ウチの庭にダンジョンがあります   作:ShilonkS

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 脳内設定を置いているだけです。


6章時点でのキャラ紹介 ※読み飛ばしOK

【棟区 秋水】(むねまち しゅうすい)

 

 筋トレとダンジョン大好きな15歳の中学生男子。

 190㎝に迫る身長と、その長身をものともしないモリモリの筋肉質という、見事に縦にも横にも奥行きにもデカい体型。

 さらには泣く子も黙る悪人顔。目つきも悪く、丸刈り頭、超低音の渋い声、という、ただひたすらに他者へ威圧感と恐怖を与える外見をしている。本人も自分が怖がられる外見をしているのは重々承知している。

 他者に対しては丁寧な口調で接し、怖がられないように注意を払っている。そうしなければ、ならなかった。

 身内には砕けた口調で話す。その身内は、今や1人だけしかいない。

 父、母、妹を一気に亡くして1ヶ月以上経過した。

 心の傷はまだ深い。自分でもその傷を直視できず、誰かにその傷を触れられるのも拒絶する程度には、まだまだ深い。

 

 元々の趣味は筋トレ。

 筋トレをして筋肉を大きく育てていくのも好き。今までの自分の記録を超えていく感じも好き。オールアウトですっきりと燃え尽きる感じも好き。頑張っている自分も好き。そもそもとして、筋トレという運動そのものが大好き、というなかなかの筋トレ狂。

 本人はライトなエンジョイ勢の筋トレ民だと自認しているが、ベンチプレス100㎏を超えている段階でエンジョイ勢ではない。

 

 新しい趣味はダンジョンアタック。

 殴るのも殴られるのも、殺すのも殺されそうになるのも楽しい。破滅願望混じりだが、今や秋水を精神的に支えている趣味となった。

 武器や防具は現代日本で比較的容易に入手できる物を使っており、その装備にファンタジー感はまるでない。

 メイン武器はバール。

 長さ60㎝程の通常のバールと、140㎝の巨大バールを使い分けている。どちらかと言えば巨大バールの方が一番のメイン武装。

 サブ武器として剣鉈と手斧を使用している。剣鉈は斬撃用として、手斧は投擲用として使えるようになってきた。

 しれっと刃物を購入しているが、秋水の住んでいる街が刃物の生産で有名なところであり、剣鉈と手斧の質はかなり高い。

 防具はバイク装備。

 ヘルメットに、ライディング用のジャケット、グローブ、パンツ、とゴリゴリのライダーフル装備状態であり、それらを購入するとき、とある人物から『早くバイクを乗り回したくてワクワクしてるんだろうなぁ』と微笑ましく思われてしまっている。

 なお、靴だけは安全靴を使用している。

 

 6章終了現在、身体強化の魔法においての強化倍率は、全身強化であれば最高で200%。3倍界王拳。

 全身の身体強化を60%、部分的な身体強化を40%の割合で併用した身体強化重ね掛けを行えば、部分的には4倍を超える強化が施される。

 筋肉モリモリマッチョが4倍以上の腕力で殴りかかってくる恐怖。

 しかも身体強化の魔法は、ダンジョンの外でも普通に使用できるという恐怖。

 さらに、全身の身体強化は思考スピードや動体視力など、筋力の向上以外にも適用される。

 他者に対しては怖がらせないように礼儀正しく接しているが、もし仮にブチ切れたらほとんどの人間は一方的に殺される。冗談抜きで指先1つでダウンが取れる。

 穏やかな人程怒らせたら怖い、の究極系になりつつある。

 

 学校での学力テストにおいては、ほぼ常に首席をキープしている程に学力が高い。

 しかし、本人がそれを全く誇ることをしないタイプなので、紗綾音に尋ねられるまでクラスの誰も知らなかった。

 筋トレを孤独に黙々と行い、自分自身と対話し続けた弊害として、他者に自身の実力を全くアピールしない、という点が如実に表れている。

 勉強は『記憶』よりも『理解』が大事だと考えているタイプ。

 得意科目は特になし。

 苦手科目も特になし。

 効率よく勉強を行う最大の秘訣は、苦手意識を持たないこと。

 

 

:小ネタ:

 外見のせいで、他者からは怖がられる、という自己イメージが強いせいで、逆に他者から好かれるというのがイマイチ実感できない。

 ぶっちゃけ、極度の恋愛音痴。

 また、家族を失って間もないので、自分が女性と恋愛をするという精神的な余裕がない。

 誰とは言わないが、今攻めても恋愛的には勝ち目がない少年。

 

 

 

 

【渡巻 律歌】(わたりまき りつか)

 

 渡巻家の小柄でしっかり者だが大人しめで基礎スペックがヤベェ方の長女。紗綾音のお姉ちゃん。シスコンである。

 高校1年生。

 しかし、身長は140㎝しかなく、妹よりも背が低い。自身の背が低いことをそこまで気に病んではいないが、お姉さん的な魅力が欠如していることには、ちょっと思うところがある。

 自身の容姿はわりと無頓着な面があり、髪を腰まで伸ばしているのも、母や妹が褒めてくれているからという理由。心の底では面倒だからばっさり切ってショートカットにしたい、と思っている。衣装やおしゃれに関しては、基本的には母と妹が全面監修している。

 学力はかなり高い、と周りから評価されている。

 

 長らく秋水のことを年上の成人男性だと思っていた。妹の紗綾音経由で秋水の年齢(年下)を知り、かなりのショックを受けたものの、現在はむしろ親近感が湧いている。本当に親近感だけだろうか。

 秋水が最近よく使うようになったコンビニのアルバイト店員。

 秋水とはあくまでも客と店員という関係でしかない、と本人は思っている。本当だろうか。

 

 性格は大人しく控えめ。かつては紗綾音以上に感情の起伏が激しい幼女だった。

 機械系が大好きであり、ロボットアニメとか特撮物とかに熱中できる、ある意味少年みたいな精神をしているオタク気質。現実の機械も大好きで、重機を見て興奮できる。

 誕生日に父からお下がりで原付バイクを譲り受け、本人は乗り回したくてウズウズしているが、住んでいる地域がそこそこ雪が降る地域なので、冬が終わるまでは遠出しないように家族全員から止められてしまっている。

 バイクの改造がそこそこできるくらいに手先が器用、かつ知識が豊富。

 ライディング装備に関しても知識があり、秋水に対してアドバイスを送ったりもした。ただ、それがダンジョンで戦うための防具に使われるというのは完全なる予想外であり、『早くバイクを乗り回したくてワクワクしてるんだろうなぁ』と微笑ましく思っている。

 好きなバイク:NIKEN。

 好きな車:トヨタ・オリジン。

 好きな兵器:空飛ぶ日産マーチ。

 好きな重機:geneB防爆タイプ。

 好きな工具:インパクトドライバー。ハンドツールを除外ならば、万力。

 好きなロボット:ぼくらの勇者王。

 好きな人:…………あれ?

 

 

:小ネタ:

 客観的に自身が幼児体型であることをちゃんと理解しており、男性の感性から見て魅力のある肉体をしていない、と認識している。

 なので、男性から恋愛的、もしくは性的に好かれるとは全く想定していない。

 同時に、自分が男性を恋愛的、もしくは性的に好きになるとも全く想定していない。

 頭で想定していないだけで、心の方はどうだろう。

 ちなみに、秋水が妹の紗綾音と仲良くしているのを見ると、ちょっともやもやした感情が顔を出す。それは、なんの感情だろう。

 

 

 

【渡巻 紗綾音】(わたりまき さやね)

 

 渡巻家の友好関係が幅広くてお調子者でお洒落で身長が高い方の次女。律歌の妹。チワワ。シスコンである。

 中学3年生。秋水のクラスメイト。

 身長は姉の律歌より15㎝ほど高い。

 黒髪ロングのストレート。自身が可愛いということをちゃんと理解して武器にしているタイプ。

 

 定期テストにおける学年順位は20位という、テストの点数自体はかなり高い方。

 あくまでも、テストの点数は、である。

 テストで高得点を叩き出せるのは、勉強をサボろうとしない沢山の友達に助けられ、なにより成績優秀な姉に教えられた結果。

 提出物(提出がギリギリ/たまに遅延)、授業態度(先生をニックネーム呼びしてたまに居眠りする)、部活動(帰宅部なので加算なし)、と色々足を引っ張ってしまい、最終的な成績は、中の上~上の下、くらいになってしまう。

 

 クラスでは秋水に流れていた悪い噂を全部蹴り飛ばし、一番に秋水を信用して友達になったはずなのに、父からの余計な一言によって疑心暗鬼になり、再び秋水のことを疑ってしまった。闇堕ワワ。

 なんやかんやあって疑いは晴れたのだが、クラスメイトの前、特に男子の前で大泣きしてしまったことがとんでもなく恥ずかしく、拗ねてしまった。拗ねチワワ。

 

 性格は明るく元気で友好的。これは昔から変わっていない。

 

 

:小ネタ:

 他者の恋愛話は好きだが、それが自分のこととなるといまいち実感がないタイプ。

 クラスメイト含み好意を向けている男はいるのだが、それに全く気がついておらず、姉や母や親友などは常に頭を痛めている。

 ちなみに、ファザコンでもあるので、好きな男のタイプは『父みたいな人』であり、同時に姉も大好きなので『落ち着いた人』も好き。

 

 

 

【竜泉寺 沙夜】(りゅうせんじ さよ)

 

 実は彼氏持ちのマイルドヤンキー。

 しかも歴代3人目の彼氏で、初の年下。

 

 紗綾音の親友であり、紗綾音の姉である律歌とも面識がある。

 ちなみに、律歌のことはかなり尊敬しており、がっつり懐いている。

 秋水のことを今まで疑い、その見た目から怯えてしまっていたことを謝罪して以降、特に気後れすることなく秋水と接するようになった。気後れしなくなったので、普通に秋水に対してキレることができるようにもなってしまった。

 

 実は現状、クラス内で唯一、秋水の家庭の事情を大まかに知っている子である。

 問題なのは、沙夜自身が 「なんかニュースで聞いた気がするけど、記憶が朧気で確信持てないんだよねー」 という程度のふんわりさであり、さらには家族まとめて死亡とかいう激重の話題なので、秋水本人に確認するわけにもいかず、その件を誰にも話せていないこと。親友である紗綾音にすら教えられていない。

 

 

:小ネタ:

 恋愛観はかなりあっさりしている。

 歴代の彼氏は、全て向こうから告白されているので、沙夜が男に惚れ込んで付き合った経験自体はない。

 また、紗綾音の昔からの親友であり、紗綾音の傍に長い間いたので、恋愛的に難易度が高い紗綾音よりも、近くにいる軽そうな自分が告白されているのだろうな、と思っている。

 なお、それはただの被害妄想である。

 

 

 

【錦地 美寧】(にしきじ みねい)

 

 第6章に入った途端に性格が激変して面白い女になっちゃった女子高生。

 色々と精神的に辛い環境にいたせいで心を病んでいたのだが、恋愛パワーにて悩みという悩みを「それどころじゃねぇ!」と全て薙ぎ払った恋愛モンスターになってしまった。

 若い男と不倫している母に恋愛相談を持ち掛けたり、若い女と不倫している父にその出会いを尋ねたり、精神的に恋愛という図太い支柱が突き立ったせいで無敵モードが発動してしまった。

 どうしてこうなってしまった。

 

 物心ついてからずっと天才児である姉と周りから比較され続け、すっかり鬱屈した性格になってしまっていたのだが、今はひねくれている場合じゃなくなった。

 姉が死んでからも、その姉を溺愛していた両親から姉と比べられて出来損ない扱いを受けていたが、今はそんなことを気にしている場合じゃなくなった。

 クラスメイトからはかなり尊敬されているのに、自分は嫌われているという根拠のない被害妄想に囚われていたが、今はクラスでの立ち位置なんて気に病んでいる場合じゃなくなった。

 その両親が互いに不倫しているという倫理的アウトサイダーなご家庭だが、今は恋愛事情(なお不倫)に興味津々になってしまった。

 どうしてこうなってしまった。

 

 高校1年生。

 秋水の1つ年上だが、美寧自身は秋水のことを見た目から年上の成人男性だと勝手に思い込んでいる。

 天才肌の姉に勝つために勉強も運動も頑張り続けた結果、テストの成績はトップクラスで運動神経もトップクラスな超優秀な文武両道エリート女子高生になってしまっている。

 ただ、あくまでもトップクラスであり、本物のトップには一歩劣る。

 特に勉強という分野においては、美寧の通っている高校の同じ学年に、全国クラスの共通テストでも上位に入る化け物がいるので、どう足掻いても学年首席にはなれない。

 かつてはその事実に打ちのめされていたが、今は頭ドピンクな恋愛一色になってしまったせいで、どうでも良くなった。

 秋水がテストで頑張れと言ったから全力で頑張る、という究極のモチベーションを手に入れてしまった。

 どうしてこうなってしまった。

 

 趣味は広い意味でのスポーツ観賞。

 

 なお、去年のクリスマスイブに、とある交通事故を目撃してしまっている。

 

 

:大ネタ:

 好きな人は棟区 秋水(断言)。

 

 

:中ネタ:

 頭の中はかなり賑やかでドピンクな電波が入ったようなイカレた恋愛モンスターだが、恋愛経験皆無かつ今まで全く恋愛に興味がなかったという超初心者のせいで、いざ秋水を前にすると何も出力できなくなるという真正のヘタレ女。

 父親も母親も不倫に走っているという仮面夫婦な家庭環境にいたせいか、秋水が既婚者だろうと浮気の沼に沈めてやる、というスーパー力業な覚悟を決めていた倫理観の終わっている女。

 「天才である姉の幻影に勝つ」という執着心が、「秋水が好き」というものに置き換わっただけなのだが、メンタル的には一気にポジティブになったので結果的には良し。ポジティブが過ぎるかもしれないが。

 現在は秋水への恋愛感情が全ての中心となっている。

 なお、秋水から過剰に供給されるオカズを脳内で処理しきれなくなった結果、かつて見ていた悪夢が全てR18の制限がかかりそうなドピンク色の夢に置き換わってしまい、毎日良眠できるようになった。

 また、秋水のことはがっつり性的な目で見ている。

 

 

:小ネタ:

 秋水と出会わなければ、高校2年生の秋には自殺していた。

 

 

 

【棟区 鎬】(むねまち しのぎ)

 

 秋水の叔母。

 23歳。

 仕事を辞めたので、職業はフリーターになってしまった。

 他者からはっきりと明言されるレベルでの美人、かつモデルとしても理想的な体型。

 資産運用に対して明るく、それに関連した様々な知識が豊富な上、その知識を応用できるだけの頭の良さがある。

 ひたすらに働いて稼ぎ、更にその給料を運用して膨らませ、資産額だけで言えばこの年齢で既に富裕層に足を突っ込んでいるという、いわゆる金持ち。

 容姿・頭脳・資産、と各種高スペックでまとまった完璧超人のようなふざけた人物である。

 ただ、口を開くとその魅力が下がってしまうボケ担当。微妙に残念なタイプのため、一歩引いた位置からの観賞用。

 

 両親を早くに亡くしており、さらに物語開始直前に兄と義姉と姪を一気に亡くしている。現状、血縁者は秋水だけになってしまった。

 現在、秋水の保護者であるが、秋水とは一緒に暮らしていない、と言うか一緒に暮らすことを誘ってもばっさりと断られてしまっている。本心では一緒に暮らしたいと思っている、寂しいから。

 その秋水からは嫌いではないものの苦手意識を持たれている。それについては認識しているが、それでも唯一の血縁者である甥に対してはかなりの愛情を持っている。

 

 飄々とした性格をしているようだが、その実はかなりの激情家。

 内心では復讐の炎が燃え盛っているものの、それを表には見せない。

 秋水や祈織など心を許している相手にはジョーク交じりで喋る面白女だが、それ以外の相手にはひたすらに事務的な対応をするので、かなり冷淡な印象を与える。

 人によって評価が大きく分かれるタイプであり、敵がかなり多い。

 

 秋水と経験がある。タチだった。

 祈織と経験がある。ネコだった。

 

 秋水が質屋に持ち込んだ謎の装飾品の売買をするため、成分分析を知り合いの大学にお願いしたのが運の尽き。未知なる元素などという物が発見されてしまったため、その取扱いについて政府機関との話し合いを行わなければならなくなった。

 新物質の話は一部研究所や大学に話が漏れてしまっているため、質屋の方には様子観察や話の聞き取りに海外の人が多く訪れている状況。

 なお、その海外の人達、弁護士からはスパイ扱いをされ、秋水からは質屋を嗅ぎ回るヤバい奴ら認定をされているが、鎬自身の口からは「客ではない」としか評していない。

 敵だと思っているかどうかは、誰にも分からない。

 

 また、自身の兄夫婦を交通事故で殺した奴を相手に民事裁判を起こしている。

 新元素の取り扱いの話よりも、裁判で徹底的に叩いて復讐するという方が優先順位としては圧倒的に高い。

 それこそ、裁判の足を引っ張るなら、政府相手には祈織を生贄に捧げても良いと弁護士には断言しているが、それが本心かどうかは不明。

 ……では、大事な裁判が控えているのに、なぜ政府との交渉をわざわざ行うのだろうか。弁護士に依頼をしてまで。

 

 

:小ネタ:

 自分の兄を殺した奴に復讐を果たすという覚悟がガンギマリしているので、精神的にも恋愛どころではない。

 ただ、秋水のことは愛している。

 ぶっちゃけ、1人の男性として。

 

 

 

【栗形 祈織】(くりがた いおり)

 

 鎬がバイトで勤めている質屋の店主。23歳。

 身長は140cm前半。スレンダー(好意的解釈)。童顔(好意的解釈)。若く見える(好意的解釈)。

 祈織自身は身長やら体型やらをかなり気にしている。

 実は黒髪で低身長でロリ体型、と特徴だけで言えば律歌と駄々被りを起こしている。

 ……誘拐犯は迷うだろうね(邪悪)

 

 質屋の収支は現状でも火の車であるが、秋水の持ち込んだ白銀のアンクレットが想定外ながらも売れるようになったため、首の皮1枚といったところで踏みとどまった。

 新物質の話は一部研究所や大学に話が漏れてしまっているため、質屋の方には様子観察や話の聞き取りに海外の人が多く訪れている状況。

 しかし、警戒している弁護士や秋水を他所にして、状況をよく分かっていないため、危機感などまるでなく暢気に対応している。外国からの観光客が多くなったなー、とは思っている。

 

 英語をはじめとして日本語以外の言語はさっぱり理解できていないため、外国語で喋られると何を言っているのかまるで分からない。

 海外の客(もどき)を相手にするときは、AIの自動翻訳を頼りにコミュニケーションをとっている。

 が、そのAI、鎬が設定をいじっているせいで、ちょっと背伸びした女の子みたいな感じで英語が出力されるという罠が仕掛けられており、海外の人々からは不登校の小学生が店番やっていると思われている。

 なお、鎬が設定をいじった目的は不明。

 ただ、鎬自身も海外の客に対して、祈織を自身の子どもかのように紹介しており、祈織が質屋の店主であるという事実は意外と広まっていない。

 

 趣味はボディビルの観賞。

 筋肉大好きという少々アレな性癖であったが、それを鎬と酒を飲んでいわゆる一晩の過ちをやらかした結果、さらに性癖をひん曲げられてしまい、現在は性癖渋滞気味。

 秋水の体を性的な目で見てしまい、YesマッチョNoタッチの信念もどこへやら普通に秋水の胸やら脚やらをどさくさ紛れにしれっと揉みしだくという、一応中学生相手だということを考えたらお巡りさんこっちです案件をしでかす。

 一方で、にゃんにゃんしちゃって以降、鎬の体も性的な目で見てしまう。バイになっちゃった。

 ちなみに、酒に酔ったせいかもしれないが、基本的にベッドヤクザらしい。そのくせ赤ちゃんプレイまで敢行する強者っぷり。

 

 基本的には質屋の経営は鎬が主導で行っており、新元素云々の話は重要性を理解していないので交渉を鎬に丸投げし、海外からの客が増えたものの日本語以外の言語が全く分からなく、質屋の立場がかなり薄氷の上にあるという認識をしていない、等々、店主であるわりには能力不足が目立つ。

 ただ、貴金属など装飾品に対する鑑定眼は確か。

 白銀のアンクレットも一目見ただけで「知らない金属だ」と評価していたが、実際に「地球上の誰も知らない金属が入っていた」という真実にニアピンしていた。

 また、白銀のネックレスに対しても「最初からこの姿で産まれてきたみたい」と評価しているが、ダンジョンでドロップアイテムが生成されている光景を考えたら、こちらも真実にニアピンしている。

 なお、ダンジョンのドロップアイテム双方に対して、新元素云々という話を一切加味せずに最高峰のアクセサリーだと評している。

 

 子ども扱いされることが多いせいか、秋水相手にはお姉さんぶる言動がちらほら。

 

 

:小ネタ:

 性癖は男の筋肉大好きで綺麗な女も大好きという渋滞を起こしているが、恋愛観自体はかなり悲壮感が漂っている。

 自身の身長や体型にコンプレックスを抱いているため、男性とお付き合いをするというのは半分諦めている。

 仮にお付き合いできたとしても、相手はきっとロリコンなんだろうなぁ、と思っている。

 ただ、自身が好みの相手にわーわーきゃーきゃーはバリバリする。

 現在は秋水と鎬という、別ベクトルでダイナマイトボディな2人と知り合ってかなりの大満足。

 面食いというべきか、ガワだけしか評価してないというべきか。

 

 

 

【峰岸 鉄臣】(みねぎし てつお)

 

 鎬が裁判、および政府との交渉サポートを依頼している峰岸弁護士事務所の所長。

 45歳。少しくたびれた感じのある優男。

 個人の弁護士事務所を経営しており、数人の部下を持つ。経歴も長いので、ベテランの分類。なんだけど苦労人。

 期待の新星である志穂の教育も行っているが、気性の荒い志穂の扱いに胃を痛めている。

 そして鎬の依頼を受けて刑事裁判と民事裁判の弁護を行うことになったのだが、冷静そうな面をして復讐心に燃えている鎬の内心を察して、さらに胃を痛めている。

 ついでに志穂が鎬を毛嫌いしてしまっているので、その仲裁に追加で胃を痛めている。

 さらに政府機関との話し合いを行うことになり、その事務所の行く末を全ベッドする大仕事っぷりに役満で胃を痛めている。

 胃薬は常備薬。

 

 

 

【鋒山 志穂】(ほこやま しほ)

 

 峰岸弁護士事務所の新人弁護士。法科大学院を卒業、司法試験にはストレートで合格、司法修習(修了考査)も問題なく終え、どれも優秀な成績を収めたエリートちゃん。

 本人としてはすぐに独立する気であったが、気性が荒いじゃじゃ馬なため、地元で実務経験を積むことになった。

 大手の法律事務所や弁護士事務所でも良かったのだが、親の伝手により峰岸弁護士事務所で働くことになった。

 現在は鉄臣の助手。

 鎬を復讐に燃えるヤバい女だと認定して警戒している。

 弁護士としてそれはどうなの、という感じだが、人物評価自体はかなり正しい。

 基本的には鎬に振り回され、鉄臣に八つ当たりしている可愛い狂犬ちゃんポジション。

 

 弱者には優しく、無法者には噛みつく。

 遺族感情を加味したとしても、鎬が裁判で行おうとしている主張はそもそも違法ラインすれすれであり、弁解の余地がない相手を一方的にぶん殴る行為である。

 だけど鎬の感情を無視して噛みつくのは、弁護士としてどうなの、とはなる。

 こんな性格だから地元で実務経験を積むことになった。

 

 

 

【7章は新元素関連の話と、魔法使いの話だよ(*'ω'*)】

【なお、約1名、秋水くんの地雷をモロに踏む予定(*'▽')】

 

 

 

【ダンジョン】

 

 秋水の家にある庭の、その地下に突然出現した不思議なダンジョン。不思議不可解なことが平然と起こる異世界のような空間。

 基本的には岩が剥き出しの洞窟だが、何故か壁面が適度に発光して明るい。

 1階はセーフエリア。秋水の秘密基地。モンスターは出現しない。

 2階以降よりも何故か魔素が濃く充満していて、セーフエリアで寝ると4倍速で休息が可能。2時間睡眠が8時間睡眠と同等になる。

 また、水が噴き出している所がある。その水は、飲むと疲労回復、かければ傷が治る、という魔法のポーションである。

 

 2階以降は、各階層に特定のモンスターが闊歩しており、そのモンスターは別の階へは移動しない。モンスターを殺すと、一定時間後にリポップする。

 モンスターは魔素で構成されており、血も肉も涙もない。表面を裂いたり砕いたりして内部の魔素を一定以上消失すると活動を停止し、消滅する。生物的な部位ダメージが存在しないので、頭を潰すのと足を潰すのでは、潰した面積が同じであればダメージも同等という扱いになる。ただし足を潰せば行動に支障が出る。

 また、倒したモンスターからは一定の確率でドロップアイテムがある。基本的には装飾品で、武器や防具がドロップすることはない。装飾品でぶん殴れば武器になるかもしれないが。

 ほとんどゲーム。

 

・2階

 出現モンスター:角ウサギ

 ドロップアイテム:白銀のアンクレット

 ボスモンスター:ボスウサギ

 

・3階

 出現モンスター:スライム

 ドロップアイテム:不明

 出現モンスター:コボルト

 ドロップアイテム:白銀のネックレス

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