【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ   作:波音四季

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アニメに影響されてアプリゲームのFGOを始めました。アニメに出た英霊以外にもたくさんの英霊がいて楽しいです。中にはガンプラの機体名に良さそうな英霊とかもいて面白いですね。

さて今回は、新の決断です。自分にもあったはずなのに、思春期の少年少女の心理描写って難しいことこの上ない。あくまでフィクションなので、漫画やアニメみたいな感じになってるけど、大目に見てもらいたいです。


CHAPTER02 未来への進路

7月31日ホロライトシティ 喫茶店

全国大会決勝戦の翌日、ガンプラウォーズハッキング事件から一夜明け、店にあるテーブル席の1つに4人の男女が座っている。

 

ぽぷら「……」

 

美明「……」

 

テラ「…?」

 

新(ど、どうしてこうなった…?)

 

テラ「ねぇアラタ。これって、おみあい?」

 

新「違うと思う」

 

一体何があったのか?事は昨夜の祝勝会まで遡る。

 

 

 

ホロライトシティホテル 祝勝会場の外

美明「仲良さそうだったなぁ…」

 

仲睦まじそうに談笑する新とぽぷらを見て居たたまれなくなって会場から出ていた。

 

美明「さっさとアタックしとけばよかったなぁ…」

 

テラ「バトルのはなし?」

 

美明「ひあ!?て、テラ?」

 

いつの間にか美明の後ろに阿須高校2年生猫の獣人の潤守テラがいた。

 

美明「あ、アンタも来てたの?」

 

テラ「うん。アラタのおうえんだよ」

 

美明「もしかして、さっきのバトルにもいた?」

 

テラ「いたよ。でも、アラタとあえなかったから、ここにきたの。ミアは?」

 

美明「私?私は……別に、ちょっと休憩」

 

テラ「ふ~ん…。アラタは?」

 

美明「会場で別の女の子と一緒よ」

 

テラ「わかった」

 

踵を返して会場へ向かおうとするテラ。その手を美明は慌てて掴む。

 

美明「話聞いてた?」

 

テラ「…?うん」

 

美明「あのね、新は今別の女の子と一緒にいるの。だから邪魔しちゃダメなの」

 

テラ「どうして?」

 

美明「どうしてって…テラだって新とお喋りしてる時に、知らない女の子が話しかけてきたら嫌でしょ?」

 

テラ「……」

 

小首をかしげて少し考えこむ。

 

テラはアラタが好き➡知らない人が話しかける➡アラタが好きだから話しかける➡テラもアラタが好き➡知らない人もアラタが好き➡同じ人が好きなら2人は友達➡テラと知らない人は友達

 

テラ「イヤじゃないよ。テラとその人は友達だもん」

 

美明「なんでそうなるのよ…」

 

テラ「ミアは、アラタの事キライ?」

 

美明「わ、私は関係ないでしょ…?」

 

テラ「……」

 

美明「……」

 

テラ「……」

 

美明「……」

 

テラ「……」

 

美明「あーもう!嫌いじゃないわよ!好きよ!……でもね」

 

テラ「?」

 

美明「新の前に出ると、どうしても素直になれないのよ。素っ気なくなっちゃったり、良くない事言っちゃったり、なんでテラやあの子みたいに出来ないのかしら…?」

 

肩を落としてうなだれる美明。テラは少し黙っていたが、彼女の猫耳がピクンと動くと再び美明に話しかける。

 

テラ「……ミア」

 

美明「何?」

 

テラ「ミアは、アラタのこと、好き?」

 

美明「だからさっき言ったじゃない。好きって」

 

テラ「じゃあ大好き?」

 

美明「なんでそんな事聞くのよ?」

 

テラ「おしえて?」

 

美明「…うん、大好き」

 

テラ「ぎゅ~ってしたい?」

 

美明「な!?……し、したい、けど…テラ?」

 

美明の答えを聞いたテラは、曲がり角の陰に隠れていた人物の腕を引っ張ってきた。

 

美明「な、なななななななんで、アンタが!?」

 

新「あ、いや、トイレ行こうとしたら、2人の声が聞こえてきて…」

 

物陰に隠れていたのは新だった。テラは音で新が来たことを察知し、新が聞いていることを分かった上で美明に本心を吐露させたのだ。

 

それを悟った美明はテラに視線を向けるが、サッと新の後ろに隠れる。

 

美明(あの子に嵌められたわ。大人しそうに見えて意外としたたかだったわ)

 

新「美明、あの、今のって」

 

美明「…あ~もう!そうよ!私はアンタが…新が好き!私の歌が好きって言ってくれた時からずっと好き!」

 

新「ええッ!?それって1年の春の事じゃ…そんな前から!?」

 

ヤケになった美明は、隠していた想いを吐き出して恥ずかしくなったのか赤面して俯く。

 

新「なんとなくそんな気はしてたけど…そっか。ごめん、ちゃんと気付いてあげられなくて」

 

美明「別に謝る事じゃないわよ」

 

テラ「アラタ、テラもアラタのこと、好きだよ」

 

新「へ?あ、ありがとう?」

 

美明「あのねぇ、この流れで言うってことは、LikeじゃなくてLoveに決まってるじゃない」

 

新「えええええッ!?」

 

まさかの同時告白に驚愕する新。

 

新「ちょ、ちょっと待って!俺には…」

 

ぽぷら「新く~ん?何してるのかな~?」

 

ギギギッと壊れた玩具の様に後ろを向くと、笑顔のぽぷらがいる。

 

新(あぁ、これが修羅場か~)

 

と、新は半分現実逃避するしかなかった。

 

 

 

~現在~

そんな事があり、日を改めて話し合いをすることとなったのだが…。

 

ぽぷら「……」

 

美明「……」

 

テラ「~♪」

 

笑顔のぽぷらと難しい顔の美明、テラはどこ吹く風で注文したケーキを口に運んび、美味しそうにしている。

 

新(お、俺はどうすればいいんだ?)

 

人生最大のモテ期を迎えたと同時に、人生最大の修羅場を迎えた新は頭の中で思考を巡らせていた。

 

美明「で、新は誰を選ぶのよ?」

 

新「え?誰って…」

 

美明「まさか、全員とか言うんじゃないでしょうね?」

 

ギクッとする新。一番丸く収まる方法として全員と付き合うと考えていたが、アッサリと見抜かれてしまった。

 

美明「ハァ…アンタねぇ、もっと現実的に考えなさいよ。確かに全員と付き合えばこの場は丸く収まるわよ?でも、将来的には?確かに法改正で一夫多妻が認められたけど、厳しい条件があるわ。アンタ、この3人や生まれてくる子供を養う事が出来るって胸張って言えるの?」

 

新「ちょっと待てよ!なんで将来の話になってるんだよ?」

 

美明「当たり前でしょ!それだけ私達はアンタの事本気で好きなのよ!」

 

ぽぷら「あの後、新くん抜きで3人で話したんだ。新くんの事どれくらい好きかって。そしたらね、皆同じだった。新くんが好き。ずっと一緒にいたいって」

 

新「っ…!」

 

美明「呆れた。恋愛を何だと思ってるのかしら」

 

新「ごめん」

 

美明「謝らなくていいわよ。で、どうするの?」

 

新「どうって…」

 

決められるわけがなかった。誰を選んでも後の2人とのわだかまりが残る。特にテラと美明はよく顔を合わせる間柄だ。最初にハッキリと好意を伝えてきたぽぷらを選ぶべきなんだろうが、そうなれば他の2人とは今まで通りとはいかなくなるだろう。その逆もまた然りだ。じゃあ3人共となると、美明も言った将来という問題が浮上してくる。新はまだ将来何になりたいのか、何がしたいのか明確に決まっていない。

 

美明「まぁ、この場ですぐ決める事なんてできないわよね。GWDWCもあるし、それが終わるまで保留にしましょう。でも新、覚えておいて。私は将来トップアイドルになる。それが子供の頃からの私の夢だから。ぽぷらもでしょ?」

 

ぽぷら「うん!私も先輩達とトップアイドルを目指すよ」

 

テラ「テラはアラタのお嫁さん!」

 

美明「…とにかく、私達は皆、自分の将来について考えてる。私だけじゃない。怜も、真理愛先輩も、天琉先輩も考えてるはずよ。新もいい機会だから、ちゃんと自分の将来に向き合ってよ?」

 

新「俺の…将来」

 

何になるのか?何をするのか?青春という現在を謳歌する高校2年生の新には難しすぎる問題だった。

 

 

 

GWDWC三回戦後

二回戦を突破し、その勢いで三回戦も突破した新だったが、心情は穏やかではなかった。対戦相手を倒す度に近づく蘭とのバトル、さらに3人への回答期限も刻一刻と迫っていたからだ。

 

新「なぁ、怜。お前、将来どうするって決めてる?」

 

ドーム内のカフェでサポーターを務めてくれている怜と食事を取っている時に聞いてみた。

 

怜「そうだな…可能であれば、奏の傍にいてやりたいと思ってる」

 

新「じゃあ、ホロライブに入社するのか?」

 

怜「どうだろうな。そもそも未来のことなんて分からん。何らかの理由で奏がホロライブを卒業するかもしれんし、状況が変わる事だってあるだろう?」

 

新「そんな事言ったらなんでもありじゃんか」

 

怜「そうだな。だが、奏と一緒にいたいという想いは変わらない。彼女と添い遂げられるなら、俺はどんな仕事だってする」

 

新(一緒にいるためになんだってする、か)

 

カフェを出て怜と別れた新は、その足でホロライトシティにあるアパートへ向かった。

 

―ピンポーン―

 

インターホンを鳴らすと、程なくして桃髪の女性がドアを開けた。

 

ラスト「あら、いらっしゃ~い」

 

新「どうも、えっと四季翼さん?大和先輩います?」

 

夏休み前に一人暮らしを始めた大和の家に来たのだ。

 

 

大和「なるほど、それで僕に相談に来たんだね?」

 

新「はい。先輩なら、何かいい知恵を貸してくれるんじゃないかと思って」

 

少し考えながら大和はラストが淹れたコーヒーに口を付ける。レグはのりプロに行っているのか、不在のようだ。

 

大和「3人や他の人の考えは置いといて、新はどうしたいの?」

 

新「俺は…俺は3人の内誰かを選ぶなんて出来ません。でもそうなると、将来どうするのかって問題が出てくる。でも、1人を選ぶこと出来ない。これじゃ無限ループですよ」

 

大和「じゃあ、それでいいんじゃないかな?」

 

新「え?」

 

大和「誰か1人を選べないなら、皆選べばいいんだよ」

 

新「でも、皆は…」

 

大和「皆の意見がいつも正しいとは限らないよ。僕もラストの事を先輩達に話した時に『やめた方がいい』って言われたよ。でも僕は、僕を好きだと言ってくれるラストを拒むことが正しいとは思えなかった。だからこうしてレグと3人で同棲してるんだ」

 

新「それで、将来何かあったら?」

 

大和「怜じゃないけど、未来は誰にも分からない。もし、何かあったら、その時はその時。3人で乗り越えていくさ。大事なのは他人がどうしたいかじゃない。自分がどうしたいか、だよ」

 

大和が優しく微笑みながらラストを見ると、ラストも嬉しそうに頷く。

 

新「俺は…俺は先輩みたいに、割り切れませんよ」

 

尊敬する大和の助言を受け止められない新は、浮かない顔のままコーヒーに口を付けた。

 

新「美味いです」

 

ラスト「ありがと♪」

 

大和「焦らなくていいんだよ。大丈夫、答えはきっと見つかるよ」

 

 

 

ホロプラ

ホテルに戻ると、美明、ぽぷら、テラの3人が新を待っていた。3人に引き摺られるようにして新はホロプラに連れてこられた。

 

新「なんでここに?」

 

ぽぷら「新くん、最近悩んでるでしょ?だから3人で話し合ったんだ」

 

美明「ほら、アンタよく『悩んだ時はバトルだ!』って言ってるじゃない?」

 

テラ「アラタ、いっしょにやろ?」

 

悩みの半分は皆なんだが、と思いながらもデスティニーガンダムSpecⅡを取り出して筐体に乗り込んだ。

 

 

 

新「美明!スキルでバフ掛け頼む!ぽぷらは後方支援!可能なら美明も守ってやってくれ!」

 

美明「いいわよ!」

 

ぽぷら「オッケー!」

 

美明の『ザクウォーリア(ライブコンサートver)』がスキルで味方のステータスを底上げし、ぽぷらの『ブラストインパルスガンダムSpecⅡ』が前方の敵軍を薙ぎ払う。

 

【挿絵表示】

 

 

新「テラ、斬り込むぞ!離れるなよ?」

 

テラ「わかった」

 

『デスティニーガンダムSpecⅡ』と『ガイアガンダム』の2機が突撃し、次々と落としていく。

 

【挿絵表示】

 

 

新(なんだ…?凄く…凄く戦いやすい!)

 

美明が味方を強化し、ぽぷらが支援、テラと一緒に敵陣に斬り込んむというバランスの取れた布陣。ガンプラ部での連携でもここまで戦いやすかったことはない。

 

新(そうか…誰も欠けちゃダメなんだ。俺には、3人全員が必要なんだ!3人だけじゃない。これから先、出会うかもしれない人達、皆俺にとって必要な人なんだ!)

 

ボス機体をパルマフィオキーナで撃破した新は、3人の元へ向かった。

 

ぽぷら「やったね新くん!」

 

新「あぁ!皆聞いてくれ。伝えたい事がある。俺には―バキュウウウンッ!!―え?」

 

一条のビームがデスティニーの真横を通り過ぎ、ザクウォーリアの頭部を破壊した。

 

美明「な、何ッ!?」

 

ぽぷら「敵!?倒したはずじゃ…―COUTION!上方注意!―っ!」

 

突如上空から落ちてきた黒い機体が左腕のクローでインパルスのボディを斬り裂いた。

 

ぽぷら「きゃあああ!」

 

新「な、バンシィ!?」

 

テラ「っ!おまええええッ!!」

 

ガイアが変形し、ビームブレイドを展開して斬りかかる。だが、『ユニコーンガンダム2号機バンシィ』のアームドアーマーVNに捕まってしまう。

 

新「テラ!」

 

「おっと、動くなよ、ガンダリウムキラー」

 

新「CPUじゃない?誰だ!ここには入れないはずだぞ!」

 

「それが出来るだよなぁ。突然で悪いが、GWDWCを辞退してくれないか?」

 

新「な、何を言って」

 

「お前が辞退してくれると喜ぶ連中が一定数いるのさ。おっと、攻撃しても無駄だぜ?俺達の機体は無敵だからな!」

 

新「チート!?それでインパルスも…!」

 

アームドアーマーVNはサイコフレームを用いたクローであり、ビーム兵器ではない。故にVPS装甲に多少のダメージを与えられても、簡単に斬り裂くことは難しい。だが、防御を無視するチートを掛けているなら話は別だ。

 

新「卑怯者!」

 

「何とでも言えばいいさ。嫌だってんなら、この機体のアカBANチートを使って、お友達のアカウントを消しちまった後、お前も同じ目に合わせてやるぞ?」

 

美明「こんの!」

 

ザクウォーリアがグレネードを投げるが、どこからか飛んできたビームが空中で撃ち落とし、さらにザクウォーリアの両腕を破壊する。

 

「無駄だ。狙撃手が狙ってるんだからよ。さぁどうする?お前も無駄だと分かった上で俺達とやるか?」

 

新「く…」

 

「ログアウトも出来ないようにしてある。逃げ場はないぜ?」

 

新(どうすればいい?)

 

美明「何してんの!戦いなさい!」

 

新「でも…」

 

美明「アカウントなんか後で作り直せる!機体が破壊されば、ログアウトして外に出られる!警察を呼ぶから、その間にアンタが引き付けるのよ!」

 

ぽぷら「美明の言う通りだよ!私達に構わず戦って!」

 

テラ「アラタ!」

 

新(そうだ…。たかがアカウントじゃないか。後で何とでも出来る。戦うんだ。戦うべきなんだ。今こそ、戦うべきなんだ!)

 

 

 

 

 

「ホントにそれでいいのか?」

 

新「…え?」

 

ふと横を見ると、モニターにうっすらと反射する自分の姿が自分でない誰かに変わっている。

 

新「シン…アスカ」

 

「お前は、それでいいのかよ?」

 

自分をじっと見つめる真紅の瞳の奥に、彼が守れなかった者達が現れては消えていく。

 

新「……くない…良くない!あの人は、シンは、正しくても、自分が間違ってると思ったことは絶対にしない!ここで戦うことが正しい事なのかもしれないけど、俺はそれが正しいとは思えない!」

 

「なら、どうするんだよ?」

 

新「俺は、自分が正しいと思ったことをする。俺が、皆を、守る!」

 

 

 

 

 

「何をボソボソ言ってる!どうするんだよ?」

 

新「……お前の、言う通りにする」

 

美明「ハァ!?アンタ何言って」

 

新「皆は!俺にとって、必要な人達だ。誰か1人でも欠けちゃいけない。そんな人達を、例えゲームであっても守ることが出来ないなんて、そんなの俺は認めない!」

 

ぽぷら「新くん…」

 

テラ「アラタ」

 

新「今ここで連絡する。3人に手を出すな」

 

「あぁ、手間が増えなくて助かるぜ」

 

新はスマホを取り出し、玲二に直接電話を掛ける。

 

玲二『もしもし?』

 

新「玲二さん、新です。理由は聞かないでください。俺……GWDWCを……棄権します」

 

玲二『……その必要はない』

 

新「え?」

 

―ズドオオオオオンッ!―

 

「なんだ!?おい!何があった!?」

 

『貴方の仲間は撃破しましたよ』

 

「だ、誰だテメェ!?」

 

―バサッ!―

 

エリス『おりゃあああ!』

 

どこからか出現した『ガンダムキャリバーントリガー』がバンシィの左腕を斬り落とした。

 

「な、なんだあッ!?!?」

 

エリス『GE製CAMOマントさ。こっそりログインして隠れてたんだ』

 

「何者だ!?」

 

エリス『僕らは「ガンプラ犯罪対策課」人呼んで「G.C.P.D.」だ!』

 

「何ィ!クッソ!」

 

バンシィがアームドアーマーBSをデスティニーに向けるが、何者かに蹴り上げられ攻撃は明後日の方向へ飛んでいく。

 

エリス『オルタ、制圧を』

 

オルタ『了解』

 

オルタこと『ガンダムエアリアル・オルタナティブトリガー』だ。ビームサーベルを引き抜いてバンシィはアッサリとバラバラにされてしまった。

 

「な、何故だ!?チートが効いてるはずじゃ!?」

 

エリス『僕らも色んな敵と戦ってきたからね。チート対策はバッチリさ』

 

オルタ『ボクらの武器には、アンチチートプログラムがある。ボクらを相手にした時点で、お前達は負けている』

 

 

 

ホロライトシティ 森林エリア

「ち、チクショウ!こんなの予定にないぜ!」

 

ドン!ドン!ドン!

 

ローレン「開けろ!ホロライト警察だ!」

 

「な、なんでここが!?」

 

森林エリアに隠された小屋のドアが破壊され、大勢の警官が雪崩れ込んだ。

 

ローレン「まさか、うちの島でハッキングしてたとはな!灯台下暗しだったぜ!」

 

劾「連れていけ。雇い主の名を吐いてもらうぞ」

 

 

 

スミレ「了解です。2人とも、任務完了だよ」

 

エリス『じゃ、帰還しようか』

 

オルタ『分かった』

 

新「待ってください!G.C.P.D.って、俺も入れますか?」

 

エリス『ん?』

 

オルタ『えっと…』

 

スミレ「ごめんなさい。G.C.P.D.は警察内の優れたバトラーしか入れないんです」

 

新「でも、アメリアさんとか、警察じゃない人もいますよね?」

 

エリス『彼らは例外だよ。それに、君はまだ子供だ。他にやるべきことが沢山あるだろう?』

 

新「…」

 

エリス『でも、もし君が大人になって警察に入ったら…』

 

新「あ…そしたら、入れますか?」

 

スミレ「それは貴方次第ですよ。もしそうなったら、とても心強いですね」

 

エリス『待ってるよ。君が来るのをね』

 

新「…はい!」

 

 

 

ホロプラ

玲二『無事に終わったようだな』

 

新「玲二さん、知ってたんですか?」

 

玲二『るしあから通報があってな。大急ぎで狭間巡査達を向かわせたんだ』

 

新「ありがとうございます!」

 

通話を切ると3人に向き直る。

 

美明「もう!あんな無茶して!G.C.P.D.が来てくれなかったら、どうする気だったの!?」

 

新「ごめん。でも、皆を見捨てる事なんて、俺出来ない!皆俺にとって必要な人だから!」

 

ぽぷら「そ、それって」

 

新「うん!俺は、皆が好きだ!俺と一緒にいてくれ!」

 

美明「なっ!?あ、アンタ、この前の私の話聞いてた?」

 

新「その上で出した結論だ。未来がどうなるかなんて誰にも分からない。俺が思い描いてる未来も変わってしまうかもしれない。大きな壁に阻まれることがあるかもしれない。その時は、俺がそれを乗り越える手助けをしてほしい。何かしてほしいってわけじゃない。ただ傍にいてくれるだけでいい。もう1度言う。俺と一緒にいてくれ!」

 

3人に向かって頭を下げ、返答を待つ。

 

テラ「アラタ」

 

顔を上げると、テラが抱き着いてきた。

 

テラ「テラは、アラタとずっと一緒だよ」

 

ぽぷら「わ、私も!エキシビジョンで…ううん、ホロプラであった時から、決めてたから!」

 

テラ「ミア」

 

美明「…分かったわ。それがアンタの、新の覚悟なら私は否定しない」

 

新「じゃあ」

 

美明「私も新が好き。だから一緒にいる。その代わり、ちゃんと皆幸せにしないと、承知しないわよ?」

 

新「勿論だ。約束する。俺、皆を守るから」

 




ツンデレの匙加減が難しい。とあるラブコメの娘を参考にしたんだけど「言い方はキツいけど、その人の事を想って言っている」を文章にすると、どうしてもキツいだけになってしまうので、時折好意も見せて何とか柔らかくしようとしたら、それはそれで何か違うとなる。前書きでも書いたけど、大目に見てください。

やっぱり自分はバトル描写書いてる方が筆が進みますね。というわけで次回はバトル回です。あと、「G.C.P.D.」の表記をちょっと変えました。今後はこの書き方でいこうと思っています。


NEXT CHAPTER
半年ぶりに合同演習を行う事となったG.C.P.D.

その前練習として7on7に+1した15人による変則バトルを行う

その最中、救難信号を受信したエリスは発信源へと急行

そして、新たな生命が再誕する

次回『CHAPTER03 Re:BIRTHDAY』

「今こそ、あるべき正しき姿へ反転する。我が名は」
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