【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ 作:波音四季
中古ショップ巡りをしていたら、初期ゴールドフレームのRGを見つけたので即買いしました。デュエルのバズーカ「ゲイボルグ」が付いたり、右腕喪失状態も出来るのは良いですね。ガンブレ2でレッドフレームを塗装して使ってた頃を思い出す…ここでもいつか登場させたい。
4月27日 ホロライトシティ船着き場
仁斗「今日は一段と人が多いですね」
美明「エキシビジョンだから当然ですよ」
新「この人数の前でやるのか…緊張するなぁ」
新達風音高校ガンプラ部は、この日行われる全国大会開会式とエキシビジョンバトルの為にホロライトシティに来ていた。開会式自体はガンプラウォーズ公式で配信されるのだが、前回大会のベスト8までのチームは、無条件で開会式に参加することが出来るのだ。
「ここがホロライトシティか~」
「
「真矢、あんまりキョロキョロしないで?」
新「おい、後輩!初めてではしゃぐのは分かるけど、他のチームもいるんだから、舐められるんじゃないぞ!」
一騎「はい!飛鳥先輩!」
仁斗「新?先輩風吹かすのはいいですけど、プレッシャー掛け過ぎないでくださいね?」
真理愛「それに、初めてではしゃいでたのは、アンタも同じでしょ?」
新「ちょ、それは言わないでくれよ!」
「一騎、飛鳥先輩ってさ、漫画によくある後輩に強くて先輩に弱い先輩っぽいよな?」
一騎「甲洋もそう思うか?」
さて、ここで後輩4人の出展元と設定を書いておこう。なお、一騎については第1章最終話で公開済みなので、ここでは割愛する。
蒼穹のファフナー
竜宮島出身の少年。原典ではファフナーマークフィアーのパイロット。本作では、一騎の幼馴染で親友。記憶力に長けており、1度見たものは忘れない。使用機体は『HGガンダムデスサイズ』をベースとし、近接戦に特化した『ガンダムポイズナー』。
蒼穹のファフナー
竜宮島出身の少女。原典ではファフナーマークジーベンのパイロット。本作では翔子の友人。初対面でもグイグイいく性格だが、自分の想いは中々口に出せない。使用機体は『HGバスターガンダム』を長距離狙撃仕様にカスタムした『スナイパーガンダム』。
蒼穹のファフナー
竜宮島出身の少女。原典ではファフナーマークゼクスのパイロット。原典では病弱だったが、本作では怜と同じ短命種であり、50歳まで生きられないという以外健康状態は良好。サポーターなので使用機体はないが、『ヴァンセイバーガンダム』は気に入っている。
一騎「部長は、もう来てるんですよね?」
新「あぁ、下見だってさ」
風音高校の部活では2年生から部長になることが慣例となっている。今年は怜が新部長となっている。
美明「いい?向こうの人達に粗相がないように、それと他校と喧嘩しちゃダメだからね?」
「「「「はーい」」」」
美明「新もよ?」
新「え?なんで俺も?」
コンサート用ドーム
本来は新生アイドルのライブコンサートで使用されるドーム。今回の開会式はここで行われる。
甲洋「でけ~」
一騎「ここじゃ見るものすべてが規格外だよな」
真矢「翔子翔子!あの制服ユニオン大附だよ!あっちは鉄火工業高校だ!」
翔子「前の大会のベスト8が来てるんだっけ?動画で見た人達ばかり」
新「いいか、堂々としてるんだぞ?なんたってうちは」
「おやおや、前回大会の優勝チームではないですか」
新「そう、ウチは前回大会の優勝チーム……誰だ?」
振り向くと、そこには天界学園の制服を着た8人組がいた。
仁斗「天界学園」
オルフ「如何にも。今年から部長に就任しましたオルフ・タムラです。以後お見知りおきを」
オルフが恭しく頭を下げリンもそれに倣うが、後ろの連中は会釈すらしない。
甲洋「あれが天界学園?前回のベスト8の8位か。案外大したことなさそうだな」
一騎「そうか?」
真矢「でも、天界学園ってエリートなんでしょ?後ろの人達エリートって感じしないなぁ」
新「よぉ!明日音じゃないか!中学以来だな、元気してたか?」
当の明日音はフイっと顔を背ける。
オルフ「君が噂に聞く『ガンダリウムキラー』か」
新「あ、あぁ、まぁ」
オルフ「君もエキシビジョンに出るんだろう?お互い、良い勝負が出来るように頑張ろう」
新「も、勿論だ」
オルフ「では」
風音メンバーの横を通り過ぎて会場に入っていく天界メンバー、明日音は最後まで新と目を合わせなかった。
フィン「前回大会優勝チームって言ってたけど、大したことなさそうだな?」
リュウ「油断は禁物ですよ?相手はあの『ガンダリウムキラー』ですからね」
フィン「チームのエースが強いってだけさ。他はどうってことない」
リラ「明日音~、中学の同級生でしょ?やれるの~?」
明日音「バカにしないで!あんなの友達でも何でもないわ」
リラ「こわ~いw」
リン「貴方達、沢山の観客がいるんですから、不用意な発言は慎みなさい」
リラ「も~、お姉は堅っ苦しいんだから」
会場入口
一騎「あの、なんで入らないんですか?」
新「怜を待ってるんだよ。アイツがいないと始まらないだろ?」
そこへ見慣れた金髪の少年が歩いてくる。
怜「待たせたな」
新「怜、待ちくたびれたぞ…って玲二さんにまつりさん?」
玲二「よぅ、1月以来だな」
まつり「久しぶり!元気だった?」
新「はい!あ、紹介します。今年から入った後輩です。皆、こちら佐々木玲二さん。ガンプラウォーズを作った凄い人だ。隣は佐々木まつりさん。俺の恩人の一人だ」
一騎「初めまして、真壁一騎です」
甲洋「春日井甲洋です」
翔子「羽佐間翔子です」
真矢「遠見真矢でーす!佐々木さんのことは竜宮島でも有名ですよ」
玲二「ハハ、嬉しいな。これから会場入りだろ?遅れるなよ?」
まつり「新君はエキシビジョンに出るんでしょ?頑張ってね」
新「はい!天界学園には負けませんよ!」
会場廊下
開会式は滞りなく終わった。この辺のくだりは長くなるので割愛する。いずれオムニバスで出そうと思っているので、しばらくお待ち頂きたい。参加した8校の名前だけここに記しておく。
・風音高校
・大武高校
・ユニオン大学附属高校
・
・
・鉄火工業高校
・聖バエル学園
・天界学園
美明「新、頑張ってね」
新「おう!任せとけ!」
新は風音一行と別れてエキシビジョン参加者の控室に向かう。
新「あ」
オルフ「む」
バッタリ出会う二人。
オルフ「先ほどはどうも」
新「あ、こちらこそ」
方向が同じなので、しばらく並んで歩く。
新「あのさ、初対面でこんな事聞くのもなんだけど、聞いていいか?」
オルフ「どうぞ何なりと」
新「アンタってさ、ロリコンって本当なのか?」
ズコーッ!と盛大にズッコケるオルフ。
オルフ「貴様!いったいどこからの情報だそれは!?」
新「うちのサポーターだよ。天界学園の知り合いに聞いたらそんな噂があるって」
オルフ「デマだ!ガセだ!断じてそんなことはない!」
新「でも、必死に否定してると、ガチっぽさが出て…」
オルフ「違うと言っている!もういい!知らん!」
肩を怒らせながら自分の控室に入っていった。
新「知らんってなんだよ」
新も控室に入ると、ケースから以前作製した『RGデスティニーガンダムSpecⅡ』を机の上に置く。
新「怜から大会で使わないやつにしとけって言われたけど、ホントにこれでいいのかな?ま、アイツのいう事も一理あるしな」
なぜかというと、オーバーロードやフェイトを使うと、機体のスペックや武装、スキルなどの情報アドバンテージを与えてしまいかねないからだ。
新「そういえば、タッグ組む人って誰なんだ?あおぎり高校って言ってたな。まだ時間あるし、
スマホを操作し、真理愛の妹の愛唯から送られてきたデータを呼び出す。彼女は風音中学校の3年生で風音高校チームではないが、データ収集が得意な為、他校のデータ集めなどでよくサポートしてくれている。先ほどのオルフの情報も彼女からだ。それだけでなく、新がエキシビジョンであおぎり高校のメンバーとタッグを組むと聞くと、詳しくない新の為に色々調べてくれたのだ。
新「えーっと…
『音霊魂子:あおぎり高校のリーダー的存在。佐々木玲二を狙っている』
『石狩あかり:あおぎり高校の常識人。佐々木玲二を狙っている』
『大代真白:あおぎり高校のセンシティブ担当。佐々木玲二を狙っている』
『山黒音玄:獣人ではなく幽霊族。佐々木玲二を狙っている』
『栗駒こまる:あおぎり高校の歩く18禁。佐々木玲二を狙っている』
『千代浦蝶美:あおぎり高校のアイドル。「
『我部りえる:生徒ではなく教育実習生。佐々木玲二を狙っている』
『エトラ:お尻が大きい。数少ない佐々木玲二を狙っていない人』
『春雨麗女:女好き。佐々木玲二が嫌い』
なんだこれ。碌な情報ないじゃんか。つか玲二さん狙われ過ぎ…ん?
『ぷわぷわぽぷら:本名風和ぽぷら。1月からあおぎり高校に転入』
この子、確かあの時の…」
コンコンコン
新「はい、どうぞ」
蝶美「失礼しま~す」
ドアが開き、桃髪ツインテールの少女が入室してきた。
新「千代浦蝶美さん?もしかして、俺のタッグメンバー?」
蝶美「そうだよ。初めまして新君。千代浦蝶美です!」
新「よろしくお願いします!『蝶の女王』の蝶美さんが一緒なら怖いもの無しですよ!ところで、タッグチームは3人って聞いたんですけど、あとの1人は?」
蝶美「え?あれ?どこいった?」
二人して部屋の中を見回すが影も形もない。蝶美が外を除くと…
蝶美「あ!こんなとこにいた!ほら、挨拶しないと!」
「ま、待ってよ先輩!まだ心の準備が~!」
蝶美に引っ張られながら入ってきたのは、明るいグリーンの髪の少女だ。
新「あ、やっぱり…」
蝶美「新君、この子うちの後輩ね。ほら、挨拶しないと」
ぽぷら「こ、こんには新君、ぽぷら、です」
新「よろしく…前に、会ったよな?」
ぽぷら「う、うん、その節はどうも」
新「その、あの時は、ごめん。俺、変なとこ触ってなかった?」
ぽぷら「だ、大丈夫だよ!変なとこなんて触られてないから!むしろまた触ってほしいっていうか…」
新「え?」
ぽぷら「な、何でもない!あ、新くんのリプレイいつも見てて、一緒のチームになれるのすごく楽しみにしてたんだ!」
新「そうなの?なんか嬉しいな。そう言ってくれて」
照れくさそうに笑う新。
ぽぷら(はぅ///笑顔可愛すぎ!好き♡)
それを見て内心で身悶えしつつも、表に出ないよう必死で堪えるぽぷら。
蝶美「…え?何この空気?ちよお邪魔?辞退した方が良い?」
蚊帳の外にされている蝶美は辞退を検討していた。
会場
まつり「みなさ~ん!こんにちはー!!」
『こんにちはーーー!!!!!』
まつり「ガンプラウォーズ全国大会エキシビジョンバトル、司会を務めさせていただきます、皆のアイドル!夏色まつりでーす!そして!」
玲二「本日解説を務めさせていただく、ホロライブプロダクション日本支部支部長兼にじさんじ日本支部総合マネージャー兼ホロライトシティ市長、並びにガンプラウォーズ開発責任者の佐々木玲二です」
まつり「玲二君やっぱりその肩書長くない?よく噛まずに言えるね?」
玲二「慣れた」
会場から笑いが起こる。掴みはバッチリのようだ。
まつり「そしてもう1人、リモートでの参加になるけど、この人も駆けつけてくれました!ガナハ・エレクトロニクスの我那覇イブ社長です!」
イブ『皆様ご機嫌よう。ガナハ・エレクトロニクス代表取締役社長我那覇イブです』
まつり「さて、今回行われるエキシビジョンバトルの詳細を説明します!ステージは去年ジェガンフェスで行われた『アクシズ落とし阻止ミッション』!迫りくるネオ・ジオン軍を突破し、ネオ・ジオン総帥機を撃破すればゲームクリア!所持ポイントの合計が最も高いチームの勝利となります!」
玲二「なお、ジェガンフェスの時はジェガン限定でしたが、今回は全てのガンプラを使用できるようになっています。撃破された場合はジェガンフェス同様、所持ポイントを半減して再出撃となります」
まつり「それでは、今回のエキシビジョンバトルに参加するプレイヤーを紹介しまーす!まず1人目は、前回大会の優勝チームのエース!これまでに3人のガンダリウムを撃破した非ガンダリウム最強!『ガンダリウムキラー 飛鳥新』!!」
入場口からステージに向かって歩いてくる新。必死に笑顔を作ろうとしているが、どうも引きつってしまっている。しかも、右手右足、左手左足が同時に出ている。
フィン「あーあ、顔引きつってるよ」
リラ「歩き方カッコ悪~い」
甲洋「先輩、なんで後ろの席にコイツら座ってるんですか?」
真理愛「知らないわよ」
真矢「でもカッコ悪いって言うのは間違ってないかも?」
仁斗「シィー、静かに」
まつり「続いて、前回大会のベスト8!天界学園ガンプラ部のニューリーダー!『才将 オルフ・タムラ』!!」
オルフは新と違って実に堂々と歩いている。やたらと飛んで来る黄色い歓声にも手を振ってくらいの余裕がある。
リン(ハァ…なんだかんだ言って、やっぱりオルフが一番ね)
リラ(お姉が乙女の目になってる)
一騎「あの人、そんなにカッコイイのか?」
真矢「え~私はそうは思わないな~」
リン「…は?」
真矢「翔子はどう思う?」
翔子「私は別に…一騎くんや春日井くんの方がカッコイイと思うよ?」
真矢「だよね~」
リン「~~~~~っ!」
リラ「お、お姉!落ち着いて!」
今にも飛び掛からんとしているリンを抑えるリラ。
まつり「そして、サプライズゲスト!ビルドワールドからの来訪者!新生ビルドダイバーズのリーダー!『ヒロト』!!」
まさかの人物の登場に会場のボルテージはすでに最高潮に達していた。
新「まさか、あのヒロトと戦えるなんて思わなかったな」
オルフ「光栄の極みです。よろしくお願いします」
ヒロト「あぁ、よろしく」
まつり「そして、3人とタッグを組むチームメンバーの皆さんでーす!」
・新チーム
千代浦蝶美&ぽぷら
・オルフチーム
春雨麗女&エトラ
・ヒロトチーム
音霊魂子&栗駒こまる
人選理由としては、蝶美とぽぷらは自分から志願、麗女は先日蝶美と拓哉に手伝ってもらって組んだ機体を試してみたいらしく、エトラを誘って参加してくれた。残る2人はというと…
魂子「こまる、いつもは玲二さんを取り合う仲だけど、今日はそうじゃないよな!」
こまる「当然じゃないですか、先ぱ~い!このバトルに勝って、玲二さんとお近付き…じゃなくて、コラボ配信しましょうね!」
不純な動機であった。当初「ヒロトチームはにじさんじの誰かにすべきだ」という意見がホロメンから出たが、他2チームのメンバーがあおぎりで、1チームだけにじさんじというのは流石におかしいし、何よりガンプラウォーズの腕前は他の4人に次ぐ上手さなので、この人選となった。上手いと言っても蝶美以外は皆似たり寄ったりなのだが…。
ヒロト(どういう人達かは事前に聞いてたけど、あんまり期待しない方がいいか)
各々が用意された筐体に入り、ガンプラをセットする。
―Get Ready―
新のモニターがスーパーミネルバ級ミレニアムのカタパルトデッキに切り替わる。
新「飛鳥新、デスティニー、行きます!」
デスティニーがカタパルトから飛び出すと、翼を広げてアクシズへの進路を取る。すぐに左右に蝶美の『バタフライフリーダム』とぽぷらの『ゲルググメナース』が並んできた。
新「蝶美さんは俺と一緒に前線で撃ちまくります。ぽぷらさんは後方から援護を」
蝶美「了解だよ」
ぽぷら「う、うん」
離れた所には、オルフのガンプラと思われる白いブラックナイトと淡い青色のグフとドム、ヒロトのアースリィガンダムにファラクトとルブリスが飛んでいる。
―Until Contact―
―5―
―4―
―3―
―2―
―1―
―Contact!!―
今ここに、エキシビジョンバトルの火蓋が切って落とされた。
途中で登場した高校は実在の高校名を参考にしつつ、ガンダム作品の様々な名前を使って創作しました。元ネタについてはそのうち活動報告で。
本編で省いたあおぎり高校メンバーの詳細
『嫁ノ萌実:あおぎり高校の新入生。なぜかベテランの貫禄がある』
『水菜月夏希:あおぎり高校の卒業生。音霊魂子の幼馴染』
さて次回は、いよいよエキシビジョンバトルが開幕!各プレイヤー達の奮闘により接戦を繰り広げる。すでに攻略情報の出回ったマップであるため、苦戦することはないと思われたが、玲二とイブによって密かに伏兵が投入されていた。勝利の栄冠は、果たして誰の手に?