(完結)転生ですか?え?民度がアメコミ並みの世界?ヴィランエディション! 作:カニバルキャンディー
そして仕事がうまくいくか不安で仕方ない
「大腸みてーなマフラーに丸サングラス、あんな悪趣味他にいねェ!義爛は俺に居場所をくれた!助けに行こう、今すぐに!」
トゥワイスは救いに行くのに賛成派
「もう殺されてるかも。言ってたことも全部ウソかも。言ってただけだし」
指でバッテンを作りながらトガちゃんが歩いてくる、反対派
「生きてる可能性が少しでもあンなら行くべきだ」
「無策で突っ込めってか!?落ち着けトゥワイス!おまえは何だってそう友だち思いになっちまったんだ」
「それは俺達がはぐれ者だからだ!…ああああ!!」
喋ってる最中に死柄木がトゥワイスのマスクを取る
その忍び足どうやってやってんの?今度私にも教えてよ
「落ち着けお前ら俺に考えがある。ドクター聞いてたんだろ?」
【ええ、異能解放軍が生きていたとは、驚きじゃよ~おまえ達は闇の活性を上げよるのう】
ドクターが御大層な文句を垂れているが…う~んどうでもいいんだけどさ
一番重要なこと忘れてない?
「なぁ、テメェら私たちは舐められたんだぞ?私達が、ヴィラン連合が、ならやることは1つだろ。殺しに行くぞ、残酷に楽しく一人も残さねぇ」
火のついたタバコを握りつぶして頬を吊り上げる。
かえって来て早々ド派手に喧嘩を売られたんだッ!ド頭に来ない奴は居ねぇよなぁ!
この世界舐められたら終了だ、だから正面から向かってド派手に殺すしかないんだよ!
「…そうだな、小細工なんてどうでもいい、俺たちは喧嘩を売られた、んで邪魔な奴もいるなら潰し合わせればいい」
【狡いのォ〜!逆に全部ハッタリだったらどうするんじゃ?】
「喧嘩売られたんだぞ、全員殺すに決まってるだろ」
「行くんだな」
「そう言ってんだろ…ぶっ壊してやるよ」
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今度は口から泥を吐かずに黒霧さんの個性…正確には黒霧さんの個性を使った脳無が私たちを移動させる
結構便利だねぇ!ちなみにみんなの個性も複製してるらしい、私のはさせなかったけど、自分以外が自分の個性使うなんて気持ち悪いじゃん
「ザ・地方だな」
「雰囲気は好きだ?ムカつくぜ」
「刺激がなくてつまんなくない?若者は都会に逃げ出すわけだよ」
ケラケラ笑いながらトガちゃんと肩を組み眼下の街を見下ろす
田舎って感じ?
「ここにいる解放軍とやらの戦力は11万…あと1時間40分で目覚めたマキアが死柄木を追ってこっちに来れば、解放軍と衝突。互いに自滅して俺らの勝だ。けど、そこまでもつかぁ…俺ら」
めったに使わないエピタフを起動…おっとこれはめんどくさい
「1秒後、誰か来るぜ?」
私がスタンドを体に纏わせトガがナイフを二本腰から引き抜き構え荼毘が青い炎を手に出現させる
前線組が即座に戦闘態勢に入り迫りくる変態どもに備える
「ストォォォォプ!!私は案内役を仰せつかった者だ!解放軍指導者と話したければ、私について来たまえ」
やっべ、予想以上の変態だわ、直立不動で動く変態だコイツ…殺すか
動こうとした瞬間、死柄木に手で止められ目線だけを向けるが逆に睨まれたので殺気を抑える
変態に連れられて町まで歩いていく…だいたい10分ぐらい?歩いたところで街の雰囲気が変わる
今までは過疎村と呼ぶにもおこがましいほどの静けさ、だが今はどうだッ!
殺意が殺気がこちらを殺そうという意思が嫌でも伝わってくるッ!
「なるほどね、この街全部…」
「その通り!ここは泥花市。人口の九割が潜伏解放戦士の解放区なのであります。遠路はるばるようこそお越し下さいました、本日は記念すべき日、あなた方は主賓」
偉そうなスーツの男が道をふさぐ、アイツがボス?ん~?それにしてもどっかで見たことのあるような顔してるな…前世か?それとも今世か?たまに混じるんだよねぇ…
「あいつ、心求党の花畑じゃねェかよー」
「あぁぁー!テレビで見たことあるわ!今世の記憶だったか!!」
「さァ、始めてまいります。異能解放軍…再臨祭を!!」
花畑が指を鳴らした瞬間何処からともなく異能解放軍の兵士たちが飛び出してくるッ!
瞬間周りで個性による爆発が起こってる…破片が頬を切り裂く
テンションを上げる
アドレナリンが内側からマグマのように湧き出る
誰の声も聞こえない、爆風で何もかもを消し去る
だけど死柄木の声は聞こえた
「私を拳銃で自殺させないでくれよ?」
無謀にも突っ込んできた男の顔面を掴みそのまま握り潰すッ!爆笑しながら信者の群れに突っ込み、ゴミのように蹴散らすッ!
体を棒状のものに変化させて迫ってくる信者を捕まえそのままぶん回すッ!
肉袋と肉袋が当たる度に肉と骨と血を巻き散らせその中心で嗤う
頭から臓物を被り手に持った棒状の信者を地面と接触させ大根おろしのように頭から削り取るッ!
彼女が進んだ後には紅いカーペットしか残らないッ!
「突っ込め突っ込め!!あの化け物も体力が底をつく!勇敢なる者たちよッ!今こそ魅せる時だ!忠誠を示すのだ!」
「あはは!進め進め!私の色鉛筆で色を付けてやるよ!!」
0.5秒後に四方から大量の個性。それを時間を吹っ飛ばして大量の質量個性を回避する
私の苦手とする大規模攻撃と圧倒的防御量を持つ敵がゴロゴロ出てくるなァ!
殺すのが楽しくなってくるッ!私の方が死ぬかもな!それもまた楽しい!
自身の体をそぎ落とされながら一人また一人と殺す
頭を引き抜き、心臓をぶち抜いて、誰かの知らない個性を利用して殺す。
「あぁあ…!はぁはぁ!クソが!人解体するのも大変だなァ!」
口からよだれを垂らし荒い息を漏らしながら近くの家に逃げ込み適当に冷蔵庫から飲み物を引っ張り出してのどを潤す
いつの間にか私だけ皆と分断されたな…ちっ…あっちは大丈夫か?荼毘と死柄木が居るからやれられはしないと思うけど…
こっちも人のこと言えないか…!第二ラウンドと行くぜ、人間の内臓で家を作るッ!私のやりたいことリストに追加だ!
家が吹き飛ぶと同時に壁をぶち抜いて外に出る
ついでと言わんばかりに外で待機していた信者の頭をぶち抜きその死体を盾にして個性を受け止める
痛いなぁ!もう!てか人が多いんだよ!私の扱い心得てるなァ!まったく!私に対して幹部クラスや実力者を当てない、絶対に雑魚ばかり当てる、周りを巻き込ませないためと私自身のテンションを上げないため処置
おそらく私以外の皆もそれぞれ対策を取られているだろうな!
そして私は範囲攻撃が苦手、必然的に激しい動きをしないといけない、人間一人殺すのにどれだけ体力が居るか!これだけ人数が多いと流石に体力の消耗が激しい
引き金1つ引くだけで人は殺せる、だがそれを何十回も繰り返せば指が捥げて無くなるんだよ!
私が個性を使えば確実に数人殺せるがそれ以上の人数が死を恐れずに突っ込まれたら確実に私の方がガス欠になって死ぬ
よく考えてやがるッ!
「ドドド、どーすんの!?こーすんの!」
近くにあった家庭用ガスタンクを持ち上げて突っ込んでくる信者の群れに投げ込み即座に発砲、瞬間大爆発を起こして辺り一面火の海とかす
その隙に私は塀を乗り越え逃走、本当につまんない!!血潮が踊らんし雑魚ばっかり!!
そして体力がいい加減やばい!今戦い始めて何時間だ!?100人は殺してるぞ!蛆みたいにワラワラ出てきやがって!
大男が電柱を振り下ろし、それそれを横にずれて躱し、そこらへんで拾ったボルトで眼球を抉る、絶叫しながら地面で暴れ回るそれを踏み潰し次に備える
「あぁ!そろそろ逆転の一手とかないのかねぇ!」
懲りずに目の前に迫ってくる信者どもを睨みつけ血が混じった唾を吐くダメージは微々たるものだ、それが塵と積もり徐々に蓄積されていく
目がかすみ足元がふらつく…死ぬ数歩前と言った感じだ
「よう紅音!どこ行ってたんだ!」「助けに来たぜ!」「皆殺しの時間だ!」「ちくわ大明神」「誰だ今の!?」「お前が怪我するなんて大丈夫かよ!?」「今増やしてやるからな!」「もう大丈夫だ!」
「え?どうしたの…私の勘違いじゃなかったらなんか増えてね?前までできなかったはずだった気がしたけど?」
「お前らの為に色々克服したぜ!」
「いいねぇ!じゃぁ大暴れと行こうかァ!」
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「やっぱりなァ、他のモンと自分とじゃ出来上がるスピードが違うのよ。自分のことは自分が一番よく知ってるからなァ!失禁しながら許しを乞えや、ハゲ!」
「下にも相当数の兵士がいたはずだが、スケプティックの言う通り素晴らしい異能だ」
あぁ?ここ何処だ…私は確か…皆とはぐれた辺りからの記憶しかねぇ…けど目の前の景色は全く違う…と言うことは私コピーか!
「いいか、てめーら!てめーらはコピーだ!よって死んでも存在が消える事はない安心しろ!おまえらの墓は立ててやる」
「死ぬ前提でリーダーを増やすなよ」
「紅音!死ぬ気で突っ込め!普段からやってるから大丈夫だろ!」
「いぇぇぇい!転生者のコピーとかいろいろバグが起きそうなんだけど!」
「復唱しろ!"僕達は複製、死んでも死ぬことはない!" 心がスッと軽くなるハズ」
「しねぇよ。誰だ?こいつは」
「目の前のハゲが解放軍のボスだ」
「え!?つか何でおまえ自分増やせてんの?」
「そっか、荼毘とコンプレスには途中会ってなかったな!克服したんだよ」
「え!?じゃあ、おまえも複製なの?」
わちゃわちゃうるせぇな!!人数が増えたからうるさいんだけど!?いいからさっさと殺すぞ!!
分身のトゥワイスが長鼻に突っ込んでいき瞬間上半身が消し飛ぶ
ひゅ~あの指早いねぇ!それが個性?
「おい、何したか見えたか?」
「俺に聞くな」
「私は見えたよん」
ケラケラ笑いながらスタンドを体に纏わせ時間を吹っ飛ばす
どうせ人質だなんだ言うんだろ?なら先にそれ奪ったらどんな顔するのか見ものだ!驚くだろうなぁ
「分倍河原、それ以上増やせば義爛を殺す。正規メンバーではない彼を殺すのは私も本意ではない」
不安そうな顔をしてうろたえる、その肩に死柄木が手を置き少しだけ笑う
「大丈夫だトゥワイス、お前が作ったこの状況、お前はジョーカーを切ったんだ」
死柄木が義爛の方に向かって手を振ると楽しそうな顔をしてこちらに手を振り返す紅音の姿
「人質ってこいつの事?ダメダメ、私相手に意識逸らしちゃ、死んじゃうよ?」
瞬時に反応速度より早い剛腕が紅音に対し振るわれるが、光速でも音速でもない時間すら超越してない攻撃など彼女にとっては見飽きたものだ
ちゅっと義爛の頬にキスをして巻き込みながら時間を吹っ飛ばす
余裕綽々に義爛が座っている椅子を引きずりながらみんなのところに戻り義爛の膝の上に座り時間を正常な状態に戻す
「遅いにゃ!もうちょいやる気出してくれないとこっちも退屈で拳銃で自殺しちゃうぞ?」
煙草に火をつけて肺いっぱいに煙を吸い込む
「よ~し!よくやった紅音!!今から俺が義爛の治療に入る!お前らは引き続き突っ込んで殺せ!」
即座に戦闘組が動き出す、紅音はその場から消え不意打ちを狙い、荼毘は青い炎を出し全てを燃やそうとコンプレスは居る空間事圧縮しようと手を伸ばす
だがそのどれもが不発に終わる、リ・デストロが腕を巨大化させ何もかもを消し飛ばす、無論紅音も含めて何もかもだ
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「ああぁああ!!!”#%’%”$#%!」
「紅音!落ち着け紅音!キレ過ぎて言語がなくなってるぞ!」
喉元を掻きむしり近くにいた信者の顔面をはぎ取り別の信者の口の中に突っ込み窒息させる
ストレスばかり溜まってくる!どこのクソ野郎だ!私の時間に干渉した奴は!!うざってぇ!自分のピカピカに磨いた車を油のついた手で触られているかのような不快感ッ!
私
「全部ぶっ壊れろやぁぁぁ!!!」
叫んだら目的地である電波塔がいきなり崩壊した
なに?私の怒りが適応した?
「馬鹿なこと言ってないで行くぞ!死柄木があそこに居る!」
「やっっっっと強敵か!?雑魚はもう勘弁してくれよ!」
次の瞬間近くにいたトゥワイスがほぼ全て上から降ってきた瓦礫に押しつぶされる
こりゃ駄目だな、スポンジか?大分脆いな、まぁそれを差し引いても使えるっちゃぁ使えるんだけど…
皆覚醒できて良いな~私なんてずっとコイツだからなぁ…死地に出向いても何処か乗り切れないし…殺しのスランプか?
「あ~!つまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんないつまんない」
頭を搔きむしり近くの壁を殴り壊しタワーの方に飛んで行く
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「デトラネット社謹製 負荷増幅鋼圧機構 クレストロォ!ストレス150%だ!!」
「あ、そう、そりゃいいや、おっと地獄の女王も暇だとさ」
「腐れ野郎がッ!クソみたいな相手ばっかりさせやがってクシャトリアか!?殺すぞ!」
死柄木が空を指さし2人が同時に見上げると空中で回転して全体重を乗せた踵落としを繰り出している紅音の姿ッ!
その攻撃をリ・デストロが片手で受け止める、だがその腕につけていた拘束具が砕け散るほどの威力ッ!
「あれ?死柄木格好良くなった?」
「多分な、惚れるなよ」
「惚れさせてみろ。抱かれてやるよ」
腕力だけなら強化された脳無に匹敵する腕力が放たれる、紅音が何時もの通り庇うように死柄木の前に立ちふさがり構える
その肩を優しく触り、自分の後ろに下がらせる
己の片手でその剛腕をいとも簡単に受け止める。つい数日前では考えられない光景だ
「150%ね…プルスウルトラってやつだ、紅音、数秒だけ時間飛ばせ、絶対に触れるな」
「ん、了解なんかあったら呼んでね」
手を振って紅い世界に逃げ込み、それを見届けた後死柄木は地面に触れる
手から崩壊が伝播する、何物も逃れることはできないッ!全てを壊しッ!何もかもを霧散させるッ!
何物も逃れることはできないッ!
「HAHAHA!!最高だァ!死柄木!流石私の飼い主!ここまでやってもらわないと従いがないッ!」
紅い世界の中、宙に浮かぶ瓦礫の上で子供の様に目を輝かせ紅音は絶叫する
この世界の中でも聞こえてくる楽しそうで愉しそうで嬉しそうな死柄木の声が聞こえる
最高!良いッ!もっと破壊を!混沌を!地獄をッ!私を退屈させないでくれ!
砂埃が舞う中死柄木の隣に出現し、いつも通りタバコに火をつける
「俺にも一本寄越せ」
「珍しい、いつもは誘ってもいらないって言うのに」
死柄木に煙草を咥えさせ、自分で咥えているタバコを近づけ火をつける、少し蒸せてる死柄木を笑いながら目的地まで歩く
向かった先にいるのは、自分で自分の足を切り落としたデストロの姿
「脚、地面に触れちまったか?全身壊れる前に切り離したんだな…なァ、何で戦ってんだっけ?」
「あぁそうだったおまえが喧嘩売ったからだよなァ」
満身創痍の死柄木がデストロに手を伸ばす、その手が存在自体を崩壊させてしまうその時
「リ・デストロ!!皆さん!最高指導者を救うのです!」
あぁ?せっかくいい所だったのに、楽しい場面だと毎回毎回邪魔が入る!どうなってるんだ、いい加減私を退屈から救ってくれ!ここに来てから退屈しかしてないぞッ!
雑魚どもが、しゃしゃり出るなよ?
「地獄が続くのは誰のせい?」
歯を剝き出しにして笑い、殺意と怒りを漲らせ一歩前に足を出す、それだけで扇動され強化された信者達が二の足を踏む
カリスマではない、恐怖ですらない。単純な人間としての本能が信者たちの足を地面に縫い付けた、この場から一歩でも動けばその瞬間に死ぬと
その予感は当たっている、紅音は信者たちが指一本前に出した瞬間、皆殺しにしようとしていた、いや、あと2秒後にはその光景は現実のものになる
「彼らは皆、私、いやデストロの遺志に賛同し殉ずる覚悟を培ってきた者たち。君の言う通り喧嘩を売って負けた。殺るなら殺れ」
「しかし、私もまたデストロの遺志に殉ずる覚悟、異能解放軍はお前の後についていく」
興味なさげに死柄木は紅音の方を向き思い出したかのように話しかける。
「紅音」
「ん?どうしたの?もしかしてガス欠?」
「盗んできた金全部使いきってたよな?お前の貯金も無くなってたし」
「その件に関してはお前、絶対地獄に落としてやるからな?」
「ここが地獄だ、ダーリン」
わしゃわしゃと紅音の髪を撫でまわし、紅音の殺意を霧散させデストロの方に顔を向ける
「おまえ、デトラネット社長だから金あるよな?」
紅音ちゃんの対処法は人海戦術でした!
死を恐れない大量の人間がガス欠になるまで突っ込めば上位の人間も倒せる!
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