ウチの庭にダンジョンがあります   作:ShilonkS

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255『スパーリング相手に最適』

 次の部屋。

 

「持ってけ特大ホォォォォムランッ!!」

 

 身体強化を重ね掛け、武装強化と魔素反発の魔法を施した巨大バールを、遠慮することなく秋水は全力のフルスイングで振り抜いた。

 重たく鈍い音がダンジョンの部屋に響き渡る。

 

 同時に、ゴブリンの頭部が半分近くひしゃげ、えぐれてしまう。

 

 120㎝から130㎝ほどの小柄で華奢な体のゴブリンが、一撃の威力を物語るかのように吹っ飛んだ。

 潰れた頭部からキラキラと魔素を零し――いや違う、大量の魔素をまき散らしながら、ゴブリンが宙を飛ぶ。

 地面に着地するより早く、死亡演出が始まったようである。

 巨大バールを振り抜いた姿勢のまま、秋水はゴブリンを見送った。

 しばらく空中散歩の後、ごしゃ、どしゃ、と悲鳴すら上げる暇もなく、ゴブリンの体が背中から着地する。背中というより首からだ。着地の衝撃で、ゴブリンの体がダンゴムシかのように不気味に丸まってしまう。

 ピクリともしない。

 噴水かのように、ぶん殴った頭部から盛大に魔素が吹き上がっている。

 それを確認した秋水は、ふぅ、とゆっくり息を吐き出した。

 

「…………よえぇ」

 

 ダンジョン地下4階。

 新しく登場したモンスター、ゴブリン。

 びっくりするくらい、弱かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 評価。

 弱い。

 さらに2部屋進んだ秋水は、腕を組んで難しい顔をしたまま、そうゴブリンを評価せざるを得なかった。

 かれこれ計4戦。

 各部屋にゴブリンは1体ずつ。

 すごく素早く進軍できてしまった。

 だって、1発か2発で終わるから。

 秋水は思わず遠い目をしてしまう。ぽよんぽよんと、秋水の前をスライムがゆっくりと通り過ぎていく。

 

「ダメだ、コボルトに勝る点を捻り出せねぇ……」

 

 どこか疲れたように秋水は呟く。ポーションでは回復できない精神的な疲れである。

 小さくため息を吐いてから、秋水はとぼとぼと部屋の入り口へリュックサックを取りに戻ることにした。

 

 ゴブリン、弱い問題。

 

 角ウサギとコボルトを比べたら、脚力を生かした一撃必殺の威力など、全てのスペックが勝っているわけではないが、それでも総合的には明らかにコボルトの方が強かった。

 だから、なんの根拠もなく秋水は、ゴブリンはコボルトよりも強い、と思い込んでいたのである。

 しかし、蓋を開ければこれだ。

 弱い。

 そうとしか評価できなかった。

 しかも総合的という話ではない。

 全部がコボルトより弱い。

 背丈はコボルトと同程度。

 だが、筋肉質でガッシリした体型のコボルトに比べれば、ゴブリンは全体的にひょろりとしている。

 力はコボルト以下。

 防御力もコボルト以下。

 生命力もコボルト以下。

 戦闘IQもコボルト以下。

 脚力に至っては、角ウサギ以下のコボルト以下だ。

 しかも素手である。なんで棍棒持ってたコボルトが地下3階で、徒手空拳のゴブリンが地下4階なのか。

 いや、下に進めばモンスターが強くなる、なんて決まってるわけじゃないし、勝手に誤解していた方が悪いんだけど。

 

「しかも裸族だし……」

 

 入り口の通路に置いてきたリュックサックを背負い、もぐもぐとハイカロリーなチョコバーを食べながら秋水はぼやいた。

 コボルトは腰に布切れを巻いていた。

 ゴブリンは、それすらない。

 裸族だ。

 文明レベルとしてもコボルト以下の可能性。

 とりあえず、オスでもないし、メスでもなさそうなのは確認した。なにをどう確認したかは伏せるが。

 

「どーしたもんかね」

 

 困ったように漏らしつつ、秋水はスライムを無視して部屋を突っ切り、出口へと辿り着く。

 地下3階に初めて降りたとき、襲ってこないスライムに肩透かしを喰らった。

 そして地下4階に初めて降りた今日、ゴブリンが弱くて肩透かしを喰らった。

 意気込みすぎていたのだろうか。

 うーむ、と秋水は鼻を鳴らし、リュックサックの肩紐に取りつけている腕時計に目をやった。

 

「……とりあえず、あれだな。次の部屋でゴブリン叩いたら、引き返すか」

 

 鎬から連絡を貰ってからダンジョンアタックを開始した関係上、いつもよりダンジョンアタックを開始する時間が遅かった。

 まだ5部屋、いや実質4部屋しか進んでいないが、次の部屋でゴブリンを殺してからセーフエリアまで引き返せば、丁度日付変更くらいだろう。

 様子見で1戦だけのつもりだったのに、なんだか随分進んでしまった。

 なんでだろう。

 いや、ゴブリンが弱いからなんだけど。

 

「はぁ……」

 

 ついついため息が漏れ出てしまう。

 どこかとぼとぼとした足取りで、秋水はダンジョンの通路を進んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 身体強化の出力を下げれば良いのでは?

 

「におぶっ! たんたるっ! てるるっ!」

 

 5戦目、期待外れのゴブリンにしょんぼりしていた秋水は、打って変わって元気にゴブリンをバール2刀流でボコボコに殴っていた。

 掴みかかろうと襲いかかってきたゴブリンの胸に遠慮なくヤクザキックをたたき込み、距離を離してから側頭部へ左のバールを強かに打ち付けて、体勢を崩したところへ脳天に右のバールを叩き込む。

 頭を連続で殴られて体勢を崩しかけながらも、ゴブリンは根性で踏み止まって、再び秋水に掴みかかろうと前に出る。

 ナイスガッツだ。

 やっぱりモンスターはモンスターらしく、戦いに貪欲であってくれて嬉しい。

 だとすれば、自分もモンスターか。お似合いだな。

 秋水は口端をつり上げながら、嬉しそうに振り下ろした右のバールの先端をゴブリンへと向き直し、フェンシングのようにゴブリンの胸を突く。

 バールは突き刺さらない。

 100%の最大出力で全身の身体強化の魔法を施していたら、間違いなく突き刺さっていたであろう。

 

 しかし今の秋水は、身体強化の出力を、意図的に下げていた。

 

「なるほど、20%で丁度良いな……おおっと、あるごんっ!!」

 

 ようやくゴブリンに手応えを感じ、舌舐めずりをした秋水は、一瞬よろけながらも突いたバールを両手で掴んで、ニヤリと下卑た笑みを向けてきたゴブリンの腰にローキックをぶち込んだ。

 右の足を軸にして、腰の回転を使って左足を鞭のようにしならせる。膝を回すようなイメージ。蹴り込むインパクトを増やすため、腰を使って膝を回す速度に、膝から足を伸ばす速度を上乗せ。さらには前へと重心をスライドさせて、その重量も足へと乗せる。

 鋭く、重く、鈍い音がダンジョンに響いた。

 

『ギョエッ!』

 

「おっと、こいつはナイスヒット!」

 

 思いのほか綺麗に叩き込めたローキック。

 その醜い顔をゆがめて溜まらず悲鳴を上げるゴブリンに、秋水は思わず顔を綻ばせる。

 スマホで動画を見て、こう動くのか、とイメージしていた動きが完全に再現できた。

 筋トレなどで運動を続けていると、頭の中のイメージ通りに体を動かす、ということに慣れてくる。しかしそれでも、微妙な誤差というのはどうしても出てしまうものなのだ。

 なるほど、スパーリングには丁度良い。

 秋水はゴブリンの価値を無意識にそう定義しつつ、ローキックの衝撃で掴んだバールから手を離したゴブリンの目前に蹴り出した左足で踏み込む。

 踏み込みと同時に息を大きく吸い、後ろの右足で地面を蹴り出す。

 

「持ってけ膝打ちキックっ!!」

 

『ゴッ!?』

 

 そのまま流れるように重心を前に持ってきて、蹴った右脚の膝をゴブリンの胸部に打ち込んだ。

 ニーキック。

 からの、踏み込んでいた左足で地面を蹴り、右膝をさらに強くねじ込むように押しつける。

 押しつけ、そして、その威力に踏ん張りきれなくなったゴブリンを、そのまま膝で押し倒した。

 

『ゴブっ!?』

 

「りんっ!」

 

 ゴブリンの胸に重量を掛けるように膝で乗り、岩肌の地面でゴブリンを押しつぶす。

 獰猛な笑みを浮かべつつ、秋水は即座に右脚を戻しながらゴブリンへと馬乗りになった。

 ゴブリンの腕を封じ込めるように、膝を使ってしっかりとゴブリンの肘の辺りをロック。

 さらに逃げられないように、両方の足首をゴブリンの腹へと押し当て体重を掛ける。

 

「さーて、身体強化を切りまして」

 

 そこで秋水は、全身に施していた身体強化の魔法を解除した。

 さらには両手に持っていたバールも手放した。

 普通に考えたら自殺行為だ。

 だが秋水は実に楽しそうに、両の拳を握り締める。

 ギリリ、とライディンググローブが音を鳴らす。

 

「地味にヤったことなかったんだよな、マウントパンチ」

 

『ギュアラッ!!』

 

「うっせいやい!」

 

『ガッ!?』

 

 ごすっ、とそのままゴブリンの顔面を上から右の拳で殴りつける。

 流れるように右の拳を引き、引いた体の捻りを使って左の拳を発射、命中、ライディンググローブのプロテクターが、再びゴブリンの顔面を捉えた。

 馬乗りになってマウントポジションを取った状態から連続してパンチを叩き込む、グラウンドパンチ、もしくはマウントパンチと呼ばれる殴り方である。

 左の拳を上半身を捻りながら引く。

 捻った力を上乗せして右の拳を叩き込む。

 右の拳を上半身を捻りながら引く。

 捻った力を上乗せして左の拳を叩き込む。

 以下繰り返し。

 プログラム文章だろうか。

 

「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ、ふっ、ふっ」

 

『ガッ! ゴッ! ガッ! グッ! ギャッ! ギッ!』

 

 リズムよく殴る。

 殴る。

 ひたすら殴る。

 殴られながらも抜け出そうと藻掻くゴブリンをしっかり組み伏せるため、下半身の力を満遍なく使用する。

 そして交互に拳を繰り出すために体を捻るので、上半身の力も満遍なく使用する。

 これはつまり、有酸素運動。

 筋トレじゃないか。美寧にお奨めできそうなエクササイズかもしれない。

 にぃ、と野獣のような笑みを深めながら、秋水は容赦なくゴブリンを殴り続ける。

 右パンチ。

 左パンチ。

 また右パンチ。

 身体強化をしていない秋水の素の力で、殴る殴る。

 腕を地面に縫い付けられたゴブリンは、防御することもできずに無抵抗に殴られ続けるしかない。

 馬乗りになった秋水から抜け出そうとジタバタゴブリンが藻掻くものの、脱出できそうな気配はない。

 

「ふっ、ふっ、ふっ、ふふっ!」

 

 呼吸のリズムと打撃のリズムを一致させていく。若干笑いが漏れてしまったのはご愛敬。

 なるほどなるほど。攻撃は呼吸を一致させていくのが重要だとは知っていたが、こんな感じで息をするのが良いのか。筋トレのときとは微妙にタイミングが違うのだな。良い勉強になる。

 マウントパンチを繰り返しながら、秋水は一撃毎着実に殴り方が上達していた。

 殴る。

 問題点を見つけ、修正してまた殴る。

 さらに問題点を見つけ、修正して追加で殴る。

 その繰り返し。

 いいぞ、これが正しいトライ&エラー。

 成功へと繋がる問題を発見できるトライは大歓迎だ。

 右の頬を殴って無理矢理左の頬を差し出させる。

 左の頬を殴って無理矢理右の頬を差し出させる。

 

『ギュッ、ギョッ』

 

「聖書ってのはこういう説法なんかね、ああっ!?」

 

 楽しそうに秋水はゴブリンを殴り続ける。

 段々とゴブリンの反応が弱くなってきたが、秋水は全く手心を加える気などない。

 むしろ、最初の一撃よりも鋭く、そして重たくなった拳をゴブリンの顔面へと叩き込む。

 そこからさらに秋水は10発ほどマウントパンチを継続して。

 

「お?」

 

 左の頬をぶん殴った衝撃で、ごきり、とゴブリンの首が不自然に曲がり、吐血の如く口から魔素が急激に吐き出された。

 死亡演出だ。

 身体強化なしでも、これだけ殴れば死ぬのか。

 当たり前のように使える身体強化の魔法だが、改めてその強化倍率がヤバいことを秋水は実感しながらも、輝く光の粒子を口から吹き出すゴブリンを笑顔で見下ろし、右手に魔力をかき集める。

 現在、秋水は身体強化を施していない。。

 武装強化の魔法も、魔素反発の魔法も発動していない。

 ゴブリンに馬乗りになってからは、完全に魔法なし、素の身体能力でぶん殴っていた。

 つまり、秋水の中にある魔力は、全て余っている状態。

 

「もうちょい実験に付き合えよ」

 

 凶暴なる笑顔のまま、秋水は右手に集めた魔力をぐるぐる回して渦を作る。

 右手に魔力。

 全魔力。

 今までは、上に見積もっても精々1%ないだろうな、くらいの出力でしか起動したことがなかった魔法がある。

 それを、最大出力で発動させたらどうなるだろうか。

 秋水はゴブリンの口を、がしり、と右手で掴んだ。

 魔素が秋水の体に吸収される。

 心地の良い感覚。

 寝起きの体をじんわりとストレッチで動かすような、そんな気持ちよさだ。

 魔素が体に取り込まれる感覚を味わいながら、秋水は右手に集めた全魔力に、色を落とした。

 

「回収」

 

 

 

 最大出力の、魔素回収の魔法。

 

 

 

 いちいち魔素に触れて吸収するのは面倒くさいなぁ、くらいのノリで開発した、掃除機の如く魔素を吸引する魔法である。

 基本的には、今のようにモンスターとの戦いが終わった後、息を整えつつ惰性で発動して魔素を回収するような使い方だ。

 それを、全力発動。

 

 その効果は、見るからに絶大だった。

 

 通常、死亡演出が始まったモンスターはピクリとも動かない。

 ただの死体だ。

 それがどうだ、魔素を吹き出している箇所に手を当てて、全力で魔素回収の魔法を使ったならば。

 

「うわっ、ちょ、暴れんなお前!?」

 

 びくんっ、びくんっ、とゴブリンの体が跳ね上がる。

 死亡演出に油断していた秋水は一瞬振り落とされそうになるが、馬乗りの状態で踏ん張って堪える。右手はゴブリンの口をがっちりホールドしたままだ。

 吹き出す魔素を強引に吸引されているゴブリンの体は、何故か暴れている。

 魔素は回収できている。

 死亡演出中なのは変化ない。

 死んでいる状態なのにゴブリンの体が跳ねるのは、その死体から無理矢理魔素を吸引しているからだろうか。

 もしくは。

 

 

 

 魔素回収の魔法に、モンスターの体そのものが、引き寄せられているのか。

 

 

 

「ほーん……」

 

 暴れる死体を馬乗りで押さえつけながら、秋水はにやりと笑う。

 魔素回収の魔法は、魔素を引き寄せる魔法だ。

 そして、魔素回収の魔法を反転させたのが、魔素反発の魔法である。

 モンスターの体は魔素で構成されている。

 魔素反発の魔法は、そんなモンスターの体を弾き飛ばして特攻ダメージを与える魔法だ。

 モンスターの体に対して反応を示す、魔素反発の魔法。

 そうであるならば。

 

 魔素回収の魔法もまた、モンスターの体に反応を示して、当然だ。

 

 いつもは戦闘が終わった後、吹き出しているふわふわとした光の粒子である魔素が回収できる程度の出力でしか発動させていなかったが、高出力で魔素回収の魔法を発動させると、魔素反発の魔法と同じくモンスターの体に影響を与えるのか。

 なるほど。

 

「……勉強になるなぁ」

 

 秋水は笑う。

 ゴブリン5戦目にして、終始にっこにこであった。

 

 角ウサギは、総合スペックは低くとも一撃必殺の脚力があるから事故が怖い。

 

 コボルトは、武器を手にしている以上はそもそも手心を加えて殴り合う相手ではない。

 

 ゴブリンは、実に丁度良い。

 なにが丁度良いか。

 決まっている。

 

「こいつは、良い実験体モンスターだなぁ」

 

 ゴブリンというのは、戦い方の研鑽や、魔法の考察実験を行うには、非常に手頃なモンスターであった。

 

 

 





 魔法を魔法として自覚してから最初に編み出した魔素回収の魔法、実は魔素反発の魔法よりヤバいよ(ネタバレ)

 作中には出てきませんが、ゴブリンは人間基準では「醜い顔」をしています。
 が、秋水くんの視点ではそのような表現をされることは非常に稀なので、ここで注釈を入れておきます。
 ……例えモンスター相手でも、秋水くんが自分のことを棚に上げて誰かを「醜い顔」と表現することはまずないだろうな、と書いている最中に気がついた( ´-ω-)
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