【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ 作:波音四季
今回はガンプラ部の新メンバー登場と、とあるキャラのリ・イマジキャラをチラ見せです。
SIDE飛鳥新
ジェガンフェスの準備をしている怜、天琉先輩と別れた後、俺は足早に校門へ向かう。その途中クラスメイトの
宇野「新、部活終わったのか?カラオケ行くけど、一緒にどうだ?」
新「悪いけど、先約があるんだ。」
由良「またガンプラか?たまにはこっちにも付き合えよ?」
新「今週の土曜空けとくよ。じゃ!」
2人と別れて校門まで走ると、目当ての人物はすでにそこにいた。
新「ごめん美明、待たせたな」
美明「待たせたなじゃないわよ!10分も前から待ってるのよ?」
新「そんなに大した時間じゃないじゃん。どうせなら部室に来ればよかったのに」
美明「もう!ホントに女の子の扱い方を分かってないんだから」
彼女は
美明「ほら、早く行きましょ。また待ち時間長くなるわよ」
新「ちょっと待てよ、美明!」
これからどこへ行くかというと、近くのゲーセンにガンプラウォーズをプレイしに行くんだ。なんでも新しく追加されたゲームモードの中に美明が気になるものがあるらしい。俺はその付き添いだ。
新「あのさ、何で俺が一緒に行くんだよ?」
美明「あたしよりもアンタの方が上手でしょ。護衛してくれる人は必要だし、他の人たちは忙しそうだったし。」
新「ボディガードってことかよ。にしても、美明が自分からガンプラウォーズやりたいって言うの珍しいよな」
美明「一応あたしもガンプラ部にいるんだから、たまにはね?」
新「ガンプラはちゃんと持ってきたんだろうな?」
美明「当然!ほらライブ仕様のザク」
『HG ザクウォーリア(ライブコンサートバージョン)』
『機動戦士ガンダムSEED Destiny』に登場するザクウォーリアをピンクにした機体。ミーア・キャンベルがザフトの基地でライブコンサートをした際に使用された。アニメ終盤では戦闘に出撃するザクの中にこの機体が混ざっているのが確認できるが、HDリマスター版ではいなくなっている。
ガンプラは『HG ザクウォーリア』のリペイントで専用のマーキングシールが付属している。シールドのスパイクのシールが剝がれやすいので、塗装を施している。
新「…おい、美明、そのザクあまり戦闘向きじゃないぞ?あとウィザードは?」
美明「今回はこれでいいの!アンタのは?またデスティニー?」
新「いや、今日は新機体を持ってきた。手に入れるのに苦労したプレミアムなキットだ。あとで見せるよ」
そんな感じで会話しながら歩いていると、目的地に辿り着いた。ゲームセンター『ミネルヴァ』、デパートにあるアミューズメント施設を除けば、風音町で一番デカいゲーセンだ。ガンプラウォーズは5体置いてあり、うち1体が使用中となって…
「アーハッハッハッ!ガンダムはハイペリオンだけあればいいのだ!!」
筐体の中から聞き覚えのある声が聞こえてくる。
美明「ねぇ、アレってこの前佐々木先輩のサークルにいた人じゃ…」
新「シーッ!静かにしてろ。見つかるとまたハイペリオンの話を延々とされるぞ」
夏休みに佐々木彩夏先輩の大学のガンプラウォーズサークルと合宿を行った時の記憶が蘇ってくるが、長くなるので今回は文字に起こすのはやめておく。
俺と美明はそれぞれ筐体に入ると、ゲームモードの選択画面を呼び出す。
新「で、何やるんだ?」
美明「一番下にあるやつよ」
レバーを操作してカーソルを一番下までもっていく。
新「『歌姫防衛戦』?ステージで歌っている歌姫を迫りくる敵航空部隊から防衛せよ、か。あ、しかもこれ歌姫のポジションに自分がなることも出来るのか。」
美明「そうそう!ガンダムシリーズの楽曲ならなんでも歌えるから、カラオケしながらバトルもできる正にあたしにピッタリのモードってわけ!」
うわぁ、佐々木さんこれ許諾とか取るの大変だったろうなぁ。あれ?
新「おい、美明。これ2人じゃ出来ないぞ?」
美明「へ?」
新「ほら、人数の所、必要人数3~4人歌姫を変える場合は4~5人ってなってるぞ。」
美明「う、か、確認してなかったわ…」
どうするか、となりで暴れ散らかしてる先輩を呼んでも足りないし…いや、それより
新「仕方ないから野良で誰か募るか」
美明「野良の人の前で歌うのかぁ。ちょっと自信ないなぁ」
新「あ~じゃあ止めとくか?」
美明「ううん、やるわ。あたしの夢は、いつかアイドルになって大舞台に立つこと。顔も知らない人の前で歌えなきゃ大勢の観客の前で歌う事なんてできないわ」
新「へへっ、そうこなくっちゃな!よし、マッチング開始だ」
―NOW LOADING―
さて、誰が来るやら。出来れば、美明の歌を聴いて楽しんでくれる人が良いよなぁ。お、来た来た。どれどれ、機体はっと…
・インパルスガンダム カタナフォックス
・インパルスガンダム マグナムフォックス
・フリーダムガンダム スカイガーディアン
新「ん?んん??」
美明「どうかした?」
新「…美明、ちょっとボイチャ付けていいか?この人たち、多分知ってる人」
美明「え?いいけど」
新「サンキュー」
さて、ここで少し解説しよう。以前ホロライトシティでイベントに参加させてもらい、風音に帰ってきた後、イベントに参加させてもらったお礼にガンプラを送ろうということになってホロメンの何名かにガンプラを作って送らせてもらったのだ。察しの良い人はもう気付いただろう。上記の3体は俺と大和先輩が送った機体なのだ。
新「あ、あー、あの~聞こえますか?」
『え?は、はい?なんでしょう?』
スピーカーから可愛らしい女性の声が聞こえてくる。あぁ、これは間違いない。配信でも対面でも聞いたことある声だ。
新「フブキさんですよね?俺です。この前お邪魔した飛鳥新です」
フブキ『うぇぇ!?新さん?!』
これはいったいどういう事なのか?時間を少し巻き戻し、視点を変えて見てみよう。
SIDE佐々木フブキ
フブキ「クロちゃん見て見て!この刀本物かな?刀身がすごく綺麗に光るんだよ」
クロ「本物ではないだろ。塗装とコーティングでそう見えるだけだ。しかし、どの機体もよく作られている。成長したら、私以上のビルダーになるかもしれん」
私が持っているガンプラ『インパルスガンダム カタナフォックス』とクロちゃんが持っている『インパルスガンダム マグナムフォックス』は、どちらも少し前にあったイベントに呼んだガンプラウォーズサークルの高校生の子たちが、参加させてもらったお礼にと組んでくれた物だ。私とクロちゃんには、飛鳥新さんが『インパルスガンダム』をベースにしたガンプラを送ってくれた。
『HG インパルスガンダム カタナフォックス』
『HGCE ソードインパルスガンダム』をベースに新が改造を施した機体。全体を白、一部パーツを水色で塗装し、フブキっぽさを出している。ソードインパルスのエクスカリバーをオミットして、太刀『銀狐』と大太刀『白狐』を新に装備。インパルス特有の分離合体機構は残されているので、後述の『マグナムフォックス』や他のインパルスのシルエットと換装することができる。また、『デスティニーインパルスR』のバディシステムによって『マグナムフォックス』と共に出撃すると、性能を最大まで発揮できる。
『HG インパルスガンダム マグナムフォックス』
『HGCE ブラストインパルスガンダム』をベースに新が改造した機体。全体を黒、一部パーツを赤色で塗装することで、クロっぽさを出している。近接特化の『カタナ』と異なり、こちらは射撃特化となっている。ケルベロスとデリュージーはオミットされ、新がスクラッチした狙撃銃『黒狐』と散弾銃『金狐』、リボルマグナムが設置されている。こちらにもバディシステムが搭載されており、『カタナフォックス』がいると性能を最大限まで引き出すことができる。
フブキ「でも、これ凄くない?2機のインパルスを組み替えて使う武器を変えること出来るんだよ」
クロ「チェストとレッグの交換自体は『ビルドダイバーズ』で『アルク』と『ランシェ』がやっている。だが、こいつらにはコアスプレンダーが残されているから、状況次第では私が『カタナ』でフブキが『マグナム』に乗るってことも出来るわけだ」
フブキ「ねぇクロちゃん、折角だからこの子達でバトルしてみない?」
クロ「どうだろうなぁ、私にこいつを上手く扱えるかどうか」
少し前からクロちゃんは、アンジュさん、リオンさんと一緒に、社さん、みしろちゃん、ぼたんちゃんからガンプラウォーズでバトルの特訓を受けている。*1クロちゃんがどれくらい上手くなったか見ておきたいと思って提案してみたけど、あまり乗り気じゃないみたい。
そら「それなら『歌姫防衛戦』をやるのはどうかな?」
フブキ「そらちゃん!」
クロ「『歌姫防衛戦』…この前追加された新モードだな」
そら「うん。あれなら向かってくる敵を迎え撃つだけだから、自分から戦いに行くよりやりやすいと思うよ?なんなら、私も手伝うし」
クロ「そうか、そらも貰ってたんだったな?」
そら「うん。大和君から貰ったんだ。『フリーダムガンダム スカイガーディアン』だよ」
『HG フリーダムガンダム スカイガーディアン』
『HGCEフリーダムガンダム』をベースに大和が作った機体。『ガンダムヘリオス』のフリーダムの翼を移植し、フリーダム本体のカラーをヘリオスの色に寄せている。扱いやすさを重視して武装面でもシステム面でも特別な改造はされていない。『スカイガーディアン』の名が示す通り、防衛のための機体であり、スキルも防衛ミッションに特化したものになっている。
クロ「よし、それなら行くか。」
というわけで私たちは一路ホロプラへ向かった。
ホロプラ
クロ「3人だと歌姫役は出来ないが、どうする?」
そら「折角だからマッチング機能を使ってみようと思うんだけど、いいかな?」
マッチング機能は、全国の同じゲームモードのプレイヤーやソロプレイヤー向けに作られた機能だ。普段身内で遊ぶ私たちにはあまり縁のない機能だけど、たまにこうして、マッチング機能を使って全国のプレイヤーのプレイを見て参考にしたりしている。
フブキ「私はいいですよ」
クロ「私も身内以外のプレイを生で見て見たいと思ってたんだ」
そら「よし、じゃあマッチング掛けるね?」
―NOW LOADING―
どんな人が来るかな?お、来た来た。
・Kaneki Mia
・Asuka Arata
ん?2人目の名前って…
『あ、あー、あの~聞こえますか?』
フブキ「え?は、はい?なんでしょう?」
向こうの人がボイチャを付けたらしく、スピーカーから声が聞こえてきた。
新『フブキさんですよね?俺です。この前お邪魔した飛鳥新です』
フブキ「うぇぇ!?新さん?!」
と、いうわけなのである。
新『まさか野良でマッチング掛けたらフブキさん達とマッチするなんて』
そら「ね、私たちもビックリだよ」
新『あ、そうだ。こっちはうちのガンプラ部の部員で、クラスメイトの鐘木美明です』
美明『よよよよよろしくおおお願いしましゅっ!!』
フブキ「めっちゃ緊張してる!?」
新『美明、ちょっと落ち着けよ』
美明『落ち着いてる場合じゃないわよ!顔も知らない人ならいざ知らず、あのホロライブの最高峰のアイドルの前で歌うのよ!?逆になんでアンタは緊張してないわけ?!』
新『いや、黒上さんがいるから緊張はしてるけど、この前のイベントに比べたら全然余裕だし?』
美明『うぅ~、オーディションがなければいけたのにぃ~』
フブキ「え~っと、おふたりは仲がいいですね?」
美明『えぇ?!どこがですか?』
新『別に仲は良くないですよ?部活でもクラスでも割と喧嘩してますし』
クロ「あ~、こういう男女のいる漫画どこかで読んだことあるな」
そら「私もあるなぁ。っと、そろそろ始めようか。美明ちゃんが歌姫でいいのかな?」
美明『むしろ、私がやっていいんですか?そらさんやフブキさんの前で歌姫役だなんてメチャメチャおこがましいような』
新『向こうがいいって言ってるんだからいいじゃねーか』
美明『アンタは黙ってなさい!』
そら「アハハ、気にしなくていいよ。私たちは防衛に専念するから、美明ちゃんは自分の思うようにやってみて」
美明『はい!』
クロ「新、実は今日はお前から貰った機体の試運転なんだ」
新『そうなんすか!?うおお、余計に緊張してきた』
フブキ「新さんの機体は…デスティニーインパルスですか」
『RG デスティニーインパルスガンダム』
『機動戦士ガンダムSEED Destiny』に登場したインパルスガンダムのフォース・ソード・ブラストの3つのシルエットを統合したデスティニーシルエットを装備したインパルス。これにより、換装無しで遠中近全距離にオールマイティに戦うことができる。といえば聞こえは良いが、『状況に応じて換装する』というインパルス本来の持ち味を否定してしまっており、開発者にも「これはインパルスでは無い」とまで言われてしまっている。しかも、燃費が最悪で1回の出撃で数回のデュートリオンビームによる補給を受けないといけない、インパルスがシルエットの機動力に耐え切れず空中分解する可能性がある、といった欠陥を持っている。それでも4機が生産され、3号機はメサイア攻防戦に投入されている。
ガンプラの方はシルエットと腕部は新規造形、あとはインパルスからの流用だが、アンテナが細いのでかなり折れやすくなっている。
新『えぇ、ようやく手に入ったんです。お、始まりますね。よろしくお願いします』
美明『よろしくお願いします!』
クロ「あぁ、よろしく」
フブキ「よろしくお願いします」
そら「お願いしまーす」
RGデスティニーインパルスが良すぎます。ただ、ブレードアンテナが細くて折れやすいのは何とかしてほしいと思う。
次回、歌姫防衛戦開始 それが終われば、いよいよジェガンフェスです。