【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ   作:波音四季

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ガンプラ一番くじは引きましたでしょうか?自分は10回引いて、「ウィングゼロ」「バルバトス」×2「RGゴッド」「限定ガンダム」と大勝利と言っても過言ではない引きでした。

あくたんの卒業が迫ってきましたね。辛いかもしれないけど、送り出すときは笑顔で送り出してあげたいと思います。


GWDWC1回戦 ラストvs大和~響け愛の叫び~

Bブロック

リンク「そこだ!」

 

『RGユニコーンガンダム』の手刀がシナンジュスタインの右腕を斬り落とす。さらに両手の手刀をスタインのボディに突き刺し、引き裂いいたことでスタインは撃破された。

 

―WINNER Kazi Link―

 

 

レイラ「…ま、初戦なんてこんなもんか」

 

レイラの『パーフェクトνガンダム』のフィン・ファンネルによってヤクト・ドーガのカスタム機は、半壊状態にされていた。ビームアサルトライフルを撃つが、フィン・ファンネル・バリアに阻まれてダメージを与えられず、敢え無く爆発四散した。

 

―WINNER Amuro Reira―

 

 

Bブロックドーム 通路

シア「順調そうね、レイラ」

 

レイラ「シアか。なんか用か?」

 

シア「別に。様子を見に来ただけ」

 

レイラ「…シア、君は、誰なんだ?」

 

シア「この大会で優勝したら、教えてあげても良いわよ」

 

レイラ「…」

 

リンク「あの!」

 

2人が話しているところへ、リンクが介入してきた。

 

リンク「お二人のバトル、凄く良かったです」

 

シア「ありがとうございます。えっと?」

 

リンク「俺、華時リンクっていいます。華に時って書いて華時」

 

レイラ(華時リンク…なるほど、バナージ・リンクスか)

 

リンク「あの、聞いてもいいですか?」

 

シア「どうぞ?」

 

リンク「お二人は、アムロ・レイとシャア・アズナブルなんですか?」

 

レイラ・シア「「っ!?」」

 

リンク「まるで、アニメで見たような戦いだから、もしかしたらって思って」

 

レイラ「あぁ、なるほど。勿論僕は違いますよ」

 

シア「私は…シャア・アズナブルではないわ」

 

リンク「ですよね。すみません。変な事聞いて、それじゃあ」

 

踵を返して去っていくリンクの背中を見つめる二人。

 

レイラ「どう思う?」

 

シア「あの人大学生よね?年下の私達に敬語を使う人は多くない。本当に尊敬しているからか、あるいは…ここまでにしときましょうか」

 

レイラ「そうだな。君の正体についてはいずれ明かさせてもらう。勝ち進めよ」

 

シア「当然でしょ」

 

 

 

Dブロック最終試合

響大和

VS

ラスト

 

「Dブロック一回戦いよいよ最後の試合となりました!最後の対戦カードは、世界初のガンダリウムランカー響大和とチーム『セブンズSin』から色欲のラスト!」

 

大和が通路から姿を現すと同時に大歓声が巻き起こる。同時に女性のものと思われる黄色い声も聞こえてくる。

 

「やっぱりお前女性人気高いよな?」

 

大和「あんまり嬉しくなんだよねぇ」

 

大和と話しているカラーレンズのメガネを掛けている青年は、高校から大和の同級生で友人の阿軽(あがる)(さい)だ。

 

斎「ファンクラブが出来るのも納得だ。ところで、対戦相手は?」

 

大和「まだ来てないみたいだけど…ん?」

 

突如、ステージの中央に黒い靄が現れたかと思うと、靄がピンクに変色しその中から無呪羅のラストが姿を現した。

 

ラスト「ハァ~イ♡お久しぶりね♡」

 

必要最低限の箇所をベルトで隠しているだけでほぼ裸のラストの登場に、大和が登場した時以上の盛り上がりを見せる。あからさま過ぎる格好に嫌悪感を見せる観客もいたが、ラストが投げキッスをすると、すぐに歓声の仲間入りをしてしまった。

 

斎「め、目のやり場に困るなぁ」

 

大和「貴女は…この前の」

 

ラスト「覚えててくれて嬉しいわぁ♡改めまして、色欲のラストよ♡よ・ろ・し・く・ね♡」

 

チュッと大和に向けて投げキッスをする。大和は思わず、身体を逸らして投げキッスの射線から外れる。

 

ラスト「んもぅ♡釣れない人ねぇ…でも、そんなところもス・テ・キ♡」

 

斎「おい、お前狙われてるぞ?」

 

大和「痴女には興味ないのに…」

 

 

その頃控室では

レグ「あの痴女僕の大和に何してんだぁーッ!」

 

蘭「レグルシュさん落ち着いて!」

 

今にも飛び出していきそうなレグを蘭とぼたんが抑え込んでいた。

 

レグ「放してよ!一発ぶん殴ってやるぅ!」

 

蘭「流石に殴るのはマズから!」

 

ぼたん「気持ちは分かるけど、一旦落ち着いて」

 

 

ラスト「うふふ♡アナタって見れば見るほどステキだわ♡決めた!このバトルで勝ったら、今度こそアナタを私のモノにしちゃう♡」

 

大和「僕が愛してるのはレグだけだ。貴女のモノにはならない」

 

ラスト「それなら、その愛も私への愛で塗りつぶしてア・ゲ・ル♡」

 

 

 

Game Mode:1on1

Field:Standard

PlayerA:Hibiki Yamato

PlayerB:LUST

 

スタンダードフィールドに、大和の『ストライクフリーダムガンダム弐式』とラストの『ファシネイティングキュベレイ』が出現する。

 

『ファシネイティングキュベレイ』

字名:抑えられぬ色欲

全てのモノは私のモノ。その欲情を全て曝け出して私と愛し合いましょう……その身体が蕩けて消えゆくまで……

 

大和(キュベレイか。パッと見た感じ特別なカスタムはされてないな。サポーターもいないし、どうするつもりだ?)

 

斎『大和、ディフェンダーもストライカーパックも準備万端だ。必要になったら、いつでも言ってくれよな』

 

大和「ありがとう、斎」

 

「これより双方の合意のもと、決闘を執り行う。決闘方法は1対1の個人戦、勝敗は敵機を撃墜することで決するものとする。両者、向顔」

 

大和「勝敗はガンプラの性能のみで決まらず」

 

ラスト「バトラーの技のみで決まらず」

 

大和・ラスト「「ただ、結果のみが真実」」

 

決心(フィックス)開放(リリース)!」

 

 

―GAME START!―

 

 

開始してすぐ、大和はキュベレイから距離を取ると、ライフルを連結して攻撃する。ラストはその攻撃を難なく避けると、ファンネルコンテナから10基のファンネルを射出してフリーダムに向かわせる。

 

大和「…!」

 

大和はビームの雨の隙間を縫って回避し、スーパードラグーンを展開。ドラグーンがファンネルを引き付けている内にビームサーベルを引き抜いてキュベレイへ向かう。

 

ラスト「♡」

 

だが、予備のファンネル2基がフリーダムの進路を阻む。

 

大和(何故だ?何故動こうとしない?)

 

大和はラストが攻めてこない事を不審に思っていた。否、ファンネルで攻めてはいるが、キュベレイ自体は浮遊しているだけで全く攻めてこない。ビームガンもサーベルも使う気配がない。

 

ラスト「うふふ♡なんで私が攻めないか訝しんでいるのね?」

 

大和「っ!?」

 

自分の考えていることを言い当てられ、悪寒が走る。

 

ラスト「攻める必要なんかないのよ♡だって…」

 

―CHARM―

 

ラスト「アナタはもう、私に堕ちてるから♡」

 

死角からの攻撃がフリーダムの翼に命中する。だが…。

 

 

斎「…何だ?ビームが霧散した?」

 

ビームは当たったが、まるで吸い込まれるように消えてしまい翼は破壊されなかった。

 

斎「フリーダムにビームコーティングなんかしてないはずじゃ」

 

大和『…ハァ…ハァ』

 

斎「大和?おい、大和!?どうした?」

 

 

大和「なん、だ?」

 

フリーダムがビームを受けた直後、大和の脳内に溢れ出した存在しない記憶。

 

 

 

 

 

ラスト「久しぶり。元気だった?」

 

カフェでの出会い

 

ラスト「悩んでるでしょ?話してみてよ?」

 

悩みを打ち明け

 

ラスト「辛かったり、苦しかったり、どうしようもない時は逃げていいんだよ?」

 

その言葉に救われて

 

 

 

 

 

「違う!!!」

 

大和はフリーダムを操作してファンネルの射線から逃れる。

 

ラスト「あらぁ~もう起きちゃったの?♡」

 

大和「それは全部レグの言葉だ!貴女じゃない!」

 

ラスト「うふふ♡大丈夫♡もうすぐ塗り替えてあげるから♡」

 

―CHARM―

 

再びファンネルが襲ってくる。ドラグーンバリアで防御しつつ、撃ち落とそうとライフルを向ける。だが…。

 

 

 

 

 

ラスト「大和♡」

 

 

 

 

 

大和「ぐっ…!」

 

脳内にラストの姿と声がチラついて射線が乱れる。

 

大和(これは…洗脳なのか?だ、ダメだ。考える度にあの声と姿が)

 

エンヴィーの「FORMAT」グラトニーの「PREDATION」同様、ラストの『ファシネイティングキュベレイ』も独自のスキルを有していた。その名も「CHARM」チャームファンネルで攻撃を行う際に、ダメージを与えるのではなく、当たると徐々にラストに魅了され彼女のことしか考えられなくなるという洗脳効果を持つスキルだ。並みの相手なら試合が終わる頃には、ラストの従順な下僕と化して自ら敗北を選択するという恐るべき効果を持っている。

 

集中力を乱された大和へ次々と攻撃するファンネル。何とか回避していたが、1発また1発と命中していてしまう。

 

 

 

 

 

ラスト「ラストでいいよ、大和♡」

 

違うッ!!!

 

ラスト「大和ならきっと上手く扱えるよ♡」

 

違うッ!!

 

ラスト「大和のこと、好きだよ♡」

 

違うッ!

 

ラスト「大和はホントに可愛いなぁ♡」

 

違うッ

 

ラスト「大和♡」

 

違う

 

ラスト「やーまと♡」

 

…違う

 

ラスト「大和♡大和♡」

 

……ちが…う

 

 

 

 

 

大和「…う…あ…レ…らす、と」

 

度重なる攻撃でラストに魅了されてしまった大和。それでも、キュベレイにライフルを向けて一矢報いようとする。

 

ラスト「ダ~メ♡」

 

ファンネルからの一射が腕に命中する。

 

大和「あ…ラス、と…ラスト…」

 

大和は完全にラストに魅了され、フリーダムの機能を停止してしまった。

 

ラスト「うふふふふ♡大丈夫♡すぐ楽にしてア・ゲ・ル♡」

 

キュベレイが両手を広げると、周りに12基のファンネルが展開され、フリーダムへ狙いを定める。

 

大和「あ…ラスト、ラスト」

 

大和の目に映るキュベレイと両手を広げるラストの姿が重なる。

 

自分を受け入れてくれる。

 

自分を包み込んでくれる。

 

自分を愛してくれる。

 

ラスト…ラスト、ラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラストラスト

 

もういい。このまま身を任せよう。

 

だって僕は、こんなにもラストのことを愛してるんだもの。

 

大和はゆっくりと目を閉じ、全身から力を抜いてその時を待った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それは違うよ」

 

大和「?」

 

目を開くと、目の前に自分と同じ顔をした茶髪の青年がいた。

 

大和「誰?」

 

「僕は君だ。君の中に宿るもう1人の君だ」

 

大和「もう1人の、僕」

 

「大和、君の見ているそれは本当に君が愛した人かい?」

 

大和「そうだよ。僕はずっと前からラストを愛してる」

 

「なら、どうして君達は戦ってるの?」

 

大和「…え?」

 

「愛しているなら君達が戦う必要なんてない、そうだよね?」

 

大和「…あ…あれ…?」

 

「思い出すんだ。君が本当に愛していた人は誰か」

 

大和「僕は…僕は…」

 

 

 

 

 

ラスト「大和♡」

 

ラスト

 

ラスト「やーまと♡」

 

ラスト…

 

ラスト「大和♡大和♡」

 

らす、と…?

 

レグ「大和!」

 

っ!!

 

大和「あ…あぁ…そうだ…僕が愛しているのは…レグ…!」

 

「思い出せたんだね」

 

大和「ど、どうして、どうして忘れていたんだ…。僕は、僕達は、あんなに一緒だったのに、あんなにも愛し合っていたのに…!」

 

「君は何も悪くないよ。さぁ、ラストを倒すんだ。そして、帰るんだ。大切な人の所へ」

 

大和「でも、どうすれば?僕には、どうすればいいか、分からない」

 

「君には『力』がある。その力を使うんだ」

 

大和「力?」

 

「君なら出来る。だって君は、僕の生まれ変わりだから」

 

大和「貴方は、まさか」

 

青年は優しく微笑むと、煙の様に姿が消えてしまった。

 

大和「…ありがとう、キラさん」

 

 

 

大和の中で(SEED)が弾けた。

 

 

 

ラスト「これでアナタは私のモノ♡」

 

フリーダムにファンネルのビームが迫る。だが、着弾する直前、再起動したフリーダムが飛び上がり、寸でのところで回避する。

 

ラスト「なっ!?まだ動けるの!?」

 

大和「斎!ディフェンダーを!」

 

斎『わ、分かった!』

 

フリーダムはバックパックをパージすると、戦場に出現したプラウドディフェンダーに向けて、ガイドレーザーを照射する。

 

ラスト「させないわよ!チャームファンネル!」

 

―CHARM―

 

キュベレイの周りに浮遊していたファンネルから再度ビームが放たれる。

 

斎『間に合え!』

 

大和「相対速度クリア、軸線修正オールグリーン、エンゲージ!」

 

フリーダムとプラウドディフェンダーがドッキングし、純白の翼を広げ、黄金の翼から散布された金色の粒子が機体を取り巻く。直後、ビームが着弾し、フリーダムは爆煙に包まれた。

 

ラスト「やったわ♡今度こそ、私のモノに……?」

 

勝利を確信したラストだったが、いつまで経っても勝者の表記が出ない。

 

ラスト「ちょっと!勝ったでしょ!?なんで…っ!」

 

文句を言っていたラストは驚愕した。爆煙が晴れた先には、プラウドディフェンダーを装備した『マイティストライクフリーダムガンダム』がいたからだ。

 

『マイティストライクフリーダムガンダム』

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場した機体。「ストライクフリーダムガンダム弐式」に「プラウドディフェンダー」を装備した姿。ナノ粒子を用いた電撃による制圧攻撃や原子崩壊を引き起こすディスラプターといったガンダムシリーズでもトップクラスに強力な兵器を有している。

ガンプラウォーズにおいては、弐式のスキルである「ディスラプター」とプラウドディフェンダーのスキルである「プラウド・サンダー」「プラウド・ディフェンス」の3つから2つを選択する珍しい機体となっている。どれもエネルギーを大幅に消費するスキルとなっており、機体性能とも相まって並みのプレイヤーでは扱うには難しい機体となっている。

〇スキル1『プラウド・ディフェンス』

エネルギーを消費してナノ粒子を散布し、ビーム攻撃を完全に無効化する。また、エネルギーを吸収することもでき、吸収量が消費量を上回っていれば回復も可能。ただし、スキル発動中は「ディスラプター」以外の武器を使用できない。

〇スキル2『ディスラプター』

エネルギーを消費してディスラプターを撃つ。威力は消費したエネルギーに依存し、残量の50%から10%刻みで増やすことが出来る。

 

大和「…」

 

ラスト「な、なんで!?なんでアナタは魅了されてないの!?」

 

大和「そんなの決まってる。君は自分の力を使って、無理矢理人を支配下に置いているだけだ。そこには愛も、絆も、信頼もない。君のやってる事は、歴史上の独裁者達と何ら変わらない!」

 

ラスト「な、なんですってえ~ッ!!」

 

大和「そんな奴に、僕のレグへの愛が負けるわけない!レグーッ!僕は君が大好き、いや!大大大大大好きだーッ!!子供っぽいところも!PONなところも!活舌よわよわなところも!みしろさんが大好きなところも!全部全部全部含めて大大大大大好きだーッ!!」

 

「愛しているぞーーーーーッ!!!レグーーーーーッ!!!!!」

 

『ウオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!』

 

大和の宣言を目の当たりにした観客達は、Dブロックのドームをぶっ壊さんばかりの大歓声を上げた。

 

その頃、控室でもレグを中心に大喝采に包まれていた。

 

「おめでとう!」

 

「おめでとう!」

 

「おめでとさん!」

 

「おめでとうございます!」

 

「めでたいなぁ!」

 

ぼたん「おめでとう」

 

フレア「おめでとう!」

 

ルイ「おめでとうございます!」

 

レグ「何々!?なんで皆エヴァの最終回みたいになってんの!?大和もなんてこと言ってるんだよ!?」

 

蘭「レグルシュさん、大和をよろしくお願いします」

 

レグ「蘭は大和の何なの!?」

 

新「うううう!末永くお幸せに!」

 

レグ「な、泣いてる!?」

 

 

 

会場が祝福ムードに包まれる中、1人だけ全く祝福していない人物がいた。

 

ラスト「~~~~ッ!!」

 

ラストだ。顔を真っ赤にして声にならない声を上げている。色欲の名を持つ無呪羅として、自分の魅了が効かないうえに、目の前でこんな大胆な事をされては面目丸潰れだった。

 

ラスト「そうまでして私を拒むって言うなら!!」

 

コントロールパネルを操作してファンネルの出力を最大まで引き上げる。

 

ラスト「アナタのその愛も何もかもを私の力で塗り替えてやるぅぅぅぅぅ!!」

 

最大出力のビームが雨霰とフリーダムに降りそそぐが、プラウドディフェンダーから散布されるナノ粒子に阻まれてビームは霧散。一発たりともフリーダムには届かない。

 

ラスト「なんで!?なんで届かないのよぉ!!」

 

そのうちにファンネルのエネルギーが切れ、補給の為ファンネルコンテナに収納される。

 

大和「今だ!『ディスラプター』を使う!」

 

ここまでの戦いで、ラストのキュベレイにファンネル以外の武装が無いと確信した大和はスキル「ディスラプター」を発動する。

 

Do you want to apply to use a DISRUPTOR?(ディスラプターの使用を申請しますか?)  Yes/No』

 

パネルに表示された選択肢に迷わず、Yesを押す。程なくして

 

Approve the use of the DISRUPTOR.(ディスラプラー使用を承認します。)  Compass(コンパス) General(総帥) Lacus(ラクス) Klein(クライン)

 

と表記され、ディスラプターの出力設定画面へ移行する。

 

大和「ディスラプター起動!出力80%!」

 

ラスト「じ、冗談じゃないわ!」

 

ラストは機体を翻して逃走を図るが、すぐに見えない壁にぶつかる。ここはオープンワールドではない。GWDWCの為に造られたスタンダードフィールド、逃げる場所も隠れる場所も存在しないのだ。

 

大和「発射!」

 

世界の色彩が一瞬ネガフィルムの様に反転し、キュベレイの脚ごとファンネルコンテナを切り裂いた。

 

ラスト「そ、そんな、きゃあああああッ!?」

 

切断面が爆発し、メチャクチャに回転しながら吹っ飛んでいくキュベレイ。フリーダムはフツノミタマを引き抜くと顔の横で水平に構える。

 

大和「ハアアアアアッ!!」

 

ラスト「わ、私が、負け―ズバァッ!―

 

最後まで言い切る前に、フツノミタマがキュベレイのコックピットを貫いた。

 

大和「…」

 

フリーダムが離れた直後、キュベレイは爆炎の中に姿を消した。

 

 

 

―WINNER Hibiki Yamato―

 

 

 

『ウオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!』

 

筐体を出た大和は、ひときわ大きな歓声に迎えられた。

 

「大和!よく言った!」

 

「レグちゃんとお幸せにー!」

 

「レグやまてぇてぇええええええ!!」

 

その声に応えて、大和は観客達に礼をする。

 

斎「やったな、大和」

 

大和「斎もありがとう」

 

レグ「大和ーーーッ!」

 

レグが駆け寄ってくる。大和は両手を広げてレグを受けとめ、抱き上げる。

 

大和「好き!」レグ「僕も!」

 

『ウオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!』

 

そこへ、ラストもふらふらとした足取りで筐体から出てきた。

 

ラスト「…」

 

大和「ラスト…さん」

 

レグ「お前!大和は僕の大切な人なんだ!まだ何かしようって言うなら、こんど僕が「グス」…え?」

 

ラスト「うわあああああん!!」

 

突然へたり込んで大泣きし始めた。

 

大和「え?え?」

 

斎「な、泣いちゃった」

 

レグ「急に何!?」

 

ラスト「いやだああああ!あぎらめだぐないいいい!」

 

レグ「いやいや!負けたんだから素直に諦めてよ!」

 

ラスト「だっで、だっでぇ…ずぎなんだもおおおん!!」

 

大和・レグ・斎「「「えぇ…」」」

 

ラスト「もうおりじんどがどうでもいいがらああああ!ずでないでええええ!」

 

レグ「あ~もう!分かったからちょっと一緒に来て!」

 

ビエエエエンと幼児の様に泣きじゃくるラストの手を引いて通路に向かう。その後を大和と斎が困惑しながら着いて行った。

 

 

 

Dブロック最後のバトルを以って一回戦は終了し、128名のバトラーが勝ち進んだ。敗者達は、自らの想いを勝者達に託し戦場を後にした。

 

で、結局大和達はどうなったかというと…。

 

蘭「…」

 

斎「えぇ…」

 

新「えっと…」

 

レグ「大和♡」

 

ラスト「大和♡」

 

大和「いや~、アハハ…参ったね」

 

エントラスにて休憩中だった3人の前に、右腕をレグに左腕をラストに抱きしめられた大和が困ったように笑いながら現れた。

 

蘭「……何があった?」

 

大和「実は…」

 

 

 

少し前 空き部屋にて

レグ「何でそんなに大和に執着するの?」

 

ラスト「ぐす…だってぇ、彼の顔すてきだし、身体つきもいいし、声も優しいし、見た目にそぐわない荒々しい戦い方も魅力的だし、女の子になった時の恥じらい方も可愛らしいし…(以下しばらく大和の魅力を延々と語るだけなので、割愛)」

 

大和(な、長い…)

 

レグ「…わ」

 

大和「わ?」

 

レグ「分かる!」

 

大和「分かっちゃった!?」

 

ラースが玲二の兄浩一と、グラトニーがオリーと意気投合したように、同じ大和が好きな者同士分かり合うものがあったようで、ラストとレグも意気投合してしまった。

 

その後しばらく、大和の魅力を語り合う2人を当の大和は何とも言えない表情で眺めていた。

 

 

 

大和「それで、3人で話し合った結果、ラストともお付き合いすることにしたんだ。条件付きだけど」

 

条件というのは「自分の能力を使わずに大和を魅了して愛してもらう」や「普通の服を着る」など多岐に渡るが、ここでは一旦省略する。

 

ラスト「大和ってホ~ントに優しいのね♡」

 

レグ「ちょっと、条件忘れないでよ?僕の大和なんだからね?」

 

ラスト「分かってるわ。レグちゃんもありがと♡」

 

ラストはレグの隣に移動すると、ギュッと抱きしめる。

 

レグ「はわ///」

 

蘭「…大和、アナタ、バトル中に不自然に停止してたけど、そいつに何かされたんじゃないの?」

 

新「そうなんですか?」

 

大和「…まぁ、いいじゃない。勝ったんだし?」

 

新「そ、そんな…」

 

蘭「ハァ、いいわ新。結果オーライなところは昔からだし、ちょっと横になる。出番になったら起こして。まったく…」

 

そう言うと蘭は長椅子に横になって寝息を立て始めた。

 

新「姉ちゃん、寝不足なのかな?」

 

斎「えっとだな、まぁ取り敢えずだ。大和も新も頑張れよ」

 

大和「うん。2人の分も頑張るよ」

 

新「俺だって、絶対本戦に出てやりますよ!」

 

 

 

決意を新たにしたリ・イマジネーション達は、2回戦へと進出する。

 




―戦績―
Aブロック
走道ガロウ○
トレーズ・宮首里○
マクキ・リス●

Bブロック
オルフ・タムラ○
雪花雪奈●
乃原あさし〇
流星実●
薄田リオ●

Cブロック
シア・アズナ〇
華時リンク○
安室レイラ○
ニンバス・シュターデン●

Dブロック
飛鳥新〇
明日香蘭〇
響大和○
グウェル・J・ターク●

○華時リンク
「バナージ・リンクス」のリ・イマジ。大学1年生の男性。ユニコーンガンダムをよく使い、ビスト神拳を使いこなす。実は最近プラモショップ「ロンド・ベル」の近くに引っ越したのだが、荷解きと大学の講義で顔出せていない為、レイラ達とも面識はまだない。

ラストと大和が付き合うという展開及びラストの機体は、神楽様にいただきました。ありがとうございます!2回戦は今の所何にも構想が無いので、バトル無し回でもやろうかなと思ってます。
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