「うん、上出来だね」
「リテイク5回か……」
「今回は早く終わりましたね……」
これで良い方とか終わってんなあ。という訳で前回原作介入した無能森田です。
原作介入………しちゃった♡うわっキッッショ!!男の俺がやるのはキショイわあ。やってる途中で気付いてしまった。
原作介入とかマジで終わってるなあ。どうしよこれ。まさかあの状況で負けるとは。あれは誰も防げなかったろうしなあ。まあバレた時はバレた時だな。未来の俺が何とかするだろう。
今はシュタルクを仲間にした後の解放祭の追憶に出ていた村に来てる。未来でフリーレンが一人ぼっちにならない為にやっているんだそうな。本当にこの人は勇者だな。
その行動にどれだけの意味が詰まってるのかと思ってしまう。叶わない恋を抱きながら思い人の幸せを願う。切ないが故に、言葉で表せない何かを彼は背負っているのだろう。
いずれ魔王を打ち倒す彼は物語の主人公のような存在じゃない。バックボーンが無いのだ。よくある勇者のように特別な物は何も持っていない。その最後も実に主人公らしく無かった。
恐らく生涯独身だったんだろう。思い人と結ばれず、勇者の剣を持たず、村人Aのまま勇者としての証明をし続ける。実績だけが勇者であり、その実態は異なっている。
………この人何なんだろうなあ。
この人の勇者としてのあり方。それは間違ってはいない。でも少し人間離れしてるよな。結局彼が手に入れたかったのは何なのか。勇者として魔王を倒すことが目的だし、人の助けが目的でもある。
しかしその報酬は無いに等しい。正統な報酬を受け取ろうと思っていない。
………この旅の最後を知ってるからこそ少し悲しい。本当にヒンメルは幸せだったのか。考えても仕方ないか。
そう言えば俺がどうやってストーカーしてるのかとか言ったこと説明して無かったな。俺は空中に浮遊しながら魔力隠蔽と透明化を使いつつ、音波遮断をしている。つまりバレないようにめちゃくちゃ気を使ってる訳だ。見てくれはキモイストーカーだけど。
これらをずっーと使い続けてると魔力消費は激しい。けど俺の魔力総量は凄いぞ。魔力回復もあるから何とか賄えてる。みんな寝たら離れた所で野営してるから夜の内に回復っていう流れだ。料理してる暇ないから朝か夜の内に食事を作っておく必要あるんだよね。おにぎりうめえ。
食材はどうしてるのかって?そりゃ買っておいたんだよ。勿論バレないように買い足す時もある。まあそういうのは大体亜空間に入れておくんだ。分かりやすく言うとアイテムボックス。
いやこれ本当にチートなんだよ。俺が作り上げた物の中の最高傑作の一つだね。その代わりやってることも凄まじい。先ずは空間生成。これは良い。大変だけどまあ何とかなる。やれると便利。
次に時空間操作。これがだるい。本当にヤバい。正直未だに理論が分かってないんだよね。ある研究の副産物だったからそれ関係ではあるんだろうけど。取り敢えず使い方は分かったけど他に転用が出来ないんだよね。だからこの世界の時間を止めるようなことは出来ない。
この時間を止めるってのは原子を動かないようにしてるのとは若干違う。まあ常識の通じない話だと思って欲しい。
次に空間の開閉とその異相の点在。要は開いたり閉めたりする時の注意点と何処にその異空間を置いて、どうやって持ってくるのかって話。
まず時間が動いてる空間と止まってる空間。この二つがいきなり触れたらヤバくねってのは分かると思う。まあ色々大変だ。本当にそれしか言えない。
因果やら運命やらが拗れたりぶっ壊れたりと、とにかくやべえのだ。これらを解決するために細かな色々が必要なんですね。境界線の空気一枚にどれだけの苦労が詰まってるのか察してくれ。
次に異相の点在。これは空間生成の応用。最終的には座標とかベクトルとか仮想的な物を現実に当て嵌めて頑張ればいける。この世界とは違う所にあるけど俺の真横に存在する。存在する異世界の中で最も俺に近いように作ってる。それだけ。
それ以外にも細かな色々があるが、まあこれらよりも凄いことをやってる訳じゃない。概念に触れたりなんだりはしているけとね。
はい、魔法スゲー自慢終わり。要はよくある転生チートにはこれだけの苦労が詰まってますよーって話だ。どれもこれも戦闘で使うと魔力消費が激しくて使えない物だしな。つまりは転生チートをくれって話だよクソ女神。本当にいたのか知らんが寄越せ。
そんなこんなで飯を食べながら旅をしている。彼らの旅路は楽しいけれど、娯楽はやっぱり必要だ。そんな時はやはり食事に限る。上手いものを食べる。俺にとっては一番……と言ったらあれだが、少なくとも執着してることではある。
今日の昼飯は頑張って作った自家製ラーメンだ。アイテムボックスから取り出して啜る。
うま~。豚骨ラーメン最高。まあ実際は豚骨じゃなくて魔骨なんだけど。豚の魔物から取った魔豚ラーメン、うまし。
前世じゃあラーメンなんてそんなに食わなかったからなあ。カップ麺は人並み位だったけど店に行く頻度は少なかった。きっと五回も行ってない。一年に一回あるかないか位だったし。まず外食自体が少ない家庭だったからな。
最後のクラスメイトにはよく驚かれたものだ。あれは私立に通ったのが悪いのだが、周りが妙に金を持っていた。
何だ?おこずかい貰えないのがそんなに珍しいか?なけなしのお年玉が兄の眼鏡代として奪われるのがそんなに変か?
全く、公立じゃ常識だろ?知らんけど。
まあだからラーメン店に行くなんて基本無かったな。しかし周りが全員焼き肉に行ったことあるなんてのも驚いたな。家族で焼き肉って行くんだな。そういうのって友達と行くものじゃないのか?卒業式の打ち上げとかな。俺?誘われなかったから行ったこと無いよ。高そうだから行かなくて良いとも思ってたけど。
てな訳で俺の舌は基本貧乏舌だ。米に醤油で満足系の人間。おすすめは卵かけご飯。醤油だけも良いけど、めんつゆ、納豆のタレはおすすめ。好みによるかも知れないけどエバラのキムチ鍋の素と醤油は最高だった。辛い卵かけご飯ってジャンキーで最高。美味いものは美味いのだ。ラーメン最高!
今世は本当に良い思いをさせてもらってるなあ。それはそれとして女神、貴様は許さん。
そうこうしてる内にも彼らは進んでいく。その旅路はどうなるのだろうか。俺の終幕も近い。
***
「これは……」
「南の勇者だね」
人類最強南の勇者。その果ては凄惨だったが、それでも人類の希望であり続けた。
フリーレンは覚えているだろう。数年前に会いに行っただろうからな彼は。
「僕のイケメンさには叶わないがね」
「また始まった……」
南の勇者について分かっていることは少ない。彼らも余り知らないだろう。しかし何か思うところはあるだろう。自分達の先達。自分達の道を切り開いた英雄。
実際彼は勇者、というよりかは英雄だった。主人公ではなく成すべきことを成す剣鬼。俺ですら勝つのには相当苦労する。生半可な魔法は最初から対策されている。戦闘は最初の不意打ちを俺が避けられるかという勝負だ。
彼にもらった物は本当に大きい。そう、俺は南の勇者と会っている。そんな彼のことをヒンメルがどう思っているか知りたいと思った。まあ無理なのだが。
南の勇者と会って俺は未来を知った。精確にどうなるかは分からない。しかし、俺の最後は近い。恐らくフェルンやシュタルクを見ることは叶わないだろう。
南の勇者に告げられた事実は俺にとって重く、しかしすんなりと受け入れられるものだった。
彼と会ったのは数年前、まだヒンメル達についていく前の話だ。
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