Masked Rider EVOL -最終兵器は『仮面ライダー』になり得るか?-   作:Emerihhi

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 初めましての方は初めまして。リメイク前から読んでいただいている方は、お久しぶりです。Emerihhiと申します。
 この度は拙作を読んでいただきありがとうございます。

 一つ注意しておくと、リメイク前の作品(未完最終回後書き)でも言及しているのですが、私は来年に大学受験を控えている身ですので、最悪の場合年単位で更新が途絶えてしまう可能性があります。

 ご留意ください。

 それでは、行ってらっしゃいませ!


今回めっちゃ短いですごめんなさい……



第1話 滅亡/逃亡/再起の光

 煌めく星々の間、動くものなどいない宇宙の一角を、小さな影が突っ切っていく。

 銀河を2つと恒星系をいくらか、惑星を何千何万と通り過ぎ、小惑星帯をすり抜けて、彗星と並び追い越し、かと思えば今度は別の公転軌道へと移り、次々と脈絡なくコースを変えながら影は突き進む。

 

「………最悪だ……」

 

 影の大きさは約2mとかなり小さい。手の指の数は5つとかなり精巧なヒト型をしており、片手には面ごとに色が違う箱を抱えている。腰には赤・青・金で彩られたドライバーが装着され、その身を覆う鎧も同じ色で構成されている。

 

「………最、悪だ……」

 

 影の正体はブラッド族―――惑星を滅ぼすことで己のエネルギーを補給する、疫病神の如き生命体であった。

 しかし、当の本人は見るからに傷つき疲弊している。美しく輝いていたであろう黄金はくすんで細かい傷がついており、その腰に巻かれたローブには一部に引き裂かれた跡がある。

 

「………最ッ悪だ……!」

 

 ブラッド族は誰に聞かせるでもなく独りごちると、箱を抱える手の力を強めた。移動速度はますます上がり、移動中の星団を飛び出してさらに進む。

 進む。進む。トリガーが端から少しずつ石化していくも、黙殺する。ドライバーがミシミシと嫌な音を立て始めても、無視する。体中の痛みが遠のき、手足の末端から感覚が失われようとも進み続ける。目的地はまだ遠い。

 痛み、疲れ、無力感、その他諸々様々なことがブラッド族の心身を蝕む。だが、こんなところで立ち止まっている暇はない。目的地にはまだ、ほんの少ししか近づいていない。―――まだ遠い。

 頭痛がする。頭を鈍器で殴られているみたいだ。耳が聞こえない。視界が前より狭まっている。このままじゃ視覚が駄目になりそうだ。体中が痛い。いや違う。末端に至っては感覚がない。あれ?俺の手足ちゃんと付いてるよな?そんなふざけた思考が頭の中でぐるぐると巡っている。

 一度止まって休むべきなのだろうか。それができないならせめてペースダウンしたほうがいいのでは?そんな問いがふと思い浮かぶも、ここで止まれば二度と動き出せなくなると直感していた。

 だから止まらない。止まることはできない。

 目的地には、少しずつ近づいている。順調ではないが、問題でもない。

 

 進み続けろ。

 

 目的地が見えてきた。いよいよ到着が近い。頭の中で組み上げられる計画は現実的になってきた。大丈夫、俺ならやれる。

 

 宇宙に広がる美しい雲―――光の巨人たちが住まう宙域に向かって加速し、一気にその中へ飛び込んだ。




  
第2話 交渉/始動/裏の顔


次回も気長にお待ち下さい。

視点ってどんな感じが良い?(更新頻度の件は変わりありません)

  • 三人称固定で。
  • 一人称固定。視点変えちゃダメです
  • 一人称でも、勘違い系みたいに視点変えて
  • このままでいいよ
  • どうでもいいよそんなもん
  • 受験生なんだからまず勉強しろバカ
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