【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ 作:波音四季
Hololive justiceが遂にデビューしましたね。今のところの印象は、
エリザベス…声真似&歌うまお姉さん
ジジ…ゲーマー元気っ娘
セシリア…マルチリンガル・ヴァイオリニスト
ラオーラ…ピザ好きお姉さん
また面白い新人さん達が来ましたね。GCPDとしての登場はだいぶ先になるでしょうが、いつか登場させたいですね。本家様の方が先になるかな?
イベント会場
会場内は多くの人でごった返している。プラモバトラーズは、現在ではホロライトで稼働している物を除くと、日本には数えるほどしかない。理由としては、購入費用やメンテナンス費、電気代にネット代といった金銭的な問題もあるが、一番の問題はスペースだ。すでにガンプラウォーズを設置している店舗はプラモバトラーズを設置できるスペースがなく、広いスペースを確保できる大きな商業施設くらいしか設置できないのが現状であった。
ぽぷら「すごい人だね」
新「知らなかったけど、今日イベントがある事は結構前から告知してたみたいだな」
各所に設置されたモニターには、プレイ中のバトルの様子が映し出されている。
新「お、あれは」
新が目を付けたモニターでは、2本の刀を持った白い鬼のようなロボットがガンダムダンタリオンとバトルしている。
新「あれラインバレルだ!あっちはブラックサレナ!おぉ!エヴァも使えるんだ!」
ぽぷら(ぜ、全然分かんない)
新「あ、ごめん、はしゃぎ過ぎた。ゲームで見たのばかりだったから、つい」
ぽぷら「ううん、気にしないで。それより、どこに行く?」
イベント会場は複数のブースに分かれている。ミリタリーブースでは30MMや30MSによるチームデスマッチが行われており、ロボットブースでは様々なロボット達が鎬を削っている。アスリートブースはS.H.Figuartsによる運動会が開かれており、コンテストブースでは美プラによるコンテストやファッションショー、勿論ガンプラブースも存在する。
新「そうだな、どこか面白そうな場所は…ん?」
築「デュエルブースいかがですか~…て、おや?誰かと思えば、新じゃないか」
新「社さん?どうしてここに?」
築「手伝いさ。俺はプラモバトラーズ開発チームのスタッフでもあるからな。新は…」
新の隣に立つぽぷらを見てすぐに察する。
築「なるほど、デートの途中で立ち寄った感じか」
新「え?えぇ、まぁ、はい」
ぽぷら「///」
築「ハッハッハッ!若いっていいなぁ!どうだ?デュエルブース、やってく?」
ぽぷら「ここは何をする所なんです?」
築「その名の通り、決闘つまり1対1のバトルがメインだ。こちらが用意したCPUに3連勝すると、景品が貰えるんだ」
築が指さした先にはガンプラや美プラなど様々なプラモが陳列されている。
新「あ!」
ぽぷら「ど、どうしたの?」
新「あ、いや、何でもない!社さん、俺やります!」
築「よし。だが、気を付けろよ?景品は良い物ばかりだが、対戦相手もそれに相応しい難易度にしてるからな。未だに3連勝した奴はいないくらいだ」
新「なら俺が最初の1人目になってやりますよ!」
ぽぷら「新君、頑張って!」
美明「何話してるのかしら?全然聞こえない」
蘭「ふむ、30MSって前から気になってたのよねぇ。そろそろ始めてみようかしら?」
大和(女)「怜、見て見て!衣装違いのトウカイテイオーがレースしてる!こんなのゲームやアニメでも見られないよ!」
怜「プラモバトラーズが広まれば、誰もが思い描いた夢の対戦カードが実現出来るでしょうね。おぉ、電王とウルトラマンタロウがバトルしている」
大和(女)「怜~、一緒に写真撮ろ?」
怜「構いませんよ。そうだ、さっき撮った写真を奏に送っておこう」
蘭「え?ボディパーツってこんなにあるの?ヘアスタイルも?奥が深そう」
美明「んもう!この人たちは!」
蘭「美明、この子可愛くない?」
美明「どれですか?…あ、可愛いかも」
プラモバトラーズ
Game Mode:1on1
Field:Standard
Player:Asuka Arata
―DIVE START―
新「これが、プラモバトラーズ」
築『聞こえるか新?始める前に軽く説明だけしておくぞ』
新「大体分かりますよ。腕や脚を動かしたら、プラモも同じように動くんでしょ?」
築『そうだ。だが、必殺技なんかを使う時にはイメージしないと発動しないんだ。だからそういう時は、言葉にするといいぞ』
新「分かりました!早速始めてください!」
築『おう!健闘を祈ってるぜ!』
新「さぁ、何が来る?どんな奴が相手でも、フェイトデスティニーと俺ならやれる!」
その時、フィールドが闇に包まれたかと思うと、赤々と燃える炎に照らされた儀式台が現れる。台座には剣と盾が置かれ、神秘的な雰囲気を醸し出している。どこからか声が聞こえてきた。
≪1つの魂は光を誘い、1つの魂は闇を導く!やがて光と闇の魂は、
魔法陣が出現し、台座が飲み込まれると、そこから青紫と金の鎧を纏い、剣と盾を持った戦士が現れた。そして、フィールドも光と闇が交錯する不思議な空間―
Field:Standard➡
ぽぷら「社さん、あれは?」
築「『カオス・ソルジャー』、遊戯王に登場するデュエルモンスターさ」
『Figure-rise Standard Amplifiedカオス・ソルジャー』
『遊戯王』に登場するデュエルモンスター『カオス・ソルジャー』のプラモデル。カードゲームでは、儀式魔法『カオスの儀式』等によって召喚できる。外見は複雑そうに見えるが、初心者でもかなり組みやすく、塗装無しで自然な仕上がりとなっている。因みに原作漫画とは異なり、アレンジが加わっている。
―ROUND1 FIGHT!―
新「よおし、いくぞ!」
フェイトデスティニーはアロンダイトを抜き出し、カオス・ソルジャーと斬り結ぶ。
新「く、ぐぅぅ!」
「…」
カオス・ソルジャーはフェイトデスティニーを斬り払うと、シールドアタックでよろめかせる。その隙を突いて斬撃を繰り出した。
―ザシュ!―
新「っ!?VPSが効いてない!?」
様々なプラモデルとバトルできるという仕様上、一部のプラモが持つ特殊能力はオミットされたり、弱体化されたりしている。仮面ライダーカブトのクロックアップやエヴァのATフィールド、VPS装甲も例外ではない。
新は斬撃をウェポンバインダーを盾にして防御しつつ、長射程ビーム砲を放つ。だが、赤色の光線はカオス・ソルジャーの盾によって無効化されてしまう。ウェポンバインダーに収納されている聖剣ドラグーンの1つ『カリバーン』を引き抜くと、アロンダイトと共に構える。
新「60秒しか使えないけど、出し惜しみしてたら負ける。フェイト、力を貸してくれ!スキル『運命の円卓』!」
〇スキル「運命の円卓」
ガンプラのエネルギーの流れを加速させ、機体スペックを極限まで高める。使用可能時間は1回の出撃につき60秒まで。スキル発動中は手に持っている聖剣ドラグーンの固有効果が発動する。
―Round Table of Destiny―
フェイトデスティニーのウィングユニットから光の翼が噴き出し、機体が青い光に包まれる。
新「うおおおお!!」
カオス・ソルジャーは盾でアロンダイトとカリバーンを受け止めるが、フェイトデスティニーは回転斬りで斬撃を連続で叩き込む。
―バキン!―
「!?」
遂に盾が破壊された。カオス・ソルジャーは剣を振るうが、ビームシールドで防御し、ガラ空きになったボディへカリバーンを突き刺した。
―ROUND1 YOU WIN―
ぽぷら「やった!新君の勝ちだ!」
築「まだまだ。ここからが大変だぞ」
混沌の場が消失し、優しくも力強さを感じさせる白い光に包まれた霊堂へ変化する。
Field: Gateway to Chaos➡
新「『光の霊堂』?なんだここ?」
霊堂の中央の台座にはドラゴンの彫像が置かれている。その彫像が突如光り輝き出した。
≪俺のプライド、そして俺の魂、
台座が光の中に消失し、青い眼の白いドラゴンが現れた。
―ギャオオオオオオオン!!!―
新「ぶ、ブルーアイズ!?」
『Figure-rise Standard Amplified 青眼の白龍』
『遊戯王』に登場する『青眼の白龍』というデュエルモンスターのプラモデル。アニメや漫画では、シリーズを通して伝説のカードの1枚とされている。カードゲームでは『青眼』の名を持つ様々なモンスターやサポートカードが登場している。
―ROUND2 FIGHT!―
ブルーアイズの口から放たれた光弾を回避すると、ウェポンバインダーを広げ、収納していた聖剣ドラグーンを飛ばす。だが、聖剣はブルーアイズの外皮に傷一つ付けられずに弾き飛ばされる。
新「なんて硬さ!」
加速して光弾から逃れるが、尻尾に殴り飛ばされる。
新「モンハンやってんじゃねーんだぞ!」
≪滅びの、
新「こんのォー!!」
ブルーアイズから放たれた青い光線とフェイトが発射した赤いビームがぶつかり合い、大爆発が起こる。
新「うおおおおおお!!デスティニー、フィンガァァァァ!!」
爆煙の中から飛び出したフェイトがブルーアイズの頭部を掴む。
新「フェェェイト、エンドォ!!」
フェイトの掌からエネルギーを受け、ブルーアイズは爆散した。
―ROUND2 YOU WIN―
新「よし!次はどいつだ!?」
Field: Mausoleum of White➡Standard
≪石版に封印されし聖五体を解き放ち、守護の力を与えよ!いでよ、我が古の精霊、 エクゾディア!≫
光の霊堂が消え失せるや否や巨大な右腕、左腕、右脚、左脚が出現する。さらに出現した胴体に四肢が接続され、フェイトの倍の全長を持つ巨人『エクゾディア』の姿を創り出した。
『Figure-rise Standard Amplified 召喚神エクゾディア』
『遊戯王』に登場するデュエルモンスター。よく話題に上がる『封印されしエクゾディア』とは同一の存在であるが、カードとしては全く別物。『封印されし』の方は5枚集めると無条件で勝利できるが、『召喚神』は『封印されし』をサポートする効果を持っている。
―ROUND3 FIGHT!―
―ゴォオオオオオオオオオ!!―
エクゾディアは右手に炎を纏い振り上げる。
新「スキル!『運命の円卓』!!」
―Round Table of Destiny―
フェイトの右掌に光が収束し、光の翼を広げてエクゾディアに突撃する。そして…
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!
フェイトはアッサリ圧し負け、エクゾディアの拳に潰されて撃破された。
―YOU LOSE―
築「いやぁ~惜しかった。最後のエクゾはパワーでゴリ押そうとすると上手くいかないんだよなぁ。新~、大丈夫か?」
―ガラッ―
新「きゅ~~~」
扉を開けると、新は目を回してひっくり返っていた。
築「め、目回してる…」
ぽぷら「新君!?大丈夫!?」
大和(女)「大丈夫?手伝うよ」
ぽぷら「ありがとうございます!」
2人に支えられて新はベンチに寝かされた。
ぽぷら「すみません。助かりました」
大和(女)「いいんですよ。じゃあ、私はこれで」
新「う~ん…はっ!」
ぽぷら「新君、大丈夫?」
新「あ、え?負けたのか?」
ぽぷら「うん…」
新「そっか…」
ガックリと肩を落とす新。
ぽぷら「そんなに欲しい物があったの?」
新「…RGデスティニーのチタニウムフィニッシュがあったんだ」
ぽぷら「それが欲しかったの?」
新「そうじゃなくて、ぽぷらにプレゼントしたかったんだ。そんで一緒に作れればな~って思ってたんだけど…カッコ悪いよな、俺」
ぽぷら「そんなことないよ!凄くカッコ良かったよ!」
美明「先輩、どうでしたか?」
大和(女)「新、目回してたよ」
美明「いや、そういうのじゃなくて」
「おや、君達」
金髪にスーツの男性が声を掛けてきた。
怜「江村店長?」
蘭「『ブルーコスモ』の店長」
声を掛けてきたのは、新達御用達のプラモショップ『ブルーコスモ』の店長江村充だった。
充「ここで会うと奇遇ですね。君達も体験に来た口ですか?」
怜「えぇ。店長もですか?」
充「はい。うちの店を拡張してプラモバトラーズを設置しようと考えてましてね。下見ついでにプレイしに来たんです」
持っていたアタッシュケースを見せる。
美明「店長さん、バトルできるんですか?」
充「疑うなら、見ているといいですよ」
そう言いながら、充はデュエルブースへ向かった。
プラモバトラーズ
カオス・ソルジャーと相対するのは充が操る胸部にライオンの顔を持つ白いロボットだ。
充「ファイナル、フュウウウウウジョオオオオオオン!!!」
どこからか現れたドリル戦車、ステルス戦闘機、500系新幹線が次々と装着されていき、やがて黒いロボットへと姿を変えた。
充「ガオッ!ガイッ!ガアアアアア!!」
『RGガオガイガー』
『勇者王ガオガイガー』に登場する主役ロボ。ギャレオンと呼ばれるメカライオンが変形したガイガーを中心にドリルガオー、ステルスガオー、ライナーガオーが合体した姿。ゾンダーと呼ばれる生命体から地球を護る為に、防衛組織GGGと共に戦った勇者王である。
充「ブロウクンマグナアアアム!」
ガオガイガーの右腕がロケットパンチの如く発射され、カオス・ソルジャーの盾を一撃で破壊する。
充「ディバイディングドライバアアアアア!!」
左腕に装着されたマイナスドライバーのようなオプションパーツ「ディバイディングドライバー」が
充「プロテクトシェード!」
ブルーアイズの滅びの
充「ヘル!アンド!ヘブン!」
両手を組んでブルーアイズに構える。
充「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ…フゥン!」
そのままブルーアイズに突撃し、粉々に粉砕してしまった。
充「ゴルディオン!ハンマアアアアア!!」
ゴルディオンハンマーを装備したガオガイガーはエクゾディアの頭上に飛び上がる。
充「ウオオオオオオオオオオ!!!光に、なれええええええええええ!!!」
ゴルディオンハンマーを受けたエクゾディアは、その身体を光に変えながら消滅した。
―ROUND3 YOU WIN―
大和(女)「…凄い」
蘭「江村店長ってあんなキャラだったの?」
怜「いや、違うはずなんですけど…」
美明「…あれ?新達は?」
観覧車
日は既に西に傾き、夕方となっている。新とぽぷらは並んで座っていた。
新「…」
ぽぷら「今日は楽しかったね?」
新「うん。大会前のいい息抜きになったよ。誘ってくれてありがとな」
ぽぷら「どういたしまして」
しばらく無言の時間が流れる。
ぽぷら「大会の方はどうなの?」
新「次の小豆学園に勝てばベスト4確定だ。その後2回勝てば、2連覇達成。負けられない、負けるわけにはいかない!風音のエースとして、ガンダリウムキラーとして、俺が皆を優勝に導く!」
新は自身の右手をグッと握り締める。すると、その拳をぽぷらの手が優しく包み込む。
ぽぷら「無理はしちゃダメだよ?1人で背負いすぎないで、ツライ事があったら私も力になるから、何でも話してね?」
新「ぽぷら…ありがとう」
再び無言の時間が流れるが、お互いに見つめ合っている為気まずさはない。新は拳を解いてぽぷらの手を握る。
新(あぁ、そうか。俺、この子のことが…)
観覧車を降りた2人は手を繋いで出口へ向かう。もうすでにお互いの心の内は分かり切っているのだが、それを言葉に出すことはない。全国大会という大舞台を控えた新は、その想いを口にすべき時が今ではないと考えており、ぽぷらもそれを分かっているので、自らの想いを口にはしない。だが、握りしめられた手が2人の想いを表していることは、お互いにしっかりと理解していた。
仲睦まじく歩いていく新とぽぷらを陰から見つめている美明。自身の胸の奥に感じた痛みの理由を理解しつつも、踏み出すことは出来なかった。
オマケ
奏「怜さん!!」
怜「な、なんだ?」
奏「この女の人誰!?」
遊園地で大和(女)と撮影したツーショット写真を見せる奏。
怜(しまった…。紛らわしい写真まで送ってしまった)
奏「奏に黙って知らない女と付き合ってたの!?」
怜「違う。これは大和先輩だ」
奏「嘘つき!大和さん男でしょ!この人どう見ても女じゃない!」
怜の胸に顔をうずめながらポカポカと殴る…が、まったく痛くない。
怜(弱った。どうすれば…)
蘭「何?どうしたの?」
大和「怜?喧嘩?」
怜「丁度良かった。説明してやってください」
奏「嘘つき~!浮気者~!でも好き!」
大体の事情を察し、顔を見合わせる蘭と大和。無言で逃げ出そうとする大和の首根っこを掴むと、ピンクの液体が入った試験管を取り出す。
大和「いやだ!」
蘭「怜の為よ!我慢しなさい!」
バシャ
KABOOOOOOOM!!
大和(女)「気軽に女の子にしないでよ!」
怜「というわけなんだ」
奏「ゴンメね怜さ~ん」
怜「俺も疑われるような事をして悪かった」
イチャイチャ♡イチャイチャ♡
蘭「うんうん、雨降って地固まる。良かった良かった」
大和(女)「私は良くない!」
〇江村充
「ムルタ・アズラエル」のリ・イマジ。プラモショップ「ブルーコスモ」の店長。親の遺産を元手にプラモショップを始めたら、ガンプラウォーズの影響もあってかなり儲かっている。ガンプラは『Ez8』や『GAT-X系』などの地球連合系が好みだが、それ以上に『ガオガイガー』が大好き。
所謂中の人ネタ。勇者系は「ガオガイガー」と「マイトガイン」くらいしか分からない。「ブレイバーン」はお盆休みに見ようと思ってる。
次回は、彼氏の事で悩むノレア。悩みを払拭しようと、ソフィはガンプラバトルに誘う。そこで同じルブリス使いのサロメ、ソフィアと出会う。一方スミレとエリスは、クアンタЯとの戦いから作り出したダブルパイロットのガンプラを完成させるべく、フブキに勝負を挑む。