【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ 作:波音四季
当作で登場する予定は今のところないですが、本家様、外伝様では引き続き登場するとのことなので、そちらもどうぞよろしくお願いします。
Newホロライブ事務所前派出所兼GCPDホロライト支部
ノレア「戻りました」
ソフィ「戻りました~。あぢぃ~」
愛華「お疲れ様。何かありましたか?」
ノレア「特に何も」
ソフィ「お魚くわえたドラ猫を主婦が裸足で追っかけてたくらいです~。は~涼し~」
エアコンの前に陣取って涼風を一身に受けるソフィ。
ノレア「他の方達は?」
愛華「皆署に行ってます。スミレさんとエリスは、別件です」
ソフィ「別件て?」
愛華「さぁ、今は秘密だそうですよ」
ノレアは報告書を書き終えると、スマホを取り出して画像フォルダーを開く。
ラプラス「何見てんの?」
ノレア「っ!びっくりした」
ソフィ「あ、ホロライブのツノガキ」
ラプラス「ラプ様な!それ彼氏?」
ノレア「子供には関係ありません」
愛華「湯久巡査、そんな風に邪険にしてはいけません」
ラプラス「そうだぞ!」
愛華「『ラプちゃんにはまだ早いからね~』と諭すように言わないと」
ラプラス「おい!」
ノレア「……駿河部長、少し休憩させて頂きます」
ノレアは余程触れられたくないのか、上階の休憩室へ向かった。
ラプラス「吾輩、嫌な事言った?」
ソフィ「あ~、気悪くしないでね?ノレアの彼氏…今音信不通でさ」
ラプラス「音信不通?なんかあったんじゃねーの?」
ソフィ「そいつカメラマンなんだけど、仕事で大陸の方へ行ってからここ1ヶ月連絡がないんだよ」
ラプラス「それ、ぜってー大丈夫じゃねーだろ?」
愛華「大陸の方となると、探しに行くことも出来ませんね」
ソフィ「今までにも、ジャングルとか砂漠とか行って連絡取れない事は割とあったらしいけど、今回行った場所はそんなに極地じゃないらしいから余計に心配なんだよ」
ラプラス「どこへ行ったんだ?」
ソフィ「え~っと、どこって言ってたっけ?ら、ら、らん…そう!
休憩室
ノレア「…」
畳の床に横たわりながら、スマホに保存された写真をスライドしていく。
ノレア「ハァ…なんで連絡してこないんですか…あのバカ」
ホロプラ
勤務時間が終了したソフィとノレアはホロプラに来ていた。
ノレア「なんで態々?」
ソフィ「モヤモヤしたらガンプラバトルで払拭するのが一番でしょ?」
ノレア「それは貴方だからであって、私は別に」
ソフィ「いいからいいから!」
そういいながら予約ボードに手を伸ばすと、別の誰かの手に触れて思わず身を引く。見ると、銀髪のロングヘアーに帽子をかぶり、眼鏡を掛けた可愛らしい女性だ。
「あ、お先にどうぞ」
ソフィ「ありがと「待ちなさい」ぐぇ!?」
ノレアがソフィの首根っこを掴んで引き寄せる。
ノレア「この人の方が先だった。こっちが後」
ソフィ「え~!?お先にって言ってるんだからいいじゃん!」
そこへ淡い紫髪のお嬢様風の女性が足早にこちらへ向かってくる。
「ソフィア様~!お待たせしました~!」
ソフィア「サロメ先輩!」
ソフィ「はい?誰か呼んだ?」
ソフィア「え?」
ソフィ「え?」
サロメ「え?」
しばしの沈黙。
ソフィ「ノレア!この人にじさんじの壱百満天原サロメだよ!」
ノレア「あぁ、初配信で履歴書と胃カメラの画像見せ、にじさんじ最速で登録者100万人を達成した人ですね」
サロメ「まぁ!私の事をご存じでしたの?」
ノレア「この島で知らない方が珍しいと思います」
ソフィ「あ!じゃあそっちはIdiosのソフィア・ヴァレンタイン?」
ソフィア「正解です。サロメ先輩といると分かりますよね」
ソフィとノレアが偶然出会ったのは、にじさんじのアイドルにして玲二の妻でもある壱百満天原サロメと、彼女とユニットを組むIdiosの情報屋ソフィア・ヴァレンタインであった。
ノレア「なるほど、チーフが言ってた『情報屋ラビット』ですか」
ソフィア「っ!何故それを?」
ソフィ「おっと、自己紹介しないとね。GCPD所属の錬炉ソフィ」
ノレア「同じくGCPDの湯久ノレアです」
ソフィア「GCPDの人だったんですね。ローレン先輩達が話してるのを聞きました。水星の魔女の2人にそっくりな新人が来たって」
サロメ「先ほど反応されていたのは、お名前がソフィア様と似ていらっしゃるからなのですね?あら、でも警察の方がここにいらっしゃるという事は、何か事件が?」
ノレア「いえ、今はオフでソフィがガンプラバトルするって言うから付き合ってるだけです」
ソフィ「そうだ!サロメさんって、ウル使ってるでしょ?あたしのウルとバトルしてよ!」
ソフィがケースから『ガンダム・ルブリス・ファイヤーウル』を取り出す。
サロメ「まぁ!ソフィさんもウルを?同じウル使いとして、挑まれた勝負を受けないわけにはいきませんわ!」
サロメも自身の『ガンダム・ルブリス・ウル サロメカスタム』を取り出す。
ソフィア「という事は、ノレアさんはソーンですか?」
ノレア「えぇ、まぁ。そちらも?」
ソフィア「いえ、私はジウなんです。注文する時、ソーンと間違えちゃって」
ノレア「そ、そうですか」
何をどうしたらソーンとジウを間違えるのかノレアは疑問だったが、突っ込むのは止めておいた。
その頃
神羅城 テストプレイルーム
Game Mode:1on1
Field:Standard
Player1:Sasaki Fubuki
Player2:Sumire Sama
GWDWCの公式戦用に作られた特別エリア、ネットワーク内をモチーフとしたサイバー空間のようなステージで2機のガンプラが鎬を削っていた。
スミレ「速い!」
エリス『スピードならこっちだって!』
フブキ「スカイモード越えのスピード。でもその程度じゃ、フブキⅨには追いつけないよ!」
フブキの駆るフブキⅨに追従するのは、赤・青・白に金のラインが入ったエアリアルだ。
『フブキⅨガンダム』
フブキがレイラから貰い受けた白夜ガンダムⅡを参考に改造した『白上ガンダム』に白いキツネ型のアーマーを装着させた機体。機体の背部には九尾の狐の尾を模したマントを羽織っており、そのアーマーにはGNドライブが九個も仕込まれている。但し、あまりにもオーバースペックな性能になってしまった為に並のバトラーではまず扱う事すら出来ない。専用武器の銃剣『フブキバスターSNR QB-9』は実体剣ではあるがビームを纏いビームサーベルとしても扱え、更に銃弾も実弾とビーム弾と自在に切り替える事が可能である。
モチーフは仮面ライダーギーツの『ギーツⅨ』から。
『ガンダムエアリアル・グリッタートリガー』
『ガンダムエアリアルトリガートゥルース』をさらに発展させた機体。スミレとエリスがキャリバーントリガーを共同で使用したことから着想を得て、基本操縦をスミレ、サポートをエリスが行うダブルパイロットとなっている。スキル等のシステムやエスカッシャンの操作をエリスが担いスミレは操作に集中することで、理論上はガンダリウムランカーに匹敵する戦果を出せる。エアリアルの通常武装に加え、万能武器『ステファノ』を標準装備。またスキル発動で、トゥルーストリガーとキャリバーントリガーの2機係りでないと真価を発揮できなかったグリッター・ロッド・キャノンの最大出力を単機で出すことが出来る。
『グリッター』は英語のGlitterで『輝き』を意味する。
フブキⅨのフブキバスターをブレードモードのステファノで受け止めると、エスカッシャンで引き剝がしつつ、アローモードで追撃を行う。だが、フブキⅨのマントが前面に展開されて防御される。
エリス『オート防御!?エスカッシャン!』
スミレ「ステファノ、シザーモード!」
エリスの指示でエスカッシャンがオールレンジ攻撃を仕掛けるが、フブキⅨは回避しながら直撃コースのビームを的確にマントで防御する。
グリッタートリガーはステファノの刀身をハサミの様に開くと、フブキⅨに突撃を行う。しかし、それを見越していたフブキはステファノに挟み込まれる直前、先端を掴み逆折りにしてステファノを破壊してしまった。
スミレ「つ、強い」
エリス『ガンダリウムランカー複数人で挑んで、漸く互角に持ち込めるって聞いた時はまさかと思ったけど、間違いじゃなかったね』
フブキ「はい!この白上ガンダムとフブキⅨガンダムには、沢山の人の想いが込められているんです」
フブキ(この想いを胸に私はもっと強くなる!もう闇に堕ちたりしない!)
エリス『想いか。AIの僕が言うのも変だけど、想いなら僕達だって負けてないよ』
スミレ「うん!私とエリスには生まれた時からの絆がある!このエアリアルも、トリガー、ダーク、トゥルースと沢山戦い抜いてきた」
エリス『見せてやろうじゃないか、僕らの集大成を!』
スミレ「いくよ、エリス!」
エリス・スミレ『「スキル!『エタニティ・グリッター』!!」』
〇スキル「エタニティ・グリッター」
パーメットスコアを極限まで引き上げ、機体性能を500%向上させる。自律型人工知能とのダブルパイロットでなければ、発動できない。
スキル発動と同時に、グリッタートリガーのシェルユニットが金色に輝く。それに反応してレゾナンス・フェイズシフトが朱・金・銀のトリコロールカラーへと変化する。
フブキ「す、凄いエネルギー!これがスミレさんの…ううん、2人の絆の力!なら、私も本気で相手になります!スキル!『ダイナマイトブースト……ん?」
黄金の輝きを放っているグリッタートリガーが突然悶え苦しみ始めた。
フブキ「何?」
スミレ「エリス?どうしたの!?」
エリス『システムが、オーバー、ロードして、制御、でき、ない』
サイバー空間を漂っていたエスカッシャンが突如、メチャクチャに攻撃を始めた。
スミレ「止めてエアリアル!エリス!」
エリス『なんだ、これ、止まら、ない』
グリッタートリガーを取り巻く黄金の輝きは一向に収まらない。それどころかどんどん強くなっていく。さらに、ビームライフルにエスカッシャンが接続される。
フブキ「っ!?」
エリス『ゼ、ペリ、オン、ブラ、スター』
スミレ「止まれえええええ!!」
―ガシャン!―
ゼペリオンブラスターが発射される直前、何かが落ちる音と共に筐体内が暗黒に包まれた。
数分後
エリス『やれやれ、死ぬかと思ったよ』
キャリバーントリガーに戻ったエリスはミニチュアの椅子にもたれかかった。
玲二「警視、何か分かりましたか?」
アルベルト「先程のグリッタートリガーの機体ステータスをグラフにしてみました。ご覧ください」
モニターに映ったグラフは横這いに一定の数値を保っている。それがある時点を境に急激に上昇し始めた。
アルベルト「この線が上昇を始めた位置がスキル発動の瞬間です。本来ならこの数値の5倍の数値付近で打ち止めになるはずが、その位置を過ぎても上昇を続けており、強制停止の時点で想定の倍つまりスキル発動前の10倍のステータスになっています」
フブキⅨとグリッタートリガーのバトルを観察していた玲二とアルベルトは、スキルを発動したグリッタートリガーの挙動がおかしくなってしまった為、急いで強制停止を掛けたのだ。
スミレ「理由は何なんでしょう?」
アルベルト「僕の推測では、トリガーに宿した神羅の力が原因ではないかと思われます」
そう言うとアルベルトは、スカウター型のモノクルメガネをクイッと上げる。
アルベルト「狭間巡査部長が初めてЯと戦う前、当時の派出所メンバーのガンプラに神羅の力を与えましたね、佐々木市長?」
玲二「あぁ、そうだが?」
アルベルト「その後、エアリアルトリガーЯによってエリスが破壊され、一時的にЯの一部になっていました。戻って来たエリスにはЯと融合していたころの名残があったと思うが、どうだね?」
エリス『うん。この前ELSクアンタが現れた時、Яの気配を感じ取ることが出来たからそれは間違いないと思う』
アルベルト「市長によると神羅とЯは相反するものであり、同時に取り込むことは出来ません。しかし、今のグリッタートリガーは、神羅の力を宿した器の中に極僅かなЯの力が存在する状態となっています。例えるなら、『ジュースを1滴垂らしたコップに、水をいっぱいまで注いだ状態』です」
スミレ「それがさっきの暴走とどんな関係が?」
アルベルト「スキル『エタニティ・グリッター』は、パーメットスコアを極限まで高めて機体のスペックを引き上げる物です。スキルはシステム、つまりエリスによって発動されます。エリスに残留していたЯの力がスキルの影響を受けて肥大化、神羅の力と反発し合った結果、あの暴走に繋がったのではないかと私は考えています」
フブキ「でもおかしいですよ。さっきのトリガーからは光が溢れ出ていました。これは反発というより、反応してエネルギーが発生していると考えられませんか?」
アルベルト「確かに、2つの力が融合してエネルギーを生み出し続けたと考えれば辻褄は合いますが、そんなことあり得るのでしょうか?」
玲二「……」
あり得ない話ではない。真魔神となった玲二は神羅の力とЯの元である無呪羅の力の両方を宿している。だが、それは次元を超えた想いが起こした奇跡の力であって、簡単に手に入れることは出来ない。
玲二(考えられるのは、スミレとエリスの絆。2人がこれまで紡いできた絆が、疑似的に真魔神の力を再現したのかもしれない)
エリス『まぁ、兎に角、何か対策を考えないとこのままじゃ使えないよ?』
アルベルト「大丈夫。我に新装備有り!」
タブレットを開くと、武器の設計図のようだ。
アルベルト「『ステファノ』とは別で設計していた武装だ。これをスキルの制御装置に出来ないか試してみよう。市長、ご協力をお願い出来ますか?」
玲二「勿論だ」
スミレ「お二人とも、よろしくお願いします!」
―~♪―(着信音:ビビデバ)
玲二「失礼、もしもし?……そうか、分かった」
フブキ「レイくん、今のは?」
玲二「全国大会のベスト4が決定した」
フブキ「ベスト4、どの高校が?」
玲二「実の後輩がいる『ユニオン大学附属高校』、三日月達の『鉄火工業高校』、かなたの後輩達がいる『天界学園』そして…」
フブキ「そして?」
玲二「風音高校」
フブキ「っ!それじゃあ」
玲二「あぁ、新達もセミファイナル確定だ」
オマケ
ユニオン大附 ガンプラ部
実『修羅、よくベスト4まで辿り着けたな』
修羅「ありがとうございます、師匠」
実『だが、気を抜くな。他の3校はみな手強いぞ』
修羅「分かっています。もう油断はしません」
デルト「元部長さんは心配性だな。俺がいれば何も問題はない」
ミノル「お前1人に任せおけるか」
デルト「ハハ、気性の荒い熊さんだ」
ミノル「何!?」
実『…修羅、苦労を掛けるな』
修羅「覚悟の上です」
鉄火工業高校 ガンプラ部
一華「お前ら、よくやったな!」
明弘「卒業しても面倒見てくれた一華のお陰だ」
詩乃「IS学園に勝てたのも一華のお陰さ!ありがとうな!」
三日月「でも、私達の戦いは終わってない」
一華「そうだ!天界学園、ユニオン大附、そして風音、こいつらを倒して優勝するぞ!」
三日月「うん。やろう皆」
明弘「おう!」
詩乃「よっしゃあ!」
『おおおおお!!!』
天界学園 ガンプラ部
オルフ「やはり上がって来たか、風音」
リン「
オルフ「あぁ、前回の優勝校というのもあるが、新機体で小豆学園を撃破した1年生3人…彼らは脅威となるだろう」
リン「では?」
オルフ「予定通り、セミファイナル以降は私以外のメンバーの機体を一新する。リン、敵のデータ収集は任せる」
リン「任せてください」
リュウ「丁度いい機体が手に入ったので、僥倖ですよ」
リラ「ぼたんさんにAGNウェポンってのを教えてもらったし、負ける気しないな~」
フィン「ガンダリウムキラーに目に物見せてやるぜ」
ダニア「…」
明日音(うぅ…やっぱりこの空気慣れない。早く風音に帰りたい~!)
〇錬炉ソフィ
「ソフィ・プロネ」のリ・イマジ。20代前半の割に子供っぽい言動が多いが、仕事はキッチリ熟す。子供好きで、事件に子供が絡むと暴走する為、よく相方のノレアに諫められている。
〇湯久ノレア
「ノレア・デュノク」のリ・イマジ。淡白で感情表現に乏しいが、その性格故にどんな犯罪者にでも臆することなく向かっていく。ソフィ曰く「彼氏の前では感情豊かになる」らしい。
思ったより長くなったので、ソフィノレvsすこらびは明日のPHASE44でやります。それが終わったら、オムニバスを1つ投稿して全国大会ゼミファイナル前夜になります。
以下オマケに登場したリ・イマジの名前と元ネタです。詳細は近々。
〇流星実
「グラハム・エーカー」のリ・イマジ。
〇佐部修羅
「シュラ・サーペンタイン」のリ・イマジ。
〇島デルト
「デカルト・シャーマン」のリ・イマジ。
〇安藤ミノル
「アンドレイ・スミルノフ」のリ・イマジ。
〇尾形三日月
「三日月・オーガス」のリ・イマジ。
〇岡一華
「オルガ・イツカ」のリ・イマジ。
〇音島明弘
「昭弘・アルトランド」のリ・イマジ。
〇野庭詩乃
「ノルバ・シノ」のリ・イマジ。
〇オルフ・タムラ
「オルフェ・ラム・タオ」のリ・イマジ。
〇リン・トウドウ
「イングリット・トラドール」のリ・イマジ。
〇リュウ・シエン
「リュー・シェンチアン」のリ・イマジ。
〇リラ・トウドウ
「リデラード・トラドール」のリ・イマジ。
〇フィン・アスバ
「グリフィン・アルバレスト」のリ・イマジ。
〇ダニア・ハルバ
「ダニエル・ハルパー」のリ・イマジ。
〇木部明日音
「アグネス・ギーベンラート」のリ・イマジ。