シャーレの裏切り者になって、みんなを曇らせたい   作:ユッキ〜ゆきゆき

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名前変更
ユズ→レンゲ
ゲーム開発部にユズいるの忘れてました。すみません。
あと、みんな曇らせが好きなようで安心しました。ちょくちょくジャブ感覚で曇らせていきます(ニチャァ)
また、今回は過去回想を絆ストーリー風に書いています。


第一話

 

私の名前は小早川アキと小早川ハナ。小早川ハナの方が基本的にはゲマトリア(黒服)から依頼された時に使う偽名で、小早川アキの方がプライベートの時に使う偽名だ。なんでどちらとも偽名かと言うと…………。内緒である。まだ親密度が足りないからエピソードが解放されてないのだ。知りたい人はあと300くらいは親密度を上げてきて欲しい。絶対に無理だろうけど。別にいいじゃないか名前を偽ったくらい、名前を偽るくらい普通のことだ。そんな私小早川ハナが現在何をやっているかと言うと………。

 

 

「"ハナ〜たすけて〜〜全然書類が終わんないよ〜〜"」

 

「よしよし、先生は頑張ってて偉いですね〜」

 

 

絶賛書類仕事に追われ現実逃避をしている先生をあやしているところだ。なんでぇ?確かに最近できた機関だけあって書類が山のように積み上がっている。それでも私が来た時には今日中に連邦生徒会や各自治区に提出しないといけない書類は終わっているところを見るとこの大人はさぞかし有能なのだろう。しかし、傍から見ればいい大人がシャーレ部員の胸に顔をうずめて泣き言を言っているのだ。2度見しなくて不審者である。しかもユウカとレンゲが執務室から出ていった瞬間を見計らって飛びついてきた。

 

 

「"ママァ……"」

 

 

誰がママだ。あんたんとこの部員になったつもりでもあんたのママとして育てた記憶は無い。昔からレンゲをあやしていたからか、こういうことに慣れている。それが良くか悪くか今こうしている間にもこの大人は幼児退行化している。何故こんなことになってしまったのか時はシャーレ入部の時まで遡る。

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

黒服から依頼された通りシャーレの潜入捜査、またキヴォトスから来た大人の監視のためシャーレの前まで来ている。流石は連邦生徒会長が設立した機関だけあって建物がでかい。まるでこれが新たにキヴォトスの中心になっていくかのように高くそびえ立っていた。しかし、当のクソッタレ連邦生徒会長本人は現在失踪中であるため、全ての自治区が混乱状態に陥っている。この情報は全て私が情報収集をして集めた賜物で、その情報の一部をブラックマーケットで売っている。一応黒服の支援があるが、あいつに頼りきってるという状況が気に入らないため私個人でも多少稼いではいる。

 

 

「じゃあ入ろっか、レンゲ。」

 

「う、うん」

 

 

話が逸れてしまったが、シャーレにレンゲも一緒に連れてっている。今まではレンゲが寝てる間に終わらせることの出来る任務ばかりであったが今回は違う。基本的にシャーレの業務が日中であるため家にレンゲを留守番させておく必要があるがそれは無理なため自然的にレンゲも連れていくことになった。下手に1人してアレをさせてしまうと取り返しのつかないことになりかねないからだ。私が任務中で家にいなかった時、外がうるさかったのか起きてしまい痛い目を見たので、以後よっぽどの事がない限りこうして一緒に行動している。

しばらく一緒に歩き、シャーレの執務室まで来た。4回ノックし入室の許可を取る。中から女の声が聞こえ入室を促してくる。

 

 

「失礼します!」

 

 

今日からここが私の潜入捜査先。人を騙し傷つけ汚いお金を得るために働く場所。何を今更躊躇している。今までの人生誰かを騙してお金を稼いでいるなんて両手の数なんて何個いる変わらないぐらいやってきたじゃないか。そう今更引き下がれない。私だけじゃないこの子の命もかかっているんだから。

 

 

・・・・・・

 

 

 

シャーレの顧問として着任してから数日がたち、ようやく仕事内容を覚えれるようになった。しかし、最近設立されたばかりなのか書類仕事がやたらと多い。今日も山のように積み上がった書類を片付けながら時計を見る。現在の時刻は12時半、約束の時間になった。約束とは今日からこのシャーレに部員として入りたいということで、今日の午後から面会することになっている。丁度よくドアをノックする音が聞こえたため入室を促す。

 

 

「"どうぞ〜"」

 

「失礼します!」

 

 

入ってきたのはダボダボなパーカーが特徴の女の子とフリルの着いた白いシャツに黒のロングスカートが特徴の小さな女の子2人が入ってきた。

 

 

「本日からシャーレ所属になりました!ゲヘナ学園3年の小早川ハナです!よろしくお願いします、先生!」

 

 

挨拶したのはダボダボなパーカーの女の子。よく見れば中に制服を着ていて、下はニーソックスを履いている。背丈は155~160cmくらいで髪は黒のボブヘアにグレーのインナーカラー。顔は街にいれば振り返るくらいの美女で黒色の目が特徴の女の子。顔に関してはここに来てからみんな美形ばかりなのは知っていたので別に驚かなかったが少し妬ましい。そして最大の特徴として頭上に浮かんでるヘイロー。意外にも彼女の穏やか印象と違い、ギザギザとした花姿のような紫色のヘイロー。

そしてハナの後ろでパーカーの裾を掴んでいる小さな女の子。背丈は110~115cmくらいで髪は黒のサラサラボブヘア。顔はまだ幼く目が黒色でくりくりしている。ヘイローら白色の蝶形花のような形をしている。

 

 

「"よろしくハナ!えっと……その子は?"」

 

「実は私の妹でして………両親がいないので一人にする訳にもいかず連れてきてしまったのですが良かったですか?」

 

 

あまり触れない方がいい内容だったかもしれない。少し自分の言動に反省しながら会話をしていく。

 

 

「"そういう事情だったら全然大丈夫だよ!お名前は?"」

 

「れん……げ………です。」

 

「すみません。ちょっと人見知りが激しくって。普段はもっと喋る子なんですけど」

 

「"ママじゃん……"」

 

「何か言いましたか?」

 

「"いや、別に!"」

 

 

おっと危ない。思ってたことが口に出てしまったようだ。疲れてると突拍子なし行動したり、言動に出てしまうのが昔から悪い癖だ。早く直さないと……。

 

 

「"改めてシャーレへようこそハナ。歓迎するよ!見ての通りに大量の書類仕事があるから今後2人でやっていこうと思うけど大丈夫?"」

 

「はい!よろしくお願いします!」

 

「"仕事中はレンゲちゃんそのソファーで寛いでていいから、遠慮なく使って!"」

 

「すみません、ありがとうございます!」

 

「"早速で悪いけど、書類仕事の内容に着いて話すからそこのソファーに座って!"」

 

「はい!分かりました!」

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

私は今シャーレの顧問、先生にこれからやる書類仕事の内容について話を受けてる最中だ。レンゲは緊張からか話が始まってすぐに寝てしまった為私が膝枕している。話を受けながら私は先生の特徴をどんどん観察していく。背丈は165~170の間、顔は至って平凡、髪型はくせっ毛強い茶髪のロング。体型に関してはトリニティのハスミに近く、バストが異常に発達していてもはや暴力的と言えるとだけ言っておこう。性格に関してはこれだけの情報じゃ測りきれないため今後も継続して観察する必要がある。観察して気づいたが目線がちょくちょくレンゲに向いている。いや正確に言うならば私の太ももと言ったところか………。へ、変態だこいつ。

 

 

「"以上で話は終わり!何かわからないところはあった?"」

 

「いいえ、大丈夫です!でも、あまり脚を見られるのはちょっと………」

 

「"あぁ!!?ごめんそういうつもりじゃ……"」

 

 

慌てて弁明する先生。必死に言い訳をしているが要約すると忙しくて寝る時間がなかったから膝枕されてるのを見て羨ましいと思ったらしい。どっちにしろ変態だ。生徒に向けていい視線ではないのは確かではある。この視線がレンゲに向けられたら私はこいつを殺してしまうかもしれない。はぁ、仕方ない。

 

 

「今日のお仕事終わったら膝枕してあげますから、それまでは頑張ってください。」

 

「"え!?いいの??"」

 

「別にいいですよ!」

 

そう言うとこれ以上ないアクロバティックなガッツポーズで喜んでた。レンゲが起きるから声を出さなかったのは偉いが動きがうるさい。喜びを押えたところでぼちぼち私たちは仕事を開始した。

 

 

・・・

 

 

それからは一気にやる気を出した先生がものの数時間で山のように積み上がった書類を片付けてしまい今は私の膝枕を堪能している。現在の時刻は15時半で作業を開始したのが13時くらいだったので2時間半くらいで終わらせたことになる。どんだけ膝枕して欲しかったんだよこいつ。

 

 

「どうですか先生、気持ちいいですか?」

 

「"あぁ……癒され…る………"」

 

「それは良かったです。」

 

 

そう言い残し、先生はスピスピと寝息をたてながら夢の中へ入ってしまった。私はこんな奴とこれから仕事をしていくのかと思ったらストレスで胃に穴が開きそうだ。ちなみに先生が起き開放されたのは夜の8時だった。勘弁してくれ。

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

これがあいつとの出会い。初対面からこれだからしんどい。時間が流れるのは早いもんであれからもう数週間立っていた。さすがに一人では片付けられない仕事量でも二人で行えばスラスラ作業が進むものだ。山のように積み上がった書類も数週間経てば慣れない方がおかしいぐらいには仕事をやってきた。意外にもシャーレにほかの学校からの生徒も来るのでレンゲの人見知り対策にも役立ってくれている。今なら先生、ヒナ、ユウカ、ハスミ、チナツ、リン、ワカモとは喋れるようになった。ヒナに関しては元々私と交流があったから仲良くなったがワカモと仲良くなることに関しては教育に悪影響だから関わって欲しくないのが本音。先生と喋っている時はウブだから可愛いけど……。

 

 

「"気になってたんだけど、いつも外暑いのに厚着してるけど暑くないの?"」

 

 

いきなり話を変えてくるな。

 

 

「私寒がりだからこれくらいがちょうどいいんです。あと、あまり肌を露出する格好は好きじゃないです。」

 

「"えぇ……勿体ないよ。いいじゃんちょっとくらい見えちゃっても"」

 

 

そう言いながら私のダボダボなパーカーを引っ張ってくる先生。馬鹿野郎そんなに引っ張ったら見えてしまう!!どうにかして剥がそうすると余計にパーカーが引っ張られる!!こんなところを他の人に見られたりしてみろ。一発でヴァルキューレ行確定だ。横着していると執務室のドアが開かれる。

 

 

「おねぇちゃんただいま!」

 

「先生、ハナ、レンゲちゃんを送りにきました……って2人とも何をやってるんですか!!?」

 

「「あ」」

 

 

タイミング良くいや悪くシャーレの近くの食堂に行ってたレンゲとユウカがきた。人間本当見られたくない時に限って誰か来るなぁ。ユウカはズカズカと詰め寄りながら捲し立てるように喋る。心なしかその顔は怒りなのか羞恥なのか若干赤い。私の胸にいるこいつも小刻みに震え出している。

 

 

「いい大人が生徒のむ、む、胸をさ、触るなんてセクハラですよ!!?しかも書類がさっきよりぜんぜん減ってないじゃないですか!??」

 

「まぁまぁ、今日中に終わらせないといけない書類は終わってるわけだし。」

 

「今日中に全ての書類を終わらせるって張り切ってたのは先生でしょ!!?このペースじゃ、今日中なんて無理よ!?」

 

「"ママァ〜、ユウカが怖いよ〜"」

 

「先生はいい加減離れてください!!」

 

 

ユウカに剥がされてようやく自由になり、身体を伸ばす。何時間かこの体勢だったからか少し疲れが溜まってる。やっぱり疲れてる時は適度に身体を伸ばすのは大事だ。特にデスクワークともなると身体の疲れがやけに多く感じるし、身体を動かす機会もないから余計に疲れが溜まり仕事に影響出る。アイツみたいに。フッ、ユウカに怒られてやんの〜。あ、飛び火しそう。

 

 

「ハナもハナよ!!いくら女同士とはいえ先生をあやしたり、いいようにさ、触られて羨ま…いいえ不健全よ!!!」

 

 

ん?なんか今本音が聞こえたような。ユウカも自分の失言に気がついたのか顔をより一層に赤らめ慌てて訂正する。残念もう遅いです。普段から冷静になってれば失言しなかったのに……あ、でも先生は聞こえなかったぽい、ユウカにとって都合のいい耳してるなぁ。

 

 

「おねぇちゃん!れんげも!!れんげも!!」

 

「はいはい、おいで〜」

 

「えへへ〜」

 

 

レンゲが私の胸に飛び込み、上目遣いでこちらを見てくる。レンゲを見ていると私の荒れた心を癒してくれる。あぁ天使がここにいたよ〜えへ……っといけない。口元が緩んでしまった。

 

 

「ん〜もう〜!!先生はそこで正座!!」

 

「"えっ!?なんで私だけ!?"」

 

「しょうがないでしょ!?いまハナはレンゲちゃんと遊んでるんだから!」

 

 

レンゲの頭を撫でながら先生に説教するユウカを見る。本当にユウカはツンデレで可愛いなぁと思いながらわたしは今あるこの日常の幸せを噛み締めるのであった。

 




絆ストーリーでは膝枕シーンがゲームでメモリアルロビー化しています。
一応時系列的には
シャーレ奪還

ハナ入部

ハナメモリアルロビー

ユウカメモリアルロビー
になります。正妻よりも早くメモリアルロビーを解放させる女。卑しか女ばい!

誰を曇らせたい?

  • ユウカ
  • シロコ
  • ホシノ
  • アル
  • ヒフミ
  • アリス
  • ミカ
  • イオリ
  • ハナコ
  • その他
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