【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ   作:波音四季

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楽曲のコード調べたり、特殊タグで凝ろうとしたら結構時間かかってしまった。しかも対して凝ってないという。


歌姫防衛線 LIVE

SIDE鐘木美明

ザフトのジブラルタル基地に設営されたMS用のライブステージに私のザクが降り立つ。ステージの周りに人はおらず、無機質な建物と物言わぬジンやディンが数機ならんでいるだけ。ライブするのだから観客は欲しかったけど、ガンプラウォーズは戦いがメインだから贅沢は言わない。そう考えていると、ステージ前に白と黒のインパルス、そして空色のフリーダムが舞い降りてきた。

 

クロ「ほぅ、ステージは結構本格的だな」

 

美明「お客さんがいないから少し寂しい気もしますけど」

 

フブキ「お客さんならこれから来ますよ。もっとも、あまり態度の良いお客さんじゃないですけどね」

 

そら「あれ?新君は?」

 

そういえば新のデスティニーインパルスが見当たらない。その瞬間ステージの上空を4つの影が通り過ぎた。

 

美明「え!?敵?もう?」

 

クロ「いや、アレは…」

 

よく見るとそれらは、戦闘機2機とMSの上半身と下半身だった。戦闘機の主翼が折りたたまれ、下半身と合体する。続いて上半身が合体し、インパルスガンダムになる。最後に2機目の戦闘機が運んでいた翼と合体し、グレーのボディが高貴さを感じさせる紫へ変化する。

うん、新のインパルスだ。

 

新「お待たせ!」

 

美明「アンタねぇ、インパルス使うたびにそれやる必要ある?」

 

新「分かってねぇなぁ。インパルスといったらこの合体だろ?」

 

美明「合体して出撃できるんだからそうしなさいよ!時間の無駄でしょ!?」

 

新「何ィ!?インパルスの合体が時間の無駄だって!?」

 

そら「はいはい、そこまで。2人とも仲良く、ね?」

 

美明・新「「は、はい」」

 

そら「よし!じゃあスキルの確認しとこうか」

 

 

インパルスガンダム カタナフォックス

〇スキル「刀狐乱舞」

10秒間、近接武器の威力を150%、射撃武器の攻撃力を120%上昇させる。「マグナムフォックス」がいれば、使用時間5秒延長、追加で50%ずつ上昇する。

 

インパルスガンダム マグナムフォックス

〇スキル「銃狐乱舞」

10秒間、射撃武器の威力を150%、近接武器の攻撃力を120%上昇させる。「カタナフォックス」がいれば、使用時間5秒延長、追加で50%ずつ上昇する。

 

フリーダムガンダム スカイガーディアン

〇スキル「守る想い、護る力」

防衛ミッションのみで常時発動。防衛対象の耐久値が+100%、敵機を撃墜できなくなるが、武装・手足・メインカメラへのダメージが150%上昇する。

 

ザクウォーリア(ライブコンサートバージョン)

〇スキル「サポートライブ」

その場にとどまってライブコンサートを行う。コンサート中は味方全員のステータスを150%上昇させる。スキル発動中は攻撃・防御が一切できなくなる。

※歌姫に設定中の為スキルはディアクティブ状態

 

 

そら「私とフブキちゃん、新君で前に出て、クロちゃんは後方支援にしたほうがいいかな?」

 

クロ「あぁ、そらが落とせなかった奴を私が撃ち落とす感じで行こう」

 

フブキ「新さんのスキルは何ですか?」

 

新「……」

 

フブキ「新さん?」

 

新「なんだよこのスキル…」

 

 

デスティニーインパルスガンダム

〇スキル「試作機の代償」

このスキルがアクティブである限り、機体の全ステータスが200%増加するが、エネルギー消費が30%増加する。

 

 

フブキ「おぉう、これは」

 

クロ「ハハッ、デスティニーインパルスっぽくていいじゃないか」

 

新「使う俺は堪らないですよ!一応オプションで『デュートリオンビーム送電要請』を付けてきて良かった」

 

美明「でも、オプションって1回しか使えないでしょ?3WAVEあるけど持つの?」

 

新「持たせるさ。お前こそ3曲も歌えるのか?」

 

美明「見くびらないで貰いたいわね。このくらい余裕よ!」

 

このゲームモードは歌姫防衛となっているけど、実際に守るのは私が歌うこのステージだ。ステージの周りは『アルミューレ・リュミエール』で守られており、これの耐久値が0になった状態でステージを攻撃されるとゲームオーバーになる。

 

新「よし!敵は俺達に任せて、お前は歌うことに集中するんだ」

 

そら「私のスキルもあるし、心配しなくていいから存分に歌ってね」

 

美明「はい!すぅ~ふぅ~…いきます!」

 

WAVE1 START!!

 

NO SIDE

スタートの合図と同時にステージにイントロが流れ出す。それに呼応するようにステージの反対側から十数機の色とりどりの戦闘機が姿を現した。

 

新「Seekersだ!」

 

 

ここで『Seekers』について説明しておこう。『Seekers』はガンプラウォーズ内に存在するオリジナルの敵組織だ。特定のステージやイベントミッションで出現し、公式からは『プレイヤーたちのガンプラを観察し、より強いガンプラを追求・探求(Seek)する組織』とされている以外の詳細については一切が不明。ネットでも様々な考察がされている。

 

『HG ムラサメシーカー』

『機動戦士ガンダムSEED Destiny』に登場したオーブ軍の量産型可変MS『ムラサメ』の改造機。黒・水・緑・黄・紫と様々なカラーバリエーションがあるが、性能に大差はない。

 

 

フブキ「ムラサメタイプのシーカーズですか。となると、スクリーマーもいるかもですね」

 

新「来るとしても第3WAVEまでは来ないでしょう。俺が切り込みます!」

 

新が翼を広げて飛翔した直後、歌が始まる。

 

美明「~♪」

 

フブキ・そら(あ、この子上手い)

 

クロ「上手いな…っとくるぞ!」

 

フブキ「おっと、あとでリプレイ確認しよ!」

 

カタナフォックスは背中から太刀『銀狐』を取り出し、サ〇ライズ立ちで構える。スカイガーディアンもビームライフルを取り出し、上空へ舞い上がる。マグナムフォックスは狙撃銃『黒狐』を膝立ちで構える。

 

新「おりゃあああ!」

 

フブキ「チェストー!」

 

デスティニーインパルスがエクスカリバーで、カタナフォックスが太刀でムラサメを斬り捨てる。

 

―ピッピッピッピッピッ―

 

そら「……」

 

スカイガーディアンがマルチロックオンからのハイマットフルバーストで一掃を試みるが、スキルの影響で完全撃破には至らない。主翼や垂直尾翼、ノーズギアを破壊するにとどまり、MA形態を維持できなくなったムラサメ達はMS形態に変形して接近を再開する。だが、地上からのビーム攻撃を受けて何機かが撃墜される。クロのマグナムフォックスによる狙撃だ。

 

クロ「狙撃の方が案外楽だな。CPUだからか?」

 

単純な動きしかしないCPUなので戦いやすいというのもあるが、トレーニングによってクロ自身の練度も上がっているので、ほぼノーミスで撃墜できている。さらに彼女の悪い癖である『画面を見ながらコントローラーを見る』ことも、狙撃モードにして標準を合わせながらトリガーを引くだけなので、気にしなくて良いというのも戦いやすい要因の1つだろう。

 

美明の歌も終盤に突入し、一見するとかなり良い状態に見えるが、忘れてはならない。デスティニーインパルスは燃費が悪いのだ。

 

新「ん?…げっ!?」

 

フブキ「ど、どうしました?」

 

新「エネルギーが30%切ってる!テレスコピックも光の翼も使ってないのに!」

 

フブキ「えぇ!?まだ1曲目ですよ!?」

 

そら「新君、一旦下がって!」

 

新「はい!」

 

デスティニーインパルスが地上に降りると、1曲目が歌い終わりWAVE1が終了、同時に残っていたムラサメシーカーも消滅した。

 

クロ「燃費が悪いとはいえ、これはヒドイな」

 

フブキ「どうします?1回補給します?」

 

新「いえ、次のWAVEで開幕テレスコピックを撃ちます。その後補給するんで、援護をお願いできますか?」

 

そら「うん、分かった」

 

美明「新、大丈夫?」

 

新「ハハ…ちょっとコイツ持ってきたのは失敗だったかな。でも、安心しろ。最悪コアスプレンダーだけになっても守ってやる。だからお前は安心して歌ってろ、な?」

 

美明「う、うん」

 

心配そうな顔をする美明に新は笑顔とサムズアップで返す。

 

フブキ「やっぱり2人とも仲いいですね」

 

WAVE2 START!!

 

そうこうしてるうちにWAVE2が始まり、2曲目が流れ出す。向かってくるムラサメの量は先ほどの倍だ。それらと向き合うようにデスティニーインパルスが背中のテレスコピック・バレル延伸式ビーム砲塔を展開する。

 

新「いっけええええええ!!」

 

発射された2本の赤い光線がムラサメの一団を焼き尽くす。

 

新「ミネルバ!デュートリオンビームを!」

 

撃ち終わるとオプション装備の『デュートリオンビーム送電要請』を使用し、上空に出現したミネルバから補給を受ける。

 

クロ「さっきより抜けてくる奴が多い」

 

WAVE2に入って数が増えたせいか、無傷でステージに近づいてくる機体が出てきた。スカイガーディアンが逆さになってすり抜けた機体にフルバーストを撃つが、やはり決定打にならない。そこへ補給を終えたデスティニーインパルスが両手にフォールディングレイザーを持って参戦してきた。

 

新「撃ち漏らしは任せてください!ナイフならエネルギーは食いませんから!」

 

そら「お願い!」

 

4人の奮戦のおかげでWAVE2も無事クリアできた。

 

新「いよいよ、WAVE3か。スクリーマー来ますよね?」

 

クロ「来るだろう」

 

 

『HG ムラサメスクリーマー』

『機動戦士ガンダムSEED Destiny』に登場したオーブ軍の量産型可変MS『ムラサメ』の改造機。赤・青・白のトリコーロールで塗装されており、両肩アーマーに敵機の動きを一時的に封じるスタンビーム・キャノンが設置されている。ムラサメタイプのシーカーズのリーダー機であり、この機体が出現すると他のムラサメシーカーの戦闘レベルが跳ね上がる。そのため、ムラサメシーカーが出現するステージでは、最も警戒すべき機体となっている。

 

 

新「皆さん、スクリーマーとの戦闘経験は?」

 

そら「私はないなぁ」

 

フブキ「1回出会ってすぐ負けました」

 

クロ「リプレイでなら見た」

 

新「つまり皆さん、ほぼ初見ですか」

 

クロ「新は?」

 

新「何度か挑戦したんですけど、取り巻きが鬱陶しくてまだ1回も落とせてないんですよ」

 

フブキ「ふむ、じゃあ新さんがスクリーマーの相手をするというのはどうでしょう?」

 

そら「私もそれが一番いいと思う。取り巻きは私たちが何とかするよ」

 

新「了解です。美明、最後はテンション上げていきたいからさ、お前の十八番頼むよ」

 

美明「任しといて!その代わり、負けたら承知しないんだからね!」

 

新「おう!」

 

そらとフブキは美明にプレッシャーを掛けないように、2人のやり取りを微笑ましく見守っている。

 

WAVE3 START‼

 

スタートの合図と同時に軽快なイントロがステージから流れ出す。

 

美明『Yes!!』

 

美明『貴方の影は微笑み映して 涙の雫そのまま隠してる』「ね☆」

 

クロ「『EMOTIN』か、確かにテンション上がるなぁ!」

 

WAVE3が始まり、WAVE2と同じ数のムラサメシーカーが出現する。だが、先ほどとは違い、一糸乱れぬ動きでプレイヤー機に攻撃を仕掛け始めた。

 

フブキ「くぅ!確かにこれは鬱陶しい!」

 

そら「お、抑えきれない!」

 

先ほどまでは通り抜けようとするだけだったが、複数機でプレイヤー機を抑え込み、その隙をついて突破する戦術にシフトしたのだ。

 

クロ「待て待て待て!多すぎるだろ!」

 

抜けてくる機体がこれまでとは段違いに増えた為クロはその対処に追われるが、焦って標準が定まらなくなってしまった。

 

新「出し惜しみはしてられないか!行くぞ!」

 

デスティニーインパルスはエクスカリバーを手にし、光の翼を展開する。そして残像を残しながらムラサメ達を次々と撃墜する。

 

美明『emotion きっとこの空は夢の形 ときめくこの鼓動響いてる』

 

そら「落とせないなら武器だけでも!」

 

スカイガーディアンの攻撃でライフルや頭部のバルカン、垂直尾翼のビーム砲を失い戦えなくなったムラサメ達が次々と後退していく。

 

クロ「フブキ!近接武器が欲しい!レッグをよこせ!」

 

フブキ「うん!カタナレッグフライヤーパージ!」

 

クロ「マグナムレッグフライヤーパージ!」

 

2機のインパルスのレッグフライヤーがパージされる。

 

美明『emotion そっと重ねたい貴方の夢 静かに目を閉じて抱きしめる』

 

フブキ「コネクト!マグナムレッグフライヤー!」

 

クロ「コネクト!カタナレッグフライヤー!」

 

白一色、黒一色だった機体は、上半身白・下半身黒のカタナマグナムと、上半身黒・下半身白のマグナムカタナに変わる。

 

クロ「こいつなら!」

 

マグナムカタナはダブルオーから移植した両大腿部のGNカタールを手にムラサメの一団に切り込む。カタナマグナムもGNピームピストルで援護を行う。

 

美明『小さな秘密リズムに溶かして 貴方に贈るホントのメロディーを』「うん☆」

 

そこへ一際速度の速いトリコロールの機体が姿を現した。

 

新「スクリーマーだ!」

 

スクリーマーがスカイガーディアンに向けてビームを発射する。スカイガーディアンは回避を試みるも、ムラサメ達の盾で動きを封じられビームに当たってしまう。

 

そら「な、何?フリーダムが動かない?!」

 

突如動きが止まり、墜落するフリーダムをデスティニーインパルスが救う。

 

新「スタンビームです!数秒間機体が動かなくなります!」

 

その間、ムラサメ達はフブキとクロの防衛ラインを抜けて、ステージを覆うアリュミューレリュミエールに攻撃を仕掛ける。耐久値はまだあるが、徐々に色が薄くなっていく。

 

新「やめろおおおお!!」

 

デスティニーインパルスがフラッシュエッジ、テレスコピック、エクスカリバーを惜しみなく使ってムラサメを落としていく。

 

フブキ「クロちゃん!私たちも!」

 

クロ「分かってる!ハァ!」

 

美明『emotion きっと守るから今を賭けて 光と影だから出来ること』

 

そら「あと少し、新君はスクリーマーへ行って!」

 

新「はい!……残り20、いや18%か。持ってくれよな!」

 

デスティニーインパルスがライフルでスクリーマーに攻撃を仕掛ける。スクリーマーはこれを避けるとMS形態に変形し、両主翼を取り外して実体剣にして斬りかかる。

 

美明『relation もっと伝えたいこの気持ちを 素直に生まれくる言葉だけ』

 

デスティニーインパルスもエクスカリバーで応戦する。

 

エネルギー残量10%

 

コックピット内に警告が鳴り響く。

 

新「デスティニーインパルス!欠陥機が何だって言うんだ!お前は『デスティニー』と『インパルス』2つの主人公機の名前を持ってるんだろ!だったら!根性!見せろよぉぉ!」

 

美明『reflection そこに現れた真実だけ 変わらず輝いていてほしい』

 

その叫びに呼応するかのようにデスティニーインパルスのツインアイが強く輝く。光の翼が噴き出し、スクリーマーを押し出す。スクリーマーはバルカンと胸部ミサイルを使うがVPS装甲にダメージはない。だが、エネルギー残量は減っていく。

 

エネルギー残量5%

 

美明『emotion きっとこの空は夢の形 ときめくこの鼓動響いてる』

 

エクスカリバーを連結させると、機体を加速させてスクリーマーに突っ込む。

 

4%

 

新「うおおおおお!」

 

3%

 

防御しようとしたスクリーマーの実体剣ごと袈裟懸けに左肩から切り込む。

 

2%

 

連結を解除し、無防備な右脇腹から斜めに切り上げる。

 

1%

 

美明『emotion そっと重ねたい貴方の夢 静かに目を閉じて抱きしめる』

 

0%

 

胸部を切り裂かれたムラサメスクリーマーは爆散、同時にエネルギーを使い果たしたデスティニーインパルスは紫のVPS装甲を失い、灰色に戻ってしまった。

 

一方ステージはアリュミューレリュミエールの耐久値があと数%というところでスクリーマーが撃破されたため、残ったムラサメシーカー達は三々五々に撤退していった。

 

WINNER CHARENGER

 

フブキ「終わった~」

 

美明「ハァハァ、き、緊張した~」

 

そら「お疲れ様、美明ちゃん。美明ちゃんの歌すっごく良かったよ」

 

美明「ほ、本当ですか!?」

 

フブキ「うん!美明ちゃんアイドル目指すといいよ。きっと凄いアイドルになれると思う」

 

美明「えぇ!?トップアイドルにそんな事言ってもらえるなんて嬉しすぎる!」

 

新「よかったな、美明」

 

クロ「新、このマグナム、中々良い機体だったぞ。おかげで私の今後の方向性が少し見えたかもしれない。ありがとうな」

 

新「え?あ、はい、ありがとうございます!」

 

そら「じゃあ2人とも、今日は楽しかったよ」

 

フブキ「またいつか会いましょう!」

 

クロ「じゃあな」

 

美明「皆さん、ありがとうございました!」

 

新「またどこかで!」

 

 

SIDE鐘木美明

ヤバい、マジで泣きそう。今を時めくホロライブのトップアイドルの「ときのそら」と「白上フブキ」に「歌が良かった」「アイドルを目指すといい」なんて言われるとは思わなかった。やっぱり私の進むべき道は間違ってなかったんだ。

 

新「お疲れ美明、どうした?泣いてるのか?」

 

美明「な、泣いてないわよ。目に埃が入っただけ」

 

新「…そっか。よし、帰りにケーキでも奢ってやるよ」

 

美明「あら、気前良いじゃない。じゃあ遠慮なく…マズイ」

 

新「へ?「よぉ、お前ら」う、叶人先輩」

 

新の後ろから声をかけてきたのは、響 叶人(ひびき かなと)先輩。佐々木彩夏先輩の大学のサークルのメンバーの1人で、大武高校の大和先輩のお兄さんだ。悪い人ではないが、ハイペリオンガンダムが大好きすぎて、延々と語ってくるちょっと困った人だ。

 

新「き、来てたんですか。」

 

叶人「あぁ、さっきまでガンプラウォーズしてたんだが、筐体から出たお前らの声が聞こえてな。ずいぶん楽しそうだったな?」

 

新「え、えぇ、まぁ、はい」

 

叶人「ふん、まぁいいさ。今度また遊びに来い。ハイペリオンの量産型の作成に成功したんだ。お前らにも教えてやるよ。じゃあな」

 

新「はい。また今度」

 

美明「はぁ、またハイペリオンの話されるのかと思ったわ」

 

新「ハイペリオンが絡まなければ、面倒見てくれるいい先輩なんだけどなぁ」

 

そんな話をしながら、私たちはケーキを食べに行くために行きつけのファミレスへ向かった。……あれ?これって傍から見たらデートなんじゃ?いやいやないから!新とは絶対ありえないから!

 

 

SIDE佐々木フブキ

フブキ「お疲れクロちゃん。どうだった?」

 

椅子に腰かけてマグナムフォックスを見つめたままのクロちゃんに問いかけるが、返事がない。

 

クロ「なぁフブキ、狙撃機でオススメってあるか?」

 

フブキ「え?」

 

クロ「CPU相手だったからだろうけど、さっきの戦闘で狙撃に僅かながら手応えを感じた。もう少しで何か掴めそうな気がするんだ」

 

狙撃かぁ。確かにさっきの戦闘、後半はともかくスクリーマーが出るまでは、結構落とせてたし、案外相性悪くないのかも?

 

フブキ「そうだなぁガンダムタイプなら『デュナメス』、量産機なら『ジムスナ』や『ザクスナ』がいるけど、私もそっち方面はあまり詳しくないし、ぼたんちゃんに聞いてみたら?」

 

クロ「それが一番だな。誘ってくれてありがとうな、フブキ。おかげで新しい機体の目途が立ちそうだ」

 

そう言ってクロちゃんは、るしあちゃんと話しているそらちゃんの方へ向かっていった。

 

フブキ「新しい機体かぁ」

 

私は手に盛ったカタナフォックスを見つめる。

 

フブキ「この子も悪くないけど、やっぱり自分で組んだ機体で出たいよねぇ」

 

近いうちに発表される大型イベントに出場するための機体の案が全く浮かばず、困っている。ぼんやりとしたイメージはあるんだけど、霞というか靄が掛かったようで上手く形にならない。でも、まだ時間はあるし、少しずつ考えていけばいいかな。一旦考えるのをやめ、クロちゃんの後を追った。

 




ラクスとミーアの歌だと、ミーアの方が好き

次回はフェスと思ったんですが、もうちょっと登場引っ張ろうと思ってたキャラを早めに出しときたいので、次回は登場回です。ちなみに明日投稿します。


キャラ紹介に以下の3人を追加しました。
・天琉仁斗
・鐘木美明
・朝戸頼
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