【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ 作:波音四季
次回も遅くなると思うので、ごゆるりとお待ちください。
この間にカバーから新ユニットが二組もデビューしたけど、時期的な観点からうちでは出ないと思います。
ホロライトシティ 住荘
蒼真「フェイカー、遅いな…」
住荘の一室、蒼真はソファに寝そべりながら呟く。
フェイカー「戻ったぞ」
蒼真「うわっ!?びっくりした…。お、おかえり」
部屋の中に突然現れるフェイカー。どうやら姿を消すだけでなく、壁抜けも出来るらしい。
フェイカー「そら、稼いできたぞ」
ローテーブルの上にバサッと札束を放り投げる。
蒼真「す、凄い!……え、待って、これ大丈夫なお金?」
フェイカー「安心しろ。銀行強盗はしていない」
蒼真「そ、そうか。なら、いい…のかな?」
フェイカー「それはそうと、蒼真。そっちはどうだった?」
蒼真「特に問題は…あ、えっと、隣に住んでる人が」
フェイカー「なんだ?」
蒼真「ガンダリウムの響大和さんだったんだ」
フェイカー「あぁ、そんな事か」
どうでもいいと言うように返すと、ソファに横になる。
蒼真「そんな事って…フェイカー、あそこには「元無呪羅のラストがいる、だろ?」知ってるの?」
フェイカー「まぁな。これでも生前は多少なりとも縁があったんだ」
蒼真「だったら猶更警戒すべきじゃ?」
フェイカー「大丈夫だ。向こうは既に普通の人間と大差ない。寧ろ過度な警戒心は、向こうに疑念を抱かせるのがオチだ。普通にしていろ。心配するな。私がいる限り君が神羅族とバレる事はない」
蒼真「なら良いけど。ねぇフェイカー。そろそろ教えてくれないか?君の言ってた“過去の清算”って何?」
フェイカー「……それは、時が来たら教える」
それだけ言うと、テーブルの上の新聞を拾い上げる。
冠位戴冠戦まであと一週間
フェイカー「
その頃 ガンプラウォーズ アショーカ封鎖区域
突如として勃発した神守近藤勇気率いる「ホロスタ新選組」とライダーこと神守根本亮率いる「
『
浅葱色の『アヘッドサキガケ』の特攻によってα-9の半数が消滅する。
誠『後れを取ったぞ!怯むなァ!俺に、続けえええええッ!!!』
副長飛鳥誠の号令と共にホロスタ新選組メンバーが一斉に斬りかかる。ある者は剣を振るい、ある者はリボルバーを乱射し、またある者は朱槍で乱れ舞う。それらを一掃せんとFAZZのハイパー・メガ・カノンが襲い掛かる。
『させるかァァァァッ!!』
鉄色の甲冑を纏った『武者頑駄無』がビームを受け止める。
誠『進め!進め!!進めエエエエエッ!!!!』
『土方アストレイ』の4本の刀が『ネロ』『ヌーベル・ジム』『Zプラス』の一団を蹴散らす。
亮によって召喚された任務部隊α-9は物量こそあれど、中身は魂のないがらんどうであり、
フブキ「ハァ、ハァ、ぐぅ…!」
ある一点、
勇気『マスター!大丈夫か?』
フブキ「これくらい、どうってこと、ないですよ…!」
ALVIS大戦の折、
とはいえ、この問題はすぐ解決することとなる。
ズドドドドドドド!!
上空から降りそそいだビームがα-9の機体ごとホロスタ新選組を一掃する。Gガンシップへと変形した『Ex-LSガンダム』による高高度からの火力支援攻撃だ。
ヒバナ『ちょあ!?味方ごとかよ!』
誠『ヤロウ!神代ォ!あのカトンボ叩き落とせぇ!……なんでいねぇんだ神代ォ!』
以前にも述べたが、神羅族たる神代蒼真は死ぬ事はない。故に神守にもならない為、勇気の招集に応えることもない。
勇気『空中戦が出来る蒼真がいないだけで、ここまでやられるか』
フブキ「私がやります!」
勇気『マスター?』
今の攻撃でホロスタ新選組の数が減ったことにより、フブキにかかる負荷が一気に軽減され、動くことが出来るようになったようだ。
フブキ「バディチェンジ!ドッキング、ゴー!」
―SHINY SMILEY SKY&BOOST!LADY,FIGHT!!―
『HG 白上ガンダムシャイニースマイリースカイアーマー』
白上ガンダムに用意された新たなアーマー。バックパックにはスタービルドストライクのプラフスキー粒子の翼が装備されており、右手には実体剣『邪悪敵打音』を装備している。モチーフはホロライブのリーダーである『ときのそら』であり、名前の由来はホロライブのメインソングである『Shiny Smiley Story』と『
蒼穹色のアーマーを纏った白上ガンダムは、プラフスキー粒子の翼を広げて天高く舞い上がる。
フブキ「高く!高く!!もっと高く!!!」
Gガンシップは迫りくる白上ガンダムを迎撃すべくビームカノン、スマートガンを乱射する。だが、白上ガンダムは飛来するビーム弾に怯むことなく接近し、実体剣『邪悪敵打音』で一閃した。
亮『クソが!』
スラスターを損傷したことで高度を維持できなくなったEx-LSは残ったホロスタ新選組が待ち構える地上へと墜ちていく。
亮『ガキ共が!舐めんじゃねぇ!!』
だが亮は、腐ってもα-9のリーダーだ。MS形態へと姿を変えると、インコムとリフレクター・インコムを展開し、立体攻撃で勇気と誠以外の機体を撃破してしまう。
誠『まだだ!俺が!新!選!組だアアアアアア!!!』
土方アストレイが飛び上がり、
ガコン! ヒュン!
誠『!?』
だがEx-LSは上半身と下半身を分離して一閃を交わすと、インコムで土方アストレイの核を貫いた。
勇気『マコ!』
誠『こ、近藤さん、すまねぇ…キュイイイン
亮『へ!漸くサシで戦えるなぁ?近藤!』
勇気のMk- Vraveは刀を引き抜くと、真っ直ぐに立てる所謂八相の構えを取る。対するEx-LSもビームサーベルを引き抜く。
勇気(これ以上はマスターの体力が持たない。この一撃で決める!)
睨み合う2体。どのくらいの時が経ったのだろうか?決着は突如として訪れた。
ザシュン!!
2体が一瞬交差し、斬撃の音が響き渡る。
勇気『……ぐ』
ズシャアっという音を立ててMk-Vraveが倒れる。
亮『は、はは!ははははは!やった!遂に、やった……あ?』
歓喜の声を上げたのも束の間、自身の胸に深々と突き刺さった刀に気付き、呆けた声を出す。
勇気『ふふ、残念だったな。また、俺の勝ち、だ…キュイイイン
―近藤勇気/ガンダムMk-Vrave 退去―
亮『くっそ、なんだよ、また勝ち逃げ、かよ。へ、まぁいいや。満足、だ』
フブキ「待って!退去する前に教えてください!アナタのマスターは誰なんですか?」
亮『…知るか。俺等も、突然召喚されて、訳分かんねぇんだよ』
フブキ「そんな…」
亮『あー、1つ言うとしたら、奴は神羅族じゃねぇ』
フブキ「神羅族じゃない?」
亮『あぁ。神羅族装っちゃいるが、実際は神羅の力を借りてるだけで、中身は別もんだ。そうでなきゃ、1人で七機同時召喚なんて、無茶苦茶が出来るわけねぇ』
フブキ「そうだ!最後の一機は何処にいるんですか?」
亮『セイバーか?アイツァ、マスターのお気に入りだからな。一緒によろしくヤってんじゃねぇか、はは』
フブキ「セイバー。それは誰なんです?」
亮『それを言っちゃあ面白くねぇだろ。ランサーか、キャスター辺りなら、教えてくれるかもな。ぐ…そろそろか。しかし残念だ。座に帰ったら、
フブキ「それは、どういう…?」
亮『へへ…まぁ、がんばれ、よ…キュイイイン
―根本亮/Ex-LSガンダム 退去―
フブキ「セイバー、七機目の神守」
自分以外誰もいなくなった砂漠で、フブキは大樹アショーカを見上げる。戦いがあったことなど知らぬというようにアショーカはただそこに聳え立っていた。
2025年10月1日 ホロライトシティ ホロプラ
レグ「いや~始まったね。冠位戴冠戦」
大和「始まったね~。冠位戴冠戦」
本日『冠位戴冠戦』通称、『
ラスト「冠位戴冠戦は、まず冠位を得るに値するかを見極める“解放戦”が一週間行われて、その後冠位を得るために必要な七つの試練を超える“研鑽戦”が一ヶ月行われるわ。そして、この八つの戦いを超えたガンダリウムランカーだけが、冠位を得るための戦い“認定戦”に挑戦出来るわけね」
そんなわけで、ガンダリウムカップルこと大和とレグも解放戦に挑むべくホロプラを訪れていた。
のぞみ「でもさ、皆大分苦戦してるみたいだよ?」
実際、SNSは阿鼻叫喚の嵐だった。解放戦の敵として出現したのは、『ガンダムNT-1 アレックス』そして…
ラスト「アムロ・レイの疑似人格AIが相手だからね。
なんと玲二はこのイベントの為に平行世界のアムロ・レイと戦い、その戦闘データからアムロの疑似人格AIを作り出し、アレックスに搭載していたのだ。無論このAIには、多種多様な
レグ「『狙っても当たらない』『そもそも狙う暇ない』『銃口向けた瞬間に避けた』『ファンネル撃ち落とされた』『ミラコロ看破された』『突ったら踏み台にされた』『なぜかハンマーがホーミングする』『ビームを避けずに隙間を縫って突っ込んできた』『アムロと対峙したジオン兵の気持ちになれました』…うわぁ、すごいなぁ」
大和「う~ん、これは大変だ。やっぱり対策が必要だね」
そんな阿鼻叫喚の中、初日だというのに解放戦を突破したプレイヤーが現れた。
メリュ「戦闘終了。まぁ、多少は面白かったかな」
妖精国の妖精騎士ランスロットことメリュジーヌだ。
初戦こそ敗北したが、アレックスの圧倒的な反応速度と旋回性能、アムロの驚異的なニュータイプ能力を初見で見抜いた彼女は、即座に1つの攻略法を編み出した。それは…
メリュ「向こうを上回るスピードで切開するだけ」
インタビューに涼しい表情のメリュジーヌの回答に大半のガンダリウムランカー達は頭を抱えた。一見合理的な対処法だが、ただ速ければいいというわけじゃない。高速で接近しても武器を振るう速度が遅ければ即座に逃げられてしまう。つまるところ、プレイヤーは一挙手一投足すべてをアムロを上回る速度で行わなければならないのだ。
ラスト「対アレックス・アムロ特化のガンプラでも作る?」
大和「それもいいかもだけど、一週間しかないからね。相手を分析して、最適装備見つけて、それを形にして、慣らし運転もしなくちゃだから、ちょっと時間足りないかな」
レグ「絶妙な時間だよねぇ。あ、出てきた」
ガンプラウォーズの筐体から出て来たのは、天パの男子小学生、ヤング・ニュータイプこと最年少ガンダリウムランカー安室レイラだ。
のぞみ「やっと終わったんか。三時間籠ってたけど大丈夫かな?」
すると、同級生らしき子供達がレイラに駆け寄るのが見えた。
少年A「ようレイラ!どうだった?」
少年B「レイラなら余裕だったよな!」
レイラ「……」
だが、レイラはそれに答えず、うんざりした顔で待機用のソファーに腰かける。
少年A「お、おいレイラ?」
レイラ「うるさい。話しかけるな。頭痛い。少し寝る」
横になると、少年達に背を向ける。
レイラ「ふざけんな……鏡と将棋してんじゃねぇんだぞ……アムロ+
何やらブツブツと呟いている。
炎火「全く情けない奴だ。首を痛めるぞ。私の膝を貸してやる」
レイラ「……ん」
ラスト「あら~微笑ましい……じゃなくて。相当過酷なバトルだったみたいね」
後のインタビューによると、レイラ曰く「鏡と将棋してる気分」だったとのこと。十手先の王手の為の布石を打ったら相手も同じ事してきて、相手の布石を潰したら向こうも同じように自分の布石を潰してきて、これだけでも泥沼なのだが、さらにレイラもNT-1を使っていた事もこのイタチごっこに拍車をかけた。
最終的に生身の人間とAIの差でレイラの方に軍配が上がったわけだが、代償としてレイラは肉体的にも精神的にも酷く消耗してしまった。
この様子がSNSに流れたことで、界隈は色んな意味で盛り上がった。ある者はレイラがここまでやって初めてクリア出来るという事実に、ある者はやさぐれているレイラの珍しい姿に、またある者はどう見てもカップルにしか見えない二人の姿に。
ホロライブのガンダリウムランカー達も勇み足で挑戦したが、3分どころか1分も持たずに筐体から降りる羽目になった。
そら「これ以上がまだあるんだよね?」
フブキ「どうしよう……行ける気がしない」
波乱の幕開けとなった冠位戴冠戦。グランド・ガンダリウムの冠位は、果たして誰の手に納まるのだろうか?
久しぶりに艦これのイベント回してるんだけど、今の深海棲艦って中破すると艦娘みたいに演出入るんだね。っていうか道中長いし、ギミックも増えたな。昔のギミック無しの海域が懐かしいよ。
○『近藤勇気』
未来のアイドルユニット「ホロスタ新選組」の局長となるはずだった人物。デビュー直前に不慮の事故によって死亡し、神守となった。「ブレイブ・コッド」のリ・イマジでもある。
人を見る目に長けており、初対面の蒼真をすぐに神羅族と見抜いた。メンバーからの信頼も厚く、死後も他のメンバーを局長にせず永久欠番とするほど慕われていた。
○『ガンダムMk-Vrave』
近藤勇気が生前使用していたガンプラであり、神守として現界する際の依り代でもある。原形機から大きく変化しておらず、カラーリングが新選組の羽織と同じ浅葱色になっている。神守として現界した際に帯刀している刀は堀川国広をモチーフにした「クニヒロ」。実際のクニヒロは、勇気の遺言によって誠の土方アストレイに受け継がれている。
次回「第6話
一週間の解放戦を終え、次のステージへと進んだガンダリウムランカーを待っていたのは
ドモン『石破!天驚拳!!』
カミーユ『女達の所へ帰るんだ!!』
刹那『何を求めてここへ来た!』
ウッソ『アサルトバスターキャノンで!お前達なんかッ!!』
次々と立ちはだかる歴代主人公達に苦戦を強いられる。
その頃、拘束されたバーサーカーの前にセイバーが現れる。
セイバー『英雄よ、黒く染まれ』
狂嵐の如く暴走するバーサーカーに、ビルドライバーズのバーサーカーが挑む
都々「バーサーカーにはバーサーカーぶつけんだよ!」
「あげゃげゃげゃげゃげゃ!!!」