【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ 作:波音四季
ガンプラウォーズ モード:3on3 ステージ:アーモリーワン
プラントの軍事工廠アーモリーワン。『ガンダムSEED Destiny』で物語の始まりとなった場所だ。整然と並んだMS格納庫の1つのシャッターが突然吹き飛んだ。
ソフィ「なんであたしらが
レノア「文句を言わない。コンピューターが決めたんだから」
格納庫から出てきたのは、赤く塗装された『ガンダム・ルブリス・ファイヤーウル』と青く塗装された『ガンダム・ルブリス・ハイドロソーン』、そして『ウイングガンダム アブソルートゼロ』だ。
ソフィ「部長~、いつも通りあたしから仕掛けていい?」
陽彩「……却下」
ソフィ「えぇ!?なんでさ!」
陽彩「……アビスガードの戦術は、二人一組の連携……単機での突撃は……自殺行為だ」
淡々と述べる陽彩。先ほどまでとは打って変わって、口数が少なく、静かになっている。
ノレア「では、私とソフィで分断します」
陽彩「了承……任務、アビスガード姉妹の分断……及び各個撃破……」
ノレア「了解」
ソフィ「りょ~解!…なんで部長って、ガンプラウォーズやるとあんな風に口数少なくなるんだろ?」
ノレア「さぁ?私はこっちの方がうるさくなくて良いけど」
一方、港に停泊していたミネルバからアメリアの『デスティニーガンダムSpecⅡ』、フワワの『フワワガンダム』、モココの『モコゴゥ』が飛び出す。
「アメリア専用 デスティニーガンダムSpecⅡ」
「RGディスティニーガンダム」をベースに改造したオリジナル機体。新のSpecⅡやゼウスシルエットの発売決定を気にレシピを貰い、作成している。
新のデスティニーと同じくデティールを細かく作りこみ、関節部分にはシルバーメッキにして、カラーリングは自身に合わせ、青の部分をパールゴールド、胴体赤や黒い翼の部分をライトブラック、白の所をライトブラウンで塗装して自分専用機に仕上げている。
シールはほとんど使わず、手書きで出来る部分は手書きにして、ビームエフェクトにも塗装を施して出力を上昇している。
武装はオリジナルと同じだが、ライフルはGE製のビームアサルトライフルを装備。通常のビームライフルと同じ単発撃ちのシングルモード、連射できるバーストモードを切り替えられる。尚、ハンドガン装備を考えたが断念している。
アメリアは「アラタの思いと共に込めた自慢の一作」という位に高い再現度を誇っている。
「フワワガンダム」
『機動戦士ガンダムSEED Destiny』に登場した「ガイアガンダム」を改造したフワワのオリジナルガンプラ。カラーリングはフワワをイメージした薄い青色に変更されている他、各部位にはモコゴゥとの合体ギミックが施されている。
「モコゴゥ」
『機動戦士ガンダムSEED』に登場した「ラゴゥ」を改造したモココのオリジナルガンプラ。カラーリングはモココをイメージしたピンク色に変更されている他、各部位にはフワワガンダムとの合体ギミックが施されている。
アメリア「都々からの情報だと、陽彩はプラチナ5,あとの2人はゴールド5らしいわ。陽彩は私がやるから、フワモコは連携して2人を倒して」
フワワ「分かりました!よおし、モコちゃん!」
モココ「うん!最初から全力でいくよ!」
フワモコ「「二人で一人!魔犬が―COUTION!! COUTION!!―ッ!?」」
合体しようとしていたフワワとモココは突然の警告に慌てて離れる。直後、2機の間をビームが通り抜けた。
ソフィ「アハハ!避けてくれなかったらどうしようって思ったけど、心配なかったね!!」
ファイヤーウルはフェーズドアレイキャノンを収納すると、モコゴゥに向けてダブルガトリングを乱射する。モコゴゥは建物の陰を移動しながら回避するが、火炎弾を使用している為命中した箇所から発火し辺りが炎に包まれる。
フワワ「モコちゃん!」
フワワガンダムがサーベルを引き抜いて救援に向かおうとするのを、ハイドロソーンが阻む。
フワワ「邪魔しないで!」
ノレア「そうはいきません」
ハイドロソーンがスラスター全開でフワワガンダムを押し出すと、そのまま自分諸共水中に飛びこんだ。
フワワ「す、水中に!?」
ノレア「地形ごと分断すれば、合体は出来ないでしょう」
ハイドロソーンはGE製コンバットショットガンを至近距離で連射する。装填されている水中弾は実弾なので、VPS装甲のフワワガンダムに効果はない。だが、PS装甲は水圧でも時間経過で削れていく。フォビドゥンのようにゲシュマイディッヒ・パンツァーと併せていれば大丈夫なのだが、VPSのみしかも陸戦特化のガイアガンダムがベースでは、水圧に長く耐えることは出来ない。水中弾と水圧による二重攻撃でさらにエネルギーが削れていく。
フワワ「このままじゃマズイ!」
フワワガンダムは持ち前の脚力を活かした蹴りで拘束を振り払って距離を取ると、ビームライフルを撃つ。だが、ハイドロソーンに届く前に霧散してしまう。
フワワ「そうか!水中だから!」
ノレア「水中にいる限り、貴女にソーンは倒せませんよ」
一方、アメリアのデスティニーは陽彩のアブソルートゼロと斬り合っていた。
アメリア「フワモコを分断して合体を封じるとは、貴方の部下なかなかやるわね」
陽彩「……」
アメリア「それともアレは貴方の作戦かしら?」
陽彩「……」
アメリア「…き、急に無口になったわね?」
陽彩「よく言われる……」
筐体の外でも…。
るり「誰ですかアレ!?」
エリス『間違いなく陽彩だよ』
都々「いやいや!別人すぎでしょ!」
スミレ「初めてだとビックリしますよね。陽彩さんはガンプラウォーズをやると、物凄く口数が減るんです」
エリス『巷でよく聞く「
るり「GWS?」
エリス『そうそう。ガンプラウォーズプレイヤーの極わずかに見られる症状だよ。症状と言っても、プレイ前とプレイ中で性格が変わるって以外特に害はないんだけどね』
当シリーズで度々登場してきたガンプラウォーズをプレイすると性格が変わる者達、彼らこそ『Gunpla Wars
ただし、陽彩を見てもらえば分かるように全員が全員テラや愛斗みたいに攻撃的になるというわけではない。
ソフィ「ほらほらぁ!隠れてるだけじゃウルには勝てないよ!」
ファイヤーウルのダブルガトリングから放たれた火炎弾がモコゴゥの隠れている建物を焼き尽くす。モコゴゥは建物の陰を移動しながら反撃の隙を窺う。いつの間にか工廠施設は火の海に包まれていた。ソフィはファイヤーウルを空中から降ろすと、索敵を行う。
ソフィ「やっべ、調子に乗って撃ちすぎたかな?」
直後、炎の中からモコゴゥが飛び出し、ファイヤーウルに体当たりを仕掛けた。
ソフィ「うぐっ!?」
モココ「こんな炎じゃ、モココは止められないよ!」
再び突進攻撃を行うが、相手は重量級のルブリス・ウルだ。あっさりと受け止められてしまう。
モココ「んあ!?」
ソフィ「おりゃあああああ!!」
ファイヤーウルはモコゴゥを持ち上げると、まるで力士のように高々と投げ飛ばした。
モココ「あれ~~~~~~~っ!」
バシャーーーーーン!!
モコゴゥはそのまま港湾に落ち、沈んでいった。
ソフィ「どーよ!ファイヤーウルのパワーは!」
ノレア『バカソフィ!折角分断したのに何やってんの!?』
ソフィ「へ?……あ“…」
ソフィは自分のやらかしに気付いたが、時すでに遅し。水しぶきを上げながらピンクの装甲を纏ったフワワガンダムが飛び出した。
フワモコ「「完成!フワモコガンダムッ!!」」
『フワモコガンダム』
フワワのフワワガンダムにモココのモコゴゥがアーマーとなって合体した機体。スピードは若干遅くなるが、攻撃と防御が数倍に跳ね上がる。また、この時のメイン操縦はフワワになる。
飛び出した勢いのままにファイヤーウルに組み付く。
モココ「これでパワーは互角だぞ!」
ソフィ「なんのこれしきぃ~~~~!!」
そこへハイドロソーンが参戦し、ビームディフューズガンを拡散モードで発射する。着弾する直前に2機はその場を離れた為被弾はない。
ソフィ「ちょっとノレア!味方ごと撃たないでよ!?」
ノレア「さっきの制裁。避けたからもう1発撃つ」
ソフィ「うぇ!?」
2人がコントしている隙にフワワガンダムは分離、今度はフワワガンダムがMA形態に変形し、その状態でモコゴゥがアーマーとなって合体していく。
フワモコ「「完成!フワモコゴゥッ!!」」
「フワモコゴゥ」
MA形態に変形したフワワガンダムとモコゴゥが合体した機体。機動性が増し、装甲面も充分な防御力を誇る。この形態の時はモココがメインで操縦する。
モココ「2人纏めてモココが相手だ!」
ソフィ「ノレア!こっちもアレやるよ!」
ノレア「却下」
ソフィ「はぁ!?なんで?」
ノレア「数で圧倒した方がいい。スキルを使う」
ソフィ「え~!ノレアはロマンってものが分かってないなぁ」
ノレア「スキル『杖運ぶ魔女』!」
ソフィ「聞いてないし!もう、分かったよ!スキル『杖運ぶ魔女』!」
2人がスキル発動を宣言すると、格納庫のシャッターを破壊して合計6体のガンヴォルヴァが出現する。
〇スキル『杖運ぶ魔女』
GAND-ARMS搭載機体のみ使用可能。フィールドにガンヴォルヴァ3体を召喚する。ガンヴォルヴァはそれぞれオートで動くが、時間経過とともにスキル使用機体のステータスが低下する。
フワワ「ガンヴォルヴァ!?」
ノレア「そっちが二人で一人なら、こちらは8機でお相手します」
ソフィ「暴れろ!ガンヴォルヴァ!」
アブソルートゼロのハイパーカレトヴルッフをアロンダイトで受け止めるデスティニー。だが、徐々に刀身が氷結していくのを見て、距離を取る。
アメリア「刀身が冷気を帯びてる…みしろの氷護と同じ武器か」
陽彩「……ん?」
陽彩が少し離れたところでガンヴォルヴァが出現したのを見つける。
陽彩「……合体を許したか……僚機へ通達……任務変更……プランBへ移行する」
ノレア『了解』
ソフィ『りょ~解!』
アブソルートゼロはバードモードへと変形すると急速離脱を行う。
アメリア「逃がすか!」
ノレア「行くよ、ソフィ」
ソフィ「ガンヴォルヴァ、あとよろしく~!」
モココ「逃げるなぁー!」
2体のガンヴォルヴァがフワモコゴゥの行く手を阻むが、アッサリと斬り捨てられる。フワモコガンダムに戻ると、逃げた2体を追跡する。
陽彩「……ターゲット、ロックオン……」
アブソルートゼロのツインバスターライフルから放たれたビームがコロニーの外壁を灼く。
陽彩「ソフィ……ノレア……」
ソフィ「任せてよ、部長!」
ノレア「フェーズドアレイキャノン、発射…!」
ファイヤーウルとハイドロソーンのフェーズドアレイキャノンのビームが融解していた外壁を完全に貫いたプラント内の空気が宇宙に流れ出て、それに乗って3機が宇宙空間に出る。
フワワ「逃がさない!」
アメリア「フワモコ待って!」
フワモコガンダムが宇宙空間に飛び出すと、ファイヤーウルがビームガトリングを構えて待っていた。無数のビーム弾を辛うじてシールドで防御しながら後退すると、フワモコゴゥに変形して外壁を走ろうとするが。
モココ「は、走りにくい~!」
曲面のプラントで尚且つ無重力空間ではガイアガンダムのMA形態をうまく活用できない。アニメではデブリを足場にして無理やり走っていたが、あれはステラだから出来た事だ。
アメリア「フワモコ!」
デスティニーも飛び出してくるが、ハイドロソーンのビームディフューズガンとガンヴォルヴァのビームカービンで思うように動けない。
陽彩「……僚機へ通達……回避行動を優先せよ……」
ツインバスターライフルの攻撃がコロニーに直撃し、爆発が起こる。事前の通達で味方機は退避していたが、それを見たアメリアとフワモコも退避していた為ダメージはなかった。
アメリア「やるわね」
フワワ「アメ先輩、数が多すぎます」
アメリア「ミラージュディバイドで一気に片付けるわ」
陽彩「ソフィ、ノレア……弾幕を張れ……俺が切り込む……」
ソフィ・ノレア「「了解!」」
2体のガンヴォルヴァが前に出てビームカービンを構える。
―ドガッ!― ―ドガガッ!!―
全員「!?」
突然どこからともなく現れた銀色の剣がガンヴォルヴァに突き刺さった。さらにガシャッガシャッと音を立てながら銀色の水晶がガンヴォルヴァを包み込む。
アメリア「な、何?」
上方を見ると、背中に翼のような触手が生えたダブルオークアンタが高濃度のGN粒子を纏いながら浮遊している。
陽彩「ELSクアンタ……」
ガンヴォルヴァを包み込んでいた銀水晶が変質し、元のガンヴォルヴァの形に戻る。否、完全に元の形ではない。ツインアイがモノアイになっており、シェルユニットが消失している。
ノレア「?」
モノアイが光ると、ハイドロソーンに向けてビームカービンを乱射し始めた。
レノア「っ!?ガンヴォルヴァを奪われた!?」
ELSクアンタは右腕のソードを振り上げる。
[エリス…スミレ…]
求める者達を呼び寄せるために、『it』は彼女らの仲間たちに切り掛かった。
『ELSクアンタЯ』
元はクロが作製した機体。一次予選用機体のプログラムに保管されていたガンプラにスミレ達と戦ったЯの残滓が憑りついた機体。このЯは他のЯによって破壊され、Яとしての能力の大半を喪失している為、Яフィールドの形成や他のЯ機体の生成は出来なくなっている。その代わりにELSクアンタの能力をアップデートしている。ELSソードビットによる侵食で敵機や武装を同化して奪取したり、ELSクアンタ特有の武器を生み出すことが出来る。また、同化した機体はELSソードビット同士を同化させ合うことで増殖させることが出来る。外見は従来のЯ機体と異なり、元のELSクアンタのままとなっている。
『ELSガンヴォルヴァ』
ガンヴォルヴァがELSクアンタの同化攻撃でELS化した機体。ツインアイがモノアイに変わり、シェルユニットが消失している。手持ちの武器は同化前と同じだが、威力が向上している。
ELSクアンタは一次予選の「フォーカスミッション『未確認の機体……?』」の機体です。本家様の方では、タイミングが無くて出せなかったとのことなので、こちらで使わせて頂きました。
神楽様、ありがとうございます!
次回は、突如乱入してきたELSクアンタ。さらにELSガンヴォルヴァを増殖させて6人に襲い掛かる。本物のELSのような同化攻撃に苦戦する6人、そしてついにアメリアのデスティニーが侵食され、Яの影響を受けてしまう。そこへスミレ、大和、そして拓哉が新たな力を手に救援に駆けつける。