【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ   作:波音四季

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今回が通算99話目なので、次回の決勝戦が100話というなんともキリの良い感じになりました。因みに全く意識してませんでした。


前回書き忘れた4校の顧問紹介
〇朝戸 頼
「アーサー・トライン」のリ・イマジ。風音高校ガンプラ部の顧問。新たちの担任でもある。国語教師でもあり、たまにギャグを言って失笑されている。

〇雪野 丈
「ナディ・雪之丞・カッサパ」のリ・イマジ。鉄火工業高校ガンプラ部の顧問。部員のガンプラの武器をスクラッチしている。

〇レイヤ・F・ハジマ
「レイフ・エイフマン」のリ・イマジ。ユニオン大附高校ガンプラ部の顧問。物理学の教師。モノノフクアンタの「妖刀―乱斬無」のプログラムの基礎を作った人物でもある。

〇アウラ・ハマ
「アウラ・マハ・ハイバル」のリ・イマジ。天界学園ガンプラ部の顧問。化学教師。深夜テンションで調合した薬を飲んだら若返りの薬だった為、10歳の姿になっている。本当の年齢は75歳。レシピを残さなかった為解毒薬が作れなくて元に戻れないが、「まぁいいか」と思ってる。


PHASE46 セミファイナル

7月30日  ホロライトドーム

フブキ「おぉ~!凄い人ですな~」

 

おかゆ「配信の同接もたくさん入ってるよ」

 

ミオ「それだけ注目されてるってことだね。展示場にはこの前のホビーショーで展示されたガンプラもあったし」

 

ころね「こおねも見たよ。風音の新君がスゲースゲーってはしゃいでたところ」

 

フブキ「そのショート、私も見たよ。『ゼウスデスティニーを見て大はしゃぎする先輩』ってやつ」

 

関係者専用の観戦ルーム、ガラス張りの窓からドーム全体を見渡しながらそんな話をしているゲーマーズの面々。子供達もガラスに張り付いている。ホロメンやにじさんじメンバー達は各々自由な組み合わせで各観戦室に入っている。

 

ミオ「もう始まってるみたいだね。アレは…ブリッツかな?」

 

おかゆ「風音の仁斗君のソニックブリッツガンダムだね。相手は、鉄火工業高校の子の百里かな?」

 

おかゆが玲二から預かったタブレットで出場者のデータを見ながら言ったその時、「おぉー!!」と歓声が上がる。大型モニターを見ると、ブリッツのランサーダートが百里に突き刺さり、撃破されたところだった。

 

フブキ「おぉ!百里を倒した!」

 

ころね「あのブリッツ、『ソニック』って名前なだけあって機動力を上げてるんだね」

 

おかゆ「しかも、仁斗君先鋒だよ?それでもう2人落としちゃったんだ」

 

さてここで、今大会のルールを軽く説明しておこう。

 

全国大会準決勝・決勝ルール

1.5vs5の団体戦、5人制の勝ち抜き戦形式で先鋒 → 次鋒 → 中堅 → 副将 → 大将の順で戦う。

2.最初に先鋒同士でバトルし、勝者は勝利時のステータスを維持したまま次戦へ移行する。

3.対象を撃破したチームの勝利。ただし、大将vs大将で引き分けになった場合、両チームから1人選出して再戦となる。

4.バトルする5名に加え、補欠2名の計7名を事前に登録しておく。

5.各ポジションのメンバーは、準決勝・決勝開始前に公開される。

 

他にも細かいルールが存在するが、それは一旦置いておく。

 

ミオ「鉄火は2点ビハインドか。ちょっと厳しいかな?」

 

フブキ「分からないよ。まだ3人残ってるし」

 

おかゆ「うん。次はいよいよガンダムフレームが出てくるよ」

 

 

 

Stage:Asteroid belt

百錬、百里と続けて撃破することに成功した仁斗は小惑星の裏に身を潜めていた。

 

仁斗「ランサーダートは撃ち切っちゃったし、残ってる有効打はグレイプニールと非常用のアーマーシュナイダーだけ。ミラコロの使用時間も限界が近いし、相打ちになってでもあと1機落とす」

 

Warning!! Warning!!

 

仁斗「来た」

 

ブリッツのミラージュコロイドを展開し、掌のワイヤーアンカーを小惑星に突き刺しながら移動する。

 

詩乃「へっ!それで隠れてるつもりかよ!」

 

詩乃のガンプラ『ガンダムフラウロス・ギャラクシー』が四足獣を思わせる砲撃形態へと変形する。

 

 

『ガンダムフラウロス・ギャラクシー』

『ガンダムフラウロス』のカスタム機。全身をメタリックカラーに塗装している。砲撃形態時の頭部には、高性能センサーとアンチステルスセンサーが搭載されている。

〇スキル「ハイパー・ギャラクシー・キャノン」

砲撃形態時のみ発動可能。レールガンより発射される弾頭がダインスレイブになる。発射後は砲撃形態への変形が出来なくなる。

 

 

詩乃「丸見えなんだよ!」

 

ブリッツは小惑星の陰を縫う様に進んでいるが、高性能センサーによって居場所は常に看破されている。

 

詩乃「スキル発動!唸れ!『ハイパー・ギャラクシー・キャノン』発射ァ!!」

 

スキルによってダインスレイブとなった弾頭が超高速で発射される。

 

仁斗「?」

 

仁斗が気付いた時には既に手遅れ。ブリッツは隠れていた小惑星ごと宇宙の藻屑となった。

 

 

ぼたん「ブリッツがやられたか」

 

ルーナ「しかし奴は四天王の中でも最弱」

 

スバル「何ゆーとんねん?」

 

ちょこ「それにしても、なけなしのスキルを使う必要あったかしら?」

 

ぼたん「鉄火側は2点差な上、ブリッツには碌なダメージが入ってなかった。正面切って戦うと、ミラコロで奇襲されかねない。それなら、スキルを使った大火力で一気に落とそうって考えなんだと思う。この後も控えてるし」

 

ちょこ「なるほどね。あら、次はインパルスね」

 

風音サイドから出てきたのは、グリーンにモノアイのネオインパルスガンダムだ。背中にはソードシルエットを背負っている。エクスカリバーを連結し、フラウロスに突撃を敢行する。フラウロスはサブマシンガンで迎撃するが、シールドを展開して防御、エクスカリバーを振り被った。

 

 

 

ドームステージ裏

多くのスタッフがPCを操作している。

 

玲二「どうだ?」

 

スタッフ「今のところ、特に異常はありません」

 

玲二「何かあったらすぐ知らせてくれ」

 

スタッフ「はい。しかし、情報は正しいのでしょうか?」

 

玲二「GCPDからだから間違いないと思うが」

 

そこへ送迎スタッフの野井間が太った男を連れてきた。

 

野井間「支部長、GCPDの阿部警視をお連れしました」

 

玲二「ありがとう、野井間。警視、お久しぶりです」

 

兼士「いやぁ、どうも市長さん」

 

昨日、九条警視総監及び加納副総監とその一派が消息不明になった。保管していた押収物のガンプラが消失した件を捜査していたGCPDは、公安課情報室からこの情報を入手。ホロライトで全国大会が開かれることと関係があるのでは?と考えた兼士は、玲二に協力を要請しホロライト、警視庁のGCPDと連携しつつ監視体制を取る事となった。警視庁の方の指揮は頼人に任せ、兼士はホロライトに出張ってきたのだ。

 

玲二「警視、総監達が失踪した件とこの大会に何か関係あると思いますか?」

 

兼士「確証はありませんが、あると思います。長年の刑事の勘ってヤツですが」

 

玲二「そういうの、馬鹿に出来ませんからね」

 

兼士「外れてくれと思うんですが、いつも当たってしまう。難儀な物です」

 

そこへ機材を抱えた警官たちがどやどやと入って来た。

 

アルベルト「失礼。GCPD研究班です」

 

玲二「ご苦労様です。あちらの空いてる方を使ってください」

 

アルベルト「どうも。二浦巡査、念のため例の艦も準備しておいてくれ」

 

ナナカ「はい!」

 

玲二「これは?」

 

ナナカ「研究班が作製したEXモデル『ミネルバ』の改造艦です。必要ないと思いますけど、一応持ってきました」

 

『おぉー!!』

 

ステージの方で歓声が上がる。状況を確認すると、どうやらフラウロスがネオインパルスを撃破したようだ。

 

兼士「いやはや、若いっていいですなぁ。彼らのような若者がGCPDに来てくれないかと思いますよ」

 

玲二「もしかしたら、いるかもしれませんよ。彼らの中からGCPDへ入隊する子が」

 

 

 

真理愛『ごめん!やられた!』

 

新『ドンマイ!一騎、頼むぞ!』

 

一騎「はい!真壁一騎、ザイン、行きます!」

 

プトレマイオス2から飛び出したガンダムザインは、両手に持つルガーランスの刀身を展開し、レールガンを放った。

 

一方、フラウロスの方はネオインパルスとの戦いで左腕と左レールガンを欠損している。

 

詩乃「片腕じゃアイツは倒せねぇな。でも!」

 

フラウロスはザインの攻撃にさらされながらも、レールガンを構える。

 

詩乃「ギャラクシー・キャノン!発射ァ!!」

 

一騎がフラウロスがレールガンを構えているのを視認した直後に弾頭が発射される。回避を考えたが、超高速の弾頭を避けるには遅すぎる。一騎は一縷の望みをかけてレバーを動かす。ザインが僅かに首を動かしたことで、弾頭は肩を掠めただけで大きなダメージは無かった。

 

一騎「うおおおお!!」

 

ザインのルガーランスがフラウロスに突き刺さる。そのまま刀身を開いてレールガンを発射、内部から破壊されたことで撃破された。

 

詩乃『すまねぇ、勝ち越せなかった!』

 

明弘「心配すんな。あとは任せろ」

 

鉄華団の強襲装甲艦イサリビから発進した『ガンダムグシオン・レガトゥス』は、腰部ブースターユニットのサブアームを展開し、バックパックウェポンコンテナに収納されていた250mmランチャーを構えて発射する。

 

 

『ガンダムグシオン・レガトゥス』

『ガンダムグシオン・リベイク』のカスタム機。ブースターとサブアームは腰部に移動し、バックパックにはGE製ウェポンコンテナを装備。中には250mmランチャーを4丁収納している。

『レガトゥス』は『副官・司令官』という意味。

〇スキル「迎撃狙撃」

狙撃モード時のみ常時発動。敵機から攻撃を受けた後であれば、命中率が100%になる。一射ごとに確率は10%ずつ下がり、0%になるとそのゲーム中は使用不可となる。

 

 

直後、轟音と共にアステロイドベルトに大輪の火球が4つ咲き乱れた。

 

 

 

同時刻、スミレ達ホロライト支部のメンバーは、異常があったらいつでも出撃できるようにGCPD専用のガンプラウォーズで大会の様子を観戦していた。

 

ソフィ「うわっ!?うるさっ!」

 

ベル「あのグシオン、炸裂閃光弾を装填してたんだ!」

 

エリス『嫌な予感したから、聴覚機能切っておいて良かった』

 

都々「あの白いガンダムの方はどうなったんだろう?」

 

爆炎は消えると黒焦げのザインが漂っている。さっきの爆発で小惑星も消し飛ばされたようだ。

 

都々「あ、まだ生きてる」

 

エリス『炸裂閃光弾は音と光が激しいだけで、威力自体は高くないからね。おや?スキルを使ったみたい』

 

ザインがぎこちない動きで刀身を開き大出力のビームを発射する。グシオンはシールで防御すると、スキルを使用してザインを撃破することに成功した。

 

スミレ「凄いバトル…」

 

劾「前回の全国大会も見せてもらったが、今回はかなりレベルが高いな」

 

るり「風音の副将は、春日井甲洋のガンダムアバドン。SNSで物議を醸していて機体ですね」

 

アバドンはハイパージャマーを使用して姿を消す。対するグシオンは、アバドンの潜伏場所に向かって炸裂閃光弾を撃つ。

 

 

 

選手控室

フィン「おーおー、やる事が派手じゃねぇか」

 

オルフ「だが、理には適っている。センサーがない以上、広範囲攻撃による炙り出しが一番有効だからな」

 

リュウ「となると、ステルス機の相手は私がやるのが良さそうですね」

 

と、真面目に戦術を考えている後ろでは

 

リラ「きゃ~!カワイイ!」

 

かなた「でしょ~!僕と玲二君の子なんだから当然だけどね♪」

 

ミカ「あぶ~」

 

リン(可愛い)

 

かなた「ほらリンちゃん、抱っこしてあげなよ」

 

リン「いいんですか?じゃあ…よ、よしよ~し」

 

ミカ「ぅゆ?キャッキャッ♪」

 

リン(可愛すぎる…!)

 

ほのぼのしていた。

 

フィン「いいのかよ、あれ?」

 

オルフ「まぁ、いいじゃないか。…む?」

 

アバドンがグシオンに組み付く。

 

甲洋『この距離なら!』

 

至近距離でショットガンを乱射し、装填された溶解弾がグシオンの装甲を溶かす。

 

明弘『チィ!なら!死なば諸共だァ!!』

 

サブアームが持っていた2丁のランチャーが発射され、爆発がアバドンとグシオンを焼き尽くした。

 

 

 

新「飛鳥新、フェイト、行きます!」

 

三日月「尾形三日月、バルバトス、出るよ」

 

フェイトデスティニーは、ウェポンバインダーから聖剣ガラディーンとクラレントを引き抜き、バルバトス・クレセントは両腕のクレセントカッタ―を連結してクレセントブレードとする。

 

まつり「フレー!フレー!ア・ラ・タ!」

 

真矢「がんばれ!がんばれ!セ・ン・パ・イ!」

 

優「ファイト!ファイト!お兄ちゃん!」

 

祭華「がんばえー」

 

美明「な、なんでチアコスなの///」

 

翔子「恥ずかしい///」

 

サポーターのまつりの提案でバトルに出ない女子メンバーで、チアリーディングをすることとなった風音陣営。ノリノリな真矢と何故かいる優、まつりの娘祭華とは対称にチアコスが恥ずかしくて仕方ない美明と翔子。

 

まつり「ほら、2人もしっかり応援する!」

 

美明「う~///もうどうにでもなれよ!新!がんばりなさーい!」

 

翔子「先ぱ~い、ふぁ、ファイトー///」

 

祭華「ふぁいとー」

 

 

一方、こちらは鉄火陣営

はじめ「おみゃーら!風音に負けてらんねーぞ!」

 

『押忍!』

 

はじめを筆頭に学ランを纏った部員達が応援を始めた。

 

はじめ「フレー!フレー!ミ・カ・ヅ・キ!」

 

『フレー!フレー!ミカヅキ!フレー!フレー!ミカヅキ!』

 

一華「ミカー!やっちまえー!」

 

 

フェイトが2本の聖剣でクレセントブレードを叩き折る。クレセントは背中から大太刀を引っ張り出して聖剣を2本まとめて圧し折る。パルマフィオキーナがクレセントの右目を破壊し、滑空砲の至近弾がフェイトの右翼を破壊する。

 

新「行け!聖剣ドラグーン!」

 

残った聖剣を射出するが、すべて大太刀で叩き落とされる。

 

三日月「この大太刀は、織斑先生と束さんから譲り受けた物!私は負けない!絶対に!」

 

新「こっちだって、ここまで来て負けられないんだあああ!」

 

瞬間、新の中で何かが弾ける。

 

―Round Table of Destiny―

 

さらにスキルも発動し、光の翼を広げてクレセントに突撃する。

 

三日月「バルバトス、お前の力を、私によこせ…!」

 

〇スキル『阿頼耶識システムType-C』

手動により任意で発動出来るが、機体ダメージが90%を超えると強制発動する。機体性能を300%向上させるが操作が劣悪になる。強制発動した場合、撃破されるまで停止不可能。

 

阿頼耶識が発動し、クレセントのツインアイが赤く発光する。

 

青と赤の軌跡を残しながらぶつかり合うフェイトとクレセント。

 

クレセントがビーム砲を引き剥がすと、フェイトは滑空砲を斬り捨てる。

 

新「行くぞ、フェイト!」

 

三日月「こんなもんじゃないだろ…!バルバトス!!」

 

フェイトの右手に光が収束し、クレセントが大太刀を構える。

 

新「うおおおおお!!」

 

三日月「はあああああ!!」

 

大太刀がフェイトの胸部排熱口を貫く。フェイトの右手は貫手の要領でクレセントのボディを貫いた。

 

三日月「まだだ!」

 

コックピットを叩き潰さんと、クレセントの拳がフェイトを襲う。

 

新「デスティニー、フィンガアアアアア!!フエエエエエイト、エンドオオオ!!」

 

クレセントの内部で必殺技「デスティニーフィンガー」を発動したことで、脆くなっていたガンダムフレームが完全に破壊された。

 

―WINNER Asuka Arata―

―Win Team Huuto high school―

 

『よっしゃー!!』『やったぁー!!』

 

歓声が上がる風音陣営と観客達、一方鉄火陣営は消沈していた。

 

三日月「……ごめん、皆」

 

一華「いや、よく頑張ったな、ミカ」

 

詩乃「あぁ、ガンダリウムキラーをあそこまで追い詰めたんだ。お前はよくやったよ!」

 

明弘「お前がいたからここまで来れた。ありがとうな!」

 

三日月「…グス…ぐ、ぐうう…うううう!」

 

 

 

 

 

そして、昼休憩を挟んで第2試合「天界学園vsユニオン大附高校」が開始された。

 

…だが

 

玲二「おいおいおい…」

 

兼士「あ、ありえん」

 

 

アズキ「うそでしょ…」

 

すいせい「いくらなんでも」

 

そら「強すぎるよ…」

 

 

―WINNER Orufu Tamura―

―Win Team Heaven Academy―

 

()()として出撃したオルフによって、ユニオンチームは全滅。天界学園の勝利となった。

 

 

 

 

 

その夜 小野町旅館 露天風呂(男湯)

新「あ゛~いい湯だ~」

 

一騎「今バトルしろって言われたら絶対負けますね、これ」

 

仁斗「正に、戦闘の後の銭湯ですね」

 

怜「ここ温泉ですよ?」

 

そう話す4人の反対側にはユニオンの3人がいる。

 

ミノル「準決勝に勝ったくらいで気を緩めすぎではないか?」

 

修羅「その通り、常在戦場、勝って兜の緒を締めよ、敵に勝ちて愈々戒む、明日の決勝に備えて気を緩めることなく…ん?」

 

竹垣の向こうの女湯から何やら声が聞こえてくる。

 

まつり『おぉ~。美明ちゃん良い物もってるねぇ~』

 

美明『まつりさん、おじさんみたいですよ。それに大きさなら、うちの真矢だって』

 

真矢『先輩程じゃないですよ~』

 

リラ『ちょっと!うちのお姉だって負けてないよ!』

 

リン『リラ!?』

 

まつり『どれどれ~?ほう、これはC寄りのD』

 

リン『な、なんで分かるんですか!?』

 

リラ『双子なのになんでこんなにも差が…』←B寄りのA

 

かなた『分かる!分かるぞその気持ち!』

 

リラ『かなた先輩!』

 

まつり『ふむ、中々素晴らしい物を持ってるね』

 

リン『まつりさん!女性でもセクハラになるんですからね!?』

 

真矢『私にも触らせて~』

 

リン『真矢さん!?』

 

女湯から聞こえてくる声に男湯の男性陣は沈黙を貫いている。

 

デルト「…何やってんだアイツら」

 

修羅「…」

 

真矢『柔らか~い!』

 

修羅「ブフォッ!!」

 

修羅が鼻血を吹き出した。咄嗟に振り向いた為湯舟には入らなかったのは幸いだ。

 

甲洋「な、なんだ!?」

 

デルト「あ~あ、やると思った」

 

ミノル「修羅!大丈夫か!?」

 

修羅「の、のぼえただけです!は、鼻血が」

 

デルトとミノルに両側から抱えられながら、修羅は屋内に戻っていった。

 

仁斗「…正に、『流星の弟子』ですね」

 

新「あんなところまで似なくていいのに」

 

甲洋「なんでこっちが聞いてるって分かってるのに、ああいう会話するんだ?」

 

新「さぁ?サウナ行こうぜ」

 

怜「…なんだ?」

 

一騎「な、何が?」

 

 

サウナ

詩乃「おう、お前らも来たか」

 

新「げ…」

 

鉄火工業高校と天界学園の男性陣が既に陣取っていた。オルフと何名かが出て行き、中には新、怜、一騎、甲洋、明弘、詩乃、フィン、リュウ、ダニア9人となった。

 

詩乃「お前、強かったなぁ!」

 

一騎「…あ、俺ですか?」

 

詩乃「おうよ!ナノラミネートをあんな風にぶち抜かれるとは思わなかったぜ!なぁ、明弘?」

 

明弘「あぁ。そっちもな」

 

甲洋「どうも」

 

リュウ「しかし、明日はそう簡単にいきませんよ」

 

ダニア「風音が大したことないのは…昨日実証したし…ふぅ…ふぅ」

 

明弘「分かってねぇな。実際に戦ってみて、コイツらの強さを実感した。お前らの認識を改めねぇと、明日は負けるぞ?」

 

リュウ「ご忠告どうも」

 

ダニア「…」

 

フィン「ダニア?」

 

ダニア「う~ん」バタン

 

新「おい!大丈夫かよ!?」

 

リュウ「全く、倒れる前に出て行けばいいのに。連れて行きます」

 

詩乃「俺らも出るか」

 

一騎「先輩、俺達もお先に」

 

と、新とフィンを残して全員出て行ってしまった。

 

フィン「…我慢は良くないぜ、ガンダリウムキラー」

 

新「そっちこそ、そろそろ限界なんじゃねぇの?」

 

正直さっさと出て行きたいが、お互いに「こいつより先に出たら、なんか負けた気がする」と思っているため、中々出て行こうとしない。その結果…

 

 

30分後 脱衣所

オルフ「何故ぶっ倒れるまで入ってるんだ!」

 

怜「揃いもそろって」

 

フィン「ゼェ…ゼェ…お前、中々、やるな…」

 

新「ゼェ…そっち、こそ…ゼェ…」

 

奇妙な友情が芽生えたようだ。

 

 

その頃女湯

三日月「…」

 

はじめ「ミカ」

 

三日月「はじめ先輩」

 

はじめ「そのうちデッカくなるよ」

 

三日月「…うん」

 




〇尾形三日月
「三日月・オーガス」のリ・イマジ。バルバトスに絶対の信頼を置いており、バルトスもその信頼に応えるように三日月を勝利に導いてきた。高校2年生の平均身長からかなり低い153cmな事を気にしている。

〇岡一華
「オルガ・イツカ」のリ・イマジ。鉄火工業高校ガンプラ部の部長を務めていたが、現在は卒業して就職している。後輩達特に三日月からは慕われており、卒業後も度々顔を出している。

〇音島明弘
「昭弘・アルトランド」のリ・イマジ。ガンプラ部でも抜きん出た筋肉バカ。大抵のことは鍛えれば何とかなると思ってる。一時期グシオンをマッシブにしようとしたが、重すぎてまともに動かず断念した。

〇野庭詩乃
「ノルバ・シノ」のリ・イマジ。武装にカッコイイ名前を付けているが、ネーミングセンスは小学生のそれ。あと、やたらと「ギャラクシー」を付けたがる。フラウロスのことも「ガンダムギャラクシー」と呼んでいる。



次回、遂に迎えた決勝戦。風音高校と天界学園が激突。一進一退を繰り返し、勝利の行方は両チームのリーダーに託された。全国大会優勝の座を手にするのは、果たしてどちらか?そして、産まれ落ちた憎悪が、胎動する破壊の因子が、遂に姿を現す。
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