回収された後、血まみれの痕跡の跡をホシノとユメ先輩に見られてしまい死んだと思われたのが原因だ。

 

 

はぁ・・・別の学校に転校しようと思ったら死亡扱いはついてないな、行方不明の方にしたかったが・・・まあいいや。

 

まあ、黒服になんとかしてもらう肝心な契約がある限りはやってくれるだろう。・・・その代わりめんどくさい検査と実験を付き合わされるけどな。

 

 

 

———約1年後

 

「“契約通り”、手続きは全て終えました。これで貴方はミレニアムの生徒ですよ」

 

黒服から偽名が記載された学生証と制服を渡される。

 

「クククッ・・・それでは新たな学園生活を楽しんでんでください、シ…いや、タチバナさん?」

 

 

『ここがミレニアムサイエンスクールか…』

 

アビドスから離れて数年・・・俺は嫌な思いをした“実験生活”を終えて俺はミレニアムに転入した。本当の名前を隠して、偽名を造ってな。まあ、面倒な手続きは協力者の黒服にやってもらった。

 

さて、ミレニアムでのやる事はただ一つ・・・ゲーム開発をすることだ!!!!!

 

・・・何故、ミレニアムでゲーム開発をするのかって?単純にここミレニアムにはゲーム関連の部活がなかったからだ。それに“秘密行動”…オーパーツ集めや“キヴォトスの秘密”を探究しやすいからだ。

 

まあ、アビドスの時と違って環境や設備はいい感じの方だと俺は思う。これなら、ゲーム開発もやりやすいだろう。まあ、部員は俺は1人だか…。

 

『素材も機材も揃ってあるし』

 

とりあえず、楽しみはできたが実績を作らないと廃部になるからな。さて、ゲーム作りをやるとするか…えーっと内容は…。

 

【5週間後……】

 

『うぅ・・・吐きそう』

 

ゲーム作りがここまで過酷とは・・・ワンオペだから仕方ないとはいえ。シナリオ自体は完成はしている・・・してはいるんだけど。まだ、ゲーム作りの進行度が8%しか進んでいない。3週間で8%は褒めて欲しい。

 

作っているゲームのジャンル?それは・・・アクションゲームだ。

 

シナリオの内容は廃墟となった世界で1人で駆け巡るゲームだ・・・。

 

まあ、ドット絵で構成している世界観だ。流石に3Dゲームを作ると死んでしまうのでドットの方で限界だ。

 

『おっと・・・今日は白石の所に行かねえとな』

 

『作業はこれくらいにして・・・』

 

俺は部室から出てエンジニア部に向かうのだった。

 




タチバナ/石田シン
アビドスの借金を返してユメ先輩助けたら代償として死人扱い(誤解)されてしまった一般男子生徒。黒服に対価払って、ミレニアムに偽名で転入し正体を隠すようにヘルメットと黒いパーカーを纏う。正体を知っているものは知られていない。

今期、ゲーム作らないと廃部になるから実績作らないと。

黒服の契約により様々なことをされた。もう二度と注射やクソ不味い試作品のお薬は飲みたくない。身体は前より軽くなった。でも流れる銃弾に掠れると痛い。

黒服
協力者。死にかけた主人公を回収し、最低限の処置を施した。
契約通りに主人公を偽名でミレニアムに転入させた。

ホシノより主人公の興味深いモノに唆られて接触した。その代わり、暁のホルスを手に入れにくくなったが主人公の実験や検査により面白いモノが出たのでまあ、良しとした。暁のホルスの引入れはまあ、完全には諦めていない。

色々実験しました〜。死なないように丁重に扱いました。

主人公から買い取ったオーパーツは大昔のキヴォトスの“副産物”に過ぎない。


ホシノ
私があの時、ユメ先輩と喧嘩しなければ、ポスターを破らなければ——アイツは死ななかった・・・全部私のせいだ。

彼が持っていた武器とサメのキーホルダーを大事に持っている。

ユメ先輩
私のせいで後輩が死んだ。頼りない先輩でごめん・・・ごめんなさい。

後輩が借金返済をしてくれて完済証明書と退学届を見てホシノとユメ先輩はめっちゃくちゃ曇った。でも後に新しい後輩達が出来て色々を乗り越えている———彼からもらったヒトデのキーホルダーは御守りとして常備している。

正体バレたら即効にアビドスに連行されます。

余談

主人公をゲマトリア加入ルートにしたかったけど主人公の性格上構成が難しく組み込まれなかった。ベアおばと早く接触させるのがめんどくさかったから。
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