また、アウトレイジではなく、ジョーカーズにした訳は、現在、デュエルマスターズのチャンネルで、丁度、ジョーが主人公のデュエルマスターズを再放送をしていたので、それを使わせてもらいました。
今後も、様々な小説を書いていく予定となっていますので、これからもよろしくお願いします。
「ようこそ、死後の世界へ。あなたはつい先程、不幸にも亡くなりました。短い人生でしたが、あなたの人生は終わってしまいました」
真っ白い部屋の中で、目の前にいる人物は突然、そんな事を告げる。
「……え?」
俺は自分の身体を触って確認してみるが、特に変わった様子はない。
ただ、死んだと言われても実感はなかった。
「あのー……俺が死んだっていう証拠とかあるんですか? というか、ここどこなんですか?」
とりあえず、自分が死んでしまったという現実を受け入れる為にも質問をしてみた。
「ふむ……そうですね。証拠としてあなたの遺体を見せましょうか」
すると、目の前の人物は指を鳴らすと背後に映像が現れる。
そこには、トラックから降りてきた女の子が轢かれそうになった瞬間の映像があった。
そして、その光景を見て思い出す。
そうだ……。
確か、学校に行く途中に信号待ちをしていたら横から来た車が突っ込んできて……それで撥ねられたんだっけ。
「あぁ……」
思い出した途端、涙が出てくる。
別に死にたかった訳じゃないけど、それでも死ぬというのは怖いし悲しいものだ。
そんな俺を見た神様は優しく微笑みながら言う。
「どうやら、理解してくれたみたいですね。では、改めて説明します。貴方は不運な事に亡くなってしまいました。しかし、安心してください。まだチャンスはあります」
「……本当ですか!?」
俺は嬉しさのあまり思わず声を大きくしてしまう。
「はい。本来ならこのまま輪廻の輪に入るのですが、今回は特別です。別の世界への転生を許します」
「えっと……それじゃあ、また人間になれるんですか?」
「いえ、残念ながらそれはできません。別の世界で生きて貰う事は可能ですが、姿形は今のままとはいきません。あくまで記憶を持ったまま生まれ変わるだけです」
まぁ、確かに姿が変わらないんじゃ生き辛いよな。
でも、記憶を持って行けるだけでも十分だ。
「わかりました! それでお願いします!」
「良い返事ですね。では、早速手続きに入りましょう」
こうして俺は再び生きる事になったのだが、そこで一つの疑問が生まれた。
「あの……一つ聞いても良いですか?」
「なんでしょうか?」
「その転生する世界って、どんな所ですか?その、俺、実は好きなカードゲームがありまして」
それが、出来ないとなると、俺は本当に嫌になる。
最近はスマホでも、出来るようになったが、それでも、出来なくなるのはつらい。
「そうですね、そのカードゲームかどうかは、分かりませんが、その世界には、確か、デュエルモンスターズというゲームがあります」
「デュエルマスターズっ」
俺はその単語を聞いた瞬間、思わず飛び上がる。
僅かに聞こえなかったが、確か、デュエルと言っていたので、間違いないだろう。
「ならば、俺のデッキとか、持っていけますか!」
「えっえぇ、可能ですよ」
「マジすか!やったぜ!」
これで、また、あのカード達と戦える。
そう思うと、興奮が収まらない。
「さてと、それでは、転生の準備を始めましょうか」
神様は指を鳴らすと目の前にパソコンが現れる。
そして、カタカタと何かを打ち始めた。
「よし、完了しました。これで大丈夫でしょう」
「よっしっ、これで、またデュエマが出来る!」
「デュエマですか?あれ」
それと共に、何やら、神様が、少し止まった。
「どうしたんですか?」
「あの、これから、転生するのは、遊戯王の世界ですが」
「・・・遊戯王?」
それは、確か、全く別のカードゲームだったはず。
「だって、さっき、デュエルマスターズって!」
「デュエルモンスターズですよ」
「聞き間違えたぁ!!」
そうしている間にも、俺の身体は既に消え始めていた。
いかん!このままじゃ、もう二度とデュエマが出来なくなってしまう! それだけは絶対に避けなければ!!
「ちょっちょっと待ってくれ!まだ話は終わってないんだ!」
「何を言っているのです。既にあなたの魂はこの世界に定着しているんですよ」
「そんな事言われても困るんだよぉ!」
しかし、いくら叫んでも、声が出ず、段々と意識が無くなっていく。
やがて、俺は、そのまま転生してしまった。
転生した先。
そこは、どこかの場所。
「もしかして、ここが遊戯王の世界」
そうしながらも、俺は、膝から崩れ落ちる。
「ここからどうしたら良いんだよ」
そうしながら、俺はそのまま崩れ落ちる。
すると、俺のカードデッキが落ちる。
見ると、そこにあったのは、デュエルマスターズではないカード。
「うぅ、やっぱり違うって、あれ」
そう、俺が疑問に思いながら、見ると、そこに描かれていたのは、俺が頼んだカードだった。
「えっ、これって、間違いないっ、ジョーカーズ!!」
それは、俺がデュエルマスターズにて、最も愛用したデッキテーマであるジョーカーズ。
それが、形を変えて、ここにあった。
困惑している間にも、それ以外にも見て見れば、俺にとっては馴染み深いジョーカーズのカードが、形を変えて、そこにあった。
「デュエマは、ここでは出来ないかもしれない。だけど、こいつらと戦える」
そう思うと共に、俺は立ち上がる。
「だったら、やってやるぜ!別のカードゲームだろうと、やってやる!!」
既に過ぎた以上は、変えられない。
ならば、ここは真っすぐと進むしかない。
「にしても、この名前もまたって、受験!?」
それと共に、俺は見れば、そこにはカードと一緒に、どこかの入試試験の為の地図があった。
「ここに行けという事か?とにかく急がなければ!!」
それに俺は慌てて向かう事にした。
そうして、向かったのは、巨大なドーム。
ここで、本当に試験を行うのか?
だけど、既になぜか、入口では、試験の受付を終わりそうになっている。
「「待ったぁ!」」
俺の叫びと合わせるように誰かの声が聞こえる。
「はぁはぁ、受験、間に合いましたか?」「俺も」
息をなんとか吐きながら、問いかける。
まさか、転生して、訳も分からず、受験を行う事になるとは。
だけど、どこに行けば良いのか分からない状況の中で、今の俺には、まさしく、これしか道はなかった。
驚きを隠せない受付の人達だったが、そのまま入っていく。
「あぁ、なんとか間に合った」
「俺も、そっちも、試験に?」
「おぅ!デュエルアカデミアでデュエルが出来るか、楽しみだからな!」
その一言は、俺も同意していた。
全く知らないカードゲームではあるが、だからこそ、これからどんなデュエルが出来るのか。
それはある意味、楽しみで仕方ない。
「互いに合格しような!」
「おぅよ!」
それと共に、俺は改めて、自分のデッキを見る。
現在、俺は、デュエルモンスターズについては、素人に近い。
実施試験までは、まだまだ時間があり、他に試験の様子がある。
ならば、ここで行うべきは少しでも情報を得る事。
「デュエマとは違うのは、シールドがないけど、ライフがあるという事か。これがシールドの代わりという事になっているのか。だから、本当だったら、シールドトリガーのこれは、こう書き換わっているのか。あと、召喚にはマナは必要ないけど、召喚できるのは1ターンに1度、デュエマのような連続の召喚は行えないけど、その分、この項目が追加されているのか。だけど、これはバランス調整の為に行われているのか?」
俺はなんとか、集められるだけの集める情報を頭に叩き込む。
「君、試験だぞ」
「あっはい!!」
そう、集中していると、俺が呼ばれた。
俺はすぐに、その試験場へと向かう。
すると、そこで待っていたのは、丸々と太った男性が一人いた。
「君の試験を担当するナポレオンだ、よろしく頼むのでアール」
「あっ、よろしくお願いします俺は、切札勝です」
受験票に、書かれていた俺の名前。
おそらくは、この世界での俺の名前だろう。
「それじゃ、始めるのでアール」
「えぇ、よろしくお願いします!」
それと共に、俺はそのまま、デュエルディスクをそのまま腕に巻き、デッキをセットする。
ここは、デュエルマスターズにはない要素であり、ある意味、どこでもカードゲームが出来るという事で良いかもしれない。
だけど、その分、かなり制限はあるようだ。
「俺のターン、まずは魔法カード、ジョジョジョ・ジョーカーズを発動。
その効果で、デッキの上から4枚を見て、その中からジョーカーズ・モンスターを一枚手札に加える。
俺は、ヤッタレマンを手札に加えて、そのまま召喚!」
その言葉と共に、俺の場に現れたのは一体のモンスター。
このデッキ、ジョーカーズにとっては、まさしく一番手に出すには相応しいモンスターであるヤッタレマンだ。
「なんですか、そのモンスターは」
「まだまだ、ジョーカーズはここからが盛り上がり所だ。自分の墓地にあるカードをデッキに戻す事で、戻した数と同じレベルのジョーカーズを特殊召喚出来る!俺はヤッタレマンの効果によって、レベルが1になったヤッタレマンをもう一体、召喚する!」
「なんですとっ!」
俺の言葉に合わせるように、墓地に送られたジョジョジョ・ジョーカーズをデッキに戻す事によって、代わりに手札にあったヤッタレマンが、その姿を現した。
「俺はカードを2枚伏せて、ターンエンド」
「サーチを行いながら、さらにはモンスターを2体出すとは、何よりもジョーカーズとは、これまで見た事のないモンスターだ」
「だから、どうしたのでアール!確かにそのヤッタレマンの効果は面倒だが、その分、攻撃力は僅か100!ならば、簡単に倒す事が出来るのでアール!吾輩のターン。
吾輩は、トイ・ソルジャーを召喚するのでアール」
その言葉と共に現れたのは、おもちゃの兵隊を言わせるようなモンスターだった。
その攻撃力は確かに1000であり、ヤッタレマンよりも攻撃力は低い。
「さらに、手札から皇帝の戴冠式を発動!場にいるトイ・ソルジャーをリリースして、デッキからトイ・エンペラーを特殊召喚するのでアール」
その言葉と共に現れたのは、これまたトイ・ソルジャーと同じく、おもちゃの皇帝と言って良いモンスターだった。
「バトル!トイ・エンペラーで、ヤッタレマンに攻撃ナノーネ!」
それと同時に、トイ・ソルジャーはおもちゃの蹄を慣らしながら、真っ直ぐとこちらに向かって行く。
それに対して、ヤッタレマンはすぐに逃げ出したが、トイエンペラーにあっさりと追いつかれてしまい、そのまま破壊されてしまう。
「ぐっ」LP4000→1800
「さらに、このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した時、デッキから罠カード1枚を手札に加える事ができるのでアール」
「だけど、俺だって、まだ終わっちゃいない!自分のライフが減少した時、セットされていたカードを2枚発動する!」
それは、まさしくシールドトリガーであった。
その宣言と共に、俺はセットされていた2枚を、そのまま表側にする。
「出てこい!バイナラドア!ゲラッチョ男爵!バイナラドアの効果により、トイ・エンペラーをデッキの一番下に送らせてもらうぜ!」
「なっ!」
その言葉と共にバイナラドアが現れると『ほな、バイナラ』の一言と共に、トイエンペラーは、そのまま、トイ・エンペラーは場からいなくなった。
「墓地ではなく、デッキに戻すでアールかっ!」
「その通り、どうだぁ!」
「確かに普通ならば厄介だったのでアール。だがぁ!吾輩は手札から魔法カード死者蘇生を発動!その効果で、墓地にあるトイ・ソルジャーを蘇らせるのでアール!そして、再び皇帝の戴冠式を発動する!効果で、トイ・ソルジャーを墓地に送り、先程、デッキに戻ったトイ・エンペラーを再び場に出すのでアール!」
それと同時に、再び現れたトイ・エンペラー。
まさか、再び現れるとはな。
「吾輩は、カードを1枚伏せて、ターンエンドでアール」
そうして、再び俺のターンが回ってくる。
今、俺の手札には、ヤッタレマンがある。
こいつがいれば、逆転までの道はある。
だが、それを行うには、あのモンスターがどうしても必要だ。
「燃えてきたじゃないかよ」
「何を言っているのでアール?」
「逆風ですよ。
今、まさに、俺は、逆風に立っている」
その言葉と共に、俺の脳裏は、まさしく荒野を思わせる光景に変わる。
「逆風も風の内…俺が!追い風に変える!!ドロー!」
まさしく、逆転する為の一枚を、引く為に。
「俺の風ッ!ビュービュー吹いてきたぜッ!!」
それと共に引いた一枚。
それは、確かに、この状況を打開する一枚であった。
「まずは、俺は墓地にあるヤッタレマンをデッキに戻して、ヤッタレマンを特殊召喚する!そして、ヤッタレマンの効果で、レベルが2下がった事で、このモンスターを通常召喚できる!現れろ、超特Q ダンガンオー!」
その一言と共に、俺の手札から現れたカード。
それは、ジョーカーズのスタートデッキで始めて登場したカードであるモンスター。
新幹線から、そのまま変形し、巨大ロボットとなったモンスターである超特Q ダンガンオーは、そのまま姿を現れる。
「ふっふん、だが、吾輩は罠カード、安全地帯を発動。
これによって、お前のモンスターは、吾輩のトイ・エンペラーを破壊する事は出来ない」
そう、ナポレオン先生は言うが、関係ない。
「遊戯王の勝つ方法は色々ある。その中で、最もシンプルなのは、相手のライフを0にする。
ならば、俺はこの一発で全てを終わらせる!超特Q ダンガンオーは、召喚に成功した時、直接攻撃が出来る!」
「だっだが、そのモンスターの攻撃力は2000っ!それだけじゃっ」
「ダンガンオーは、自分の場にいる他のジョーカーズの数だけ、攻撃力を500上げる事が出来る!つまりは」
「今の場にいるジョーカーズの数は4体っつまりは!」
「こっ攻撃力は4000っ」
「引き金は二度いらねぇ!一発が全てだぁ!!行け、ダンガンオー!」
同時にダンガンオーは、その右腕にエネルギーを貯めると同時に、そのまま真っ直ぐと、ナポレオン先生に向かって放った。
「こんなのがあぁぁ」LP4000→0
それと共に、俺は、爆発した背景を元に。
「俺達勝ったぜ!ジョーデッキ!」
それと共に俺はVサインをするようにする。
「まっまさか、ワンショットキルだなんてぇ」
「いやぁ、なんとかなったぁ」
けど、今回はある意味ビギナーズラックのような感じだな。
何よりも、今回のデッキの内容は、初めてのデュエルモンスターズという事で、ジョーカーズの一番始めのデッキを再現した感じだ。
けど。
「このワクワク、たまらないぜぇ」
デュエマとは、また違った感覚に、俺は笑みを浮かべる。
しかし、この時、周囲の反応がどこか違ったのは、気になる所だった。
カード解説
ヤッタレマン
レベル2/地属性/戦士族/攻100/守100
効果・ジョーカーズモンスター
自分の墓地のカードを、手札にあるこのモンスターのレベルの数だけデッキの一番下
に置く。そうした場合、手札のこのモンスターを特殊召喚する。
⑴:自分の手札にあるジョーカーズモンスターのレベルを1下げる。
自分の墓地のカードを、手札にあるこのモンスターのレベルの数だけデッキの一番下
に置く。そうした場合、手札のこのモンスターを特殊召喚する。
ゲラッチョ男爵
レベル5/地属性/戦士族/攻1300/守1000
効果・ジョーカーズモンスター
自分の墓地のカードを、手札にあるこのモンスターのレベルの数だけデッキの一番下
に置く。そうした場合、手札のこのモンスターを特殊召喚する。
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされている時、自分のライフが減少時に発動出来る。
このモンスターを、特殊召喚出来る。
⑶このモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、場のモンスターを一体選ぶ。相手のモンスターの場合、そのモンスターはこのターン攻撃は出来ない。自分のモンスターを選んだ時は、再度、攻撃を行う事が出来る。
バイナラドア
レベル8/地属性/戦士族/攻200/守100
効果・ジョーカーズモンスター
自分の墓地のカードを、手札にあるこのモンスターのレベルの数だけデッキの一番下に置く。そうした場合、手札のこのモンスターを特殊召喚する。
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされている時、自分のライフが減少時に発動出来る。
このモンスターを、特殊召喚出来る。
⑶:このモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、自分の場にジョーカーズが合計3枚以上あれば、相手のモンスターを1体選び、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。その後、自分はカードを1枚引く。
超特Q ダンガンオー
レベル6/地属性/機械族/攻2000/守2000
効果・ジョーカーズモンスター
自分の墓地のカードを、手札にあるこのモンスターのレベルの数だけデッキの一番下
に置く。そうした場合、手札のこのモンスターを特殊召喚する。
⑴このモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、このモンスターは直接攻撃が出来る。⑵このモンスターが直接攻撃する時、自分の場にいる他のジョーカーズモンスターの数だけ、攻撃力を500上がる。
ジョジョジョ・ジョーカーズ
通常魔法
⑴自分の山札の上から4枚を見る。その中からジョーカーズモンスターを1体、相手に見せてから手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。
ジョーカーズの特徴
今作におけるジョーカーズモンスターの特徴としては、遊戯王でもしもデュエルマスターズの召喚方法を再現するには、どうしたら良いのかと考えた一つの結論です。
本来ならば、墓地は両方のゲームにとっては、重要な要素ですが、このジョーカーズでは、そのマナの要素にする為に『自分の墓地のカードを、手札にあるこのモンスターのレベルの数だけデッキの一番下に置く。そうした場合、手札のこのモンスターを特殊召喚する。』にしました。
また、シールドトリガーのクリーチャーに関しては、アーティファクトのカードを参考に作らせてもらいました。
他作品のヒロインは
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うららかもも
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六葉アサナ
-
霧島ロミン
-
王道遊歩