【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ   作:波音四季

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当初の流れと180度変わってしまっている。でも、そのおかげで、違和感なく新機体出せそう。

再販してた煌・ギラーガを組んだのですが、想像以上にカッコいいですね。ヴェイガン系はノーマークだったのですが、組みたい欲が湧いてきました。


飛鳥落ち、運命は閉ざされる

阿須高の3人組、佐船ルカ・古江黎斗・安藤ニシャと1vs3のバトルをすることとなった新。まつりが仲間を呼ぼうとするのを止め、単騎で立ち向かうが果たして…

 

『HGブルーカラミティガンダム』

『HGカラミティガンダム』ベースに火力増強を施した機体。使用者は佐船ルカ。シュラークを4門に増設、シールドは両手に持ち、トーデスブロックはオミット、腰部にはV2のヴェスバーを移植、テルティウムから着想を得た脚部仕込みビームキャノンと、兎に角火力を増強することに重点を置いてカスタム。重量増加によって飛行困難になったが、そこはイエローレイダーの空輸能力に依存している。コンセプトは『ブラウカラミティ』の再現。

〇スキル『エンド・オブ・ザ・ワールド』

10秒間チャージした後、全砲門から一斉掃射を行う。この際の火力は500%増強されるが、チャージ中は移動・防御・攻撃が一切できなくなる。

 

 

『HGイエローレイダーガンダム』

『HGレイダーガンダム』をベースにカスタム。使用者は古江黎斗。すべてのスラスターをGE製強化スラスター変更・増設することで機動力を底上げ、ブルーカラミティを空輸することも想定して削れるところは削って徹底的に軽量化している。防盾砲はビームマシンガンにすることで砲身を切り詰めている。それ以外の武器はすべて据え置き。カスタム前と比較して防御は大きく低下したが、そこは機動力と乗り手の技量でカバーすることで無理やり解決している。コンセプトは『ゲルプレイダー』を軽量化した上で再現。

〇スキル『自由を得た強奪者』

10秒間ブースト無限。ただし、防御値は50%低下。

 

 

『HGレッドフォビドゥンガンダム』

『HGフォビドゥンガンダム』をより防御に特化させた機体。使用者は安藤ニシャ。フォビドゥンをフルアーマー化し、ゲシュマイディッヒ・パンツァーを4枚に増設、それに伴いエクツァーンはオミット、スラスターをGE製強化スラスターに変更して重量増加と相殺。さらにニーズヘグはガンダムグレモリーのバトルアンカーを完全体にしたものに変更。水中戦は浅い海なら余裕で行うことが出来る。コンセプトは『ロートフォビドゥン』の再現。

〇スキル『ブラッディ・コフィン』

敵機と至近距離になった際に発動できる。Gパンツァーで抑え込み、バトルアンカーで攻撃する。この時、近接攻撃のダメージは300%増加する。

 

 

 

NO SIDE

先に仕掛けたのは新だ。デスティニーガンダムオーバーロードのビーム砲『レヴァテイン』が火を噴く。だが、前衛に出たレッドフォビドゥンがGパンツァーでビームを曲げる。

 

ニシャ「そんなの当たるかよバーカ」

 

新「なら!」

 

レヴァテインを戻してエクスカリバー改を両手に持つ。翼を広げてさらに上空に上がる。

 

ルカ「オラオラァ!」

 

黎斗「はぁ!撃滅!」

 

ブルーカラミティのシュラークとイエローレイダーのツォーンが襲い掛かるが、持ち前の機動力で回避すると、太陽を背にしつつ急降下を行う。

 

新「うおおおおお!」

 

その勢いのままブルーカラミティにエクスカリバー改を叩き込もうとするが、割って入ったレッドフォビドゥンのシールドに阻まれる。

 

新「邪魔だ!」

 

ニシャ「はぁ?じゃあ倒してみろよ」

 

レッドフォビドゥンがバトルアンカーを振るう。距離を取ったデスティニーに向けてフレスベルクを見舞う。ビームシールドで防ぐが、衝撃で体勢を崩す。

 

ルカ「そこだぁ!」

 

ルカはその隙を見逃さず、両腕のシールドのケーファーツヴァイを乱射する。デスティニーはビームシールドが間に合わず、備え付けのシールドで防御を試みるが、数発被弾して小爆発が起こる。

 

黎斗「そいやーッ!鉄槌!」

 

そこへイエローレイダーのミョルニルが飛んできてコックピット部に直撃、VPS装甲でダメージはないが、完全に体勢を崩したデスティニーは地上に落ちた。

 

新「クッソ!こんな奴らに…ん?」

 

ふと地上に目をやると、こちらを見上げる4人の男女がいた。その中に自分と同じ顔の少年を見つけた新は思わず息をのんだ。

 

ルカ「お前ら今だ!」

 

黎斗「滅却!」

 

ニシャ「ハァァァァァ!」

 

シュラーク、ツォーン、フレスベルクがデスティニーを襲う。

 

新「や、やめろおおおおおお!!」

 

デスティニーが両腕を広げて前に出る。複数のビームの内何発かデスティニーを捉え、命中しなかったビームは周囲の大地を焼き尽くした。爆煙が晴れた時、そこにはボロボロのデスティニーが膝をついていた。

 

新「ハァ…ハァ…っ!」

 

新は周囲を見回すが、そこに抉られた大地があるだけで、人の姿も形もなかった。

 

新「お前らああああああ!!」

 

デスティニーは損壊した翼を広げて飛び出そうとする。そこへ

 

まつり「新君!」

 

まつりが操作するフルストームガンダムが現れた。

 

新「まつりさん!?」

 

まつり「そんな状態じゃ無理だよ!一旦引こう!」

 

新「うるさい!こいつらは、こいつらだけは!俺が!『ロキ』!」

 

―SYSTEM “ROKI” ACTIVE―

 

新はスキル『システム「ロキ」』を発動させ、光の翼を展開しながら上空に飛び立つ。

 

まつり「新君!」

 

新「うおおおおお!!」

 

ニシャ「ふん」

 

デスティニーは両手からビームソード『フェンリル』を出現させてレッドフォビドゥンに突っ込む。どちらもシールドで防がれる。

 

新「ぶっ壊してやる!!」

 

―COUTION!上方注意!―

 

新「!?」

 

警告からすぐ、ブルーカラミティがデスティニーの上から降ってきた。

 

ルカ「どこ見てんだよ!黎斗!」

 

黎斗「てりゃあああ!斬殺!」

 

体勢を崩されて制御が利かないデスティニーにイエローレイダーがクローで追撃を仕掛ける。片翼を破壊され、再び地に落ちるデスティニー。

 

新「何でだ…何であの力が使えない!?」

 

ニシャ「ハァ!」

 

レッドフォビドゥンのバトルアンカーがデスティニーを殴り飛ばす。

 

新「何で前みたいに戦えない!?」

 

黎斗「殴撃!」

 

イエローレイダーのミョルニルがデスティニーの腹部にめり込む。

 

新「何で負けそうになってる!?」

 

ルカ「ホラよ!」

 

ブルーカラミティのシールドの殴打でデスティニーの頭部がわずかにひしゃげる。

 

新「…なんでだ…なんで…」

 

ルカ「見ろよあの様」

 

黎斗「ガンダリウムキラーも大したことないね」

 

ニシャ「草」

 

そこへフルストームがデスティニーを守るように立ち塞がる。

 

まつり「ちょっと!寄ってたかって1人を攻撃するなんて卑怯だよ!」

 

ニシャ「はぁ?そいつが勝負を受けたんだろ?」

 

黎斗「そうそう。自業自得ってね」

 

まつり「くっ…」

 

ルカ「さーて、仕上げだ。スキル発動!」

 

ブルーカラミティがすべての砲門を正面に向ける。

 

黎斗「あらよっと!」

 

まつり「ちょ!何すんの!?」

 

イエローレイダーがMA形態になってクローでフルストームを連れ去る。

 

黎斗「アンタに恨みはないからね。巻き込まれるとマズイんだよ」

 

まつり「放してよ!新君!」

 

新「動けデスティニー!」

 

デスティニーは何とか起き上がろうとするが、レッドフォビドゥンのバトルアンカーで抑え込まれる。

 

ニシャ「逃がすかよ」

 

ルカ「ニシャどけ!久しぶりにカッコよく決めてやるよ!」

 

ニシャ「ふん」

 

レッドフォビドゥンが退避すると同時に、ブルーカラミティのチャージが完了する。

 

ルカ「エンド・オブ・ザ・ワールド!発射ぁ!」

 

スキルによって攻撃力が上昇したシュラーク・ケーファーツヴァイ・ヴェスバー・ビームキャノン・スキュラが同時に発射される。

 

新「俺が…負ける…?」

 

直後、デスティニーガンダムオーバーロードを中心に大爆発が起こった。

 

 

 

SIDE来栖怜

喫茶店で話していた俺達は、プラモショップ『ブルーコスモ』へ急いでいた。アキさんと話をし、新も悪いが、俺も言い方を考えるべきだったと反省していたところにまつりさんから

「新が阿須高の3人と1人で戦おうとしている」と連絡を受けた。あの3人は阿須高でも特に連携に優れていて、以前に俺・新・天琉先輩で戦った時は分断して1vs1の状態にすることで連携を断ち切って撃破できた。しかし、強くなっているとはいえ、新1人では無理だ。

 

怜(頼む!間に合ってくれ!)

 

そう願いながら『ブルーコスモ』に辿り着くと、件の3人組が中から出てきた。

 

黎斗「お?誰かと思えば、風音の連中じゃん」

 

真理愛「アンタ達、新は?」

 

ルカ「さぁな?筐体の中で泣いてるんじゃねーの?」

 

ニシャ「俺ら今機嫌いいから、今日は見逃してやるよ」

 

仁斗「何を言って…」

 

ルカ「次はお前だぜ怜!首を洗って待っとけよ!」

 

黎斗「誰かさんみたいに負けないようにね!」

 

ニシャ「草」

 

「「「ぎゃははははははは!」」」

 

揃って高笑いしながら去っていく3人組。

 

ロボ子「何アイツら、感じ悪いの」

 

カリ「ジャパニーズヤンキー、初めて見た」

 

怜「…新は」

 

そこへ俯きながらフラフラとした足取りで新が出てきた。右手にはオーバーロードを握り締めている。

 

怜「新、おい新!」

 

俺が引き留めるのを聞かず、新は脇を通り過ぎていく。真理愛が腕を掴んでそれを止める。

 

真理愛「ちょっと!待ちなさいよ!」

 

新「……放っといてくれ」

 

真理愛「放っといてって、放っておけるわけ…っ!」

 

新が顔を上げる。その目からは涙が溢れ出ていた。

 

新「お願いだから、放っておいてくれ!」

 

新は真理愛の手を振りほどくと、走り去ってしまった。

 

まつり「新君!行っちゃった…」

 

アキ「まつりちゃん?一体何があったの?」

 

まつり「……」

 

いつの間にか曇天になっていた空からポツリポツリと雨が降り出した。

 

 

 

飛鳥家 新の部屋 NO SIDE

新は雨で濡れた身体を拭かずに自室に入った。両親は天界へ出張中、優は道場にでも行ってるのだろう。椅子に腰かけてぼんやりと考える。

 

なんで負けた?前は勝ったのに?俺は強いんじゃなかったのか?そうだ、これは間違いだ。俺は蘭姉ちゃんにも、大和先輩にも勝ったんだ。負けるはずがない、負けるはずない、負けるはず……………………………違う

 

そこで新はふと気が付く。

 

前勝てたのは、怜と天琉先輩が分断してくれたからだ。大和先輩だって、怜が先に武装をいくつか潰してくれたから勝てたんだ。蘭姉ちゃんも事前に怜や真理愛が作戦を立てて、トレーニングしてくれたから勝てたんだ。

 

新「………あれ?…俺、1人で戦ってないじゃん……」

 

そうだ。いつだって、隣には怜の機体があった。真理愛や美明や天琉先輩、サークルの皆の機体があった。作戦だって、自分で立てて実行したことなんてない。最初から最後まで俺1人で戦った相手がいない。CPUですら、誰かと一緒に戦っている。

 

新「は、はは…あいつ等の言うとおりだ…俺、仲間がいないと、弱いじゃん……」

 

右手で握りしめていたオーバーロードを見る。

 

これだってそうだ。俺1人で組んでない。レヴァテインもエクスカリバーもヴェスバーもヒートダガーも全部皆からアイデアをもらって取り付けたものだ。システム「ロキ」を組んだのも怜の兄さんだし、元はといえば、「ロキ」は大和先輩のシステム「オーディン」のコピーだ。今気づいた、オーバーロードは自分1人で組んでない。そう考えた途端、今まで一緒に戦ってきた相棒が忌まわしい物に思えてきた。

 

新はオーバーロードを見るのを止める。力なく開かれた新の手からオーバーロードが床に滑り落ちる。新は自身の身体から寒気を感じたが、それ以上に自分の心が急速に冷めていくのを感じていた。

 

新「は、はは、はははっ…………………もう、いいや…………………………」

 

新は椅子に身体を預けて目を閉じる。そして、まどろみの中へ意識を手放した。

 

 

 

 

 

その夜 風音駅前のホテル

玲二「そうか、そんなことが」

 

まつり「まつり、心配だよ。前は楽しそうにしてた新君が、あんな…」

 

玲二とまつりは今日あったことを話していた。あの後、ガンプラ部の面々と別れてミネルヴァでガンプラウォーズをプレイしたのだが、まつりは新のことが気になりイマイチ身が入らなかった。

 

玲二「新は16歳の子供だからな。イライラして物にあたったり、我慢できないことだってあるだろう」

 

まつり「それだけじゃないよ。新君、泣いてたんだよ?負けて悔しいとか、悲しいとかそういうのじゃない。まるで、自分の弱さを思い知らされたような感じがする」

 

玲二「う~ん」

 

まつり「玲二君、何とかしてあげられないかな?」

 

玲二「これは新の問題だからな。俺達が首を突っ込んでいいとは思ない。それに、俺は一応運営側だ。1人のプレイヤーに肩入れするようなことは出来ない」

 

まつり「そう、だよね…」

 

ベッドで寝ている祭華の頭を撫でながら暗い表情をするまつり。

 

玲二「…なんでそこまで新を気に掛ける?」

 

まつり「新君にも言ったんだけど、まつりと新君って似てるんだよ。後先考えないで行動したり、発言したりして問題になったり、でも好きな物には一生懸命でさ。まつり、前にはあとちゃんと色々あった時、皆にいっぱい助けてもらったでしょ?その時、まつり凄く嬉しかった。皆がいなかったら今もはあとちゃんと仲悪かったと思う。恩返しとは違うけど、まつりがしてもらって嬉しかったことを新君にもしてあげたいんだ」

 

玲二「なるほどな……さっきも言ったが、運営が1人のプレイヤーに肩入れすることは出来ない」

 

まつり「……うん」

 

玲二「だが、運営側でないなら、問題もない」

 

まつり「え?」

 

玲二「おそらく今の新は、自分の無力さに打ちひしがれているだろう。立ち直らせるには、新に自分の強さを自覚させる必要がある。上手い事それが出来るのは、長年ガンプラバトルに携わってきた人物だけだろう」

 

まつり「長年って、そんな人いないでしょ?」

 

玲二「いるさ。恐らくこの世界で最強クラス、そして最年少にして最高齢の奴がな」

 

矛盾を孕んだ玲二の発言に、まつりは首をかしげるしかなかった。

 

 

 

 

 

 

レイラ「よし、出来た。『デスティニーガンダム ハートビート』!これで夢に出てきた機体は全部揃った。しかし、お年玉代わりに父さん秘蔵の『エクストリームガンダム』を貰ったのは流石に悪かったかなぁ?誕生日と父の日には、ちょっと奮発しよう」

 

ピリリリリリ ピリリリリリ

 

レイラ「ん?電話?玲二さんから?はい、もしもし?」

 

玲二『レイラ、久しぶりだな』

 

レイラ「玲二さん?何かありましたか?」

 

玲二『来週の土曜日空いてるか?』

 




次回、新機体多め

SEED劇場版まで、17日
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