拝啓、俺をこの世界に転生させた神様。
俺は、現在、あなたが送ったと思われるデュエルアカデミアにて、日々、過ごしています。このデュエルアカデミアは、なかなかに厳しい所ではあり、俺が入ったのは、オシリスレッドという場所。
なんでも、このデュエルアカデミアでも、かなり成績の悪い生徒ばかりいるらしい。
「にしても、お前のジョーカーズって、面白いモンスターばかりだよなぁ!」
そう言いながら、俺と同時期に入学した遊戯十代と丸藤翔と仲良くなっていた。
「僕も色々と気になっていたんだ。あのダンガンオー、僕のビークロイドと似ていたから」
「へぇ、そうなんだ、デュエルモンスターズにも色々とカードがあるんだなぁ」
「ジョー君って、デュエルの腕は凄いのに、なんだか色々と常識が欠けているよねぇ」
「うっ」
この世界での常識など、知らない事が多い。
なにせ、俺自身、このデュエルモンスターズの知識は、はっきり言えば、小学生所か、おそらくは幼稚園にも負けるだろう。
「けど、入学の時のデュエルは凄かったんだよなぁ!こっちに来た時も、デュエルしたけど、ジョーカーズって、どいつもこいつも面白い奴らばっかりだよなぁ!」
「まぁな、ジョーカーズは、俺もお気に入りだからな。まぁ、でも」
それと共に、俺は懐から三枚のカードを取り出す。
「まだ、こいつらを試していないからな」
デュエルマスターズにおけるジョーカーズ。
そのジョーカーズには欠かす事が出来ない3体の切札となる存在がいる。
だが、今の俺は、あまりにもデュエルモンスターズの知識が不足しており、彼らを使いこなせる自身はない。
だけど、ここでの一ヶ月も少し慣れ、月一のテストが迫っている。
ならば、そろそろ、このカードを使っても良いだろう。
「それにしても、今日は色々と災難だったぜ」
この月一のテストにおいて、十代は、色々な災難が積み重なって、筆記テストは残念な結果になった。
まぁ、元々、勉強をしていなかった事もある。
ついでに、俺はデュエルモンスターズに関する知識がほとんどなかったので、同じ結果になってしまった。
そんな中。
「それでは、今回の試験の相手はオシリス・ブルーの羽塚蛾君」
「オシリス・ブルー?」
確か、このデュエルは、同じ寮同士ではなかったのか?
そう、疑問に思っていると。
「君は、入学試験で優秀な成績を納めたので、君には、オシリス・ブルーの生徒と行って貰う事になったのでアール」
そう、ナポレオン先生は言ったが、何やら、表情は別の事を考えている様子だった。
「君の事は知っているよ、未だに謎が多いジョーカーズモンスターの使い手。
まぁ、そんな君も、エリートである僕には勝てないだろうけどね」
「エリートだから、負けないというのも、自由がないねぇ」
そう言いながらも、俺は準備をする。
「何を?」
「とにかく、始めようぜ、デュエルだったら、早く始めた方が良いし」
何よりも、俺はこのデュエルで、初めて、あのカードを使いたい。
その思いが、俺の中でかなり大きい。
「良いだろう、ならば、エリートの実力、見せてやろうじゃないか」
それと同時に構える。
「「デュエル」」
それと同時に、まず最初のターンを行うのは、どうやら向こうらさいい。
「僕のターン。僕はまず、ゴキポールを召喚し、魔法カード孵化を発動する。自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターよりレベルが1つ高い、昆虫族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
僕はゴキボールをリリースして、デッキから共振虫を特殊召喚する」
奴の、その言葉と共に場に出ていた、まさしくその名の通り、ゴキボールが現れるが、その身体の内側から食い破るように、鈴虫を思わせるモンスターが、現れる。
「ゴキポールの効果により、デッキからG戦隊 シャインブラックを手札に加える。
さらに、この効果で通常モンスターを加えた場合、さらにそのモンスターを手札から特殊召喚できる」
まだ、奴が最初のターンのはずだが、既に奴の場には2体のモンスターが現れた。
それも、たった2枚のカードを使っての行動だ。
「僕はカードを1枚伏せて、ターンエンド、さぁどうぞ」
「俺のターン、ドロー」
「この時、罠カード!蝕みの鱗粉」
「なに?」
それに対して、俺は驚いている間にも、奴は続ける。
「蝕みの鱗粉は、自分フィールドの昆虫族モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
相手はその自分の装備モンスター以外の昆虫族モンスターを攻撃できない。
私は、シャインブラックに装備する」
そのカードが、一体、どういう事なのか、俺は油断が出来ない。
「ならば、俺はバッテン親父を召喚っ」
その一言と共に、シャインブラックの後ろから、鱗粉がこちらに向かって襲う。
「このカードが装備されている限り、相手がモンスターを召喚・特殊召喚する度、または相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動する度に、相手フィールドの表側表示モンスター全てに鱗粉カウンターを1つずつ置く。
相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、そのモンスターの鱗粉カウンターの数×100ダウンする。」
それは、つまり。こちらが、モンスターや、その効果を行う度に、奴は有利になるという事か。
「君のジョーカーズは、召喚・特殊召喚を簡単に行う事が出来、様々な効果を発動出来る。
だが、その分、ステータスはかなり低い。
ならば、それを簡単に出来ないようにすれば良い」
なるほど、確かに考えたな。
「俺はカードを2枚伏せて、ターンエンド」
ここから、俺が出来る事は、今はないだろう。
そうしていると。
「僕は、ジャイアント・メサイアを召喚!その効果で、このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分の手札・墓地から昆虫族モンスター1体を選び、攻撃力・守備力500アップの装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
僕はゴキポールを装備!そして!!」
それと同時だった。
「超進化の繭を発動!装備カードを装備した自分・相手フィールドの昆虫族モンスター1体をリリースし、デッキから昆虫族モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
さぁ、現れろ!伝説の!究極完全態・グレート・モス!!」
その叫びと現れたのは、巨大なモンスター。
「あれはっ、インセクター羽蛾の伝説のカード!」
「まさか、ここで、見られるとは」
何やら騒いでいるけど、そんなに凄いカードなのか?
俺はまるで知らないので、周りの反応に少し遅れてしまう。
「さぁ、行きますよ!バトル!まずはシャインブラックで攻撃!」
「この時っ、バッテン親父の効果!このカードを攻撃表示から、守備表示に変える事によって、その攻撃を無効にする!」
それによって、なんとか耐える事が出来た。
だが。
「まだ終わっていませんよ。ならば、共振虫で、バッテン親父に攻撃!そして、グレート・モスで直接攻撃!!」
襲い掛かってくる攻撃。
それらに対して、俺はなんとか耐える事が出来た。
「はぁはぁ、だけど、この時、ゲラッチョ男爵とバイナラドアを召喚する!」LP4000→500
その叫びと共に、俺はそのまま現れる。
その時、選ぶのは。
「バイナラドアの効果で、共振虫をデッキの一番下に送る!」
「ふふっ、分かっていたさ」
同時に、共振虫は、デッキの一番下に送られた。
「私はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
それと共に、俺はゆっくりと息を吸う。
「これこそ、エリートの力!この状況では、どうする事も出来ないでしょう」
「それは、どうかな」
俺は笑みを浮かべる。
「なに?」
「この状況だったら、俺の切札でなんとか出来るさ」
「何を言っている?お前の切札であるダンガンオーでは、倒せないだろ」
「ダンガンオーは確かに、俺の大切な仲間だ。だけどなぁ」
そのまま、俺はデュエルディスクを構える。
「逆風も風の内…俺が!追い風に変える!!ドロー!」
まさしく、逆転する為の一枚を、引く為に。
「俺の風ッ!ビュービュー吹いてきたぜッ!!」
それと共に引いた一枚。
それを見て、俺は笑みを浮かべる。
「行くぜ!皆!俺はゲラッチョ男爵とバイナラドアをリリースして、現れろ!ジョリー・ザ・ジョニー!」
その叫び。
それと同時に、俺の場に現れたのは、鉄の蹄を鳴らしながら、現れたのは、鋼鉄のガンマンが、その姿が現れる。
「だとしてもっ、そのモンスターだけで、何が出来るんだっ」
「俺は、魔法カード、ジョラゴン・リロードを発動。カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる」
そんな奴の言葉を無視し、そのまま構える。
その手の形は、まるで銃のように。
「なに?」
「引き金は2度いらねぇ、一発が全てだ」
「何を」
「一発、このジョニーの一発で、全ての勝負は決まる。ジョニーで、攻撃。
この時、ジョニーの効果を発動」
数多くのデュエルマスターズの中でも、かなり異質な勝利を行う事が出来る。
そして、このデュエルモンスターズの世界において、ジョニーの強さは、さらにとんでもない事になっていた。
「ジョニーは、攻撃する時、ジョニーの攻撃力が1000事に、相手の魔法・罠カードを1枚破壊する事が出来る」
「なっ」
同時に、奴が出していた蝕みの鱗粉、そして伏せられたカードは奴の前に立つ。
だが、それだけではない。
「そして、ジョニーが攻撃する時、相手の魔法・罠カードが場から離れた時、相手のモンスターをその数だけ、破壊する」
「なぁ!!」
同時に、奴が自慢していた究極完全態・グレート・モスも、シャインブラックが、前に出る。
そして、そのままジョニーが放った一発の銃弾は、それらを全て貫く。
「ぐっ、たった一体のモンスターで、ここまで」
「そして「まだっあるのかっ」自分の場・墓地にジョーカーズが5枚以上あれば、攻撃の後、相手の場にカードがなければ、自分はゲームに勝つ」
「えっ」
それと同時に、そのまま、奴を、ジョニーの銃弾が貫く。
「エクストラウィン!まさか、特殊勝利のカードだとっ」
「相手の魔法・罠の除去だけじゃない。モンスターの破壊も簡単に行えるなんて」
ジョニーの存在、それはあまりにも異質だった。
同時に、俺はそのままジョニーをデッキに戻していると。
「なぁ!そのジョリー・ザ・ジョニーって、すげぇな!」
「おっ十代も、終わったのか!」
「勿論!だけど、なんで今まで使わなかったんだよぉ?」
「ジョニーを使う為に、ジョーカーズを十分に使いこなせないといけないから。それに、ジョニー以外の2体の切札もな」
「それってジョリー・ザ・ジョニーぐらいにヤバい奴らがいるって事か!うおぉ、見てみたいぜ!!」
「その内な」
俺はそれだけ言い、そのままデュエルを終わる。
ジョニーを、ジョーカーズを、果たして、俺は使いこなせているのか。
ジョニー・ザ・ジョニー
星7/地属性/戦士族/攻2500/守2000
効果・ジョーカーズモンスター
自分の墓地のカードを、手札にあるこのモンスターのレベルの数だけデッキの一番下
に置く。そうした場合、手札のこのモンスターを特殊召喚する。
⑴このモンスターが攻撃する時、このモンスターの攻撃力1000事に、相手の魔法・罠カードを一枚、墓地に送る。
⑵このカードの効果で相手の魔法・罠カードが場から離れた時、相手のモンスターをその数だけ破壊する。
⑶自分の場・墓地にジョーカーズが5枚以上あれば、攻撃の後、相手の場にカードがなければ、自分はゲームに勝つ
おそらく、ジョラゴン、モモキングよりも、ジョニーが一番、どうするか悩みました。これで良いのか、未だに疑問ですが、とりあえず、この形にさせて貰いました。
他作品のヒロインは
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うららかもも
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六葉アサナ
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霧島ロミン
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王道遊歩