【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ   作:波音四季

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先日、パーフェクトストライクフリーダムガンダムルージュを組みました。武装豊富で見ていて楽しいのですが、横幅が広くて置き場所を取るので、場所の確保に苦労しました。これに限らず、横幅・奥行が広いガンプラは場所に苦労しています。

今回は合同演習なのですが、またしても不穏な影が…。

例によって、劇場版SEED FREEDOMのネタがあるので、未視聴の方はご注意を。


PHASE15 猛襲!ブラックナイツ

ガンプラウォーズ ステージ:エルドア地区軍事緩衝地帯

スミレ・るり・レインチーム

スミレのエアリアルトリガーは地上に降り立つと、エスカッシャンをガンビットモードで展開し、ライフルと併せて攻撃を行う。レインのジムスナイパーカスタムもマシンガンで105ダガーを蜂の巣にしつつ、足底ヒートダガーでリニアガン戦車(タンク)を破壊していく。

 

るり「2人ともすごい、私も!」

 

白と濃紺で塗装された、るりのインフィニットジャスティスが脚部ビームブレイドで105ダガーの腕を切断し、続けざまにライフルで頭部を破壊する。その動きは2人と比べるとスタイリッシュさに欠けるが、堅実な戦い方ではある。

 

スミレ「どうですか、るりさん?ノーブルジャスティスの調子は?」

 

るり「悪くないです。ただ武器が多くてどう使えばいいのやら」

 

スミレ「う~ん、イモジャの方が良かったかもですね」

 

 

『ノーブルジャスティスガンダム』

『インフィニットジャスティスガンダム』を白と濃紺で塗装した栞葉るりの機体。ゲート処理、スミ入れなどの基本的な事しかしていないが、スミレの指導もあってそれなりに良いものになっている。

 

 

レイン「反省と改善は終わってから!敵はまだいるよ!」

 

 

 

愛華・ベル・都々チーム

都々「おりゃあああ!!」

 

ディランザアクストのアックスで105ダガーが両断される。ディランザの性能は高くないが、デカイ斧を振り回すだけでも十分な脅威になる。

 

ベル「立伝巡査、凄まじいな。僕も!」

 

ベルのG-セルフがライフルを撃つ。その少し後方からG-アルケインの対艦ライフルが防空施設の敵を一掃する。

 

愛華(開始から15分、そろそろ中ボスが出てきてもいい頃……っ!)

 

そう思った一瞬後、セルフとアルケインの間を赤い光線が通り過ぎる。

 

ベル「来た!」

 

渓谷の奥からデストロイガンダムが出現する。だが、左腕と背中の円盤が失われており、胸部のスーパースキュラも1門破損している。

 

愛華「ベル、散開!都々さんは一旦退避!」

 

ベル・都々「「はい!」」

 

スミレ「私が切り込みます!」

 

エアリアルが顔前で腕を交差して開く。スキル「モードチェンジ」によって赤い塗装が一瞬で青に変化し、スカイモードになる。エスカッシャンをビットオンフォームで接続すると、サーベルを展開しながら高機動でデストロイに迫る。デストロイはスキュラ、ツォーン、指先のビームガンで迎撃するが、隙間を掻い潜って飛ぶエアリアルには当たらない。

 

スミレ「そこ!」

 

エアリアルの斬撃で右腕を破壊される。その後ろからセルフとアルケインが続く。

 

ベル・愛華「「ハアアアアア!!」」

 

2機のビームサーベルがコックピットを貫き、その巨体を大地に横たえ、デストロイは沈黙する。

 

都々「すごい」

 

るり「これが、GCPDの実力」

 

愛華「気を引き締めなさい!Seekersが来ます!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??? SIDE???

「ふん、EASYとは随分ぬるい難易度でやってるな」

 

GCPDの3人の実力は申し分ない。これなら、AIの方も十二分に働いてくれるだろう。しかし、男性警官2人はいいとして、このレインという女は厄介だな。警戒しておこう。そして新米2人だが、ディランザの方は放っておいても大した脅威にならないだろう。だが、ジャスティスの方、コイツは叢雨が直接引き抜いただけあってGCPDでも屈指のエリートになりそうな予感がする。

 

「不安要素はさっさと潰しておくに限る」

 

真筆みたく妙な正義感でコソコソ動かれても困るしな。キーボードを操作すると、別のモニターに『Do you want to change the difficulty?・・・Y/N』と表示される。俺は迷わず『Y』を押し、難易度一覧から『Extreme』を選択する。この難易度は『HARD』より難しい『VERY HARD』をクリアした者しか挑戦できない所謂隠しモードだ。

 

 

以下のスキルが適用されました。

ブラックナイトシーカールドラ(エメラルド)

〇「闇に堕ちろ」

HGCEベースのガンプラの視界をハックし、味方機が敵機体に見えるようになる。スキル使用機が破壊される、または対象機の耐久50%以下で解除。

 

ブラックナイトシーカールドラ(ガーネット)

〇「みなごろし」

フィールドにシーカーズ機体を召喚し、トラッキングレーザーの対象となった機体にミサイル攻撃を行う。機体の数、ミサイルの威力は難易度によって変動する。

 

ブラックナイトシーカールドラ(スピネル)

〇「沈んでもらいます」

20秒間、残像を残す速度の高機動が可能となる。使用後は使用した時間と同じだけクールタイムが発生する。難易度Extremeではクールタイム無し。

 

ブラックナイトシーカールドラ(サファイア)

〇「終わりだ」

この機体が存在する限り、プレイヤー機は通信・ボイスチャットが出来なくなる。

 

ブラックナイトシーカーシヴァ

〇「アコード」

敵機と1vs1で戦闘を行う場合、自機の各ステータスを1.5倍する。難易度Extremeでは2倍になる。また、フィールドにいる自軍のブラックナイトが持つスキルを他のブラックナイトも使用できるようになる。

 

 

「あとはリタイアも封じて…よし、さぁて、何人生き残るかな?」

 

エンターキーを押して適用する。とはいえ、ここまで大掛かりなのはしばらくやめた方が良いな。今回は『キャリアー』が3機いたから出来たことだからな。

 

 

 

 

ガンプラウォーズ ステージ:エルドア地区軍事緩衝地帯

国境付近で5機の黒いMSが起動する。すべてブラックナイトスコードと呼ばれる機体だが、フロントスカートにはSeekers所属であることを示す『Sの上に?』のマーキングがされている。ブラックナイトシーカーシヴァを筆頭に4機のブラックナイトシーカーが上空へ飛び立った。

 

<作戦カイ始だ>

 

<あぁ、任ろ>

 

<了解>

 

<みな!>

 

ブラックナイツから設定されている音声が聞こえてくる。妙な事に所々ノイズのようなものが掛かっている。バグだろうか?

 

スミレ「来ます!援護を!―ザーッ―え?皆さん?」

 

ボイスチャットからはノイズしか聞こえない。ボリュームのダイヤルを操作するが、何も変わらない。

 

<あはは!死んじゃ!>

 

ハッとして前を見ると、ガーネットが自身に向けて赤いレーザーサイトを向けている。

 

―WARNING TRACKINBG!!―

 

警告の直後、上空に出現した無数のムラサメシーカーズ、ドダイに乗ったシーカーズスタークジェガンとジムⅢシーカーズ、地上のロトシーカーズが一斉にミサイルを発射する。回避しようとするが、飛んできたシヴァが一瞬エアリアルを抑え込み、回避できずに全弾命中する。レゾナンス・フェイズシフトのお陰でダメージはないが、訳が分からず地上に降りる。

 

スミレ「な、なんで?!」

 

<なで?周り見てみ

 

周りを見回すと、シヴァ、エメラルド、ガーネットにトラッキングレーザーを照射され、スタークジェガン、ジムⅢ、ロトの標的にされている。

 

スミレ「っ!?ど、どういう…?」

 

明らかに難易度EASYの物量ではない。

 

<お前をコロす!>

 

<ごめんネェ~!ラクス姫はあた達の事いらナイってさ!!>

 

エアリアルがモードチェンジを試みるが、後ろからエメラルドに右腕を斬られる。ガーネット、シヴァの斬撃はエスカッシャンで防ぐが、全方位からのミサイルに曝されてしまう。

 

ベル「スミレさん!」

 

セルフとアルケインが援護に向かうが、ムラサメシーカーズに阻まれる。

 

愛華「な、なんなのこの数!?」

 

明らかな異常を前に愛華はリタイアボタンを押すが、何も起こらない。

 

るり「一体、何が起こって?」

 

るりのジャスティスの前へエメラルドが降りてくる。

 

るり「ブラックナイト!」

 

<闇堕ち!>

 

ジャスティスのブルーのツインアイが真っ赤に染まり、モニターに映っていたエメラルドが消失する。

 

るり「消えた?ど、どこに…あ!」

 

エメラルドがディランザアクストに攻撃している。

 

るり「都々さん!」

 

ジャスティスがビームブレイドで腕を斬り落とすと、続けてサーベルで斬りつける。

 

都々「ちょ!るり!?何してんの!?」

 

ジャスティスが攻撃しているのは、エメラルドではなくアクストだ。突然攻撃してきたジャスティスに困惑する都々。アックスで防御するが、性能差があるせいで押されてしまう。

 

都々「るり!るり!?聞こえないの!?」

 

ジャスティスはエメラルドのスキルで視界ハックを受けている為、アクストが敵に見えているのだ。さらにブラックナイトのスキル「NJダズラー」で通信が無効化されている為お互いの声は届かない。

 

ベル「駿河巡査長!聞こえますか?!姉さん!」

 

―ザーッ―

 

相変わらずボイチャからはノイズしか聞こえない。

 

ベル「何がどうなってるんだ?あーもう!」

 

セルフがスミレの援護に向かおうとするが、エメラルドが立ち塞がる。

 

ベル「邪魔を、するなぁ!」

 

サーベルを振るうが、一瞬のうちに消失する。

 

<学習能力ネェな!>

 

ベル「何をぉ!」

 

エメラルドのライフルの攻撃をシールドで防ぐが、今度は全方位からミサイル攻撃を受ける。

 

愛華「ベル!」

 

援護に向かおうとするアルケインに向けてスタークジェガン達がバズーカを撃ち、進路を阻む。

 

レイン「急に通信が聞こえなくなった?何が…ん?」

 

レインのジムスナの真上をスピネルとサファイアが通り過ぎる。

 

レイン「アイツら、アークエンジェルに!」

 

<悪い沈んでもらいマスよ>

 

<めんどクセー>

 

対艦刀を出してアークエンジェルに向かうスピネルとサファイア。直掩のエアマスターバーストとエアマスターオーバーがバスターライフルで迎撃するが、ビームが命中しても爆発しないどころか仰け反りすらしない。

 

アクシア「ビームが効かない!?」

 

ローレン「フェムテク装甲ってやつか!」

 

<その通。見た!>

 

バーストの左腕が切断される。オーバーはショットガンに切り替えて反撃するが、射程が短く弾速も遅いショットガンでは思ったほどダメージを与えられない。

 

ローレン「チッ!接近戦しかないか!」

 

オーバーは片方のショットガンを捨てるとサーベルを抜いてスピネルに突っ込む。バーストも残った右手でサーベルを掴みオーバーに続く。その時、スピネルのビームマントが虹色に輝いたかと思うと、一瞬にして消失する。

 

ローレン・アクシア「「っ!?」」

 

予想だにしない光景に呆然としてしまう2人、ブラックナイトはその隙を逃さず、バーストとオーバーは胴体を斬られる。

 

ローレン「クソッ、これが怪物!」

 

アクシア「パタ姐、ごめん!」

 

僅かなダメージすら与えることが出来ずに2機は爆散してしまった。2機の撃破を見届けたブラックナイトはアークエンジェルの武装を破壊しつつ、トラッキングレーザーでジムⅢやスタークジェガンにミサイル攻撃をさせる。

 

レイン「ローレン!アクシアくん!」

 

遅れてやってきたレインのジムスナがミサイルとマシンガンを乱射しながら突撃してくる。マシンガンの弾が切れると、リロードせずに放り捨てサーベルとナイフを吹き出す。

 

レイン「お前らァァァッ!」

 

レインが絶叫しながらサーベルを振るうが、手応えはなく空を斬るだけ。後方へ回ったサファイアにサーベルを持った右腕を斬り落とされる。振り向いてヘルムの隙間にナイフを突き立てるが、スピネルのライフルでバックパックを破壊される。

 

レイン「くっそォォォ!」

 

制御が利かなくなったジムスナはそのまま炎上するアークエンジェルの炎の中に落ちていった。

 

ベル「レインさん!」

 

レイン機のLOSTが表示されると、ベルはそちらに気を取られてしまう。

 

<余所見してじゃぇ!>

 

エメラルドの斬撃がセルフの胴体を薙ぐ。

 

ベル「うわあああ!」

 

上半身だけになってもサーベルを抜きながらバルカンを撃つが、悪あがきにすらならない。エメラルドのライフルでコックピットを撃ち抜かれて爆散してしまった。

 

愛華「ベル!どうすれば?!」

 

愛華はなんとかこの状況の打開を模索するが、カスタムのされていないアルケインではどうにもならず、トラッキングレーザーによるミサイル攻撃で袋叩きにされてあえなく爆散した。

 

るり「いい加減にやられなさい!」

 

スミレ「るりさん!目を覚まして!」

 

エアリアルはエスカッシャンをシールドモードにしてジャスティスの斬撃を防いでいる。都々のアクストはジャスティスの攻撃ですでにボロボロだ。

 

スミレ「あーもう!目を、覚ませー!!」

 

攻撃の合間をエスカッシャンをガンビットモードで展開し、最低出力でオールレンジ攻撃を行う。

 

るり「ぐぅぅぅぅ!こ、こんなので……あれ?」

 

モニターに映っていた2機のルドラがボロボロのエアリアルとアクストに変わる。

 

るり「え?え?な、なんで?私は、なにを…」

 

突然動きを止めたジャスティスに2人は正気に戻ったと分かった。

 

都々「るり?良かった!もど―ザシュンッ!!―

 

るり「っ!」

 

スミレ「え?」

 

上空から落ちてきたシヴァの斬撃がアクストを袈裟懸けに切断した。さらにエアリアルを蹴り飛ばす。

 

るり「お前!お前ェッ!」

 

スミレ「るりさん!ダメです!」

 

スミレの静止は聞こえない。ジャスティスはサーベル、ビームブレイド、リフターのビーム刃を展開して突撃する。だが、シヴァの高速斬撃に対応できず、裂傷だけが増えていく。

 

<貴様勝てない!>

 

るり「なに!?」

 

<それ運命(さだめ)だから!>

 

シヴァの胸部装甲が開き無数の針が射出される。シールドで防ぐ間もなく正面から受け、同士討ちで消耗していたエネルギーが底を尽き、VPS装甲がダウンする。装甲とフレームを貫通し、右腕が吹き飛ぶ。針の嵐が収まるとジャスティスは地に伏し沈黙した。

 

スミレ「るり、さん…」

 

エアリアルがガンビットを展開するが、フェムテク装甲にビームは通じない。加勢にきた4機のルドラによってガンビットは次々と斬り捨てられる。シヴァによって残った左腕も斬り落とされ、5機からのトラッキングレーザーを照射されて無数のミサイルを受ける。そしてついにエアリアルのレゾナンス・フェイズシフトも落ちた。

 

スミレ「ハァ、ハァ、どうして、こんな…」

 

エアリアルはシーカーズの機体に取り囲まれており、ルドラのトラッキングレーザーでターゲティングされて逃げられない。シヴァがヒートソードの出力を上げ、向かってくる。

 

スミレ「くっ!」

 

ソードがエアリアルを斬る直前、どこからか飛んできた光弾がシヴァに命中し、体勢が崩れる。スミレが視線を向けると、水上を青いMSが飛んで来る。ブラックライダーの様だが、特徴的な円盤型のユニットはなく、青と白で塗装され、GE製ブルーセイバーを装備している。ルドラたちが標的を変えてトラッキングレーザーを照射するが、青白く太いビームがシーカーズ機体を一掃する。青い機体はシヴァを蹴り飛ばして無理やり距離を取らせる。

 

劾「スミレ、無事か!」

 

スミレ「その機体、チーフ?」

 

ガーネットが向かってくるが、今度は蒼い塗装のZガンダムが海ヘビで動きを止める。

 

ゲブル「これは中々やりがいがあるなぁ!陽彩!」

 

離れた位置でツインバスターライフルを構えた、赤いクリアパーツが青くなったウイングガンダムゼロ炎が再びツインバスターライフルを撃ち、地上のロトを破壊する。

 

陽彩「Seekers掃討完了……ターゲット……ブラックナイツ……確認……」

 

エアリアルを守るように紫に塗装されたベギルベウのカスタム機が降り立つ。

 

スミレ「『ベギルデカ』?室長!」

 

兼士「手酷くやられとるなぁ」

 

劾「問題ありません。3分で片付けます」

 

ゲブル「久々にやりがいがあるなぁ!」

 

陽彩「任務了解……ブラックナイツの殲滅……排除、開始……!」

 

陽彩の『ウィングガンダム アブソルートゼロ』は空へ舞い上がり、ゲブルの『Zガンダムブルーバード』はウェイブライダーとなって飛び上がる。劾の『ブルーライダー』が大地を蹴り、兼士の『ベギルデカ』が両手のベイオネットを交差させながらシヴァに向かった。

 




救援に駆けつけたGCPD精鋭メンバーによって窮地を脱したスミレ。今回の件がハッキングによるものと判明し、GCPDはハッキング元の特定及び戦力の立て直しを行う。一方その頃、天界に向かったホロメン達は天界学園を訪れていた。

次回 天界のホロリス


積みプラ消化したいので、しばらく空けると思います。
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