【棟区 秋水】(むねまち しゅうすい)
筋トレとダンジョンアタック大好きな15歳の中学生男子。
ガタイ良し、目つき悪し、威圧感あり、筋肉質、大柄、丸刈り頭、ヤクザ面、渋くて低い声。
なるほど、少年?
5章は土曜日と日曜日のたった2日間の話で、学校生活自体はなかったものの、最近距離感が近づいてきているクラスメイト達のことについて思うところが色々あったのか、この休みで少しだけ気持ちの整理ができた模様。
良くも悪くも 『他人』 に対してそこまで興味があるタイプではなかったためか、今まで避けられ続けてきたのに手の平を返されている状況については悪く捉えていない。ただし、良くも捉えていない。
筋トレ大好き。
筋トレをして筋肉を大きく育てるのも好きだし、今までの自分の記録を超えていく感じも好きだし、オールアウトですっきり爽快という感じも好きだし、頑張っている自分も好きではあるが、そもそもとして 「筋トレ」 という運動そのものが大好き、という中々に狂った感性の持ち主。
自分の体の、筋肉1つ1つを、自分の意識したその通りに動かす、というのが好き。
美寧に言い聞かせた 「自分のライバルは常に自分」 というのも、意識が常に自分の体の動きに向いている秋水だからこそ言えるセリフであって、普通ならばジムで他人と何となく比較してしまうのは普通のことである。
ダンジョンアタックも大好き、になった。
ただ、筋トレと違って、破滅願望が混じっている。
家の庭からダンジョンを見つけるまで、喧嘩すらしたことがなかったはずなのだが、何故か喧嘩慣れしているかのような動きができる。しかも棒術とかいう、結構なテクニックを要するなんちゃって武術まがいの動きも、幼少期に見た武術全く関係ない特撮ヒーローの朧げな記憶だけでなんとなく再現できるという、並外れた運動神経の持ち主。
まあ、ジムでの筋トレ内容が常人から並外れた筋トレ内容なので、ある意味予定調和。
正確には、筋トレに求められる入力的な体の動かし方と、運動(戦闘)に求められる出力的な体の動かし方を、意識的に切り分けることができる。
筋トレの批判で定番の、『使えない筋肉育てても~』、みたいな話に関して、「使い方が分かれば筋肉は全部使えるものだよ」 ということを思っている。意識的に使い分けられるのは、結構才能が必要なんだけどな……
5章終了現在、身体強化の魔法においての強化倍率は、全身強化であれば最高で180%。ほぼ3倍界王拳。
全身の身体強化を60%、部分的な身体強化を40%の割合で併用した身体強化重ね掛けを行えば、部分的な強化倍率はだいたい324%に達する。ほぼ4倍界王拳。
家族をまとめて失って1か月以上経過した。
心の傷は、まだ深い。
覗き込んでも、覗き返すものは誰もいないくらいには、まだ深い。
:小ネタ:
12月24日。
「本日夕方、〇〇県〇〇市の国道〇号線〇〇交差点で、赤信号で停車していた乗用車に、大型トラックが減速せずに追突する事故が発生しました。
警察によりますと、乗用車には〇〇さん(年齢)、〇〇さん(年齢)、〇〇さん(年齢)の家族3人が乗っており、いずれも即死だったということです。
トラックを運転していた〇〇容疑者(年齢)は 「居眠りをしていた」 という趣旨の供述をしており、警察は業務上過失致死の疑いで逮捕し、詳しい経緯を調べています」
「また、警察の発表によりますと、現場にはトラックのブレーキ痕が一切残されておらず、運転手が全く減速しないまま衝突した可能性が高いということです」
「警察はトラックの運転手が居眠り運転をしていた可能性が高いとみて、詳しく事情を聴くとともに、運送会社の勤務状況や休憩の有無などについても調査を進めています」
:小ネタの小ネタ:
【目撃者インタビュー】
事故当時、近くを歩いていた高校生の錦地 美寧さんに話を聞きました。
「突然、ものすごい音がして……びっくりして振り返ったら、もう車がぐちゃぐちゃになっていました」
「トラックは全然減速していなくて、まるで止まっている車の存在に気づいていなかったみたいでした」
「しばらく呆然としてしまって、何が起こったのかもすぐには理解できませんでした……」
【渡巻 律歌】(わたりまき りつか)
渡巻家の長女。
渡巻姉妹の小さい方。
渡巻姉妹のおしゃれに無頓着な方。
渡巻姉妹の基礎スペックがヤベェ方。
ようやく秋水に紗綾音の姉だと認知された。よかったね。
コンビニのアルバイト店員。
秋水とはあくまでも客と店員という関係でしかない、と本人は思っている。
デートだデートだと妹に茶化されたが、今回のお出かけはあくまでも秋水に店を紹介しただけであり、断じてデートではない、と本人は思っている。
ちなみに、秋水が妹と仲良くしているのを見ると、ちょっともやもやした感情が顔を出す。
性格は大人しく控えめ、になった。
かつては紗綾音以上にテンションが高い幼女であった。
機械系が大好きであり、ロボットアニメとか特撮物とかに熱中できる、ある意味少年みたいな精神をしているオタク気質。現実の機械も大好きで、重機を見て興奮できる。
ちなみに、ミリタリーに関しても造詣が深い。とあるロボアニメに出てくる頭部バルカンに対して「ガトリング砲だよね? それとも本当にM61?」と一度首を傾げる程度の知識はある。
もっとも、「ハイパーバズーカもカテゴリーはロケットランチャーだけど、ゲーム機全般をファミコンって呼ぶおじいちゃんみたいなノリなのかな?」という認識でいるので、そんなに気にしていない。
好きなバイク:NIKEN。
好きな車:トヨタ・オリジン。
好きな兵器:空飛ぶ日産マーチ。
好きな重機:geneB防爆タイプ。
好きな工具:インパクトドライバー。ハンドツールを除外ならば、万力。
好きなロボット:勇者王。
好きな人:安心させてくれる人。
:小ネタ:
自分の趣味が周りの友達と全然噛み合わないことに気が付いて以降、基本的には差し障りのない程度の友人関係しか築けていない。なので、コミュ強の妹と比較すると、どうしても他者のことを察する能力が……
秋水からの評価は、「豊富な知識は尊敬する、が……」
【渡巻 紗綾音】(わたりまき さやね)
渡巻家の次女。
渡巻姉妹の大きい方。
渡巻姉妹のお洒落な方。
渡巻姉妹で友好関係がとにかく広い方。
チワワ。
お姉ちゃん大好きっ子。
おかげで、姉のデート現場に乱入をブチかますという暴挙に出た。
もっとも、デート相手が秋水だったから乱入しても大丈夫だという打算がばっちりあり、他の男であったら流石に乱入はしなかったと思われる。その場合は、おそらく尾行という手段をとっていた。
秋水に妹がいるを分かって、その妹ちゃんに興味津々。
当然ながら、それが地雷であることは知らない。
他者の恋愛話は好きだが、それが自分のこととなるといまいち実感がないタイプ。
クラスメイト含み好意を向けている男はいるのだが、それに全く気がついておらず、姉や母や親友などは常に胃を痛めている。
ちなみに、秋水が姉と仲良くしているのを見ると、ちょっともやもやした感情が顔を出す。
純白の信頼に、黒い疑念を落とされた。
:小ネタ:
毎日を能天気に生きていると周りから思われているし、なんならば本人すらも毎日を能天気に生きていると思っているが、実際は色々と考えて気を使いながら生きている子。
それを見透かしているからこそ、秋水からの評価は最初から常に 「あざとい」 となっている。
【竜泉寺 沙夜】(りゅうせんじ さよ)
5章では出番があまりなかったマイルドヤンキー。
紗綾音の親友であり、紗綾音の姉である律歌とも面識がある。
ちなみに、律歌のことはかなり尊敬しており、がっつり懐いている。
秋水のことは普通に怖いと思っているが、悪い奴ではないということもちゃんと認識している。
ただ、かつて秋水に流れていた悪い噂を全面的に信じ、それで怖がってしまっていたことは凄い悪かったと反省している。
:小ネタ:
実は現状、秋水の家庭の事情を大まかに知っているネームドキャラは、被害者遺族である鎬を除けば沙夜しかいない。
問題なのは、その沙夜自身が 「なんかニュースで聞いた気がするけど、記憶が朧気で確信持てないんだよねー」 という程度のふんわりさであり、さらには家族まとめて死亡とかいう激重の話題なので、秋水本人に確認するわけにもいかず、その件を誰にも話せていないこと。親友である紗綾音にすら教えられていない。
秋水からの評価は 「チワワの飼い主」。
【錦地 美寧】(にしきじ みねい)
なんだか面白い女になりかけている、深夜のジムに出没する女子高生。
家庭環境が悪い。
3つ年上の姉がいたが、2年程前に死亡。
以降は両親揃って家庭を顧みなくなったどころか互いに不倫しているという、仮面夫婦も良いところ。
それ以前に、姉があまりにも優秀な子だったため、両親揃って姉ばかり溺愛し、昔から美寧自身は出来損ないのように扱われていた。
また、美寧がかなり鬱屈した性格になってしまった最大の要因は、両親以外からも常に優秀な姉と比べられて育ったせい。
死んだ姉を含めて家族みんな大嫌い。
姉と比べる奴は全員大嫌い。
自分も嫌い。
だった。
現在は……?
女を弄ぶ悪い男(勘違い)である秋水の毒牙にかかった(風評被害)哀れな小娘(自己評価)。
勝手に腐って自滅しかけたところを秋水に助けられたうえ、ちゃんと美寧自身を見て褒めてくれ続けていた秋水に対して完全に恋に落ちてしまった。
物心ついてからずっと天才児である姉と周りから比較され続け、その重圧に必死に抗い続けて恋愛にかまけている余裕が全くなかった美寧にとって、これは重大な出来事である。
負けん気と向上心がかなり強く、秋水からも滅茶苦茶根性がある人、という認識をされている。
筋トレはなんとなく高負荷低回転のトレーニングというイメージで行っていたが、秋水からの助言により低負荷高回転のトレーニングに切り替えることになった。低負荷高回転は精神的にきついトレーニングであるが、持ち前のど根性によってしっかりと食らいつけており、本人の気質的にも合っている様子。
趣味は広い意味でのスポーツ観賞。
なお、秋水のことを完全に大人の男性だと勘違いしている。
そして、最初に秋水に牽制目的で 「自分には彼氏がいる」 という嘘を、秋水に惚れた瞬間に完全に忘れ去ってしまった。おい。
:小ネタ:
『恋とは人を変える麻薬』 の通り、たぶん、6章では人が変わるかもしれない……
秋水からの評価は 「筋トレ仲間」。
もっとヤバいネタが転がってた?
さて、なんのことか……
【棟区 鎬】(むねまち しのぎ)
秋水の叔母。
他者からはっきりと明言されるレベルでの美人、かつモデルとしても理想的な体型。
資産運用に対して明るく、それに関連した様々な知識が豊富な上、その知識を応用できるだけの頭の良さがある。
ひたすらに働いて稼ぎ、更にその給料を運用して膨らませ、資産額だけで言えばこの年齢で既に富裕層に足を突っ込んでいるという、いわゆる金持ち。
容姿・頭脳・資産、と各種高スペックでまとまった完璧超人のようなふざけた人物である。
ただ、口を開くとその魅力が下がってしまうボケ担当。微妙に残念なタイプのため、一歩引いた位置からの観賞用。
両親を早くに亡くしており、さらに物語開始直前に兄と義姉と姪を一気に亡くしている。現状、血縁者は秋水だけになってしまった。
現在、秋水の保護者であるが、秋水とは一緒に暮らしていない、と言うか一緒に暮らすことを誘ってもばっさりと断られてしまっている。本心では一緒に暮らしたいと思っている、寂しいから。
その秋水からは嫌いではないものの苦手意識を持たれている。それについては認識しているが、それでも唯一の血縁者である甥に対してはかなりの愛情を持っている。ぶっちゃけ1人の男性として普通に好きである。
酒は好きだが、酒癖が非常に悪い。
酔っ払うと性的に非常にオープンになり、脱ぐわ触るわセクハラをかますわ発情するわ、とかなり碌でもない酔い方をする。
過去に酔っ払って秋水との間に大失敗中の大失敗をぶちかまし、それについてはトラウマ気味である。
それ以降、外ではほとんど酒を飲まないことにしていた。
質屋 『栗形』 で飲むまでは。
男性経験:1
女性経験:1
秋水から流れてくるダンジョンのドロップアイテム、白銀のアンクレットから未知の元素が検出されたとされて質問攻めをくらっていたが、当然ながら鎬自身が理由を知るはずもない。
だが、「未知の元素が」「一般的な生活を行う通常の環境下で」「安定した状態で」「無視できない量を」「無視できない形で」「当然のように検出できる状態」で新元素が発見されるということが、どれだけヤバいことであるかというのは、秋水と祈織よりもはっきりと理解できている。
できているが故に、逃げようのない立場になってしまった。
白銀のアンクレットが色々な研究所に売りさばくことができるようになった、と本人はしれっと言っているが、かなり危ない橋をいくつか綱渡りした結果である。正真正銘、命のかかった交渉、というのも含まれている。
ただし、本人はそれを秋水にも祈織にも言うつもりはない。
:小ネタ:
本業の仕事をしつつ、質屋でバイトをしつつ、刑事裁判の手続きを滞りなく行い、なおかつ損害賠償請求で民事裁判も並行して起こす。
基本的に平然としている人だが、秋水からの評価は 「激情家」。
心の奥では、黒い炎が見え隠れ。
【栗形 祈織】(くりがた いおり)
生成AIを(嫌々)お勉強中、質屋の店主。
身長は140㎝前半。秋水と会話すると首が痛いと思っている。
スレンダー(好意的解釈)。童顔(好意的解釈)。若く見える(好意的解釈)。祈織自身は身長やら体型やらをかなり気にしている。
質屋の収支は現状でも火の車であるが、秋水の持ち込んだ白銀のアンクレットが想定外ながらも売れるようになったため、首の皮1枚といったところで踏みとどまった。
ダンジョンの存在を知られたくない秋水と、未知の元素というヤバさをそれなりに理解している鎬とは違い、白銀のアンクレットのごたごたに関しては能天気に商売の大逆転チャンスだと捉えている。新元素の発見に関しては、すげー、くらいの感想。それでいいのか商売人。
趣味はボディビルの観賞。
筋肉大好きという少々アレな性癖であったが、それを鎬と酒を飲んでいわゆる一晩の過ちをやらかした結果、さらに性癖をひん曲げられてしまい、現在は性癖渋滞気味。
秋水の体を性的な目で見てしまい、YesマッチョNoタッチの信念もどこへやら普通に秋水の胸やら脚やらをどさくさ紛れにしれっと揉みしだくという、一応中学生相手だということを考えたらお巡りさんこっちです案件をしでかす。
一方で、にゃんにゃんしちゃって以降、鎬の体も性的な目で見てしまう。バイになっちゃった。
ちなみに、酒に酔ったせいかもしれないが、基本的にベッドヤクザらしい。そのくせ赤ちゃんプレイまで敢行する強者っぷり。
どうなっちゃってるの。
秋水に学校時代の友好関係の大切さを説いては見たものの、実は祈織自身もそこまで友達が多い方ではなかった。
見た目が小学生というルックスのせいで高校時代や大学進学直後はマスコット扱いで好意的に接してくる人が多かったものの、逆に気心の知れた友人、というのは全然いなかった。どちらかと言えば、広く浅く、の友好関係がメイン。
今のところ、週2回でアルバイトに入っている鎬が人生で一番の友人、なのかもしれない。
その推定友人で性癖ひん曲がったわけだけど。
鎬に対してはやはり色々と複雑な感情を継続して抱いている。
身長やら体型やらが正反対であり、見事に自分のコンプレックスを刺激してくる点は羨ましい前に妬ましい。顔面偏差値でも負けていると思っているので、同じ女としては太刀打ち出来ない気がしている。
頭脳面では完全に劣っていると自覚していて、高学歴エリート様は良いよなぁ、と嫉ましい気持ちもあった。
しかし、高学歴どころか学歴だけでいえば高卒で、大学中退の自分よりも下ということを聞かされ、さらに複雑な心境になってしまう。
フランクに接してくれる気安さと、店の経営方針に対しては確実に頼りに出来る点から、完全に嫌いにはなれない。むしろ、色々と助けてくれるから、むしろ好きなくらいである。
その好きが、色々な感情と混ざってしまって余計に複雑である。
男性経験:0
女性経験:1
:小ネタ:
生成AIの使い方を鎬に教え込まれ、どうにか海外の言葉の通訳を行えるようになった。技術の進歩ってスゲー、と素直に感心している。
なお、パーソナライズのカスタム指示で、「翻訳するときは堅苦しくなく、かわいい感じで、少しお茶目に」という指示をしれっと鎬に埋め込まれているということには気がついてない。なんつートラップを仕込んでやがる。
秋水からの評価は 「ストレス凄い抱えてんのかな……(ベッドヤクザということを知り)」。
【6章も人間関係が中心だよ(*'ω'*)】
【ダンジョン】
秋水の家にある庭の、その地下に突然出現した不思議なダンジョン。不思議不可解なことが平然と起こる異世界のような空間。
基本的には岩が剥き出しの洞窟だが、何故か壁面が適度に発光して明るい。
1階はセーフエリア。秋水の秘密基地。モンスターは出現しない。
2階以降よりも何故か魔素が濃く充満していて、セーフエリアで寝ると4倍速で休息が可能。2時間睡眠が8時間睡眠と同等になる。
また、水が噴き出している所がある。その水は、飲むと疲労回復、かければ傷が治る、という魔法のポーションである。
2階以降は、各階層に特定のモンスターが闊歩しており、そのモンスターは別の階へは移動しない。モンスターを殺すと、一定時間後にリポップする。
モンスターは魔素で構成されており、血も肉も涙もない。表面を裂いたり砕いたりして内部の魔素を一定以上消失すると活動を停止し、消滅する。生物的な部位ダメージが存在しないので、頭を潰すのと足を潰すのでは、潰した面積が同じであればダメージも同等という扱いになる。ただし足を潰せば行動に支障が出る。
また、倒したモンスターからは一定の確率でドロップアイテムがある。基本的には装飾品で、武器や防具がドロップすることはない。装飾品でぶん殴れば武器になるかもしれないが。
ほとんどゲーム。
・2階
出現モンスター:角ウサギ
ドロップアイテム:白銀のアンクレット
ボスモンスター:ボスウサギ
・3階
出現モンスター:スライム
ドロップアイテム:不明
出現モンスター:コボルト
ドロップアイテム:白銀のネックレス