【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ   作:波音四季

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新作のスパロボが発表されたわけですが、買うかどうかは参戦作品次第ですね。種自由やファフナーが入ってれば間違いなく購入しようと思ってます。水星が1期までしか確定してない現状では「う~ん」って感じ。

5月にはバトルデスティニーのリマスターも発売ですね。新機体はないみたいだけど、昔やり込んだゲームだからこれも購入しようと思います。結構マイナー機体まで網羅されてて楽しいんだよなぁ。

さて今回は、前回のALVIS撃滅作戦の続きです。流石のALVISも多勢に無勢、ビルドライバーズの作戦勝ちかと思われたが…。


CHAPTER19 祝福

レイラ「分断に成功っと」

 

拓哉「こんなに上手くいくとはな」

 

AGEフラッグを手にするダークトライエイジの隣に立つのは、拓哉のクロノグラフガンダムだ。本来宇宙にしか適性がないのだが、ステージの設定をいじって宇宙適正の機体でも出撃できるようになっている。

 

レイラ「疑ってたのか?」

 

拓哉「そうじゃなくて、上手くいきすぎな気がして」

 

レイラ「上手くいくに越したことはないだろ。さぁて、暴かせてもらいますか。スキル『神明看破』!」

 

『ダークトライエイジガンダム ルーラー』がスキルを使用したことで、塗り潰されていたALVISの機体のステータスがさらけ出される。

 

『カゲキヨ』

『機動戦士ガンダム00』に登場する『スサノオ』を発展させた機体。

機体色以外に大きな変化はないが、神羅の力を宿している為すべてのステータスにおいて、並みのガンプラを上回る。また、元々装備されていた刀は『二刀痣丸』へと強化されており、連結して大太刀とすることも可能。

『カゲキヨ』とは『平景清』のこと。37度に渡って源頼朝を襲撃した伝説の平家武者とされており、スキルもそれに準じたものとなっている。

○スキル「カゲキヨは影である」

致命傷を受けても自身を影とすることで破壊を免れる。このスキルはこの機体が参戦する全てのバトルを通して合計37回まで使用出来る。―残影 三十三―

 

『ガンダムジェミナスアイン シン・スペクター』

『ガンダムジェミナスアイン スペクター』に神性が付与された機体。外観・武装に変化はないが、神羅の力を得ているので神羅ガンプラへの特効がある。また、スキルも通常では認証されない物へと大幅に強化されている。『シン』は『神』で、人類の英知であるAIが神へ近づいた事への祝福である。

○スキル「変身EX」

リヴァイブが奪ったことがある機体へと姿を変える。変身先のスキルは、それを基にした別のスキルへと変化する。

 

『ガンダムジェミナスツヴァイ シン・グリムリーパー』

『ガンダムジェミナスツヴァイ グリムリーパー』に神性が付与された機体。外観・武装に変化はないが、神羅の力を得ているので神羅ガンプラへの特効がある。また、スキルも通常では認証されない物へと大幅に強化されている。『シン』は『神』で、人類の英知であるAIが神へ近づいた事への祝福である。

○スキル「還元EX」

敵からの攻撃を全て無に帰すバリアを展開する。ヒーリングがこの機体を使用する限り、常時発動する。

 

レイラ「37回の復活とかバカか。あ、でもこれ通算でか。ということは使い切ったら終わりだな。他のスキルも玲二の予想通り。よし!AGEフラッグ起動!味方機へ神羅の加護を付与!さぁ、存分に暴れまくれ!」

 

 

ディバイン『おのれ!おのれ!おのれェ!!』

 

近接武器しか持たないカゲキヨは、射撃機体の攻撃に曝されていた。

 

スバル「こういうリンチみたいなのは!」

 

あやめ「あまり好きじゃないけど!」

 

『ダッキンドネスガンダム プレアデス』と『オーガイオウガンダム リョウラン』の斬撃がカゲキヨの腕を斬り飛ばす。

 

ミオ「そうも言ってられないんだよ、ね!」

 

ウォルフェイトがファイアパンチポッドを叩き込み、カゲキヨは影となって消える。

 

―残影 三十二―

 

ディバイン『無駄だ!何度でも俺は蘇―ドスッ―ぐがっ!?』

 

葛葉「何度もってわけじゃねぇだろ?」

 

再出現した瞬間、『ファントムゴースト』の刀に背中から貫かれた。

 

―残影 三十一―

 

葛葉「影が無くなるまで、徹底的にやろうじゃねぇか!」

 

ディバイン『き、貴様―ズバァッ!―なっ!?』

 

ライブラリーのシャルルが駆る『クロスボーンガンダムX2フルクロス』の斬撃で真っ二つにされる。

 

―残影 三十〇―

 

シャルル「前回は後れを取ったが、今回は勝たせてもう!」

 

 

オルタ「往け!カヴンの子達!」

 

オルタの指示で、50機のルブリス・カヴンがグリムリーパーへ向けて飽和攻撃を行う。グリムリーパーはバリアを張るが、バリアのない後方からの攻撃に対応できず、被弾が増えていく。

 

ヒーリング『ちょっと!警察が大勢で1人を攻撃していいワケ!?』

 

ベル「人質取ってた奴が何言ってんだ!」

 

愛華「50機で数人を攻撃してた人が言う事ですか!」

 

ヒーリング『アレは私じゃない「ヤアアアアッ!」っ!』

 

スミレの『エアリアルトリガー スカイモード』の攻撃をルガーランスで受け止めるが、高速の攻撃に対応できず腕を腕を斬られてしまう。

 

ヒーリング『うっそ!?』

 

スミレ「G.C.P.D.の権限において、貴女をこの場で逮捕します!」

 

 

リヴァイブ『調子に乗るなよ!人間風情が!変身!』

 

クアンタは『ガンダムX ブリュンヒルデ』の姿に変身すると、スキルを発動し、50機のGXワルキューレビットを召喚する。

 

『ガンダムX ブリュンヒルデ』

『ガンダムジェミナスアイン スペクター』がスキルで変身した姿。リヴァイブが奪った『ガンダムX』のカスタム機をコピーしている。

サテライトキャノンがオミットされている代わりに、新装備のサテライト・ミスリル・ランスを装備しており、マイクロウェーブでチャージして投擲することでキャノンの同レベルの性能を引き出すことが出来る。

○スキル「戦乙女降臨」

『GXワルキューレビット』を50機召喚する。各個体は本体と同様の装備をしており、チャージ攻撃も可能。ただし戦闘能力は本体の80%まで下がる。

 

エリス『数の暴力には、数の暴力だ!兄弟達!』

 

キャリバーントリガーの指示でルブリス・カヴンが一斉に攻撃を開始する。だが、ワルキューレビットは破壊されてもすぐに再生してしまう。

 

リヴァイブ『纏めて消し飛ばしてやる!』

 

ブリュンヒルデがチャージを開始すると、ワルキューレビット達もそれに倣ってチャージを開始する。

 

リヴァイブ『最終戦争(ラグナロク)天槍光輪(ワルキューレ)!!』

 

上空から光を纏った槍を一斉に投擲する。1本にサテライトキャノン並みの火力が込められている。当たれば無事では済まない。

 

そら「大和くん!」

 

大和「はい!」

 

そらの『タキオンスカイフリーダム』と大和の『エターナルフリーダム アルゴノート』は全ての武装を構える。

 

そら・大和「「いっけえええええええっ!!」」

 

迫る槍をマルチロックオンし、フルバーストで相殺する事に成功した。

 

リヴァイブ『バカな!?』

 

ラスト「レグちゃん!」

 

レグ「うん!」

 

ワルキューレビットを振り払ってブリュンヒルデに肉薄したラストの『ファシネイティングキュベレイ改』とレグの『デスティニーインパルス』が右腕左脚を斬り落とす。

 

リヴァイブ『しまった!うわぁ!?』

 

バランスを崩して落下するが、すぐに『ガンダムヘビーアームズ カスパール』に変身して棺型武装コンテナ『マックス』から弾丸とミサイルをバラ撒く。

 

『ガンダムヘビーアームズ カスパール』

『ガンダムジェミナスアイン スペクター』がスキルで変身した姿。リヴァイブが奪った『ガンダムヘビーアームズ』のカスタム機をコピーしている。

赤いパーツを黒で塗装し、ABCマントでボディを隠している。メイン武装はバックパックに装備した棺桶型武装コンテナ『マックス』で、ガトリングガン・マイクロミサイル・ホーミングミサイル・超電磁砲と多彩な武装を内蔵している。これを除くとマント内のヒートナイフ以外に武装はない。地形に応じてホバー走行・キャタピラ走行を切り替えることが可能。

モデルは小説『新機動戦記ガンダムW Frozen teardrop』に登場する『プロメテウス』で、『カスパール』と『マックス』は歌劇『魔弾の射手』の登場人物から。

○スキル「悪魔が導く最後の魔弾」

『マックス』内のガトリングとミサイルを斉射する。最後に超電磁砲を撃つが、この弾は相手の全ての特殊効果を無視して必中する。

 

だが、変身したことでブリュンヒルデのスキルが無くなり、ワルキューレビットも消滅する。

 

みしろ「ビットMSが無くなればこちら物です!」

 

気配を遮断して背後に待った氷護の一撃がマックスを装着した左腕を斬り落とす。

 

リヴァイブ『い、いつの間に!?』

 

今度はクアンタに変身してソードビットを飛ばそうとするが

 

エンヴィー「させん!」

 

エンヴィーが駆る黒い機体『戦国アストレイ炎舞』が武装を斬ってソードビットを封じる。

 

『ダブルオークアンタ アンリミテッド・フルセイバー』

『ガンダムジェミナスアイン スペクター』がスキルで変身した姿。リヴァイブが奪った同名機をコピーしている。

『RGダブルオークアンタ』をベースにGNシールドを右側に増設、さらに『00ガンダム セブンソードG』や『ガンダムエクシア』の近接武装を装備した機体。スキル使用で装備した武器は全てソードビットとして射出することが出来る。

○スキル「UNLIMITED SWORD WORKS」

自身の近接武装をソードビット化して攻撃する。この攻撃は自身が健在である限り止まる事はない。

 

リヴァイブ『こ、こんな…バカな…我々は、神の使徒…』

 

フブキ「もう止めてください!アナタ達は騙されているんです!アナタ達を祝福したって言う神こそが本当の神羅族なんです!」

 

リヴァイブ『黙れ!我等の神を愚弄するか!』

 

元のスペクターの姿に戻ってなお、バルカンで抵抗するが、悪あがきにもならない。

 

カゲキヨも残影を5つまで減らされ、グリムリーパーも完全に包囲されている。

 

 

兼士「勝負ありましたな」

 

玲二「いや、まだだ。まだフェストゥムが残ってる」

 

兼士「今更1体来たところで、この戦況は覆せませんよ」

 

アルベルト「室長、油断は禁物です。奴の力は未知数です。どんな攻撃手段を有しているか

ビーッ!ビーッ!―来ました!」

 

突然、黄金の光が閃き、天からガンダムフェストゥムがその荘厳な姿を現した。まるで神々の使者の如く、その輝きは敵味方を問わず全ての者の視線を集めた。

 

リボーン『やれやれ、神の使徒が3人も揃って情けない』

 

ディバイン『リボーン…!』

 

都々「あれが親玉!」

 

るり「敵は1機です!全員で掛かれば!」

 

その時、フェストゥムが両手を大きく広げたかと思うと、黄金のボディの内側から黒い光が溢れ出す。

 

リボーン『あなたは、そこにいますか?』

 

次の瞬間、フィールド内に無数の黒い球体が出現する。球体に触れた機体は、触れた部位が球体が消えると同時に消滅する。

 

劾「っ!これは…!」

 

腕や脚だけならまだ軽傷だ。だが、球体はランダムに出現している。運悪く出現場所に居た味方機は、上半身、下半身、あるいは機体丸ごと消滅してしまう。

 

ぼたん「くっそ!」

 

ぼたんの『ヴァレルロードデュナメスSSRB』がスナイパーライフルでフェストムを撃つ。

 

リボーン『ふん』

 

フェストゥムは機体を僅かに動かしただけで、回避してしまう。

 

他の機体が続けざまに攻撃を行うが、それらすべてを回避してしまう。まるで()()()()()()()()()()()()()()()かのようだ。

 

リボーン『ムダだよ』

 

フェストゥムが両掌からルガーランスを生成し、バレルを開放する。放たれた黒い光弾は、巨大な黒球となってルブリス・カヴン達を飲み込んだ。

 

エリス『なんて奴!今ので3割持ってかれた!』

 

さらにフェストゥムがルガーランスを高々と掲げる。

 

リボーン『これが、神からの寵愛を受けたボクの、祝福だ!』

 

その言葉を皮切りに地上にガイアガンダムMA形態を黄金にした機体、さらに上空にはガンダムヴィダールを黄金にした機体が無数に出現する。

 

リボーン『グレンデル、喰らいつくせ!ディアブロ、蹂躙せよ!』

 

フェストムによって召喚された機体達が残った味方に一斉に襲い掛かる。

 

いろは「は、速い!」

 

まるで本物の獣脚類のような滑らかな動きで、サムライトニングを翻弄するグレンデルの群れ。

 

『グレンデル』

『ガイアガンダム』のMA形態をベースとした量産機。MA形態からの変形は出来ないが、陸地における機動力と運動性がずば抜けている。これは神羅の力の影響を受けている為、フレームの動きが機械というより、実際の四足獣のそれとなっているからである。頭部にワームスフィアーを牙状に圧縮したワームファング、足先には爪状に圧縮したワームクロー、グリフォン2ブームブレイドのビーム刃もワームブレイドへと変わっている。

『グレンデル』は、叙事詩『ベオウルフ』に登場する魔人である。

 

飛び掛かってきたグレンデルを切り伏せるが、後方から仕掛けてきた別のグレンデルのクローで右腕を斬り飛ばされる。さらにワームブレイドで脚を切断されたことで転倒。トドメと言うように一斉にコックピットに牙を突き立てた。

 

上空では、弾幕を抜けて来たディアブロの黒いサーベルがレグのデスティニーインパルスのコックピットを貫こうとする。エクスカリバーで蹴散らすが、ディアブロ達は執拗にコックピットだけを狙う。

 

レグ「こいつら、コックピットばかり狙ってくる!」

 

大和「レグ!下がって!」

 

エターナルフリーダムのフルバーストがディアブロを捉える。だが、倒しても倒した分だけ同じ数のディアブロが何処からともなく湧いてくる。

 

すいせい「しつこいんだよ!」

 

『アメイジングクアンタ ソワレ』がGNカタナでディアブロを唐竹割にする。すると、離れた場所に居るディアブロがおもむろに腰の鞘から3本の黒いバーストサーベルを引き抜いたかと思うと、リング状に形が変わる。

 

すいせい「?」

 

軽く振りかぶって、3つの黒いリングを放り投げると、まるで意思を持っているかのようにソワレ達に向かってくる。

 

すいせい「っ!」

 

咄嗟にカタナで受け止めるが、完全に防ぐことは出来ず、カタナが弾き飛ばされてしまう。残ったリングはデスティニーインパルスの胴体を真っ二つし、シールドを構えていたエターナルフリーダムもシールドごと両断した。

 

『ディアブロ』

『ガンダムヴィダール』をベースとした量産機。バーストサーベルの刀身をワームスフィアーで圧縮しワームサーベルとしている。また収納されている刀身を引き摺りだしてリング状に変形することで、防御困難な投擲武器ワームカッターとなる。

『ディアブロ』とは悪魔を意味する。その名の通り、常にコクピットを狙って攻撃し、パイロットを殺す悪魔のような機体。

 

 

拓哉「どうなってんだあの攻撃!?レイラ!加護はどうなってる!?」

 

レイラ「……」

 

拓哉「レイラ?」

 

レイラ「野郎なんて奴だ!俺の加護ごと機体を捩じり切ってやがる!」

 

フェストムが発生させている黒い球体は「ワームスフィアー」と呼ばれ、任意の空間を内部ごとゼロ次元へ向かって捩じり切る回避困難な攻撃だ。とある世界に存在していた「シリコン型生命体」が持つ攻撃手段であったが、神羅マリンがその能力をガンダムフェストゥムに移植していたのだ。グレンデルやディアブロが使用する武器は、そのワームスフィアーを圧縮したものであり、斬ったり突き刺したりするというより、接触部分を神羅の加護ごと捩じり切っているというのが正しい。

 

レイラ「こんなの守り切れるか!拓哉行くぞ!」

 

ダークトライエイジがルーラドッズライフルを引っ張り出して飛び出すと、クロノグラフもそれに続く。

 

レイラ「こっちだ金ピカァ!」

 

ルーラドッズライフルを撃つが、ワームスフィアーを弾丸状に圧縮して撃ち出すワームショットで撃ち落とされる。

 

レイラ「キョウヤ!力を貸せ!」

 

AGEフラッグを振るって、AGEシリーズのガンプラを召喚し、攻撃してくるディアブロにぶつけて進路を確保する。

 

レイラ「拓哉!回り込め!」

 

拓哉「おう!俺達が相手だ!」

 

召喚した『AGE-Ⅰトリニティ』『AGE-Ⅱマグナム』『AGE-Ⅲライディーン』をフェストゥムに正面から突撃させ、ダークトライエイジとクロノグラフは左右に分かれる。フェストゥムは両手のルガーランスでトリニティとマグナムを斬り、ライディーンに突き刺して消滅させる。

 

レイラ「そこ!」

 

拓哉「貰った!」

 

リボーン「フッ」

 

隙を突いて両側からAGEフラッグとクロノスベイオネットを突き立てるが、切っ先が本体に届く前にルガーランスで受けと止められてしまう。

 

拓哉「なっ!?」

 

レイラ「にっ!?」

 

フェストムは2機を弾き飛ばすと、ワームショットを連射。レイラはジェノアスを召喚して盾にし、拓哉はスキルで超加速して攻撃から逃れる。

 

レイラ「クソッ、こんな使い方…後ろか!」

 

リボーン『遅い』

 

いつの間にか背後を取っていたフェストムの掌底で砂山に叩きつけられる。ベースが『カテドラルガンダム』と『ディナイアルガンダム』であるが故か、格闘戦では神羅ガンプラにも優位を取ることが出来るようだ。フェストムはダークトライエイジを砂の中から引き摺りだすと、黄金色の眼でダークトライエイジの眼を真っ直ぐ見据える。

 

リボーン『あなたはそこにいますか?』

 

直後、ダークトライエイジが緑色の結晶に包まれていく。

 

レイラ「なんだぐああああああっ!?」

 

同時にレイラの身体もダークトライエイジと同じ箇所が結晶化していく。

 

拓哉「レイラ!」

 

クロノグラフが強襲形態となってフェストムに迫るが、フェストムは一瞬のうちに姿を消すと、クロノグラフの眼前に出現する。

 

拓哉「瞬間移動!?」

 

リボーン『あなたはそこにいますか?』

 

リボーンの問いかけと同時にクロノグラフの結晶化が始まり、拓哉の身体も結晶化していく。

 

拓哉「があああああっ!!」

 

リボーン『まずは、君達からだ。ボクの祝福を受けるがいい。そして、共に神の使徒となろう』

 

拓哉「まさか、コイツ…!」

 

レイラ「俺達(使用者)ごと、奪う気か!」

 

フブキ「レイラくん!」

 

蝶美「拓哉くん!」

 

『フブキⅨ』と『キュベレイバタフライクイーン』を筆頭に何機かが結晶化しつつある2機の救助に向かう。だが、フェストムは、再びワームスフィアーを発生させる。それを潜り抜けて攻撃してきた機体には、ルガーランスや拳を叩き込んで沈黙させる。

 

フブキ「でええええいっ!」

 

フブキバスターブレードモードの一閃は容易に受け止められ、攻撃しようとしていたキュベレイの盾にする。

 

蝶美「これじゃ撃てない!」

 

その隙を逃さず、ルガーランスを投擲。キュベレイの頭部に突き刺さり、ワームスフィアーを発生させた。

 

フブキ「蝶美ちゃん!」

 

リボーン『神はもう供物を必要としていないそうだ』

 

それだけ言うと、拳と掌底を連続で叩き込む。アーマーだけでなく、コアとなっている内部の『白上ガンダム』のフレームを破壊し沈黙に追い込んだ。

 

フブキ「そ、そんな…」

 

リボーン『ふふふ…ん?』

 

―キィーーーーーン  ズドオオオオオオオオオンッ!!!―

 

突如、上空から何かが降って来た。

 

リボーン『膨大な魔力を検知。来たか。シンラガンダム!』

 

砂煙の中から姿を現したのは、玲二の『シンラガンダムフォーエバー』だ。

 

レイラ「玲二…」

 

拓哉「先輩…」

 

シンラガンダムは結晶に包まれていく2機に手を翳す。すると、機体を覆っていた結晶が砕け散り、レイラと拓哉の身体からも結晶が消滅する。

 

リボーン『なるほど、これは想定以上だな。やり合ってもいいが、味方を失うのは良くない。今日は退かせてもらうよ』

 

玲二「逃げられると思っているのか?」

 

ドスの利いた声を投げる玲二。シンラガンダムの周囲に幾つものランナーを出現したかと思うと、ランナーからパーツが外れ瞬時に様々なガンプラへと組み上がっていく。どれもかつてGWDWCの決勝戦に進出したガンプラばかりだ。

 

リボーン『なるほど、これが君の力か』

 

玲二「こいつ等はコピー機体だか、能力はオリジナルと遜色ない。てめぇの量産機程度で止められると思うなよ?」

 

リボーン『ハハハッ。まさかボクの力がこれだけだとでも?』

 

玲二「何?」

 

リボーン『……スフィンクス』

 

リボーンの呟きに応えるように砂の中から黄金の『サイコガンダムMk-Ⅱ』が出現する。

 

リボーン『プレアデス』

 

続けて黄金の『Ξガンダム』が

 

リボーン『エウロス』

 

真紅の『ミカエリス』が

 

リボーン『スカラベ』

 

黄金の『ガンダムナドレ』が

 

リボーン『ウーシア、シーモータル』

 

黄金のモビルアーマー『ハシュマル』とその内部から黄金の『プルーマ』が次々と姿を現す。

 

これには流石の玲二も絶句せざるを得なかった。グレンデルやディアブロも厄介であったが、それと同等の機体が複数、それも全てが使役元であるフェストムとほぼ同じスペックを持っているときた。こんな物を見せられては最初に戦っていた3機が可愛く見えてくる。

 

リボーン『これでもボクはまだ力の半分しか使ってない。これと戦うと言うなら止めはしないよ?でも、それでこのフィールドやガンプラウォーズにどれくらい影響が出るかな?』

 

玲二「……くっ」

 

リボーン『賢明な判断だよ』

 

フェストゥムが腕を振ると同時に黄金の機体群が消滅し、フィールド内で戦闘不能となっていたALVISの3機も消え失せる。

 

リボーン『さて、どうやら君がいる限り、神羅ガンプラを奪うのは難しそうだ。そこで、他をあたる事にした』

 

玲二「他だと?」

 

レイラ「何言ってやがる。神羅ガンプラは4体すべてこっちにある。他なんてありえない」

 

リボーン『なんだ、君達は気付いてなかったのか。まぁいい、それはそれでやり易くなるからね』

 

玲二「待て!本当に5体目の神羅ガンプラがあるのか!?どこだ!」

 

リボーン『知りたければ、自分で探すがいいさ』

 

挑発するかのように言うと、フェストゥムはワームスフィアーの中に消えていった。




マンガやアニメだと、味方の少数チームが敵の大軍に囲まれてピンチに陥るが主人公が救援に来て形勢逆転する。という展開はよくあります。これを立場を逆にしてやりたいと思った結果、こうなりました。

フェストゥムが召喚した機体の名前は「蒼穹のファフナー」に登場するフェストムの種類となっています。

NEXT CHAPTER
ALVIS撃滅作戦は失敗に終わった

状況を重く見たG.C.P.D.と警察上層部は

ホロライトシティを拠点とする新組織の設立を急ぐ

だが、これを阻むように突如として反AI活動組織「AITC」が現れる

次回『CHAPTER20 G.C.P.D.危機一髪(前編)』
「必要ないのだ。この世界に人工知能など!」
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