【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ 作:波音四季
最近ブルーアイズの構築済みデッキが販売されたのもあって、遊戯王熱が再燃しております。その影響もあって、神楽様の「ホロライブデュエルモンスターズ」の外伝っぽい物の設定を作ってしまいました。しかし、これをやり出すとただでさえ週1投稿になってるこのシリーズの投稿頻度がさらに落ちかねない。
三回戦Aブロック
走道ガロウ
VS
グラトニー
ガロウ「クアドラプルサテライトキャノン!発射!」
ガロウの操る『ガンダム
グラトニー「無駄だよ~♪」
―PREDATION―
グラップラーザクファントムの腹部が巨大な口を開けたように大きく開く。口は四条の光線をブラックホールの如く吸い込んでしまった。
ガロウ「げっ!?マジかよ!」
グラトニー「ゲップ…食べ過ぎた。ちょっと返すね」
口の奥からサテライトキャノンの光線がXXXXに向けて撃ち返される。
ガロウ「うっそだろぉ!?」
シールドを構えるが、ものの数秒で溶解。光の奔流に飲み込まれたXXXXは爆炎を上げることなく消滅した。
三回戦Cブロック
華時リンク
VS
シア・アズナ
切れ目なく繰り出されるビームトンファーによる斬撃を捌くのは、シアの駆るシナンジュだ。
シア「やっぱりこの機体、ザクやサザビーに比べると扱いづらいわ!」
リンク「このまま押し通る!」
シナンジュの慣熟トレーニングが完璧でない状態でリンクのユニコーンガンダムと戦う事となり、シアは苦戦を強いられていた。
シア「こんな所で負けるか!」
斬撃を躱しつつ蹴り飛ばして距離を取ると、ビームライフルにバズーカを接続してユニコーンに向かって乱射する。
リンク「まだだ!ガンダム!俺に力を貸せ!」
―NT-D―
ユニコーンのサイコフレームが翡翠色に発光し、拳を振り上げてシナンジュへ向かった。
Bブロック ロビー
あさし「う~む」
テーブルの上に3体のガンプラを並べて唸っているのは、乃原あさしだ。
あさし「さて、どれでいったもんか…」
どうやら三回戦で使用するガンプラをどれにするか迷っているようだ。
一回戦雪花雪奈、二回戦千代浦蝶美では使い慣れたアクション・アルケーガンダムを使ってきた。三回戦は折角だから別の機体を使おうと考えていたのだが。
あさし「次のお相手がなぁ…」
NEXT BATTLE
乃原あさし
VS
スロウス
セブンシンズもとい無呪羅のスロウスだ。一回戦では眠りながら操縦することであやめの剣撃を躱しつつ戦意喪失寸前まで追い込み、二回戦でも同じ戦法でIS学園の生徒を撃破した奇妙なバトラーだ。
オルフ「どうも、あさしさん」
あさし「おう、兄ちゃんか。大和の兄ちゃんには会えたのか?」
オルフ「えぇ、今朝目を覚ましたようですが、元気そうでしたよ。あさしさんは、三回戦の機体を選別中ですか?」
あさし「そうだ。さて、どうしたもんか」
腕を組んで再び考え込むあさし。
『アクション・アルケーガンダム』
『アルケーガンダム』のカスタム機。エクシアのGNドライヴを移植しているので、トランザムを使用可能。基本武装はアルケーと同じで、右腕にGNキャノンを埋め込んでおり、腕をL字に組むことで発射できるようになっている。機体色は青・緑・赤となっているが、これは機体の元ネタとなった「アクション仮面」のカラーと同じ。本機を作る際に次男海波の「クレヨンしんちゃんのアクション仮面みたいにしてほしい」という要望でこうなった。
『シルヴァ・バレトカンタム』
『機動戦士ガンダムUC』に登場した『シルヴァ・バレト』のカスタム機。武装はそのままに機体色をグリーンで統一している。こちらの元ネタは「クレヨンしんちゃん」の「カンタムロボ」となっている。
『頑駄無武者ざえもん』
『レジェンドBB 武者頑駄無』をベースとしたSD機体。素体を肌色にしつつ、鎧を黒と紫で塗装。元ネタはクレヨンしんちゃん」の「ぶりぶりざえもん」となっている。
オルフ「相手はジム・コマンドのカスタム機だから、アルケーかシルヴァ・バレトがいいでしょうね」
あさし「いや、一概にそうとも言い切れねぇ。一回戦、二回戦の戦いを見るに、爆発性のシャボン玉を飛ばして攻撃してくる。触れると爆発する特性上、デカイ機体より被弾面積の少ないSDも選択肢に上がる」
オルフ「なるほど。それにしても、あのスロウスというバトラー、どうやって眠りながら戦っているのでしょう?」
あさし「さぁな。酔っぱらった状態で戦う酔拳てのは知ってるが、寝ながら戦うのは聞いたことない。さしづめ、睡拳といったところか?……よし、やっぱりコイツでいくか」
3体の中からアクション・アルケーを手に取る。
オルフ「使い慣れた機体ですか?」
あさし「おうよ。未知の相手と戦う時は、自分が最高のコンディションを発揮できる機体を使うのが一番良い。兄ちゃんもそう思ったから、二回戦であの機体を使ったんだろう?」
オルフ「えぇ、そうです。しかし、睡拳を打ち破る方法はあるのでしょうか?」
あさし「心配すんな。コイツには秘策があるんだ。まぁ任せとけって」
「これよりBブロック三回戦!スロウスVS乃原あさしの対戦を行います!」
『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』
『ガンプラおじさーん!』
前と違ってスロウスは既にステージにいるのだが
スロウス「Zzz…」
布団に包まって眠っている。
「スロウス選手、起きてガンプラを提示してください」
スロウス「……やだ」
「では、提示はいいので、筐体に入ってください」
スロウス「めんどくさぁ~い」
あさし「お嬢ちゃん、決められたルールは守った方がいいと思うぞ?」
スロウス「…」
あさし「断っとくが、俺は前の2人のお嬢ちゃん達ほど優しくはないぜ?」
スロウス「Zzz……」
あさしの言葉を無視して再び夢の世界に入るスロウス。道理が通じないと分かったあさしは、呆れて肩を落としジャッジを見る。
「スロウス選手、このままですと、試合放棄と見なされますが、よろしいですか?」
スロウス「もぉ~、うるさいなぁ~……めいんどくさいし、別にそれでも「スロウス」…んぇ?」
どこからともなく声が聞こえたかと思うと、ステージにドス黒い靄が現れグリードが姿を現した。
スロウス「げ…」
グリード「貴様のその怠惰は生まれ持ってのもの。故にそれを咎める気はない。だが、これ以上衆人の中で醜態を晒すのであれば…」
「我にも考えがあるぞ?」
地の底よりも深くから響くようなグリードの声に、あさしも思わず後ずさる。
あさし(な、なんなんだコイツは!?)
スロウス「あ~もう……分かったよ……」
布団を出て渋々と筐体に乗り込んだのを見届けると、グリードはあさしに向き直って頭を下げる。
グリード「部下が大変失礼した」
あさし「あ、あぁ、気にしないでくれ」
Game Mode:1on1
Field:Standard
PlayerA: SLOWS
PlayerB:Asasi Nohara
―GAME START!―
アクション・アルケーはGNバスターソードを構えて、スロウリー・ジムと向き合う。
『スロウリー・ジム』
『ベース機:ジムカスタム』
字名:落ち行く怠惰
何をそんなに頑張るの?何でそんなに抗うの?どうせ皆最後は消えるだけなら何もせず怠ければいいのに……
あさし「さ~て、お相手さんは…」
スロウス「くか~…………Zzz」
あさし「だと思った、ぜ!」
GNファングを射出し、スロウリー・ジムを取り囲む。
あさし「行けよ、ファング!」
あさしの号令で一斉に襲い掛かるファング達。
スロウス「Zzz……」
―ガコンッガチャッ―
―ヒョイッヒョイッ―
だが、無線誘導兵器が相手であっても関係ないようだ。スロウスの睡眠操縦によって、ファングが機体を斬り裂く直前で回避される。
あさし「スゲェなぁ!どうやってんだそりゃ?」
スロウス「ん~……むにゃむにゃ……Zzz」
―ピッ―
―ゴポポポポ……ッ―
スロウスがスキル発動ボタンを押したらしい。スロウリー・ジムの背中から紫色のシャボン玉が無数に出現する。
あさし「こいつか!」
GNファングとGNハンドガンで撃ち落としていくが、如何せん数が多すぎる。迎撃を掻い潜ってアクション・アルケーに襲い掛かるシャボン玉の群れ。対するあさしは、細かくレバーを動かしてシャボン玉の隙間を掻い潜りながらスロウリー・ジムに接近する。
あさし「ハハハッ!こいつぁ面白れぇ!まるで…」
シャボン玉が途切れた僅かな瞬間を狙って腕をL時に組む。
あさし「テーマパークに来たみたいだぜ!テンション上がるなあッ!!」
右腕のGNアクションキャノンから紅色の光線が発射され、射線上のシャボン玉を破壊しながらスロウリー・ジムへ向かう。
スロウス「むにゃ……」
だが、直撃する寸前に膝を直角に曲げ、上体を反らして回避する。
あさし「おいおい!マトリ○クスかよ!やってくれるじゃねぇか!」
観客席
あやめ「うへぇ、あれも避けるのか」
箒「全方位から囲んで一斉攻撃、これならと思いましたが…」
スロウスに敗北したIS学園の生徒というのは、篠ノ之箒だったようだ。
あやめ「う~ん、これでダメならもう打つ手がないぞ」
オルフ「心配には及びません」
箒「っ!『才将』オルフ・タムラ」
オルフ「あさしさんは『秘策がある』と言ってました」
あやめ「秘策?」
あさし「こりゃあやっぱり、コイツを使うしかなさそうだな」
背中にマウントしてあったNGNバズーカを取り出して構えると、スロウリー・ジムの足元へ向けて発射する。案の定、足を上げて簡単に回避されるが、着弾した砲弾から白い煙が噴き出し、モワモワとスロウリー・ジムを包み込む。
あさし「へへへ、これでセンサーはお陀仏だろ」
あさしが使用した武器の正式名称は「NGNバズーカ(臭気弾)」あさしの足の臭いを詰め込んだ砲弾だ。以前あさしの靴下を洗濯しようとした際に、あまりに酷い臭いでセンサーがおかしくなってしまったことがある。そこから「俺の足の臭いで砲弾を作ったら、敵機のセンサーを無効化出来るんじゃね?」と考えて作られたのがこの武器だ。
スロウス「Zzz……う…う~ん……?」
あさし「どうよ!センサーが効かねぇなら、自慢の睡拳も使えねぇだろ」
スロウス「…う…ぐ…うぐぐ……」
あさし「ん?なんだ?」
スロウス「く…く…クッサアアアアアアッ!!!」
あさし「うおお!?」
突然スロウスが叫び、スロウリー・ジムが顔正確には口の部分を押さえながら、先程までの緩慢な動きとは比較にならない程の動きでのた打ち回る。
スロウス「オエエエエエエッ!!」
あさし「お、おいおい、まさか臭いが貫通したっていうのか?」
無呪羅達の使用するガンプラは、スキルを発動する際に自らの力を直接使用する。その為スキル発動中はガンプラと自身が完全にリンクしている状態になる。故にスロウリー・ジムが臭気を浴びたことで、その臭いがスロウスにもダメージを与えてしまったのだ。
観戦席
絹絵「あ、あの子、大丈夫かしら」
海波「父ちゃんの足の臭いはモーレツだからなぁ」
夜波「生きてればいいけど…」
音凪「うぇ~」
あさしの足の臭いをよく知っている乃原一家は、あの臭気をまともに浴びたスロウスに心底同情した。
あさし「な、なんだかよく分からねぇが、今がチャンスだぜ!」
レバーを動かして一気に距離を詰めると、バスターソードを振り下ろす。
―ガシィッ!―
あさし「何!?」
だが、片手で受け止められてしまう。
スロウス「……くも」
あさし「あん?」
「よくもぼくの眠りを邪魔しやがったなあッ!!!ぶっ壊してやるうううううッ!!!」
バスターソードを脇に挟むと、手刀で叩き折ってしまった。
あさし「うおお!?!?」
「くたばりやがれえええええッ!!!」
スロウリー・ジムの左ストレートがアクション・アルケーの顔面を捉え、遥か後方の見えない壁まで吹っ飛ばされた。
観戦席
あやめ・箒・オルフ( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)
オルフ「な、なんだアレは…」
あやめ「アイツ、あんなに強かったのか」
箒「安眠を妨害されて頭にきたみたいですね」
これまでのスロウスとは一線を画す戦い方に、3人は呆然とする他なかった。
「くぁzwsぇdcrfvtgbyhぬjみkおlpッ!!!!!」
もうキレ過ぎて何を喋っているのか分からない。スロウリー・ジムはアクション・アルケーに馬乗りになって殴りまくっている。頭部は原型を留めない状態になっているにもかかわらず、止まる事はない。
あさし「ち、チクショウ…!ここまでか…いや、まだだ!」
アクション・アルケーはスロウリー・ジムの腕を掴んで打撃を止める。
「っ!?」
あさし「おりゃああああッ!!」
スロウリー・ジムを振り落とすと、肩に担いで持ち上げる。
「お、降ろせ!!降ろせえええええッ!!!」
あさし「ところがぎっちょん!」
NGNバズーカを真下に向ける。
あさし「死なば諸共だぜ!スロウスさんよぉ!!」
「や、ヤメロオオオオオオオオッ!!!!!」
あさしはレバーのトリガー思いっ切り引く、その時思わず体を仰け反らせてしまったのがいけなかった。
―ピキッ―
あさし「んぎ!?」
―ズドン!ズドン!ズドン!―
残った砲弾が発射され、臭気がアクション・アルケーとスロウリー・ジムを包み込んだ。
「ギエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!!!!!!」
この世のものとは思えない奇声を発したかと思うと、カクンとスロウリー・ジムが動かなくなった。
「……スロウス選手!試合続行不可と判定!よって勝者!乃原あさしッ!」
『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』
海波「おぉ~!父ちゃんの勝ちだ~!」
絹絵「アナター!素敵ー!」
音凪「たいやぁ~♪」
夜波「ちょっと待て、何か変だぞ」
筐体から出て来たあさしは、腰を押さえながら四つん這いになっている。
あさし「こ、こ、こ、腰があああああ」
乃原あさし御年35歳、無呪羅との試合に勝った代償にギックリ腰になってしまったようだ。
あさしが医務室に送られていく後ろで、白目を剥いて気絶するスロウスが筐体から引っ張り出されていたが、スタッフ達は皆一様に鼻と口を抑えていたという。
医務室
絹絵「アナター!大丈夫なのー!?」
医務室に駆け込んだ絹絵が目にしたのは
ちょこ「ごめんなさいね。ここの先生が出払っちゃってて」
あさし「いやいや、良いってことですよ。お陰でこんな美人な女医さんに手当てしてもらえたんですからねぇ~」
ちょこ「もう、お上手ですね」
ちょこに手当てしてもらってデレデレしているあさしだった。
絹絵「…」
夜波「海波、音凪、ちょっとこっちへ」
海波「え~!俺あのお姉さんとお話してぇよぉ」
夜波「いいから来い。触らぬ神に何とやらだ」
海波「ちぇ~」
音凪「あ~い」
絹絵「ア・ナ・タ?」
あさし「き、絹絵!?これは、その…」
ちょこ「あ、奥様ですね?湿布を張りましたので、もう大丈夫だと思います」
絹絵「ありがとうございます。少し2人にしていただいても?」
ちょこ「いいですよ。では、お大事に~」
ちょこが医務室を出るのを見届けると、カーテンを閉める。
あさし「お、落ち着け絹絵!腰をやってるから、お手柔らかに…アーーーーーッ!」
医務室の外では
ちょこ「も~、ミカエル君たら、ギックリ腰の治療くらい自分でやってもらいたいわ」
海波「ねぇねぇお姉さん、今暇?俺とツルリングに行かない?」
夜波「ツーリングだろ」
ちょこ「20年早いわよ。それにちょこはもう玲二様の女だから」
後日、四回戦当日になってもあさしの腰の痛みは引かず、座る事もままならなかった為、無念の棄権となった。無呪羅の1人を倒したということで、ホロメンや玲二からも注目されていただけにかなり残念な結果となってしまった。
あさしと絹絵がO・HA・NA・SHIしていた頃、スロウスはみしろによって風呂に放り込まれていたそうな…。
―三回戦戦績―
Aブロック
走道ガロウ●
Bブロック
乃原あさし○(棄権)
Cブロック
シア・アズナ○
華時リンク●
安室レイラ○
Dブロック
飛鳥新○
明日香蘭○
〇乃原あさし
「アリー・アル・サーシェス」のリ・イマジ。出張で海外へ行った際に、地元ギャングの抗争に巻き込まれてしまい、偶々居合わせた絹江と命がけで逃走する中で深い仲となり、帰国後に結婚した。それ故に人一倍「命」を大事に思っている。
〇乃原絹絵
「絹江・クロスロード」のリ・イマジ。元ジャーナリストで、とある国に取材に行った際、地元ギャングの抗争に巻き込まれ、あさしに助けられた。帰国後に入籍し、二男一女をもうけた。
〇乃原夜波(ヨハ)
「ヨハン・トリニティ」のリ・イマジ。小学2年生。落ち着いた性格で、学校では学級委員を務め、家では弟妹達を引っ張る良き兄。
〇乃原海波(ミハ)
「ミハエル・トリニティ」のリ・イマジ。幼稚園年中で年相応の活発な男児。美人な女性に目なく、ホロライトに行く話をした時は、一番喜んでいた。
〇乃原音凪(ネナ)
「ネーナ・トリニティ」のリ・イマジ。生まれて間もない為、言葉を話すことは出来ないが、感情表現は豊か。美男子を見ると、脚に抱き着いたり、投げキッスでアピールしたりする。
大分絞り込まれてきたな。一応、お覇王様の方にベルナや椎間様がいるからまだ誰が残るか分からない。
次回は本編。GWDWCはあと1話か2話やって神楽様にバトンタッチしようと思ってます。