ウチの庭にダンジョンがあります   作:ShilonkS

274 / 274
265『私の友達は、特別な存在』

 棟区 秋水という人物を最初に見たとき、須々木 海霧は圧倒された。

 大きな身体。

 服の上からでも分かる巨大な筋肉。

 しっかり短く刈り揃えられた髪と、その凶悪すぎる強面が相まって、危ない雰囲気を醸し出している。

 怖い。

 ただただ、その感情しか湧いてこなかった。

 

「おはようございます」

 

 教室を入るとき、挨拶とともに軽く一礼してから入る。

 その声が、体の芯、背骨の中まで震えるほどに低い。

 目を見た。

 睨み返された。

 ああ、終わった。

 なんの脈絡もなく彼と目が合ったとき、海霧は今から自分は殺されるのだと思った。

 まあ、生きているけれど。

 生かされているだけかもしれないけれど。

 棟区 秋水。

 彼は怖い。

 ただ怖い。

 

 それに、彼には変な噂がつきまとっている。

 

 暴力事件を起こした。

 警察に何回もお世話になったことがある。

 血みどろの喧嘩に明け暮れている。

 暴力団関係者である。

 危ない薬を売っている。

 そんな噂ばかりであった。

 そして、実際に警察にお世話になっているのは事実なものだから、どれもこれも信じられそうな噂ばかりでもあった。

 だから彼を遠巻きにした。

 触れないように。

 刺激しないように。

 距離を取って。

 そうやって海霧は自分を護った。

 彼は怖い。

 彼は危ない。

 彼は危険だ。

 だから近づかず、関わらず、黙って彼をやり過ごす。

 海霧はそうした。

 

 そして、クラスメイトの誰もが、そうしていた。

 

 誰もが彼に怯え、誰もが彼を避けた。

 海霧一人ではなく、友達全員だ。

 

 それは、紗綾音ですら例外ではなかったはずだ。

 

 クラスメイトだろうと、他のクラスだろうと、挙げ句の果てには教員であろうとも、誰に対してもフレンドリーに懐に潜り込んで仲良くなっていく、なんて陽キャの極みみたいな友達、渡巻 紗綾音。

 そんな紗綾音ですら、秋水には怯えきっていた。

 怖い。

 近づきたくない。

 それはそうだろう。

 あいつはヤバい奴だ。

 それがクラスでは共通認識、のはずだった。

 

 

 

「でも棟区くん、悪い人じゃないよ」

 

 

 

 だからこそ、3学期初日に紗綾音が言い放った言葉に、海霧は静かに衝撃を受けてしまった。

 確かにその3学期初日、軽く怯えながらも彼に突っ込んでいき、そして瞬く間に彼に馴染んで、最終的には他の友達に接するのと同じように彼に絡みまくった紗綾音の行動には驚いた。

 だって、あのヤバい奴にパンチまで打ち込んだんだぞ。驚く他にない。

 だけれど、その日の放課後、紗綾音が妙に彼を擁護しようとしたことの方が、海霧は衝撃的だった。

 

「少なくとも、悪くない人には、悪い人じゃないよ、棟区くんは」

 

 それってつまり、悪い人には、悪い人になるかも、って意味じゃん。

 海霧は反射的にツッコミを入れかけたのを、どうにか飲み込む。飲み込めたのは、それより早く沙夜が呆れ顔でツッコんだからかもしれない。

 その代わりにツッコミを入れてくれた竜泉寺 沙夜も、彼と喋ってみることは、怖いからヤだ、とその時点では完全に拒否の姿勢であった。

 そうだよね。

 それが普通だよね。

 沙夜が彼に対し、明確な拒絶の姿勢を示したことに、海霧は内心でほっとしていた。

 

 紗綾音は、凄い。

 

 誰に対しても明るくて優しくて、そして元気だ。

 友達が多くて、友達同士の交流も積極的に行っていて、彼女の周りはいつも明るい。

 家はお金持ち。でも、それを決して鼻に掛けないし、ひけらかさない。

 授業態度はあれだけど、根本的に頭が良い。

 そして可愛い。

 可愛くて、自分自身が可愛いという自覚があって、それをちゃんと武器にして、でも不快には思えない魅力がある。

 きっとマンガだったら、紗綾音は物語のヒロインだ。

 紗綾音は特別だ。

 そんな紗綾音だからこそ、彼の懐に潜り込むことは、できるかもしれない。

 

 だが、それは紗綾音が特別だからこそ、だ。

 

 もともと他者の欠点をあまり問題視せず、距離感を調整しながら仲良くなることに紗綾音は長けている。

 紗綾音曰く、合わない反りは合わせずに、合う反りを合わせる、という考え方だそうだ。

 言うは易い。

 でもそれを実行するのは、とても難しい。

 人の嫌な点や悪い点というのは、どうしたって目につくからだ。

 目についたそれを、その人の個性だ、と受け入れるのは、至難の業だ。

 まして彼だ。

 あの見た目。

 あの威圧感。

 あの声。

 あの目つき。

 あの噂。

 それを横に置き、仲良くなんて、普通はできない。

 だから、それが自然とできる紗綾音は、特別なのだ。

 特別だから、彼のような怖い奴に近づけるんだ。

 そのはず、なんだ。

 

 

 

 その特別な行為を、友達が続々と “真似” し始めたのを見て、海霧は吐きそうなほどの嫌悪感に苛まれた。

 

 

 

「悪かったよ、今まで誤解してて」

 

「はい、謝罪を承りました」

 

 沙夜が彼に謝ったとき、強烈な違和感を覚えた。

 それは、謝っているつもり、なのか?

 紗綾音の真似事か?

 

「正直、喧嘩ばっかしてるヤベェ野郎だって思ってたわ。今は違ぇと思ってるよ。俺もずっと、悪かったな」

 

「ええ、謝罪を承りました」

 

「顔が怖いからめちゃめちゃ警戒してたー。できるなら関わりたくないって思ってたー」

 

「お気になさらず。謝罪を承りました」

 

「勘違いしててごみんね☆」

 

「はい、謝罪を承りました」

 

 なんだこの茶番。

 喋り方が丁寧だからなんだ。

 大人しそうだからなんだ。

 そんなの、幾らでも誤魔化せることじゃないか。今はただ、猫でも被ってるだけじゃないのか。

 煙がないところに、噂なんか立ちはしない。

 外面がいくら良くても、なんで噂が全部嘘だと思うのか。

 勉強できるだけで、なんで噂が全部嘘だと思うのか。

 卒業まであと少しならば、このまま関わらずにいるべきだ。

 あんな、悪意が滲み出るような顔をしたヤバい奴とは、最後の最後まで距離を置くべきだ。

 明らかに危なそうな奴なんだから、近寄らない方が良いに、決まっている。

 

 紗綾音のような特別でないならば。

 

 紗綾音のように、相手の痛みまで見て謝れないのならば。

 

 

 

「去年までずっと怖がっててゴメンね! 私が棟区くんの立場だったら、すっごい悲しくて、とっくに泣いてたよ!」

 

 

 

 紗綾音はやはり特別だ。

 怖い彼に、ちゃんと謝った。

 他の奴らとは違う。

 そして、自分とも違う。

 あんな怖い奴に、あんなヤバそうな奴に、ちゃんと謝って近づいている。

 自分は無理だ。

 怖い。

 近づけない。

 近づきたくない。

 だって、紗綾音は騙されているだけかもしれないじゃないか。

 噂は否定されていないじゃないか。

 絶対に無理だ。

 彼と仲良くなんて、できるわけがない。

 紗綾音は特別だから、それができるだけなんだ。

 

 そして、他の友達も、当然のように無理だった。

 

 人の足を踏んどいて、「ごめん、見てなかった」というのが謝罪になるわけが、ない。

 

 ああ、不愉快だ。

 勘違いも甚だしい。

 実際に見てみろ、彼はなにも許してないじゃないか。

 なに1つとして変わってないじゃないか。

 ずっとずっと、同じじゃないか。

 紗綾音の真似をして、一番大事な部分を踏み外しておきながら、許されてすらいないのに、あんなに怖いやつと仲良しごっこなんてしている。

 紗綾音がイイヤツと言っているからってなんだ。

 それは単に、紗綾音が特別だからイイヤツと感じられる要素があっただけの話だろう。

 紗綾音だから許されているだけだろう。

 抱きついても、ぶら下がっても、膝の上に乗っても、紗綾音だから許されているだけだろう。

 紗綾音だからこそ、まるで可愛い “妹分” を愛でるかのように、彼は紗綾音の頭を撫でて受け入れているだけだろう。

 だからって、彼はイイヤツかどうかは別問題じゃないか。

 

 悪くない人には、悪い奴じゃない。

 

 紗綾音が言ってたじゃないか。

 紗綾音はちゃんと謝った。

 だから彼は受け入れただけだ。

 じゃあ、他の友達はどうだ。

 誰も彼もが自分が勘違いしていたことを謝って、許されてもいないのに友達ごっこをして。

 

 彼に怯えて、避けて、独りにさせ、昼食の時間には教室から追い出していた、加害者のままなんだぞ。

 

 彼にとって、紗綾音以外は “悪い奴” のままじゃないか。

 だとしたら、悪くない人には悪い奴じゃない彼は、自分たちには “悪い奴” になるかもしれないじゃないか。

 怖い奴の本性を、剥き出しにしてくるはずじゃないか。

 彼は変わっていないのだ。

 紗綾音以外の誰が謝っても、ずっとずっと態度を変えていないのだ。

 みんなで避けていた頃のままなのだ。

 みんなで関わらないでいた頃のままなのだ。

 紗綾音が大丈夫だからって、凡人の自分たちに手を出さない理由にはならないんだぞ。

 彼は怖ろしい存在の、ままなんだぞ。

 そんなことも分からないのか。

 バカなのか。

 反吐が出る。

 気持ちが悪い。

 

 

 

 そんな感情を友達に向けてしまう自分が、すごく嫌だ。

 

 

 

「………………はぁ」

 

 海霧は今、当てもなく駅前をウロウロと歩いていた。

 今日の学校は午前授業だけだった。

 なのにもう、日が暮れてきている。

 

 ぐちゃぐちゃの感情が赴くまま、友達全員に当たり散らし、口に出すつもりはなかった酷いことをたくさん言ってしまった。

 

 死にたい。

 死んでしまいたい。

 言うだけ言って冷静になってしまい、驚いたような、悲しんでいるような、悔やんでいるような、怯えているような、周りから向けられる様々な視線に海霧は耐えきれなかった。

 逃げた。

 逃げ出した。

 今まで心の中だけに収めようとしていた感情を爆発させてしまった教室から、海霧は逃げてしまった。

 それからずっと、街中をうろついている。

 行く先などない。

 とぼとぼと歩き、無意味に徘徊する。

 自分は今、酷い顔をしているだろう。

 

 きっと、友達には嫌われた。

 

 酷いことを口走った。

 当たり散らした。

 もうダメだ。

 絶対に嫌われた。

 言うつもりなんてなかった。

 腹の底では不満は確かにあったけど、口にするつもりはなかったのだ。

 それを表に出した。

 

「……ぐすっ」

 

 泣けてきた。

 涙まで出てきた。

 ああ、ダメだ。もっとブスになる。性格もブスなのに。

 自分が逃げ出した教室では、きっと誰もが自分のことを叩いていたことだろう。

 

 急に怒りだした。

 訳の分からないことばかり怒鳴ってた。

 意味分かんない。

 一人だけ意地張ってる。

 心が狭い。

 友達やめよ、あんなやつ。

 

 きっと、そんな陰口があふれかえっていたに違いない。

 死にたい。

 友達に怒鳴って、友達に嫌われて。

 

「――クラスに居場所、なくなっちゃったなぁ……」

 

 感情を整理しようと呟いてみたら、とんでもなく惨めな気持ちになってくる。

 きっと嫌われた。

 絶対に嫌われた。

 友達に。

 友達だったのに。

 そうだったのに、自分がみんなを怒鳴った。

 我慢できなくなって、不満を爆発させてしまった。

 

 だから、嫌われて。

 

 もう嫌だ。

 死にたい。

 とぼとぼ歩いていた海霧の足が、ゆっくりと止まる。

 俯いて、ぼろぼろと流れた涙が、アスファルトを濡らしていく。

 ずっと歩いていたからだろうか、足が痛い。

 痛いのは、足だけだろうか。

 ぎゅぅ、と胸を掴む。

 痛い。

 痛いのは、どこだろう。

 分からない。

 分からないけど、胸が詰まるように、苦しくて。

 

「うぅ……」

 

 止まってしまった足で再び歩き出すことなどできず、海霧はその場にしゃがみ込んでしまった。

 涙が止まらない。

 息が苦しい。

 ここは道路だ。

 こんなところで座り込んじゃいけない。

 そんなの、ルール違反だ。

 早く立たなきゃ。

 早く退かなきゃ。

 座るんだったら、公園でも行ってから座らなきゃ。

 頭の中ではそう思うのに、足は全く動かない。

 立てない。

 胸が詰まる。

 痛いのはどこだ。

 痛いのは私か。

 急に友達に対して当たり散らした私が痛いのか。

 じゃあ、全部痛いんだ。

 全部全部、痛いんだ。

 涙が出て、息が荒い。

 呼吸って、どうやってやるんだったか。

 つらい。

 つらくて、ああ、死にたい。

 

「ぅ……」

 

 なんで怒鳴っちゃったんだろう。

 なんで言っちゃったんだろう。

 未来のやつ、すごい顔してた。言い返されて、今頃すごい怒ってるだろう。

 美々は未来が好きだから、あいつにキれ散らかした奴なんて、きっと嫌いになっちゃっただろう。

 蜜柑は顔を青くしていた。いつも明るい子に、あんな顔させちゃった。

 沙夜にまで噛みついちゃった。傷ついた顔してた。

 乃々と千夏も怯えさせた。みんな、未来に詰め寄られたとき、庇おうとしてくれたのに、最低な形で裏切っちゃった。

 確かに、確かにさ。

 怒ってたよ。

 腹の底では、紗綾音の真似するな、ちゃんと彼を見れば分かるだろ、とか怒ってた。

 だけど、友達だ。

 関係を壊すようなことなんか、言いたくなかった。

 全部全部、自分の中に抑え込んで。

 みんなが騙されても、自分は騙されない。

 アイツが本当に “悪い奴” なのだとしたら、みんなを守れるのは、自分だけなのだから。

 そんな気持ちで、彼を疑ってかかる。

 もしも紗綾音に酷いことをするのなら、紗綾音だけでも守らなきゃ。

 そう思ってた。

 だから我慢した。

 みんなが紗綾音に釣られているだけでも。

 どれだけ友達ごっこが茶番に見えても。

 ヒグマにしか見えない奴を、紗綾音が戯れることができるからって、テディベアだと勝手に信じ込んで彼に近づいて行く友達を、黙って見ていた。

 我慢して。

 我慢して。

 

 

 

 ずっと心配そうにこちらを見ていた、紗綾音の顔が蘇る。

 

 

 

「ぅぅ……ぁ……ぁぁ……っ」

 

 死にたい。

 死にたい。死にたい。

 紗綾音にあんな顔をさせてしまった。

 特別な彼女を、悲しませてしまった。

 自分のような凡人が、特別な紗綾音に影を落としてしまった。

 ああ、死にたい。

 

 いや、死のう。

 

 死ねばいいのか。

 赦されるのか。

 赦されないかもしれない。

 嫌われたままかもしれない。

 でも、死んでしまえば、自分のような奴が紗綾音を汚すことはなくなる。

 どうせ友達には全員嫌われた。

 どうせもう、クラスの中に居場所なんてない。

 どうせ。

 どうせ、どうせ。

 嫌われた自分に、生きる、価値なんて。

 

「…………ぁ」

 

 それは酷く名案で。

 海霧はゆっくりと顔を上げる。

 日は暮れて、暗い街。

 こんな田舎の、中途半端な時間には、人通りなど少なくて。

 そもそも大通りでもない暗い小道に、蹲って泣いているヤバい奴など、誰も見てない。

 誰もいない、はずだった。

 

 

 

「こんばんは、ジリちゃん」

 

 

 

 海霧にとっての “特別” が、そこにいた。

 

 

 





Q:もしかしてジリちゃん、紗綾音に激重感情抱いてる?

A:はい(断言)

 どうしよう。超絶ドロドロな内面描写、すごいテンション上がって気がつけば予定の5倍くらいの分量になった挙げ句、話を区切らざるをえなくなった(;´Д`)コンナハズデハ……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

【書籍発売】汝、現代ダンジョンに希望を持つべからず(作者:鋼我77)(オリジナル現代/冒険・バトル)

社会人三年目の青年、入川春夫は騙された。▼通勤時間短縮のため、格安で購入した一軒家。そこにダンジョンがあったのだ。国の法律で、土地の所有者はダンジョンを管理しなくてはいけない。▼そんな家なら買わなかった! 後悔しても後の祭り。仕事は退職。家族からは縁を切られる。騙した奴は雲隠れ。▼かくて始まる、先の見えないダンジョン管理。働いても報酬は雀の涙。過酷な肉体労働…


総合評価:16742/評価:8.73/連載:110話/更新日時:2026年05月19日(火) 18:00 小説情報

怪異をぶちのめす(作者:富士伸太)(オリジナル現代/冒険・バトル)

ガッツで耐えつつ被ダメを攻撃力に変えて浪漫砲を撃つバーサーカー構成で、事故物件つかまされた被害者やよくわからんフラグを踏んだだけの被害者を殺しにくる日本の理不尽系怪異をぶちのめしていこうと思います。▼※カクヨムにも掲載しています 


総合評価:4254/評価:8.54/連載:41話/更新日時:2026年05月17日(日) 21:42 小説情報

魔法や異能が存在しても、主人公になれるかどうかは別の話(作者:考える人)(オリジナルファンタジー/コメディ)

 中学三年の夏、ごくごく一般的な少年である渡谷(わたがや) 雪春(ゆきはる)は、怪しい男の勧誘を受け、まるでフィクションのような世界――魔法や異能が存在する世界へと飛び込むことになる。異能を学ぶ学園に入学した雪春が望むのは、もちろん漫画やラノベの主人公のような存在になること。夢にまで見た世界が実在していたことで、浮かれ切った雪春はそうなれると信じて疑わなかっ…


総合評価:34387/評価:9.05/連載:102話/更新日時:2026年06月14日(日) 12:02 小説情報

現代ダンジョン発生初日。世界がパニックになる中、俺だけが攻略wikiの知識で最強ビルドを試している~将来のSSS級探索者? ああ、全員俺の弟子です~(作者:パラレル・ゲーマー)(オリジナルファンタジー/冒険・バトル)

ある日の朝、世界各地に「ダンジョンゲート」が出現した。 自衛隊が出動し、人々がパニックに逃げ惑う中、35歳の社畜サラリーマン・八代匠(やしろ たくみ)だけは、震える手で歓喜していた。▼「間違いない。ここは、俺が死ぬほどやり込んだ神ゲー『ダンジョン・フロンティア』の世界だ!」▼初期の混乱期(黎明期)こそが最大のチャンスだと知る彼は、すぐさま会社を辞め、脳内の「…


総合評価:6062/評価:7.63/連載:149話/更新日時:2026年04月05日(日) 22:42 小説情報

愛するNPCが現実化したら勝手にギスギスし始めた挙句バカ重い責任が生えてきた話(作者:フォン・デ・ペギラパギラ)(オリジナルファンタジー/冒険・バトル)

犬耳を可愛らしく傾ける忠臣は、いつでも俺の隣にすり寄ってきてくれる。▼龍の少女の参謀は俺を宝と称して、愛らしく腕を取ってくる。▼俺のことを神とさえ慕ってくれる子もいる。▼ ▼愛していたキャラクターたちが、創り上げた組織が、すべて本物になった。▼みんなデレデレで、可愛らしく甘えてくれる。▼もちろん舞い上がった。▼ ▼でも、配信者も、攻略サイトでも言ってなかった…


総合評価:3316/評価:8.5/連載:55話/更新日時:2026年05月07日(木) 22:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>