【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ 作:波音四季
●…リ・イマジメイン
▷…ホロメンorホロメン以外のライバーズメイン
▶…ホロメン・ホロメン以外のライバーズ、リ・イマジ混合
●敗者の想い
オルフは愛機のストライクフリーダム カルラを手にステージから降りる。ステージ上では怜が他の部員達に揉みくちゃにされている。
リン「オルフ…」
オルフ「…皆、すまない。私がもっと上手く戦えていたら、こうはならなかっただろう」
リュウ「主将のせいではありません。私が戦い方を変えていれば…」
リラ「あたしがもう少し我慢してれば…」
ダニア「アイツの武器をもっと調べておけば…」
フィン「俺がガンダリウムキラーを舐めて掛かったのも原因だ。すまねぇ…」
明日音「反省は後にして、今は他にする事あるんじゃない?」
オルフ「…そうだな。今は、勝者達に敬意を払おう」
その後
選手控室近くのベンチで、オルフは1人座り込んでいた。
リン「オルフ」
オルフ「リンか。君にもすまなかった。我々の為に色々と調べてくれたというのに、なんとも情けなくて、不甲斐ない…」
リン「もういいのよ、オルフ」
オルフ「リン?」
リン「ここには私しかいないから」
その言葉を聞いた瞬間、オルフの目から涙が溢れだした。止めようと必死に拭うが、次から次へと溢れ出てくる。
オルフ「う、ぐ、かち、たかった…勝ちたかったあああああッ!!」
押さえていた物が溢れ出したオルフをリンは優しく抱きしめた。
▶暁守る伝説の音
怜の駆るアカツキ ファンタジアはゼウスシルエットに掴まって戦場を疾走していた。
怜「ええい、数が多すぎる」
レクイエムを破壊するにはゼウスシルエットが必要だ。だが、量産機の砲火に曝されて思うように進むことが出来ない。
怜(ヤタノカガミはほぼ使い物にならない、実弾耐性もない、カムヤタテは半壊状態、このままでは落とされる)
例えファンタジアを落とすことになったとしても、ゼウスシルエットだけは何としても新に送り届けなければならない。進行方向からミサイルが迫る。
怜「ダメかッ」
思わず目を逸らす怜。だが、着弾する直前、緑色のビームの雨がミサイルを破壊した。見ると、そこには自身の愛機ミスティックレジェンドがいるではないか。
怜「レジェンド!?」
奏「怜さんは、私が守るから!」
怜「奏!」
奏「レジェンド、力を貸して!ドラグーン!」
レジェンドのツインアイが強く輝き、射出されたドラグーンが量産機を蹴散らす。ビームシールドを張る機体にはビームスパイクを飛ばして撃破する。ガナーザクウォーリアがオルトロスを撃ってくるが、ドラグーンバリアでファンタジアとゼウスシルエットを守る。
怜「いつの間にかこんなに強く…」
奏「怜さん行って!」
怜はゼウスシルエットを加速させ、レクイエムに接近する一団を見つけた。
怜「新!お前の装備だ。受け取れ!」
戦闘終了後、怜に飛んで抱き着く奏の姿が多くの人に目撃されたそうな。
▶破壊者消えて
エンヴィー「レイラ、Яがいる」
レイラ「何!?」
エンヴィーからの報告にレイラは戦場全域に気を配るが、感じ取ることが出来ない。
レイラ「分からない。ホントにいるのか?」
エンヴィー「かなり弱体化しているようだ。反応は微弱だが、無呪羅の私には分かる」
レイラ「だとしたら、放っておくわけにはいかないな。エンヴィー、そっち頼めるか?」
エンヴィー「元よりそのつもりだ。任せておけ」
レイラ「気を付けろよ」
エンヴィー「ふん。貴様も落とされるなよ」
ジェラシーフラッグを変形させると、ダイダロス基地方面に向かって飛び去って行った。
エンヴィー「…む?」
新「分身はァッ!こうやるんだアアアアアッ!!」
エンヴィーが到着した時には、Яとの決着が付く直前だった。
優「あの時の、お返しだーッ!」
[ギギャアアアアアア!?]
[ヤラレタ!?]
[カ、カテナイ!]
[ニ、ニ、ニゲ]
新「逃がすかァァァッ!」
エンヴィー「奴ら、人間にしてはやるな」
混成チームがレクイエムへ向かった直後、破壊されたЯ達が再集合を開始する。
[ユルサナイ、コンドコソコワシテ…]
エンヴィー「壊れるのは貴様らだ」
グシャッ!
ジェラシーフラッグのビームサーベルがЯのコアを潰した。
[ギ…ガ…エ、エンヴィ、イイイイッ!]
コアを失ったЯは塵芥となって宇宙に霧散していった。
エンヴィー「しかし…こいつらどこから来たんだ?」
Яの出処を訝しみながら、エンヴィーは自機をレイラの元へ向けた。
▷受け継がれる絆
『まま~!!がんばえ~!!』
クレアとKsonに預けられた佐々木チルドレンは、モニターに映る母親達を応援していた。
こゆき「まま…」
フブキの娘こゆきも妹のふゆきを膝にのせて心配そうに見守っている。
―こゆき―
こゆき「…?ふゆ?」
ふゆき「あぅ?」
―僕だよ。こゆき―
どこからら聞こえる声にこゆきは辺りを見回すが、自分に話しかけている人物はいない。
こゆき「だれ?」
―君のポケットにいるよ―
ポケットの中には、フブキが自分に預けた『フォクシードガンダム ファンファーレ』だ。
こゆき「はなせるの?」
―ちょっと違う。君の心に話しかけてるんだ―
こゆき「こゆのこころ」
―こゆき、僕をあそこへ連れて行って―
こゆき「でも…ままがここにいてって」
―お願い。僕もあそこで戦いたい。兄弟達と一緒に―
こゆき「きょーだい?」
モニターには、7機の白夜ガンダムと7つのアーマーが映っている。
こゆき「こゆにできるかな?」
―出来るよ。君は僕のマスターの子供だから―
こゆき「…わかった!クレアせんせー!」
クレア「こゆきちゃん?どうしたの?」
こゆき「ふゆをおねがいします!」
クレア「へ?こ、こゆきちゃん?え?え?」
ふゆき「ねーねがんがえー」
空いているガンプラウォーズを見つけたこゆきは、乗り込んでフォクシードをセットする。
こゆき「こゆ、いきま~す」
アテーナから飛び出したフォクシードは真っ直ぐフブキⅨと兄弟達の元へ向かっていく。
こゆき「まま~!」
かつて絆を紡いだ機体は、次元を超え、世代を超えて受け継がれていく。この世界が続く限り続いていくだろう。
次は本編。割と早いペースで書けているので、早めに投稿できると思う。