世界最古の魔法使い【一章完結】   作:I'mあいむ

1 / 21
色々ゴッチャになると書きづらいんで最初はフリーレンの世界で行きます。その後でフェイトらへんの世界へ行こうかなと。つまりクロスオーバーではない!?
一発ネタですお願いします。


~世界で最もいらないピース~
プロローグ The フリーレン


死んだ

 

端的に言おう、死んだのだ。

 

死んだ理由は思い出せる。しょうもないものだ。未熟なる身は朽ち、何故か精神が、確かに存在している。

思考は止まず、自我の崩壊は無いことを悟った。

 

死ぬってこういうことなのか?

 

いやほんとマジで。どうなっとるんこれ?精神だけが漂っている状態はマジで意味分からんて。

 

どうしよう…………?

 

 

***

 

視界は真っ暗で何も見えない。というか視覚ってものが無いんだろう。そもそも体が存在しないんだ。精神が存在するのもおかしいが。精神は脳ではなく、魂に宿るものだったのか。ほんとこの状況だとそれしか分からんね。

 

しばらくこの状態でいたら少しは落ち着いた。それにしても俺の人生も終わったのか。感慨深いというかなんと言うか。ほんと若くして終わった感半端ねえな。18は流石になあ。まだ新成人の歳だぞ?いや、誕生日遅いからまだ17か。

満足していない訳でも無い。それなりに上手くやれていた時期だった。恐らく全盛期ともとれる時期に終われたというのはある意味幸運かもしれない。俺の人生は彼処から転落する一方だったのかもしれない。

でもなあ、別に未練という程でも無いが、もう少しだけ夢を見ていたかった。彼らとの幸せな夢を。普通の高校生活という幸せをもう少しは享受したかった。30、40になって誰かと話がしたかった。

 

俺まだ童貞だよって、今更後悔したよって、そう言いたいだけだったんだけどな。万人から認められるような夢は持たなかった。持たないようにしてきたつもりだ。だけど下らなく、低俗な、それでも友人とは笑えるような夢があった。

結果的にその夢は叶ったけど、過程が足りない。一生童貞っていう馬鹿な夢は、不本意な形で叶えられた訳だ。魔法使いくらいにはなりたかったんだけどなあ。

 

結局未練タラタラだな俺。仕方ないか、楽しかったんだから。

ここで俺は意識を手放した。これ以上考えるのは必要無いと思ったから。ここが死後の世界で永遠に続くのなら、取り敢えず今はいいやって思った。

 

 

***

 

 

どれだけ時間が経ったのか、果てしない時間が流れたのか、数時間しか経ってないのか。そんな時、何故か視界があるのに気づいた。色の存在を認識したのだ。緑が見えた。

 

は?どういうことだ?なんで見えてる?自分はどうなってる?

手は、ある。足もある。体が存在し、嗅覚と聴覚も機能を果たしていた。そういう感触がある。見えてはいないが感覚がある。

いつの間に?何時からこうなっていた?全く分からないが取り敢えず周りを見渡した。見渡そうとした、がそれは出来なかった。首が動かない。どうなってる?なんだこれ?

 

「オギャァ」

 

は?

 

***

 

感覚機能を取り戻してから暫く、どうやら体が思ったように動かせない。いやはやどうなってんのやら。いやまあ……分かってはいる。自分がどういう存在なのかは分かってるんだが理解したくない。いやだってそりゃあ赤子って。嫌だよそれは。現実逃避の一つもしたくなるもんさ。

 

という訳で赤子になった森田です。はい。いやーどうしたもんかなこの状況。八方塞がりですよホンマ。親がいるのかどうかも分からないからなにも出来んし、俺このまま餓死確定?

最悪なので抗いましょう。俺に出来ること無いけど。

赤子の状態でどうしろってんだ!!ふざけんな!

 

恥ずかしいけど泣くか?腹括るか?いやそれ以外に選択肢もないのか。やるしかねえ(必死)!!

 

***

 

はい。何の成果も、得られませんでしたあ!!

いやどうするよこれ。どうすれば良い?誰か助けてクレメンス。

魔力とかねえのかよ魔力とかさ。便利チートねえの?この状態じゃあおれ死ぬぞ。もってあと数日だろ?死ぬのか?俺死ぬのか?クソッ!まだ死にたくねえ!

 

***

 

結論。魔力有りました。何で?何であるん君?なにここ異世界なん?俺異世界転生したん?

 

何か頑張って見たら浮けるわ。でも浮けるだけ。俺が浮けるだけで動くことは出来ない。けど浮けるってことは力が掛かってる。もしくは重力とか引力とかを弱める力が発生してるってことだよな。それなら体勢とか絶対変えられるだろ。自由自在に動けるようになるだろ。

はい、修行します。

 

 

完了!!パーフェクト森之内様だぜ!!

でもヤバいな。時間を掛けすぎた。急がないと餓死するかもしれない。取り敢えずここは森だ。何か木が生えてるし森やろ。つまりは木の実だ。

やるしかねえ!急げ!まだ間に合う!

 

***

 

まじ疲れた。木の実無さすぎ。見つけられたの三個だけ。一つの木から全部採った奴だけど。というか木の実探す為に使った魔法のせいで本当に疲れた。木の実三つ程度足りるかな?

 

 

足りました。赤ちゃん効率良いね。

 

 

***

 

 

はい。数年経ちました。え?時間経ちすぎ?うるせえ!!何も無かったんだよ!精々が立てるようになったのと使える魔法が増えたくらいだ。ずっと森から抜けらんねえから何もねえんだよ!!異世界だからって主人公とかヒロインがいるとか思ってんじゃねえ!!

 

いやーそれにしてもこの森広すぎない?(情緒不安定)

数年進んで抜けらんないとか舐めてんのかな?そりゃ勿論子供の歩幅だから遅いのはそうなんだけどね。疲れたら魔法使ってるし其れなりに進んでる筈なんだけどねえ。動物も見掛けないし。川は在るんだけどなあ。

 

はい、馬鹿でした。魔法で森の上に行って進めば良いだけでした。このままいけば出れますね、ええ。

 

***

 

俺がこの世界に来てからまあ数年?数十年?経ったんだろう。

 

マジで言いたいことがある。文明はどこですか?俺の日本はどこですか?

 

無いのだ。存在しないのだ。高度文明が無い。中世時代すらない。ていうか人間を見かけるのすら稀。というか猿。何ここ紀元前?服着てないし、言語あるかどうか分からんし。

俺が人間じゃないってのも駄目だ。耳が横に尖ってるのがその証拠。エルフやん。俺バリバリエルフやん。しかもブス。マジでブス。だって顔変わって無いんだもん。前世と顔変わってないはクソだろ。この世界の人型生物基本美形なのになあ。俺だけクソブス。何ならモンスターとして扱われた時もあったぞ。今は仮面してるから大丈夫だけど。

 

この世界には動物もモンスターもいるし、存外危ない世界なんだよなあ。あの森に居なかったのは只の幸運でしかなかったみたい。俺自身まだそんなに強くないからな。最初にモンスターと出くわした時は死ぬかと思った。腕消し飛ばされたからもうパニックどころの話じゃなかったし。攻撃魔法覚えておいて本当に良かった。

 

 

***

 

 

俺が筋トレとか魔法の修行をしている間に随分と人間やモンスターの文明が進んだらしい。

俺どれくらい生きてるんだ?娯楽無いなら作れば良いの精神で躍起になってたからな。俺も暇すぎれば研究気質になるらしい。百年や二百年はとうに過ぎている。少なくとも数千年はいっただろう。万の時代が過ぎてても可笑しくはないんだよねえ。

最初の百年で人間には見切りを付けたからな。いやまあちょくちょく関わってはいたんだけどね。さっさと戦国時代くらいにはなってくれないかなあとか思ってたら結構進んでるじゃん。

 

魔王軍と人間の戦いとかいつの間にって感じだな。んまあ俺以外に魔法使ってる奴とか魔族以外で見たこともないしなあ。人間側はじり貧だな。どんどん数を減らしてる。でも大丈夫だ。

 

この世界がどういう世界か検討はついてる。ここからだ。ここから世界が加速していくだろう。未だにネームドキャラには会っていないがもう存在している筈だ。

この世界の名は葬送のフリーレン。その世界の太古の場、神話の時代に俺が居た。只、それだけだ。

 

 

 

 

 




はいガバガバガイドラインに沿ってやっていきます。フリーレンは世界の歴史が重要なのに色々と判明してないから難しい。女神とか出す気無いんだろうなあ感ありますし。そこら辺には触れず、素直にフリーレンが産まれてからのゼーリエとかそこら辺行きます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。