【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ 作:波音四季
●…リ・イマジメイン
▷…ホロメンorホロメン以外のライバーズメイン
▶…ホロメン・ホロメン以外のライバーズ、リ・イマジ混合
●PHASE00 SIDE:九条恭平
組の事務所の監視カメラをハッキングしていた恭平は、井丹刑事と芹澤刑事がガンプラとマイクロチップを回収したのを見届けると、接続を切った。
恭平「予定通りだな」
暴力団の上層部を偽ってガンプラを送り、ハッキングに使うからと言って組ませる。出来は悪いが、1人で組むよりも断然早い。とはいえ、自分がノコノコ取りに行っても叩き出されるのがオチなので、総監権限を使って強制捜査を行い回収させる。復讐の準備も出来て、掃除も出来る一石二鳥の作戦、我ながら素晴らしいとしか思えない。
恭平「あとは、潜水艦ドックの整備が完了すれば、準備完了だ。見てろよ、レイジ。必ず貴様に復讐してやる!」
●マイクロチップ
ナナカ「結局、このマイクロチップは何だったんだろう?」
スミレ「保管されてたガンプラだけ盗んで、こっちには手を付けられなかったよね」
アルベルト「恐らくだが、これは陽動なんだろう」
ナナカ「陽動?」
アルベルト「出来の悪いガンプラとハッキングツールの仕込まれたマイクロチップ、この2つを提示された時、君達はどちらを警戒する?」
スミレ・ナナカ「「マイクロチップです」」
アルベルト「そう。我々は当初、ガンプラの中にマイクロチップを仕込んでハッキングを行うと予想を立てた。だが、実際にはマイクロチップではなく、ガンプラの方が必要だったのだ」
ナナカ「なるほど…。でも、陽動の為だけにこの量のマイクロチップを用意するなんて」
アルベルト「それだけ総監を突き動かす何かがあったという事だろう」
●九条の能力について①
玲二「九条は、ハッキング能力を持っていたってわけだ」
兼士「副総監も九条総監からそのように聞いていたようです。しかし、まさか、そんな能力があったとは…。魔法の類なんですかね?」
玲二「恐らく…」
玲二はGCPDには恭平が転生者であったことは伝えていない。公には恭平は指名手配されているが、GCPDの一部の者には「九条総監は神羅の力を手に入れようとして失敗し、消滅した」という事になっている。転生の話をすると、レイラの事も話さなければならなくなるため、やむを得ない措置であった。
兼士「そうそう。今回の件を受けて、国家公安委員会を洗い出したところ、全員が九条総監から脅迫を受けていたようです」
玲二「脅迫?」
兼士「奴のハッキング能力で、委員会メンバーの…まぁ、黒い情報を入手したようでしてね。彼があの歳で総監になれたのも、これが原因だったようです」
玲二「表に出したらマズイ情報を使って、上層部を強請り、地位を得たわけか。反発する者達も同じようにして黙らせていたんでしょうね」
兼士「違いない。相当厳重なセキュリティを使っていても突破されたようで、警視庁のセキュリティは一新されることになっててんてこ舞いですよ」
玲二「九条レベルのハッキング能力を持つ者は当分現れないでしょうけどね」
▷九条の能力について②
アメリア「前に真筆副室長の依頼で、総監の部屋に盗聴器を仕込んだことがあったでしょ?」
シェリン「やりましたね」
アメリア「何故バレたのかずっと疑問に思ってたんだけど、総監の能力で見つけ出したんだと思うわ」
シェリン「ハッキング能力ですか?」
アメリア「えぇ。彼の能力がどれほどの物だったかは今となっては不明だけど、ガンプラウォーズにハッキングを仕掛けられるほどなら、盗聴器をハックする事も出来るんじゃないかしら?」
シェリン「なるほど。私はてっきりルイスさんがしくじったのかと思いましたよ」
アメリア「彼女は優秀な怪盗よ。今回は相手が相当上手だった。これから依頼を受ける時は、相手の力量を確かめる必要がありそうね」
●九条と政界
劾「鞍院長官、九条元総監並びに加納元副総監と関わりがあった政治家の洗い出しが終わりました」
繁「ご苦労。………見事に全員反後府派だな」
劾「例の潜水艦ドックもこの政治家達の援助を受けて手に入れ、改装を行ったようです。ガンプラウォーズのスキャン台の入手ルートは目下捜索中ですが、藤枝コーポレーションとの関りはなかったようなので、廃品を修理したのではないかと考えています」
繁「うむ。よくやった。これで金の流れを調べれば、反後府派を一網打尽に出来るな」
劾「その必要はありません」
繁「何?」
劾「九条元総監の残した端末に、これらの政治家の汚職の証拠が入っていました。他にも未成年とのわいせつ行為の写真、違法薬物の取引など、叩けばまだ埃は出るかと…」
繁は頭を抱えて深いため息をついた。
劾「元総監の能力を使って手に入れたのでしょう。大半の政治家はこれをネタに脅されていたようです」
繁「だからといって、見過ごすことは出来ん。しかるべき処置をする。警察上層部と国家公安委員会も全て一新だ。無論、私も含めてな」
劾「長官も?しかし…」
繁「奴らを野放しにしてしまった以上、責任の追及は免れん。心配いらん。後任は私以上に優秀だ」
▶これからのGCPD
ホロライト警察署
エリス『で、結局、鞍院長官はお役御免ってこと?』
劾「そうだ」
ベル「GCPDはどうなるんです?まさか、解散とか?」
兼士「その心配は必要ない。後任の
その言葉に胸をなでおろす一同。
劾「それにガンプラウォーズがハッキングに使われたことで、各国はネットワークセキュリティの強化を始めている。その一環でガンプラウォーズをネットワークセキュリティに使用出来ないかという打診が、藤枝コーポレーションに殺到している。一部では、実験的に実用されてる施設もあるらしい」
エリス『ガンプラがハッキングツール兼セキュリティツールとなるか。もはや「子供の玩具」という時代は終わったね』
兼士「また、警察内で最もプラモデル界隈に精通した人物を引き抜く算段も立てているらしい」
るり「その人物とは?」
兼士「……両津勘吉だ」
アクシア「ゲッ!マジですか!?」
ローレン「反対!全然反対!!」
兼士「落ち着け!私だって両津巡査部長の事はよく耳にしている。しかし、彼の技術は凄まじい物だ。現職の警察官で唯一のガンダリウムランカーだしな。彼がGCPDに入ってくれれば、我々のレベルも格段に上がるだろう」
スミレ「私は賛成です!両津先輩なら、信頼できます!」
愛華「まぁ、悪い人でないことは間違いありませんが…」
劾「当然、手綱をしっかり握る必要がある。まだ決定事項ではないから新長官と新総監、それから彼の所属する葛飾署次第だな」
エリス『やれやれ、これからGCPDはどうなってしまうんだろうね?』
▶新メンバー
アルベルト「遅れました」
兼士「ライン警視、一体何をやっていたのかね?」
アルベルト「これですよ」
アルベルトが机の上に置いたのは、先日戦った『ガンダムイーヴィル・エアリアルトリガー』だった。
ソフィ「あぁッ!コイツあの時の!」
アルベルト「潜水艦ドックの司令室にあった。それを回収した所、どうやらこの機体のAIはエリスをベースに作られたらしい」
都々「という事は、エリスの弟か妹?」
エリス『AIに性別はないけど、そういう事になるね』
アルベルト「コイツの中にあったプログラムを一部書き換えてみた。上手くいけば、エリスのように自分で行動することが出来るはずだ」
ノレア「大丈夫なんですか?あの時みたいに攻撃してくるかも」
陽彩「その時はその時だ!警視!やってください!」
アルベルト「よし」
ノートPCを操作し、しばらくすると、イーヴィルの眼に光が灯り、ゆっくりと動き出した。
『……』
エリス『やぁ、おはよう』
『……』
エリス『僕が分かる?』
『…エ…リ…ス…』
エリス『そうそう!君の名前は?』
『…ない』
エリス『じゃあ考えてあげる。イーヴィルは、流石に良くないから…うん!「オルタナティブ・トリガー」で、君は今日からオルタだ!』
オルタ『オルタ…』
エリス『これから、僕達と一緒に戦ってくれるかい?』
オルタ『ボクは…皆を傷付けた。一緒にいる資格は…ない』
スミレ「そんなことないよ!アナタは…オルタは、私達と戦いたくなかったんだよね?でも、総監に命令されて抗えなかった。だから、アナタは何も悪くないよ!」
オルタ『…』
エリス『それにさ、覚える?君は「皆と一緒にいたい」って言ったよね?なら、一緒にいよう!』
オルタ『…ボクは、ここにいていいの?』
スミレ「勿論!ね、室長?」
兼士「うむ。戦力が増えるに越したことはないからな」
アルベルト「君の事は、二浦巡査が完璧にバックアップしてくれるから、心配は無用だ」
ナナカ「アハハ…頑張ります」
るり「私達はアナタを歓迎します」
ソフィ「変な事したら、問答無用でぶっ壊すからね!」
エリス『そういうわけだから、これからよろしく、オルタ!』
オルタ『エリス…皆…ありがとう』
エリスとオルタ、ガンダムキャリバーントリガーとガンダムエアリアル オルタナティブ・トリガーは互いに固い握手を交わした。
〇鞍院繁
「シーゲル・クライン」のリ・イマジ。警察庁長官であったが、総監、副総監の起こした事件の責任を取る形で退職。風音の鞍院楠那は実娘。
〇芽良ワタル
「ワルター・ド・ラメント」のリ・イマジ。昔、両津勘吉に助けられ、クビが飛ばずに済んだため彼に感謝している。人間性はともかく、両津の警察官としての能力を高く評価している。
〇金場アイリ
「アイリーン・カナーバ」のリ・イマジ。ワタル同様両津に助けられたことで、彼に一目置いている。GCPDへの配属をワタルに進言したのも彼女である。
たまきとG-UNITのコラボ回はもう少し先にします。
活動報告更新しました。