色々あって忙しかったので……。
って、3話しか書いてない人のセリフじゃないですよね、ごめんなさい。
今回もほぼ会話のお話です。
この物語はひっっじょーーーうにゆっくり進む予定なので、「で、結局何があったの?」と思われるかもしれませんので、そこは了承してもらいたいです。
では、本編をどうぞ。
アニメを知っている俺からすれば「元対天使用対策本部」なんだがな。
「で、元対天使用対策本部で何の用だ?
俺は自由に生きて(?)いくが?
授業には出ないで立派に不良生活をして、それで満足して『消滅』するが?」
俺に出来ることはそれくらい。
授業を受けて「消滅」できないのであれば、授業を受けずに「消滅」するだけだ。
いつか
指名された場合は答えられないし。
「質問を……してもいいか…?」
「だから何だよ」
「…お前、どこから来た?
何故俺のことを、いや、この世界のことまで知っている?
お前は一体、何者なんだ……?」
あー、なるほど。
確かに疑問だわな、そりゃ。
俺の生きていた世界じゃ「最近アニメがおもしろい」んだが、こいつにとっては「アニメじゃない」からな~。
……真実をありのままに伝えてみるか。
「
俺は、お前のことを『アニメの世界の住人』として知っている。
お前の活躍、はたらき、その感情の揺れ動きを全て知っているんだ。
お前が満足したうえで死に、
俺はそのことを全て知っている。
つまり、俺は『アニメの世界に迷い込んだ人間』なんだ。
二次創作とかでありがちな体験をしているんだよ」
「……え?
じゃあ、俺は一体……?」
「お前はいつもそうだな。
真実をありのままに伝えると決まって同じ反応をする。
訳が分からないよ。
無論、俺の世界においてお前がアニメの世界の住人だったとしても、お前の過ごしてきた時間はお前にとってはアニメじゃない。
お前の過ごした時間はお前や卒業していった仲間、お前の妹や五十嵐のためになった。
俺が生きていた時間は周りの人間に迷惑をかけてばかりで誰かのためになったのかわからんがな。
つまり、俺は俺、お前はお前。
俺は俺としての自我を持っていて、お前はお前としての自我を持っている。
だからお前は誰であろうとお前なんだ。
Do you understand?」
「……………………」
やっぱり混乱したな。
それもそうか。
「だが、朗報があるぞ」
そう言った瞬間に
「天使、もとい立華かなでが『消滅』した後のことは、お前が生徒会長になったことぐらいしか知らない。
故に、今お前は何をしていて、これから何が起こるのかもわからない。
だから俺にとってはもうお前の存在は『アニメのキャラクター』じゃないんだ」
これはこいつにとっては朗報である……はずだ。
危ない危ない、危うくこいつを泣かせるところだったぜ。
こいつは恐らく天使消滅後には泣いてないだろうからな。
その記録を更新させてやらんと。…………何かのために。
「で、聞きたいことはそれだけか?」
そして、それと同時に全身が小刻みに揺れ始めた。
「くく、ふはは、ふはははは!」
「あ!?」
って、何で笑うねん。
どこが笑えるねん。
確か、この世界では「バカ」とは言わずに「アホ」しか使っていなかったな。
俺もこの流儀(?)に従ってやるか。
「
どうして今の話で笑えるんだよ」
「いやあ、悪い悪い。
だってさ、俺がアニメの住人?
で、お前が俺のことをずっと知ってたって?
そんな漫画みたいな話、あるわけないじゃんか」
……こいつの存在がアニメじゃないというならばまだ納得できるだろうが、死んだらこんな世界に来るなんて、それはアニメの世界だろう。
こいつは「アニメの世界に住んでいる」ことを認めたくないくせに、この「アニメみたいな世界」では生きている(?)実感があるのだろうな。
俺ならばそんな考えは無くすぞ。
ただ、俺はトラックに轢かれて死んだ。
これは事実であり、また、こいつも衰弱死した。
お互いに後悔も未練もあったのだ。
「ふふっ、なるほどな。
まぁ、オペレーション・トルネードの時やギルド降下作戦の時の妄想はそのポジティブさがあってのものだっただろうな。
とりあえず、よろしくな、
「ああ、こちらこそ、よろしく
ところで……」
「ああ?何だ?」
「お前、名前は何だ?」
……やっべぇ、俺がつい一方的に話してたせいで名前を言ってなかった。
「俺は今靴麻知だ。
古今東西の今に革靴の靴、麻薬の麻に温故知新の知だ」
これでお互いにあいさつは終了。
これから起こることなど、一体だれが予想できよう。
当然俺も、そのことを今はまだ知らない…………。
すっかり忘れていた、音無への主人公の自己紹介。
ここでできて良かったです。
今は二人しかいませんが、新しいキャラも出す予定なので、その時には困りますし。
できればまた早めに投稿したいです。
ではまた次回。