【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ 作:波音四季
11月19日
ホロライトシティへ向かうフェリー SIDE飛鳥新
俺達ガンプラウォーズサークルのメンバーは、ホロライトシティへ向かっていた。今回は前回行けなかった面々も一緒だ。
新「まさか今年中に3回もホロライトシティへ行けるなんて思わなかったなぁ」
真理愛「ホント!でも優は残念だったわね」
新「まさかインフルエンザに罹るなんてな。しかも、看病してやるって言ったのに『このガンプラ買ってきて!』って言いやがってさ」
真理愛「まぁまぁ、ちょうどお母さんがいる時で良かったじゃない」
新「あぁ。俺、飲み物買ってくる」
真理愛「あたしにも甘いやつお願い」
真理愛から150円受け取ると、自販機へ向かう。すると、自販機の前でなにやら揉めてる奴らがいる。
焔「私が買った物にケチをつけるのか!」
叶人「微糖のコーヒーと言ったのに無糖を買ってくるバカがいるか!」
焔「コーヒーなんてどれも同じだろ!」
叶人「謝れ!今すぐ世界中のコーヒー愛好家たちに謝れ!」
うわぁ…焔先輩と
「よう、お前もこっち来たか」
オレンジ髪の青年が話しかけてくる。創星大学2年生の『
新「えぇ。もしかして、あの2人だいぶ前からやってます?」
ヴェス「あぁ、本土出たすぐあとぐらいかな?」
新「めっちゃ最初じゃねーか」
ヴェス「いやぁ、仲良きことは良い事よ?」
新「あの兄妹弟仲良いんすか?」
ヴェス「さぁな。でもほら、喧嘩するほど仲が良いっていうだろう?」
そういうもんかなぁ?俺と優はあんまり喧嘩しなくても、仲いいからよく分からん。俺はカフェオレと真理愛用のイチゴミルクを買うと上に、灰音先輩と一緒に上に戻る。2人は兄妹喧嘩を止めて大人しく席に座っていた。彩夏先輩に怒られたのだろう。
新「お待たせ。これお釣り」
真理愛「ありがと」
美明「あたしのは?」
新「え?さっきいなかったじゃん?」
美明「んもう!ホント気が利かない!」
ヴェス「美明ちゃん、俺のをやるよ」
美明「え?そんな悪いですよ」
ヴェス「いいからいいから。じゃ」
美明「あ、お金…」
真理愛「新もあれくらい出来る大人にならないとね」
新「むぅ……ふん」
居たたまれなくなってその場を離れると、金髪の少女と話している怜、天琉先輩の所へ向かった。
怜「なんだ?喧嘩したのか?」
新「喧嘩してたのは叶人先輩達だろ。
『来栖玲愛』、怜の従妹で大武高校1年生。前回は海外に行っていて参加できなかったが、今回は怜が連れてきてくれた。『SEED ASTAY』の『プレア・レヴェリー』にそっくりだが、玲愛はれっきとした女性だそうだ。
玲愛「すみません。僕から挨拶しないといけないのに、気を使わせてしまって」
新「おいおい、気にするなよ。それより、お前らあんまり似てないな?」
怜「そうか?」
新「うん。怜って最初無愛想な感じだったじゃん?でも玲愛はなんつーか話しかけやすいっていうか、そういうオーラ出てるっていうか」
仁斗「分かります。怜と玲愛が一緒にいたら玲愛の方に話しかけに行く人が多いと思いますよ」
怜「そんなに愛想ないのか俺は」
仁斗「最近はそうでもないですよ?」
新「あぁ、ジェガンフェス以来、ちょっと明るくなった気がするし」
玲愛「あ、僕もそれ思いました。先週誘ってくれた時もちょっと楽しそうだったよね?」
新「フェスでなんか良い事あった?」
怜「別に…」
新「ほら、もう愛想ない」
怜「お前ちょっとアッチ行ってろ」
怜に追い出された俺は、蘭姉ちゃんの所へ向かう。
蘭「どうした?何かあった?」
新「別に。何してんのかな~?って思って」
蘭「ぼたんさんのリプレイ見てたのよ。この前送ったケンプファー使ってくれてたから」
動画を覗くと、黒地に白縞のケンプファーと、左腕に装甲のないクアンタがアレックスらしき機体と戦っている。
蘭「私が送った『ケンプファー ライオンハート』、こっちは実の『アメイジングクアンタ ソワレ』ね。相手は『ネティクス』かしら?さすがにヒートメリケン出すほど苦戦しないわよね」*1
新「やっぱ蘭姉ちゃんの機体は完成度高いな」
蘭「新のインパルスも良かったじゃない?」
新「俺なんてまだまだだよ。ランクも怜に追い越されてばっかりだし」
蘭「貴方ももうすぐダイヤ1でしょ?2つ名だって付いてるじゃない」
新「やめてよ恥ずかしい」
この前偶然SNSを見てた時に『風音高校のガンダリウムキラー、ジャイアントキリングしてる割に戦績大したことないよな』っていう投稿を見つけて、「誰の事だ?」と思って皆に聞いたら「お前だよ!」って総ツッコミされたことがあった。
蘭「『ガンダリウムを倒せるのはガンダリウムだけ』っていうそれまでの常識を覆したんだから妥当でしょ?」
新「あれは怜が頑張ってくれたから出来たんだ。俺一人の力じゃないよ。なんだよ『ガンダリウムキラー』って、これじゃ他のガンダリウムも倒してるみたいじゃないか」
新「貴方なら、いつかやってのけそう。頑張りなさいな」
新「…ハァ。それよりさ、姉ちゃんは聞いた?『幻の6人目』のこと」
蘭「聞いた聞いた。ID登録から1週間経たずにガンダリウムになった人でしょ?」
新「流石に噓だよな。本当だとしたら本物のニュータイプだよ」
蘭「でも、不正とかだったら運営からアナウンスがあるはずだし、いるのは間違いないはずよ?」
新「未だに情報のない2,3番目も気になるし、年末までにもう2人くらい出そうだよな」
蘭「そうね。ま、うちからはもう出ないでしょうけど。と、そろそろ着くわね」
新「それにしても大和先輩すごい荷物ですね」
フェリーから降りている最中、他の皆が小さめのカバンで来てるのに対して、大きなキャリーケースを引っ張っている大和先輩に声を掛けた。
大和「うん。次のガンプラのシステム関係で、こよりさんに色々聞こうと思ってね。創星にはそういうの出来る先輩いないから」
新「へぇ~、どんなの作るんすか?」
大和「それを言ったら面白くないでしょ?じゃあ、彩夏先輩、僕神羅城へ行きますから」
彩夏「オッケー!それじゃあヴェス、あとはよろしくね」
ヴェス「おう、任しとけ」
真理愛「一緒に行かないんですか?」
彩夏「あれ?言ってなかった?遅れてくる子たちがいるから、その子たちを待つのよ」
新「初耳なんすけど」
仁斗「彩夏先輩、そういうとこありますから」
ヴェス「まぁまぁいいじゃないの」
そんなわけで、俺達一行はホロプラに向けて歩き出した。
ホロプラ
真理愛「ねぇ、またデカくなってない?」
新「なってる」
俺と真理愛と優は10月末にある人物とバトルするためにホロプラを訪れているのだが、その時よりも拡張されている気がする。
拓哉「やぁ皆!よく来たね!」
新「拓哉さん!お久しぶりです!」
拓哉「新君、蘭ちゃん、真理愛ちゃん、焔ちゃん、怜君も久しぶりだね!」
怜「お久しぶりです。…前よりテンション高くないですか?」
拓哉「そ、そうかな?あー、皆が来るからワクワクしちゃったのかもな!っとここじゃ邪魔になるから、さぁ行った行った!」
やけにテンション高い拓哉さんを横目に俺達は再び歩き出した。
SIDE神代拓哉
ふぅ、なんとか誤魔化せたかな?それにしても、怜君、夏に来た時よりもどことなく大人びて見えたな。
青「拓にぃ、あれは流石に不自然すぎるよ」
拓哉「そんなこと言ったって、テンション上げていかないと怜君に変な事言いそうで」
やたらテンションを高くしていたのは、怜君とどう接するかさんざん考えた挙句導き出したのだが、やっぱり不自然だったか?
莉々華「ふ~ん、あれが奏がよく話してる怜って子ね」
はじめ「あんま強そうには見えないや」
らでん「でも、キャナディがあんなに話題に出すっちゅーことは相当魅力的なんかね?らでんには分からんが」
拓哉「なんだ、奏以外全員いるのか」
青「奏ちゃんもいるよ?」
拓哉「どこに?」
辺りを見回しても奏の姿は見当たらない。
青「『先に行ってる』って言ってたけど、あ、拓にぃ!?」
青が引き留める声も聞かずに走り出した。
NO SIDE
ヴェス「いや~これは凄いな」
ヴェスはガンプラコーナーの展示ブースに飾られている『デスティニーガンダム ねね機』を見ている。これは以前、桃鈴ねねがハイネデスティニーをベースに作製したガンプラだ。*2
ヴェス「今までガンプラを戦わせること前提でカスタムしてたが、こう魅せるカスタムもめちゃめちゃ良いな」
ねね「お!お兄さん、このカスタムが分かるとは中々通だね!」
ラミィ「いや、どちら様!?」
ヴェス「ん?おっとこれは失礼。創星大学2年ガンプラサークルのオレンジ担当灰音ヴェスだ」
ねね「む!オレンジ担当だったらこっちだって!ホロライブ5期生オレンジ担当桃鈴ねねで~す!」
ラミィ「いや張り合わんでええわ!」
ヴェス「これはこれは、サークルとホロライブのオレンジ担当が出会うとはな」
ねね「同じカラー担当同士が出会ったらやることは1つだよね」
ヴェス・ねね「「真のオレンジ担当決定戦だ!」」
ラミィ「やらんでいい!」
叶人「おい!ハイペリオンの展示品がないじゃないか!」
ヴェス「あー、また始まったよ」
叶人「何故だ?何故ハイペリオンを誰も組まんのだ?」
ねね「え?ハイペリオンってガンダムのゲームに出てたやつだよね?あんまよく知らないけど」
叶人「知名度か?やはり知名度なのか?!」
ラミィ「なんなんですかこの人!?」
ヴェス「すまない、ちょっと病気でな。ほら、叶人、あっち行こうか」
叶人「ハイペリオンの何がいけないと言うんだぁ~~~!」
ねね「面白い人たちだね」
ラミィ「もうたくさん!」
クロヱ「ほえ~、前はいなかった子たちもいるね」
いろは「そうでござるな。あっちの2人は『ハイネ・ヴェステンフルス』と『カナード・パルス』に似てるし、新くんと一緒にいた女の子は『ミーア・キャンベル』、怜くんと一緒にいた子は『プレア・レヴェリー』にそっくりだったでござるな」
クロヱ「この人たち皆お兄ちゃんが言ってた『リ・イマジネーションズ』なのかな?」
いろは「どうだろう?旦那様もレイラって子から聞いただけであんまり詳しくは「いろは!久しぶりだな!」え?あ、焔さん?」
焔「まさか来てくれているとは好都合だ。これを渡したくてな」
焔が黒いアタッシュケースを差し出す。このケースはガナハ・エレクトロニクスが販売しているガンプラ用のキャリーケースだ。MGサイズまでなら分解せずに収納でき、HGは最大4体まで収納可能。PGでも各部位パーツを分解して収納することが出来る。ちなみにHG用でベルトに装着できるガンプラケースも発売しており、サークルメンバーの中にも腰につけている者もいる。
焔「ほら、この前のイベントのお礼で皆ガンプラを送ってただろう?私だけ追試の勉強で送れなかったからこうして持ってきたんだ」
いろは「へ?風真にでござるか?」
焔「あぁ!こう見えて私は風真隊でな。いろはのフィジカルを見習って日々鍛錬してるんだ」
いろは「そ、そうだったんですか!めっちゃ嬉しいでござる!」
クロヱ(もしかしてこの子、運動はよく出来るけど、勉強できないってタイプの子なんじゃ?)
クロヱは訝しんだが、言葉に出すのは止めておいた。いろはは焔から受け取ったキャリーケースを開く。
いろは「これは…シュバルゼッテ?」
『HGガンダム
『ガンダムシュバルゼッテ』をいろは用に焔がカスタムしたガンプラ。全身をグリーンとイエローのいろはカラーで塗装し、シェルユニットもグリーンに発光するように塗装している。ガンビットは十字手裏剣の様に接続できるようになり、投擲すれば、自動で敵を追尾したり、回転しながらビームをバラ撒くことも出来る。『主刃炉世照』は『刃で主を守り、世界を
焔「どうだ?この名前考えるのに苦労したんだぞ?」
いろは「おお!風真カラーでカッコいいでござるな!シュバルゼッテは前から使ってみたかったから嬉しいでござるよ!」
クロヱ「あれ?でもこのガンビット、手裏剣みたいに繋がってない?」
焔「あ、いや、それはな?たまたま接続したらこうなっただけで、決していろはの事を忍者と言ってるわけじゃないぞ?」
クロヱ「でも、名前の『ふうま』って忍者の名前からとってるよね?」
焔「……」
いろは「風真忍者じゃないでござる!ノットニンニン!イエスジャキンジャキンでござる!」
美明「初めて来たけど、ここってこんなに広いのね?」
新「前はもうちょっと小さかったはずなんだけどな。フードコートやゲーセンなんかも出来て、もはや模型店ってレベルじゃないな」
新と美明はガンプラコーナーを散策していた。
美明「で、アンタは何買うの?」
新「優に頼まれたものだよ。初代ベアッガイに、プチッガイ、モモカプル、あとSDで可愛い子って適当だなぁ」
美明「あたしが選んであげるわ。新はすぐデスティニー買おうとするんだから」
新「そんなことねーよ!」
クロ「ここにいたか新」
新「え?あ!黒上さん!」
美明「…あ、ひょっとしてこの間の?」
クロ「あ~確か、美明だったか?前はしっかり挨拶してなかったな。黒上フブキ改め佐々木フブキだ。白い方のフブキと被るからクロって呼んでくれ。こっちは、娘の黒子だ」
クロの脚の裏に隠れていた黒狐の子供がひょこっと顔を覗かせる。
美明「まぁ、可愛い。こんにちは」
黒子「…こんちゃ」
美明「ちゃんと挨拶できてえらいえらい」
新「慣れてんなぁお前」
美明「当り前よ。将来アイドルになるなら、子供ともちゃんと接していけるようにならないとね」
新「なるほどな。今日来てるホロメンの人たち、皆娘さんと一緒なんですか?」
クロ「そうなんだが、私たちだけ来るのが遅れてな。キッズルームが満員で入れなかったんだ」
新「あぁ、それで」
美明「あ、あれ?黒子ちゃん?あ、遊びましょ?」
黒子「……」
クロ「すまない美明、黒子は私以外の女性が…苦手でな。これでも大分マシになったんだが」
美明「あ、あぁ!それなら仕方ないですね!黒子ちゃん、また今度遊びましょうね?」
黒子「……」
新「ハハッ、嫌われてやんの!」
美明「うるさいわね!」
怜はベンチに座っていた。奏からこの場所で待っていてほしいと連絡が入ったためだ。玲愛は飲み物を買うと言って自販機コーナーへ行ってしまった。
怜「…」
怜が見つめるスマホの画面に映し出されたのはとあるネットニュース『ガナハ・エレクトロニクス、短命種の為の延命薬を開発中』というものだ。
怜(これがあれば、俺も玲愛も人並みに生きることが出来る。でも、父さんは…)
その時、突然の怜の視界が真っ暗になった。
怜「っ!」
「だ~れだ?」
思わず立ち上がろうとしたが、声を聴いて安堵する。
怜「奏さん、心臓に悪いので止めてください」
奏「えへへ、ごめんなさい♪怜さんに会えたのが嬉しくて」
怜「昨夜もテレビ電話したじゃないですか」
玲愛「怜、お待たせ、ってお邪魔だったかな?」
怜「玲愛、そういうのじゃない。奏さん、こちら前に言ってた従妹の玲愛です」
玲愛「初めまして、大武高校1年の来栖玲愛です。アカツキを使う人がいてくれて嬉しいです」
奏「よろしくお願いします、玲愛さん!」
玲愛「じゃあ早速、アカツキのカスタムプランについて話しましょう。あ、これ怜の飲み物」
怜「ありがとう…玲愛、これ炭酸だぞ?」
玲愛「え?あ、ごめん、炭酸嫌いだったっけ」
怜「気にするな、このラベルは炭酸と非炭酸の見分けがつきにくいからな。奏さん、これ上げます」
奏「え?いいんですか?」
怜「俺、炭酸飲めないので。買い直してくる。先に行っててくれ」
玲愛「分かったよ」
怜が2人と別れて自販機コーナーに向かうのを物陰から見ている人物がいた。
拓哉「離れたな。今がチャンスだ」
拓哉だ。怜の後を追って自販機コーナーへ向かった。
新「おい、美明、大丈夫か?」
美明「ダ、ダイジョウブ」
真理愛「あちゃー、緊張しちゃってる」
それもそのはず、美明達の目の前には、ときのそらとAZKiというホロライブの2大アイドルがいるのだ。
そら「久しぶりだね美明ちゃん!画面越しで見るより凄く可愛いね!」
美明「ア、アリガトウゴザイマス」
アズキ「歌姫防衛のリプレイ見たよ。綺麗な歌声で聞き惚れちゃったよ」
美明「ウレシクテシニソウ」
新「死ぬな美明!生きてアイドルになるんだろ!」
真理愛「すみません。憧れのアイドルが目の前にいて、緊張してるんです」
アズキ「分かるよ。アズキたちも憧れの人の前だと緊張しちゃうから」
美明「そ、そうなんですか?」
そら「ふふ、私たちにも美明ちゃんみたいな時があったんだよ?」
美明「…あの、もしよかったら、色々お話、聞かせてもらっていいですか?」
そら「もちろん!」
アズキ「いいよ♪」
真理愛「良かったわね、美明」
そら「ところで、彩夏ちゃんは?」
新「遅れてる連中と一緒に来るって言ってたから、そろそろ来ると思いますけど」
タタタタタタタタタタッ
「アーラーター!」
新「え?うお!?」
突然何者かが新に抱き着いた。新は倒れそうになるが、なんとか踏ん張る。
「アラタ!会いたかった!」
新に抱き着いたのは金髪に猫耳・尻尾の獣人だった。
新「テ、テラ?抱き着くのは別にいいけど、危ないから止めような?」
アズキ「え?え?誰?」
真理愛「
美明「ちょ、ちょっと貴方!あまり新にくっ付きすぎないでよ!」
テラ「?なんで?」
美明「なんでって、色んな人が見てるからよ!」
テラ「アラタはイヤ?」
新「え?俺?イヤ…ではないかな~?あはは、いてぇ!」
新は美明に脛を蹴られてしまった。
テラ「じゃあもっとくっ付く!」
美明「ぐぬぬ」
そら「テラちゃんは新くんと仲良しさんなんだね?」
テラ「うん!テラ、アラタの事好き!」
新「い、いやぁ~参っちゃうな~イデデデ、抓るな美明!なんで真理愛まで」
新の頬を美明と真理愛が左右から引っ張る。
美明「うっさいバカ」
真理愛「別に、なんかムカついたから。…ちょっと待って、テラいるって事は」
ドドドドドドドドドドドッ
「てめぇー!テラから離れやがれー!」
今度は青髪の少年が新に向かって飛び蹴りをする。
新「危ない!」
ヴェス「ん?ぐぼっ!?」
新はテラを抱えながら避け、少年は新を通り過ぎ、ちょうど角から出てきたヴェスの顔面にクリーンヒットした。
ラミィ「何?!何か飛んできたんだけど!?」
ねね「お兄さん大丈夫!?」
蘭「変な声が聞こえたけど、灰音!?」
ヴェス「だ、か、ら…ヴェス、だって…」バタン
蘭「ハイネー!」
ラミィ「アンタそれ言いたいだけやろ!」
「ヤベェ、灰音兄ちゃん蹴っちゃった」
青髪の少年が逃げようとするのを蘭がひっ捕らえる。
蘭「
晴「違う!新が避けるからいけないんだ!」
蘭「問答無用!土下座して謝んなさい!」
真理愛「あの子は
蘭が晴を土下座させて謝らせているが、ヴェスはぶっ倒れたままだ。
そら「げ、元気な子だね?」
アズキ「それよりヴェスさんは大丈夫なの!?」
彩夏「大丈夫だよ。いつもの事だから」
彩夏が緑髪の少年を連れてやってきた。
「遅かったか。すみません。うちの後輩どもが迷惑を掛けて。新もすまねぇ」
そら「気にしなくていいよ。私たちは怪我とかしてないし」
新「俺も大丈夫です。
晴「
テラ「晴!アラタのこといじめちゃダメ!」
志久「そうだぞ。灰音先輩だったから良かったが、無関係の人に当たったらどうするんだ?」
晴「ぐぅ…」
晴は反論できなくなり、俯いて黙ってしまった。
志久「あ、申し遅れました。阿須高校ガンプラ部2年の
アズキ「あ、ご丁寧にどうも」
いろは「あずきち?なんかあったでござるか?」
焔「騒がしいと思ったら、阿須高が来てたのか」
クロ「おーおー、また見ない顔が増えてるな」
騒ぎを聞いた焔といろは、クロがやってきた。
新「あ、黒上さん。娘さん、預けてきたんですか?」
クロ「あぁ、って新、なんだその娘は?」
新「あはは…前、海で溺れてるところ助けたら懐かれちゃって」
テラ「うん!アラタね、テラのこと助けてくれたの。だからアラタ好き!」
クロ「そ、そうか。…新しく来た連中もどこかで見たような奴らばかりだな」
そら「そうだね。テラちゃんは猫の獣人だけど、『ステラ・ルーシェ』に似てるし」
アズキ「志久君は『スティング・オークレー』、晴君は『アウル・ニーダ』にそっくりだね」
志久「あーそれよく言われます。エクステンデットじゃないですけど」
仁斗「いやぁ~ここは良い所ですね。HGのゴールドフレームと1/100ミラージュフレーム買っちゃいましたよ」
クロ「コイツが1番満喫してるんじゃないか?」
蘭「ハイネー!しっかりしてー!」
ねね「お兄さん起きてー!ねねとオレンジ対決するんでしょー!」
ラミィ「もうツッコまん!絶対ツッコまん!」
叶人「お前も大変だな?ハイペリオンいるか?」
ラミィ「あ、どうも、ってなんでハイペリオン!?」
クロヱ「いろはちゃ~ん、あやめ先輩連れてきたよ」
あやめ「いやぁ~久しぶりに来たらめっちゃ広くなってて迷っちゃった余」
志久「うおっ!お嬢だ!」
晴「うわ!さかまただ!」
クロヱ「あれ?見ない顔だけど、ひょっとしてサークルの子?」
志久「は、はい!俺、百鬼組でお嬢のファンなんです!握手してくれませんか?」
あやめ「んえ?握手?いい余ぉ」
晴「俺、飼育員じゃないけど、さかまたの歌全部聞いてるんだ」
クロヱ「え~嬉しい~握手する?」
晴「あ、それはいいや。風呂入ってないんだろ?」
クロヱ「ハァ~?!最近は入っとるわ!」
晴「ってそれより、新!今日こそお前をぶっ倒してやる!勝負だ!」
晴が腰のガンプラケースからアビスガンダムを取り出す。対して新は
新「え?無理無理、だって俺ガンプラ持ってきてないし」
ズコーッ!
晴は思いっきりズッコケた。
晴「なんで持ってないんだよ!それでもバトラーか?!」
新「今日は買い物だけの予定だったんだって!」
ヴェス「お、なんだ?バトルするのか?」
復活したヴェスが近づいてきた。
志久「灰音先輩大丈夫ですか?後輩がすみません」
ヴェス「いいってことよ。それより、これだけ人がいるんだ。折角だから、サークルメンバーとホロメン混合でチーム戦をしようじゃないか」
焔「面白そうだな!私も参加させてくれ!いろはも一緒にやろう!」
いろは「もちろん!貰った主刃炉世照を試してみるでござるよ」
クロ「私もいいか?昔作ったやつのリメイクがあるんだ」
志久「お嬢、よろしければチームを組んでもらっても?」
あやめ「もっちろん!全然オッケーだ余!」
晴「さかまたも一緒にやろぜ?新を倒したいんだ」
クロヱ「いいよ!さかまたもいろはちゃんと戦いからね」
ヴェス「チーム分けは阿須高の3人とあやめさん、クロヱさんの5人。もう片方はいろはさん、黒上さん、焔、俺、あと…新」
新「えぇ!?だから俺、ガンプラないって」
蘭「私の貸してあげるわ」
蘭から渡されたガンプラケースの中を見た新が驚きの表情をする。
新「姉ちゃんこれって?」
蘭「よく出来てるでしょ?貴方なら扱えるはずよ。驚かせて来なさい」
新「うん!テラも参加するだろ?」
テラ「アラタが出るなら、テラも出る」
ヴェス「決まりだな。よし行こう!」
一同はそろってガンプラウォーズのある方へ歩き出した。
真理愛「…あれ?そういえば、怜と玲愛はどこ行ったのかしら?」
一方その頃 神羅城
大和「ここをこうするのはどうですか?」
こより「う~ん、それよりこっちをこうしたら?」
大和「あ、なるほど。じゃあこっちはこう?」
こより「そうそう!ついでにこっちもこうして」
大和「ああして、こうして、こうすると」
こより「大和君、凄いね。大学卒業したら、こよの助手になる?」
大和「遠慮しときます」
ラプ「あいつら、結局何やってるんだ?」
ルイ「何かのプログラムらしいけど」
バトル無しの回で1万文字超えるか…。
次回はバトル回、個人的に面白いカスタムした機体を揃えて見ました。その次はMG対決にしようと思います。