【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ 作:波音四季
ガンプラウォーズ モード:マーセナリーズ
ステージ:アステカシア学園
スミレとすみれが挑むのは1vs1のマーセナリーズ。敵機を撃破していき、よりスコアを稼いだ方が勝利するシンプルなモードだ。
スミレ「すみれさんはデュナメスですか」
すみれ「うん。狙撃能力をさらに洗練した『デュナメス ヴァイオレット』だよ」
『HGガンダムデュナメス ヴァイオレット』
『HGガンダムデュナメス』をカスタムした花芽すみれの機体。グリーンのパーツを薄紫色に塗装し、GE製MS用精密狙撃バイザーを装着している。これにより、元々高い狙撃能力がさらに向上している。肩のシールド内側にGNピストルとGNナイフを装備している。シールド表面には、すみれの花を模したパーソナルパークが施されている。『ヴァイオレット』は『Violet Flower(すみれ)』から。
〇スキル『Vトランザム』
通常のトランザムと異なり、紫色に発光する。スナイパーライフルによる火力を300%向上させるが、使用後は30秒間射撃武器が使用できなくなる。
すみれ「そっちは、エアリアルだよね?」
スミレ「はい!こっちに来る前に完成させた『エアリアルトリガー』です!」
スミレのエアリアルはパッと見は通常のガンダムエアリアルだ。両腕両脚に赤と青の塗装が追加され、シールドにも赤い塗装が見られる。
すみれ(プラチナ3らしいけど、あんまり強そうには見えないな。あのエアリアルもちょっと塗装が増えたくらいだし)
スミレ「すみれさん、準備はよろしいでしょうか?」
すみれ「う、うん。いつでも」
3・・・2・・・1・・・―STRAT!!―
すみれ(GCPD捜査官のお手並み拝見っと)
デュナメスは一旦後方に陣取ると、精密狙撃バイザーを展開する。同時に学園のあちこちで爆発が起こり、10機のガンヴォルヴァが出現する。ガンヴォルヴァ達はプレイヤー機に目もくれず学園のあちこちに向かって射撃を開始する。
スミレ「学園を!?許しません!」
エアリアルのライフルから放たれたビームが1機のガンヴォルヴァを捉え破壊する。次の敵を狙っていると、そのガンヴォルヴァが爆発する。
スミレ「デュナメス?」
筐体のモニターを狙撃モードにしてガンヴォルヴァを次々に撃つ。そのどれもが動力部を一撃で撃ち抜かれており、すみれの狙撃能力の高さを示している。ガンヴォルヴァが全滅した時点で、2人のスコアの差はかなり開いていた。
すみれ「こんなもんか。ん?」
警告と同時に格納庫の扉が破壊され、ガンダムルブリスウルとガンダムルブリスソーンが現れた。
デュナメスはGNスナイパーライフルを向けるが、それよりも早くウルのガトリングが火を噴く。両肩のシールドを前面に展開して防御するが、これでは反撃が出来ない。
スミレ「これ以上学園を破壊するなら!スキル『モードチェンジ』!」
エアリアルが顔前で腕を交差し、開く。すると、青い塗装が一瞬で赤に変化した。
すみれ「色が変わった!?」
ラプ「スゲー!ウルトラマンみたいだ!」
愛華「そう。あれがエアリアルトリガーの能力、レゾナンス・フェイズシフトを使った『モードチェンジ』」
『HGガンダムエアリアルトリガー』
『HGガンダムエアリアル』をベースに両腕両脚に赤と青の塗装を追加、GE製レゾナンスカラーを使用しており、後述のスキル発動で機体色がトリコロールから赤・白や青・白に変わる。トリコロールの時はバランスに優れたマルチモード、赤は防御力と格闘戦に優れたパワーモード、青は機動力と射撃戦に優れたスカイモードとなっている。『トリガー』は『Trigger(引き金)』であるが、スミレがガンプラを始める『切っ掛け』となった機体がエアリアルなので、それとも掛かっている。
〇スキル『モードチェンジ』
バランスに優れたマルチモード、防御力と格闘戦に優れたパワーモード、機動力と射撃戦に優れたスカイモードに自由に切り替えられる。
パワーモードとなったエアリアルはエスカッシャンをガンビットモードで展開し、両手にビームサーベルを持つ。ソーンはビームディフューズガンを拡散モードで撃つが、エスカッシャンによって守られる。スミレは機体を加速させ一気にソーンに肉薄すると、両腕を斬り落とす。そこから逆手に持ってソーンの胴体をX字に斬り上げて撃破した。
すみれ「くぅ…!切れ目なしに撃ってくる」
ビームガトリングの攻撃から何とか逃れ建物の陰に身を隠したが、一向に途絶えることのない攻撃に攻めあぐねていた。ビームピストルで反撃しているが、火力が違いすぎる。
スミレ「やめなさい!」
飛んできたエアリアルがウルの右腕を斬り落とす。勢いのまま四肢を切断してダルマにすると、エスカッシャンの攻撃で撃破してしまった。
スミレ「ふぅ~、大丈夫ですか、すみれさん?」
すみれ「大丈夫だよ、ありがとう」
すみれ(変な人。これは勝負なんだから、こっちの事なんて気にしなくていいのに)
そんなことを思っていると、次のエース機出現の警告が鳴った。
現れたのはベギルペンデ5機にミカエリス1機、グラスレー寮の面々だ。どちらもエアリアルなどのGAND-ARMSの機能を停止させるアンチトードという武器を装備している。
すみれ「狭間さんは下がって、エアリアルじゃ無理だよ」
スミレ「いいえ、問題ありません」
エアリアルは再び顔前で腕を交差して開くと、赤から青に変わる。機動力と射撃戦特化のスカイモードだ。エスカッシャンを機体のハードポイントに接続すると、敵機に向かって飛び立つ。
すみれ「ちょ!ヤバイって!」
案の定、6機がアンチトードを展開して動きを封じに掛かるが、エアリアルは止まることはない。1機のベギルペンデをすれ違いざまに斬り捨てる。
すみれ「なんで動ける?…まさか」
スミレ「そうです!このエアリアルは『パーメットスコア6』なんです!」
パーメットスコア6のエアリアル、プレバンでのみ発売されたガンダムエアリアルのキットだ。一般販売のエアリアルと異なり、シェルユニットが美しい青色に輝いているのが特徴だ。本来、クリアパーツ越しに見ることが出来るのだが、上からレゾナンスカラーで塗装して見えなくしているので、確認することが出来なくなっている。
スミレ「そこ!」
威力の上がったビームライフルでベギルペンデを2機、デュナメスも地上からの狙撃で2機破壊する。残ったミカエリスがエアリアルに接近戦を挑む。スカイモードにおける近接戦能力は高いとは言えない。ミカエリスに押し込まれそうになるが、デュナメスに狙撃されて怯む。その隙を逃さず、胴体を両断して撃破に成功した。
スミレ「ありがとうございます、すみれさん!」
すみれ「さっきのお返しってことで」
デュナメスは片手をあげる。これで全機撃破したので、あとはリザルトが表示されるのを待つだけだ。
??? SIDE???
俺が見つめるモニターにはエアリアルに向けて片手をあげるデュナメスが映っている。おめでたい連中だ。特にエアリアルの方、自分が『
「実験させてもらうぞ」
俺はキーボードを使って文字を打ち込む。別のモニターに打ち込んだ文字が表示される。
CALL:MDX-0003
「さて、アイツから貰った力は上手く機能するかな」
してくれれば御の字、しなくても責任の追及はGCPDだ。全く我ながら上手い手を考えたものだ。ほくそ笑みながらエンターキーを押した。
すみれ「っ!?また!?」
紫電が走り、ガンダム・シュバルゼッテが出現する。
スミレ「誰が相手だろうと!」
エアリアルがビームを撃つが、ガーディアン・シースによって防がれる。シュバルゼッテはガーディアンを分離すると機体ハードポイントに接続、ガーディアン・マリオネットモードにすると学園施設ごと焼き払わんと拡散レーザーを発射する。
スミレ「マズイ!」
すみれ「っ!」
2機は回避するが、レーザーの1本がデュナメスの脚を切断する。
すみれ「しまった!?」
そこを狙ってシュバルゼッテはレーザーを収束させ、デュナメスを狙う。そこへエスカッシャンをシールドにしてデュナメスを守るようにエアリアルが前に出る。
すみれ「何してんですか!すみれのことはいいから下がって!」
スミレ「出来ません!」
すみれ「え?」
スミレ「例えゲームでも、私は目の前の誰かを見捨てたりしない!絶対に!」
レーザーが途絶えると、エアリアルはモードチェンジを使ってマルチモードに戻る。そして、ビームライフルを構えると、エスカッシャンが次々と接続されていく。
スミレ「チーフの教えを思い出せ、スミレ」
モニターがシュバルゼッテをロックしたことを告げるが、シュバルゼッテはガーディアン・ドロウで防御の体勢に入る。
すみれ「させない!Vトランザム!」
紫色に発光するデュナメスがGNスナイパーライフルを撃つ。放たれた一撃はガーディアンの僅かな隙間を抜け、シュバルゼッテの頭部シェルユニットを貫く。メインのシェルユニットを破壊され、ガーディアンたちは制御を失って地上に落ちる。
すみれ「今!」
スミレ「はい!GCPD戦闘教義指導要綱13番『一撃必殺』!ゼペリオンブラスター!シュート!」
エアリアルから放たれた一撃はシュバルゼッテの上半身を消し去り爆散、同時にリザルトが表示される。
―WINNER Sumire Sama―
スミレ「よかった~何とかなりました~」
ラプ「おいスミレ、デュナメスは味方じゃなくて対戦相手だから別に守る必要ないだろ?」
スミレ「そうかもしれないけど、目の前で危ない目に合ってる人がいたらどうしても助けたくなっちゃう性分で」
愛華「そこが狭間巡査のいいところなんですよ」
エリス『スミレが本庁でなんて呼ばれてるか知ってる?』
ラプ「?」
エリス『警察バカ、生まれながらの警察官、警察無かったら生きていけない』
スミレ「いや~照れちゃいます」
すみれ「それ褒めてるの?」
すみれも筐体から出てくる。
すみれ「あの、さっきはありがとう」
スミレ「はい!これで私たち友達ですね!」
すみれ「え?う、うん!よろしく、狭間巡査」
スミレ「スミレでいいですよ!」
すみれ「いや、同じ名前だし、ちょっと恥ずかしいっていうか」
スミレ「え~」
不満そうな顔をするスミレと困ったような表情のすみれ、そんな2人を見て微笑ましく思う愛華、だがエリスだけは別の事を考えていた。
エリス(最後のシュバルゼッテ、ウル・ソーンやグラスレー機と違って戦場に突然出現している。基本出てくる敵は何らかのアクションを挟んでるはずなのに、まるで
??? SIDE???
首尾よくいったか。とはいえ、今ので感づかれた可能性もある。しばらくは大人しくしておくか。
俺はすべての機器の電源を落とすと、引っ掛けておいた制服に腕を通し、仕事部屋の隣に作ったこの秘密の部屋から仕事部屋に戻った。
仕事部屋の窓から外を見る。この世界のどこかに奴がいる。そろそろ探し始めるかと思った矢先にアレだったからな。まさに鴨が葱を背負って来たというものだ。見ていろ、この恨みは必ず晴らしてやる!!
次回は再びスミレ視点を離れてサイドストーリー。
魔界から沖縄へ向かったシオン・クロヱ・トワ、その少し前魔界を発つ直前のお話。そして、スミレのルーツも明らかになる…かも?