【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ   作:波音四季

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デストロイガンダム、無事ゲット出来ました。家電量販店のは全滅でしたが、流石にガンダムベースには常に在庫満タンの状態でした。今週、ライブの為に有休を取っているので、余裕があればその時に組みたいです。

新しいアクションベースも中々良いです。特にコンパスやファウンデーションのマーキングシールが付属しているのが良い。早速、ライフリ・イモジャに貼ってみましたが、メリハリが出てさらにカッコよくなりました。


PHASE19 Take me higher

ガンプラウォーズ ステージ:モンゴル平原

スミレ「なに…ここ・・・」

 

スミレの眼前に広がる景色は異常そのものだった。本来緑の絨毯のような平原はドス黒く変色しており、青いはずの空も黒雲に覆われている。

 

スミレ「ライン警視?市長?聞こえますか?」

 

インカムで外の2人に呼びかけるが、雑音が聞こえてくるだけで応答がない。

 

[ギギギギッ]

 

エアリアルトリガーの目の前に黒い泥の塊が現れる。

 

[オモチャ、キタ]

 

[オボエタコト、タメソウ]

 

[ギギギギッ、ロイガセイバー]

 

黒い泥の塊が人型に変わったかと思うと、ロイガセイバーの姿となる。

 

 

ロイガセイバーガンダム“Я”

自由を壊せ…‥正義を壊せ……女神も、天使も、すべてを壊す……それこそが我らの“救済”……破壊こそが救いの極致……

 

 

出現したロイガセイバーЯは全身が黒く血管のような物が浮き出ており、ツインアイの片方がギョロッとした生物的な単眼となっている。

 

スミレ「こいつが、Я?」

 

[ギギッ、アソボウ、コワソウ]

 

スミレ「通信が利かないなら、私1人でやるしかない」

 

エアリアルトリガーは玲二から受け取った再生阻害プログラム入りのビームライフルを撃つ。対してロイガセイバーЯは、上空に飛び上がって回避すると瞬時にMA形態に変形し、スラスターを吹かして黒雲の中に消える。

 

スミレ「消えた!?どこからくる?」

 

その時、黒雲の中から赤いビームが降ってくる。回避すると発射場所に向けライフルを撃つが、今度は別の場所からビームが降ってくる。ロイガセイバーЯは黒雲から飛び出すと、きりもみしながらアムフォルタスとハイパーフォルテスを連射する。

 

スミレ「エスカッシャン!」

 

エアリアルトリガーは後退しながらエスカッシャンを展開し、ロイガセイバーЯの攻撃を防御しながらライフルで迎撃する。だが、ロイガセイバーЯの高速機動に追いつくことが出来ない。

 

スミレ「なら、モードチェンジ!」

 

エアリアルトリガーが顔前で腕を交差して開くと、スキル「モードチェンジ」によって赤い塗装が一瞬で青に変化し、スカイモードになる。

 

[???]

 

[イロガカワッタ?]

 

エスカッシャンを機体のハードポイントに接続すると、ロイガセイバーЯに向かって飛び立つ。真後ろに着くとライフルで狙いを定めるが、ロイガセイバーがMS形態に戻って急制動を掛ける。突然の急制動にエアリアルトリガーは対応できず、勢いのままロイガセイバーЯの真上を通る。その一瞬、ロイガセイバーЯのクロ―がエアリアルトリガーの胸部から腹部を切り裂く。バランスを崩したエアリアルトリガーは地上に墜落する。

 

スミレ「くっ、強い…!―パキッ―え?」

 

プラスチックが割れる音がして台座のエアリアルトリガーを見ると、ロイガセイバーЯによって切り裂かれた箇所に大きな亀裂が入っている。

 

スミレ「っ!」

 

スミレは思わず息をのむ。

 

スミレ(これが、市長が言っていたダメージリンク?)

 

目の前で起こった光景がスミレにこの戦いはゲームではないという事を自覚させた。これまで様々な凶悪犯を相手にしてきたスミレも、この異常な現実を受け入れることが出来ず、恐怖心が湧き上がってくる。

 

[ギギッ、オワリダヨ]

 

ロイガセイバーは地上に向かってアムフォルタスを放つ。直後、地上で爆発が起こった。

 

 

 

ガンプラウォーズ 別の筐体

るりはスキャン台にノーブルジャスティスガンダムをセットし、IDカードを挿入する。

 

アルベルト『栞葉巡査長、アルベルトだ。話は佐々木市長から聞いた通りだ。出撃したらゲートを通って狭間巡査の援護に向かってくれ。ただし、ゲートの向こうはЯの領域だ。通信の類は一切が不能となる。こちらの支援は当てにしないでくれ』

 

るり「了解」

 

モニターが切り替わりエターナルのカタパルトデッキになる。

 

るり「スミレさん、今行きます。栞葉るり、ノーブルジャスティス、行きます!」

 

ノーブルジャスティスがエターナルから飛び出すと、眼前のダイヤ型の青いゲートに飛び込む。数秒ほど青い回廊を進み、入った時と同じダイヤ型の青いゲートを抜ける。そこはドス黒い泥のような大地と黒雲に覆われた空のステージだ。

 

るり「これは……」

 

想像していなかった光景に思わず絶句する。その時、地上の方で爆発が起きた。

 

るり「スミレさん!」

 

 

 

エアリアルトリガーはロイガセイバーЯのアムフォルタスを辛うじて回避することが出来た。しかし、着弾した際の爆風を防ぎきれずに横転した。そこへ上空から降りてきたロイガセイバーЯのサーベルをエスカッシャンで受け止める。

 

スミレ(このままじゃマズイ、何とかしないと!)

 

そう思った瞬間、ロイガセイバーЯの頭がビームで貫かれて爆発した。

 

るり「スミレさん!」

 

スミレ「るりさん!?」

 

ノーブルジャスティスのリフターがロイガセイバーЯに命中し、エアリアルトリガーから引き離す。

 

スミレ「るりさん、どうして?」

 

るり「佐々木さんに頼まれたんです。それに…あなたに謝りたかったんです」

 

スミレ「そんな、謝らなきゃいけないのは私の方で」

 

バキンッ!

 

ロイガセイバーЯが自身に突き刺さっているリフターを圧し折る。頭部はいつの間にか再生している。

 

るり「リ、リフターが!?」

 

るりの方でもリフターが破壊されたようだ。

 

[アタラシイ、オモチャダ]

 

[アイツモ、コワソウ]

 

るり「私が援護します!その間に立て直してください!」

 

ノーブルジャスティスはシールドのシャイニングエッジを投擲し、グラップルスティンガーを射出する。ロイガセイバーЯはシャイニングエッジをクローで叩き落とすと、グラップルスティンガーに捕らえられるが、変形して上空に飛び出す。ノーブルジャスティスは踏ん張ろうとするが、ロイガセイバーЯのライフルで右脚と右腕を破壊されてしまい、そのまま引っ張られて上空に連れ去られる。

 

スミレ「るりさん!」

 

エアリアルトリガーはエスカッシャンをハードポイントに接続して後を追った。

 

 

 

一方筐体の外では

 

玲二が神羅の力を使い、プレイ映像にかけられているノイズを取り除いていた。

 

玲二「やはりこれ以上は無理か」

 

アルベルト「問題ありません。これでも十分見えます」

 

モニターにはノーブルジャスティスを連れ去るロイガセイバーとそれを追跡するエアリアルトリガーが映し出された。

 

玲二「何をしてるんだコイツは?」

 

アルベルト「……市長、ロイガセイバーは単独での大気圏離脱が可能ですか?」

 

玲二「それは検証してませんけど、多分できると思います」

 

アルベルト「エアリアルトリガーはそれが出来ません。おそらくЯはエアリアルが失速したタイミングでジャスティス諸共アムフォルタスで破壊するつもりでしょう」

 

玲二「なんだって!?クソ!俺が行ければ…」

 

アルベルト「それは不可能です。我々GCPDのIDカードは悪用を防ぐために特殊な加工が施されています。そのカードの所持者以外に使うことは出来ないのです」

 

玲二「……」

 

アルベルト「大丈夫です。2人を信じましょう」

 

玲二「分かりました」

 

 

 

―警告!警告!適正高度を上回っています!―

 

筐体内から警告音が聞こえてくる。このまま上昇し続ければ失速して落ちるだけだ。そうなれば、一方的に攻撃されて破壊されてしまう。エアリアルトリガーはライフルを構える。

 

―Out of range―

 

まだ射程外、ロイガセイバーЯは捉えられていない。

 

スミレ「高く!もっと高く!」

 

警告音がさらに大きくなる。

 

スミレ「もう同じ間違いは犯さない!るりさんを助けるんだ!」

 

ロイガセイバーЯがさらにブーストを掛ける。

 

スミレ「もっと高く!!エアリアルー!!」

 

エアリアルトリガーのツインアイが一瞬強く輝き、僅かに加速する。Out of rangeの表記が消え、ロイガセイバーЯをロックする。

 

スミレ「そこ!!」

 

―バキュウゥゥゥンッ!!―

 

放たれたビームがロイガセイバーЯの右側のアムフォルタスを破壊する。黒煙を吹き出しながら失速し、そのまま地上に落ちていく。

 

スミレ「るりさん!」

 

エアリアルトリガーはノーブルジャスティスを受けとめると、そのまま地上に向かう。ロイガセイバーЯはそのまま地上に叩きつけられ爆発を起こした。

 

るり「スミレさん、ありがとう」

 

スミレ「無事でよかったです」

 

エアリアルトリガーは地上に降り立つと、動けないノーブルジャスティスを横たえる。

 

[ギギギギッ]

 

振り返ると、完全に再生したロイガセイバーЯがいた。否、完全ではない。再生阻害プログラムの入ったライフルで破壊されたアムフォルタスは再生していない。

 

[???、ナンダコレ?]

 

[アムフォルタスガ、サイセイシナイ]

 

スミレ「再生してない?上手く行ったんだ!」

 

[キタイノバランス、ワルイ]

 

[ナラコレ、モウイラナイ]

 

ロイガセイバーЯは残ったアムフォルタスを引き千切って地面に叩きつける。

 

スミレ「っ!?」

 

 

 

アルベルト「アムフォルタスを自分で引き千切った?何故だ?」

 

玲二「ロイガセイバーは耐久値が減ることで、アムフォルタスをパージして格闘戦モードになります。でもЯが憑りついている以上、延々と再生し続けるから耐久値が減ることはない。だから奴らは自らの手で引き千切るしかなかったんだと思います」

 

 

 

エアリアルトリガーはノーブルジャスティスから離れながらライフルを撃つ。ロイガセイバーЯは跳躍して回避すると、エアリアルトリガーの後ろに着地する。そこから回し蹴りでエアリアルトリガーを倒す。起き上がると、ボクサーか格闘家のようにパンチによる打撃とクローの斬撃でエアリアルトリガーに損傷を与えていく。

 

るり「スミレさん!」

 

スミレ「くっ!」

 

バルカンで牽制を試みるが、ロイガセイバーЯは再び跳躍し、今度は踵落としでエアリアルトリガーのブレードアンテナを破壊する。倒れたエアリアルトリガーの頸部を両手で掴み、持ち上げる。ミシミシとパーツが悲鳴を上げ始める。

 

[ギギッ、コワソウ、コワソウ]

 

スミレ「ぐっ…!モード、チェンジ!」

 

腕を交差させ開くと、青いが赤に変わる。防御力と格闘戦に優れたパワーモードだ。

 

スミレ「どりゃあああああ!!」

 

エアリアルトリガーは背負い投げでロイガセイバーЯを投げ飛ばす。立ち上がったロイガセイバーЯに踵落としを叩き込む。さらに再生阻害プログラム入りのビームサーベルを抜き、逆手に持つ。

 

スミレ「ふっ!でぇい!おりゃあああ!!」

 

これまでの意趣返しと言わんばかりに打撃と斬撃を加える。ロイガセイバーЯは斬撃を受けた場所は再生しない。

 

[ナニコレ?ナニコレ?]

 

[サイセイシナイ?ナゼ?]

 

[リカイフノウ、デモ、オモシロイ]

 

ロイガセイバーЯがライフルを撃ち、エアリアルトリガーもライフルを撃つ。ロイガセイバーЯの一撃はエアリアルトリガーの右肩を破壊し、右腕が吹き飛ぶ。エアリアルトリガーの一撃はロイガセイバーЯの頭部の左半分を吹き飛ばす。

 

[ギギギギッ!?]

 

エアリアルトリガーは吹き飛んだビームライフルを左腕で掴むと、エスカッシャンを接続させる。それを見たロイガセイバーЯはシールドを構える。

 

スミレ「ゼペリオンブラスター!シュート!」

 

エアリアルトリガーの必殺武器ゼペリオンブラスターから放たれたビームは、ロイガセイバーЯのシールドで数秒だけ受け止められる。だが、シールドは溶解し、上半身がビームに包まれる。

 

[?????]

 

ロイガセイバーЯの上半身ごとコアを破壊し、残った下半身はボロボロと崩れ去った。

 

スミレ「ハァ、ハァ、終わった…?」

 

スミレは横たわるノーブルジャスティスの許へ向かう。

 

るり「スミレさん、流石ですね」

 

スミレ「いいえ、まだ全然です。こんなにボロボロじゃ…」

 

るり「ううん、貴方は強い。私なんかよりずっと…」

 

スミレ「るりさん…この前はごめんなさい。私が不甲斐ないばっかりに」

 

るり「違います!悪いのは私です。敵のスキルの影響を受けていたとはいえ、貴方を傷つけてしまった。本当にごめんなさい」

 

スミレ「違います!私が!」

 

るり「いいえ、私が!」

 

スミレ・るり「「……」」

 

るり「ふふっ、やめましょうか」

 

スミレ「えぇ、話しは後にしてこれを終わらせましょう。警視、聞こえますか?敵は倒しましたよ」

 

―ザーッ―

 

しかし、聞こえてくるのは雑音だけだ。

 

スミレ「雑音……?まさか!!」

 

直後、エアリアルトリガーの足元が爆発した。

 

[ギギッ]

 

[ギギィッ]

 

[ギギギギッ]

 

編隊を組んで飛行していた3体のロイガセイバーЯがMS形態となって降り立ち、2機を囲んだ。

 

スミレ「ロイガセイバーが3体も!?」

 

るり「そんな…倒したはずじゃ」

 

[オドロイテル、オドロイテル]

 

[オマエタチノ、タタカイカタ、オボエタ]

 

[タクサンツクッテ、ミンナデコワス]

 

[コレナラ、マケナイ]

 

[ソシテ、モット、タノシイ]

 

スミレ「っ…ど、どうすれば」

 

エアリアルトリガーはボロボロ、右腕も失われており、ライフルもエスカッシャンもさっきのゼペリオンブラスターでエネルギーがない。本体もいつフェイズシフトダウンしてもおかしくない状況だ。

 

るり「スミレさん、私を囮にして逃げてください」

 

スミレ「イヤです!絶対に見捨てない!絶対に!」

 

3機のロイガセイバーЯが両手でビームサーベルを抜く。

 

[ギギッ、サヨナラ]

 

―バキュウゥゥゥンッ!!―

 

突如、1体のロイガセイバーЯがビームに貫かれた。

 

[!?、ダレダ]

 

そこにはG-セルフがいた。

 

ベル「スミレさん、無事ですか?」

 

スミレ「ベルさん!」

 

G-アルケインも出現し、攻撃を行う。

 

愛華「単騎でよく頑張りましたね」

 

スミレ「巡査長!そちらも倒せたんですね!」

 

愛華「えぇ、思ったより楽でした」

 

3機のロイガセイバーЯがMA形態となって突っ込んでくる。

 

劾「下がってろ」

 

劾のブルーライダーがブルーセイバーを変形させてブルースライダーにし、サーフボードに乗るようにしてその上に搭乗する。

 

劾「GCPD戦闘教義指導要綱13番『一撃必殺』!」

 

ブルースライダーの斬撃がロイガセイバーЯ達を切り裂く。

 

劾「指導、完了」

 

コアごと切り裂かれた3機は爆散する。同時に平原は美しい緑へ、空は澄み渡る青へ戻っていった。

 

るり「すごい」

 

スミレ「やっぱりチーフは凄いなぁ」

 

眩い朝日がブルーライダーを照らし出す。その姿は英雄の様でもあった。

 

 

 

 

 

数十分後

玲二とアルベルトは帰還した劾から報告を受け取っていた。

 

玲二「……これは」

 

劾「恐るべき能力だ。奴らのラーニング能力は俺達の想像をはるかに凌駕している」

 

 

マガブリッツガンダム“Я”

奏でられるは……破壊の旋律……闇覗くモノよ気を付けろ……そこに潜むは、破壊の災禍なり……

 

 

玲二「仁斗のブリッツか」

 

劾「ミラージュコロイドに、マガノイクタチ、さらにはエネルギーを自身の攻撃に上乗せする能力まで持っている」

 

玲二「ロイガセイバーは4体出現している。Яは確実にこちらの戦術を学んでいる。早急に手を打つ必要がある」

 

劾「そうだな。警視、追跡は出来ているのか?」

 

3体のロイガセイバーЯを破壊した後、エアリアルトリガーはЯの残滓に追跡プログラムを撃ち込むことが出来た。

 

アルベルト「いいえ。やはりチート用のプログラムではダメか。Я用の追跡プログラムを組む必要がありますね」

 

玲二「しかし、再生阻害プログラムは上手く働いてくれた。こっちも改良できますか?」

 

アルベルト「お任せください。次の襲撃までには完璧な物を用意しておきます」

 

玲二「お願いします。取り敢えず、今回は何とかなった。だが、次も上手くいくとは限らない」

 

劾「あぁ、俺はメンバーの育成を急ぐ。るりも志願してくれたしな。市長、手間をかけて悪いが、るりのガンプラも頼めるか?」

 

玲二「元よりそのつもりだ。GCPDは巡査部長に任せる」

 

 

 

 

 

ホロライト警察署 倉庫

会議を終えた劾は、誰もいない倉庫で電話を掛けていた。

 

劾「私です。送った資料は見ていただけましたか?」

 

『あぁ、実に興味深い。録音してくれた音声がなければ、とても信じられなかったがね』

 

劾「それで、どうなさるおつもりで?」

 

『君はどう思う?これネタに佐々木玲二に脅しでもかけるか?』

 

劾「いいえ、それは得策ではありません。佐々木玲二が伝承の神羅族ならば、その真の力は恐ろしいものです。敵対行為をするより取り入っておいた方がよろしいかと」

 

『だろうな。突かないでいい藪をつついて、ヘビよりも恐ろしいモノを出す必要はない』

 

劾「それと九条総監の方ですが、妙な動きがあります。加納副総監とその一派を取り込んで何かやろうとしているようです」

 

『ふむ…申し訳ないが劾、もう少し踏み込めないか?』

 

劾「難しいですね。それに俺が動かずとも、真筆がホロライトの探偵を動かしているようです。それを待つべきかと」

 

『分かった。娘の警護も引き続き頼む』

 

劾「抜かりありません。信頼できる連中を付けてありますから」

 

『そうか、ありがとう。君も娘さんを大事にな』

 

劾「分かっています。では、また後日連絡します、鞍院長官」

 

 

 

 

 

ホロライト図書館

シェリン「こんなに新聞ばっかり引っ張り出して、何の意味があるんですかねぇ?」

 

アメリア「総監のプロフィールにあったのよ。彼が生まれた年に、何かの事件に巻き込まれたって。それを探れば、何か分かると思ってね」

 

シェリン「探偵の勘ってやつですか?僕は特に何も感じませんけど?」

 

アメリア「解決してきた事件の違いかしらね?ん?」

 

アメリアが手に取ったのは、30年前の新聞、地方欄に小さく『助産婦が新生児を殺害しようとして逮捕された』という記事が掲載されている。

 

アメリア(出生地が同じだ。九条総監が巻き込まれた事件ってのはこれかしら?)

 

シェリン「なんかありましたか?」

 

アメリア(助産婦が新生児を殺そうとする。ありそうな事件だけど、何か引っかかるわね?会いに行ってみるか)

 

 

 

 

 

[ギギギギッ、アイツ、オモシロイ]

 

[イロガカワルト、タタカイカタモカワル]

 

[ヤツノチカラオボエタ、シンラノチカラデタメソウ]

 

[イヤ、シンラノチカラニハ、コッチヲツカウ]

 

電子の海にブラックナイトスコードルドラの様な機体が現れる。

 

[イイヨ、ドイツニツカウ?]

 

[アノ、ツマラナイヤツ、オモシロクシテヤロウ]

 

[ジャア、アイツノデータ、アツメル]

 

Яはデータベースに侵入すると、膨大なデータの中からとある人物のリプレイデータだけを観察する。

 

[ギギギギッ、ヤミニオチロ]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[シラカミ フブキ]

 




サブタイで気付いた人もいると思いますが、今回はウルトラマンティガのとある回の影響を受けてます。ロイガセイバーもその回の怪獣をベースに作製したので、結構前からやってみたいと思ってました。

さて次回は、響大和視点。キラ・ヤマトのリ・イマジネーション(生まれ変わり)である大和ですが、何やら悩んでいる様子。そんな彼に手を差し伸べたのは、同じガンダリウムランカーの・・・
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