蛮族な結月ゆかりと弦巻マキがルビコン3で暴れるやつ 作:その辺の残骸
ガールズラブとタグに付けたので、自分なりに頑張ってみました。
砂浜の二人
独立傭兵にして宇宙の蛮族、結月ゆかりと弦巻マキがルビコン星系を去ってから二週間が経っていた。
二人は新たな戦場――――ではなく星系から遠く離れた観光コロニーで憩っていた。
美しい貌と肢体を兼ね備えた稀有な美少女だというのに、体が闘争を求めて止まない暴力モンスターであるゆかりとマキだが、贅沢に過ごすのも大好きだった。
ルビコン3という殺伐惑星で過ごしたばかりなので、豊かな自然や美食、快適な居住空間が恋しかった。
コロニー内には熱帯の気候が再現されている。調律された人工の太陽光が心地良い。
内部には人工海があり、幾つものビーチリゾートが名物になっている。
ゆかりとマキもビーチを目指して、風光明媚な通りを歩んでいるところだった。
戦闘装備であるナノスキンスーツは入港前に脱いでいる。
久しぶりの私服姿で、海水浴を楽しむための最低限の手荷物に護身用の拳銃を帯びているだけだ。
ゆかりは黒色で薄手のハイレグボディスーツを身に着け、ホットパンツを合わせている。腰回りの白い肌の露出が色っぽい。
ナノスキンに比べれば厚みがあるが、ヘソや腹筋の形はくっきり浮いている。
愛用のウサ耳パーカーを羽織るには、このコロニーは暑過ぎた。
ホットパンツは、ゆかりの肉感的な太股とお尻で、今にもはち切れそうだった。尻の形だってくっきりと浮き出ている。
その隣のマキはホルターネックのトップスに、ゆかりの物より丈を詰めた、ショーツのようなホットパンツを穿いている。
ロングヘアの金髪に麦わら帽子を被っているのが可愛らしく、よく似合ってもいた。髪で隠れているが、下尻はホットパンツからはみ出ている。
熱帯気候なので、露出度の高い服装の女性は珍しくないが、二人は容姿のレベルが段違いだ。
遺伝子操作や美容整形を一切行っていない、完全な天然ものとなれば猶更である。
すれ違う人々はマキの巨乳が大胆に揺れ弾む様に目を惹かれている。
対照的な胸のゆかりが隣にいるため、余計にデカ乳が目立つのである。
仲良くお喋りしながら砂浜を歩く、紫髪と金髪の美少女コンビの美貌と筋肉質な白い肢体は周囲の注目を集めた。
二人の水着は私服を遥かに上回る、過激なものだ。
ゆかりは黒を基調として紫のアクセントが入った競泳水着だ。股間が極端な急角度で切れ上がる超ハイレグ仕様。
背後も大きく開放されている。鍛えられた背筋は一流の女子アスリートのよう。
平らな胸と相まって、抜群の水中機動力を発揮できる。
鋭角カットによる股間の強調具合と、錯覚によってより長く見える美脚が魅力だ。
正面の露出が下半身に集中しているのも、かえって刺激的だった。
本格仕様な競泳水着を着たことで、無意識に気合が入ったのか、ゆかりのお尻は力強く引き締まっていた。
マキに至っては股間から肩まで伸びる、赤い紐を身に着けているだけだ。
いわゆるスリングショット水着。局部だけはギリギリの幅だが布地で隠してある。
横から見れば全裸にしか見えなかった。
後ろの紐は背中で合流してI字を描きながら下りていて、お尻の間に埋もれていた。
金髪で殆ど隠れているが、紐一本だけで、裸と変わらない。
ほんの少し身動ぎすれば、全身の筋肉の動きがはっきりと見て取れる。重力に抗って突き出た巨乳は陽気に弾むし、髪で隠された豊かなお尻は歩みに合わせて、たっぷりと揺れている。
ギャグ寸前の過激な水着ではあるが、それがマキの明るい性格とマッチしている。
通りかかった子供がマキのスリングショット姿を見て、真顔で「すげえ」と呟いてから歩み去った。
素肌を大きく露出させる過激な水着は、筋肉質な肉体美を誇るゆかりとマキの魅力を、これ以上にないくらい引き立てていた。
鋭い目つきと濃厚な暴力の気配に目を瞑れば、溢れんばかりの健康美を持った美少女の魅力を教え込む最高の教材だ。
「早速泳ごう、ゆかりん!」
人工とは思えないような広い海に誘われるように駆け出すマキ。巨乳は揺れまくり、効果音が聞こえてきそうだ。
「待ってくださいマキさん、まずは準備体操です」
追いついて、肩を掴んで呼び止めるゆかり。肩越しに振り返って見つめるマキ。
「ゆかりんってそういうトコは真面目だよね」
マキは大人しく従った。
正面のハイレグ角度は際どいが、お尻は布で広く覆われたゆかりはともかく、紐を体に引っ掛けただけのマキが準備体操をしている様はそれだけで刺激的な光景だった。
マキが脚を広げる準備運動をすれば、髪で視線を遮ってあるとはいえ、紐で割れたお尻の間が危険なことになっていた。
「あーやっぱ食い込んじゃうね」
「これだけはどうしようもありませんね」
準備体操で食い込んだ股間の布を直す。
マキは赤い細布を両手で摘まんで軽く引っ張る。
ゆかりはきつく食い込んでしまった鋭角な股布を元に戻し、尻肉がはみ出たお尻側の布を引っ張った。
準備万端になり、ゆかりとマキの楽しい海水浴が始まった。
それからしばらくは童心に帰って遊びまくり、泳ぎ疲れると砂浜に上がった。
「お金があるって最高ですね!」
ゆかりはビーチチェアに寝転びながら、ノンアルコールカクテルを楽しむ。
高級リゾートだけにサービスの質は抜群に良い。
「――――ってあれマキさんはお休み中ですか」
軽食を平らげたマキは仰向けになって、幸せそうに寝息を立てていた。
何度か寝返りを打ち、無防備な大股開きの姿勢になっている。
「おっとこれはいけませんね」
ゆかりは立ち上がった。
見栄えが良いだけでなく、優れた運動能力を持つ脚の動きを妨げる布地はなく、流れるような所作だった。
マキの右胸の紐のズレを直し、金髪の美少女の寝顔を見つめた。
ゆかりはその口元に僅かに残ったケチャップを指でふき取って舐める。
「んにゃっ……」
唇を指でなぞられた刺激でマキは目を覚ました。起き上がり、胡坐を掻いて大きく伸びをする。
「少し砂浜を散歩しませんか?」
「いいね!」
ゆかりとマキは肩を並べて、柔らかくて豊かな尻をふりふりと魅惑的に揺らしながら砂浜を散策し始めた。
好色そうな若い男達の前を通り過ぎた。
鋭敏な感覚で二人は、自分達に注がれる視線を感じ取っていた。
一つ悪戯を思いつき、ゆかりが素早く動く。
くるりとマキのほうを向き、肩を掴んで体を自分の方に向かせる。
そのまま、じっと見つめ合う。
「マキ」
ゆかりの顔は途方もなく凛々しく、美麗で、王子様めいている。
ハイレグの競泳水着が似合うスポーティーな肢体と相まって、男女問わず魅了する魔性のイケメスと化していた。
「あんっ❤ こんなところでダメだよゆかり❤ 私は貴女だけの物なのに、他の人に見られちゃうぅ❤」
剥き出しのお尻に手を回してきたゆかりの意図を察してマキはわざとらしい媚声で喘いだ。
セリフは演技だが、胸が高鳴り、体温が上がり、頬は紅潮している。
「ごめん。君があまりに綺麗だったから、つい」
言いながら、ゆかりは蠱惑的に微笑むと腰を引いて、ハイレグが縁取る股間をマキの股間にこつんと当てた。
美少女の股間同士が密着して"きゃん"っと切なそうに鳴いた。
「やっ❤ あんっ❤ だから、そういうのがダメなの❤」
二人の間に突如生じた友情の域を超えた気配に男達は肩を落として去っていく。
「協力ありがとうございましたマキさん」
男達が遠くなると、ゆかりは演技を止めてマキから離れた。
「ごめんね♪」
男達の背中にマキは悪戯っぽく微笑みを向けた。