(完結)転生ですか?え?民度がアメコミ並みの世界?ヴィランエディション!   作:カニバルキャンディー

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4月までに家を見つけなければ家なき子になってしまう作者です


omen crazy people

 結論から言うと私たちが異能解放軍を乗っ取りました!

なんかボスのデストロが死柄木の信者になったっぽい?やっぱり宗教にハマってるやつは新しい依存先が見つかるとそっちに流れるのかね?

興味ないけども、今回私滅茶苦茶不完全燃焼なんだよ!そうなんだよ!止まれないんだろ!

 

「いや~を雨降って地固まるとはこういう事だね」

コンプレスが机の上のサーモンを食べる

「何もしてなかっただろ」

荼毘がたまごを食べる

 

「ハッハ 抜かせ、ちゃんと逃げ回ってた」

「私滅茶苦茶退屈だったんだけど」

紅音とマグロとイカを食べ頬を緩める

久々のまともな食事に大変満足!

 

「荼毘、食わねぇならもらうぞ」

「あァ、魚嫌いなんだ」

「私様にも寄越しな!お腹空いたんだ!」

 

 スピナーが手を伸ばす前にキング・クリムゾンを使って寿司を盗み取る!

えぇい!スピナー!女の子に渡すぐらいの男気見せろや!だから爬虫類なんだよお前は!

 

「そしてトゥワイスうるせぇ!ちんちん下ネタかお前は!」

「うっう…だって…だって!トガちゃんごめんなァ…トガちゃんが血を分けてくれなかったら…今頃トガちゃんは…」

 

トゥワイスこんなキャラだっけ?確かに飛んでた奴だったけどこんなにイかれてたか?

 

「それやめてください。私が生きてるので嫌です」

「プっ!人の嫌がることはやめましょう!あぁ!足が勝手に…何やってんだ脚!僕悪い子…ぶたないで!えぇ!?何言ってんだ俺ぇ!」

「トゥワイスそれ以上騒ぐならお前の母親でもわからないくらい粉々にしてやるぞカスが私様は今美味しい食事で気分がいいんだよ」

「ごめんなさい…いやだね!!嫌な事は率先してやろうって小学生の時に習ったんだ!」

 

ぶっ殺すの確定ィ!私は結構イライラしててストレス発散がしたいんだよ!

「紅音、飯食ってるときに騒ぐな、コンプレス押さえてろ」

 

 コンプレスに背後から押させられジタバタする紅音、その口にガリを叩きこむ荼毘

そのまま地面に悶絶して倒れ込む…

「う~う~!辛い…う~!!」

「そのうーうー言うのをやめなさい!」

半泣きになりながらトゥワイスの顔面と私の足の裏をキスさせる

 

 地面に倒れ込むと同時に扉が開きスケプティックが嫌そうに部屋に入ってくる

ちなみに紅音はほぼ泣きながら地面に悶絶している。

 

「時間だ来い」

「うるせー!まだ寿司食ってるでしょーか!」

 

 全員が舌打ちしながらダラダラと立ち上がりスケプティックの後ろに付いて行きエレベーターに乗り込む

「だいたいその寿司はウチの金で買ったモノだが?治療も映像編集もトガのコートも全てウチからの提供であってだな…」

 

「ならここで全員皆殺しにしてもいいんだけどにゃぁ?私はそっちの方が楽しいから…そうしよう!」

 

 スケプティックの肩を後ろから優しく掴み歯を剝き出しにして笑う、あの時の殺意がエレベーター内を包む

大勢ではなく、ただ一人に背中に冷や汗が垂れるのを感じながら生唾を飲み込む小さな音がやけに鮮明に聞こえる

 

「な~んて冗談冗談!死柄木に言われてるんだから手は出さないよ」

トガが背中の服を掴み、荼毘が肩を掴み、トゥワイスが逆側の肩を掴み、コンプレスがいつでも個性を使えるように手を伸ばす。スピナーは吐きそうになっていた

 

 地獄のような時間がしばらく続き、目的地に到着!三者三葉のリアクションでエレベーターを降りて秘密の部屋に案内される

エレベーターを降りた瞬間スケプティックはこっそりと吐いていた。

 

 

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「にゃぁぁ~めんどくせぇ~」

ジーパンにTシャツ、薄紫色のスカジャン拳銃を腰に差し、首元にスカルマスクを巻く

さて、おろしたての新品、格好も付けた

 

【解放戦士諸君!異能解放戦軍リ・デストロである!これより、異能解放戦軍は生まれ変わるのだ!!】

「弔くん、お手手全部壊れたんじゃなかったのですか?」

 

ふわふわのロングコートに改造した女子制服のトガちゃん

 

「一つだけ無事だったんだと。あの中で原形留めてたのは奇跡だよ」

いつも通りゴテゴテとした服装をして、中二病満載だがそれがいいスピナー

 

「ありゃぁトレードマークにする気だな」

新調したスーツに新しくなった義手にスーツ

 

「ケチ臭い奴だ」

焦げ臭さを残した普段と全く変わらない服装の荼毘

 

「うるせぇ!お前ら行くぞ!やっぱり帰ろうぜ?」

不審者スタイルのトゥワイス

 

全員が一張羅、そして一騎当千、そして誰もが退屈している

 

【より深化した解放の道を辿るにあたり、異能解放軍及びヴィラン連合は融合し、新たな名を冠する!考案は私リ・デストロと連合スピナー!さァ、その名を、死柄木弔!】

「お前そんなことしてたの?」

「いいだろ!」

 

 スピナーに肘で小突かれ走っていったトガちゃんを追いかける

よっしゃ皆で格好つけるか!

外に出る瞬間時間を吹っ飛ばして座ってる死柄木の首に手を回しながら膝の上に横乗りになって座る

 

「超常解放戦線」

 

 突然現れた紅音に少しも驚いた様子がなくさも当然がのように腰に手を回して支える

それに紅音も当然かのように体を預け楽しそうに笑う

 

「ヴィランの名を排し異能の枠組みを更に広く解釈できるものとした、又、壇上の1名を除いた9名を行動隊長に任命し、傾向別に部隊編成を行う」

 

無論除かれたのは紅音である、単騎で街を滅ぼせる強者が雑魚に縛られてどうする、自由にやらせておいた方が後々楽になると死柄木談である

 

「まァ、名前なんてこれと同じ飾りだ。好きにやろう」

 

絶叫にも似た歓声が上がるッ!成したのだ!ヴィラン連合というゴミのようなちっぽけな存在から国と対等に喧嘩できるまで成りあがったのだッ!

 

───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────

 

よくわからんお披露目会が終わり薄暗い廊下に戻る

「おつかれさまでございました!何かお飲み物でも!?」

「失せろ」

「はい失せます!トランペット失せるぞ」

 

死柄木が一歩踏み出す前に倒れ込む、それをスタンドを使い受け止め背負う

 

「おい…大丈夫かよ、生きてんのが奇跡レベルのダメージだったからな」

「まだまだ弱っちいにゃぁ、アレに苦戦するなんて」

【超常解放戦線、仰々しい名前じゃのう。まァ、ヴィラン連合なんちゅうチープな名よりはいいか】

 

「黙ってろ紅音、お前だって相当キてただろ、んでデカブツは従った、最低限の格は付いたと思うぜ」

【記憶も戻り個性も含め本来のおまえに戻った、約束通り力を授けよう、おまえがそれを望むなら】

 

外付けポン付けの強化は何だかにゃぁ…やっべ異世界転生してきた私が言うべきことじゃなかった気がする…色々と刺されそう!!

 

 そのまま死柄木を背負いながらドクターの秘密基地までレッツゴー!!

あ~遠いな…テレポートほしい…

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「先の戦いで個性は花開いた。今や触れたもののみならず、連なるもの全てを破壊する、おまえは破壊の権化となり果てた。聞くが、これ以上の力を何故望む」

ドクターの手術室で半裸一名手術服一名いつも通りの格好の女一名、つまり普段通りってこと!なんか流れでここまで付いてきちゃったけど…なんで私ここにいるんだろ?ここは誰!?私は何処ってか!!

なんか楽しくなってきた!もしかしてまだアドレナリン出てる?!

 

「紅音、何1人で爆笑してんだ」

「デッドプール3のPV見てたから」

 

 なんだそりゃと顔面につけてた手を紅音の顔面に投げつける、暇な紅音はその手を顔面につけゾンビの真似

 

「えっと…なんで力を望むだったか?そりゃくれるって言われたらいただくよ、確かに小細工はもう必要無くなったけどこの手を見ろよ。フル一回でこれだ。奴らが何人いると思う?そこの馬鹿なら幹部共を無傷で皆殺しにできる、ボスが部下より弱くてどうするよ?」

「はァー!女の為とはな!!師が師なら弟子も弟子じゃと思ったが全然違ったようじゃな!この研究は元々、オール・フォー・ワンの為に進めていたものじゃ」

 

 

「あ、そういえばオール・フォー・ワン、ムカつくから殺してきたわ」

 

 こともなさげにまるでちょっとだけ言い忘れてたかのように軽口をたたきながらその名前を出す

事実彼女にとっては路上のゴミの方がまだ興味をそそられるのだろう、熟成されたホモなどなんの面白味もない

 

瞬間死柄木の腕が紅音の首を捉え捕まえた勢いのまま壁に縫い付ける

時を飛ばそうとしてもその前に死ぬ、スタンドを出そうにもその前に死ぬ

つまりは詰みである、だがそれでも愉しそうに紅音は笑い問いかける

 

「死柄木、私聞きたいことがあるんだけどさ?」

「お前は二番煎じ(マオウ)になりたいの?」

 

「お前の邪魔になる石ころは蹴り飛ばしてやった障害は無いぞ?過去も、未来も関係ないッ」

「お前は何に、誰に、どれに、なりたいんだ?」

 

「ねぇ?私の敬愛するご主人様(ボス)

 

不意に首にかかっていた力が抜ける

 

「馬鹿が…お前が退けなくても俺が自分の手で砕いてやったさ…アレは超えるべきものだ、お前は黙って俺の後ろを付いてこい、全てを更地にした後…」

「瓦礫の上で吸うタバコの味はどんだけ美味いんだろうな」

 

 いつもと違う五指を全てを使い、これまで以上に優しくそして愛おしそうに頭を撫でる

紅音は目を細め少しだけ擽ったそうにその手を受け入れる

優しく首筋に触れ唇を撫で優しそうに微笑む

 

ケラケラ笑い軽く手を振りながらその場から音もなく消える

 

「死柄木よ、お前…女の趣味はほどほどにしておくんじゃぞ?アレは全てを堕落させる女じゃ、尽くし使われることに喜びを感じる男を堕とす女じゃ」

「黙ってろよ…最高の女だろ?俺の女は」

 

ゲラゲラ笑いながら手術台の上に寝転ぶ、ここからは命がけの覚悟の時間だ

つまりいつも通りのバカ騒ぎってやつだ

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

「ふぁぁぁぁ…国が違えば気候が違うのか?滅茶苦茶あったかい…」

 

 そこそこ高級なワインを瓶で飲み干し、ロンドンの街並みを見る

な~ぜ前世も今世も日本人の私がロンドンなんて飯が不味い国にいるのでしょうか!

正解はヒューマライズとかいうカスみたいなヴィラン組織が私たち連合に喧嘩を売ってきたからでした~

 

ほかの皆はいろいろ忙しいし雑魚は論外。暇で暇で死にそうな私が抜擢されたってこと!

「んで何か話すことになった?いい加減にしないと指無くなっちゃうよ?」

I don't know what you're saying…(なにいってるかわからない)

「日本語喋れ、じゃなきゃ死ね」

 

 そのまま眉間に瓶を突き刺して絶命させる。

ん~いい加減英語覚えるかな…ロンドンに来て一週間ちょっとは聞き取れるようになったし…こう…ご都合主義の力とかなんかないの?!

まぁいいや、どうせ次から聞こえるようになるし…とりあえず私の目的を確認しよう

 

喧嘩売ってきたヴィラン共を皆殺しにする…?いつも通りだな!問題は名前は知ってるけど本拠地とかは全くわからないってこと!

どうするかなぁ…

 

 いつもとは違う頭に紺色のベールを被りしかしその姿はシスターとは言えず肩と脇を大胆に露出し、体は大きな胸を紺色のシスター服で隠す、だが腹部は全く隠さず腰の少し下あたりに音符を少し崩したような入れ墨が見える

下半身はミニのスカートに腰にシスター服を改造したと思われる腰布をガチガチにベルトで縛りそれが逆に男心を誘う

 

端的に言えばキリスト圏内の人間に怒られそうな格好だ。

 

「ん~多分主人公君たちが何かしらリアクションすると思うんだけど…それまで待機かにゃ?」

 

 タバコに火をつけ適当な家に侵入しながら我が物顔でテレビをつける、そこから流れるのは緑谷が警察を殺害しヴィランとして手配されているというビックニュース!

スマホを取り出し最近仲間になった根暗マンにテレフォンタイム!

 

「もしもし?根暗君?調べてほしいことがあるんだけど」

【なんだ?ヒューマライズに関することなのか?】

「大体そんな感じ、今ニュースになってる緑谷が何処にいるか割り出せ」

 

適当にスマホを切りそのまま見知らぬベットに倒れ込む…くっさ!!外国って感じの匂いがする!

 

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 緑谷とロディが2人で旅をして2日目道端に親指を立てながら明らかにヒッチハイクしているシスターと呼ぶには少しばかり露出が多すぎる女性が立っていた

 

「デク!おいあれ見ろよ、エロイシスターがヒッチハイクしてるぞ!乗せてこうぜ!?」

「だ、駄目だよロディ!僕たち指名手配犯なんだよ?」

「酷いにゃぁ…知らない顔じゃないでしょ?緑谷君」

 

 いつの間にかシスターの姿が消え自分たちの車の後ろから声が聞こえる

誰よりも早く緑谷が反応し、後部座席をぶち破り神速の雷が紅い悪魔を殴りつけるッ!

 

「ギャー!待って待って!緑谷君!同じヴィラン仲間でしょ!?目的は同じなはずだって!」

「僕はヴィランじゃないッ!人も殺してないッ!時飛 紅音!ヴィラン連合のお前が何でこの国にいるんだ!」

「だから言ってるじゃん!私もヒューマライズをつぶしに来たんだって!協力しない?」

 

 喋りながらも激しい打撃の応酬、神速の拳が紅音の顔面を捉えそれをスタンドを纏わせた拳で受け止める

お返しとばかりのヤクザキックしかしそれを潜るようにかわしてお互いに目先に拳を突き付けあう

 

「……ヴィランの君は信用できない」

「ん~そうだな…腕一本か足一本。私は今この瞬間叩き折る、それでどう?私の方も情報無くてやばいんだよねぇ、ヒーローにも縋りたいぐらい」

「脚だ、君が一番厄介なのはその速度…信用してほしいなら折るんだ」

 

ちぇ!腕ならまだやりようがあったのに…まぁ…ちゃんとくっつくようにいい感じに折るか…

 

 キング・クリムゾンを発現させ脛辺りをそこそこ強めにチョップ!

頑丈な骨が枯れ木のようにへし折れるッ!当然激痛が走るが紅音は表情一つ変えずゲラゲラ笑う

 

「んじゃしばらくの間よろしくね?緑谷君?」

「…よろしく、時飛 紅音」

 

「えぇ…真顔で折れって言うデクと爆笑しながら折る女…こっわ」

 

ロディは割と引いていた

 




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