まぁ仕方ないね、うん。
後、午後5時頃に活動報告でリクエスト取るよー。
番外編5 カオス過ぎる時空=「×2」
あの戦いが終わり、しっかりロリコン夫婦の息子&娘と自分らの息子&娘の独り立ちを見送り、人類が宇宙進出して邪神勢力と戦えるようになった頃、私/俺達はその世界から去った。
そこからは適度に邪悪と戦いながら、多くの宇宙を巡る旅路だ。
あっちこっちに出没する混沌の化身に辟易しながら、時に怒り、時に悲しみ、時に喜び、私/俺達は多くの世界を旅し続けた。
時には立場の違いや邪神の謀略により、あの旧神夫婦と対立した事もあったが、今の所は何とか最終的に大団円で済ませている。
かく言う私自身に関しては、混沌の眷属である事を生かし、臨機応変にその姿形を変化して世界を旅している。
意識しない限りはガチランダムなので、時々変なのに当たる事もあるが、非常時でない限りは他の世界に移るまではその姿のままだったりする。
まぁ流石に台所の油虫だった時は変えたが。
それはさて置き、そんな生活を幾星霜と続けていた時、私/俺達はある世界へと到着した。
………………………………………………………
宇宙を往く機動戦艦。
あらゆる戦場に存在する人型機動兵器。
三日経たずに瓦礫から再生する市街地。
そして、多くの並行世界(ロボット系版権作品限定)から参戦してくるスーパーロボット軍団。
「まさかスパロボ時空とかないわー。」
「ないなー、うん。」
ぶっちゃけ、私/オレらがやる事ってあるの?
アーカムと覇道財閥がある事から、恐らく此処はUXの時空なのだろうが、あのマスターテリオンをしてヤバい事になる超カオス時空。
何もしなくても英雄達の活躍で、きっと世界は平和になる事だろう…。
「取り敢えず、雲隠れの方向でいかない?」
「賛成。とっとと退避しよっか。」
やる事が無い?
だったら遊ぼう!
と言う事で極東の何処かにでも雲隠れしようとした私/オレ達だった。
…の予定だったのだが…。
『ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!やはり腕を4本に増やして正解だったのであーる!本日の我輩のドリルは何時もより更に鋭く速く逞しく回転しておりまーす!』
『あぁ、我輩達の科学力のなんという美しさ…この美しさは罪…罪と言えば処刑、処刑と言えばギロチン…先日出会った青髪男の娘は腕にギロチンなんて付けた偉い物騒な奴だったのであーる…。』
『『取り敢えず、いっぱい壊すロボー!!』』
アーカムシティを蹂躙するニ体の破壊ロボ。
しかも、何だか片方に使われてる技術には凄い見覚えがある上に、知らない筈の情報を吐いているっぽい。
「リーア…。」
「解ってる、皆まで言うな。」
「キ○○イが他の並行世界から来るとかこの世界末期だよね。」
「言うなよもうー解ってるんだからさー。」
三角座りしながら膝の間に顔を埋めて現実逃避する。
つーか、原作デモンベインの初期性能で、あの真破壊ロボに勝てるのだろうか?
…無理だろーなー、うん。
スパロボ的にはフル改造して漸く敵う位の基礎性能だぞ、アレ。
「襲われてるのは九郎達だね。メタトロンは…サンダルフォンと交戦中。」
「取り敢えず、こっちで片方は担当するか。」
「あいあいマスター。」
現在進行形でニ体の破壊ロボに蹂躙されるアーカムシティ。
なんか近くのIMが来てくれるらしいけど、それまであの破壊ロボに街を蹂躙されるのも癪だし、一応は長い間一緒にいた知人なので、ここらで止めておくべきだろう。
「「永劫! 時の歯車 断罪の刃 久遠の果てより来る虚無!
永劫! 汝より逃れ得る者はなく、汝が触れた者は死すらも死せん! 」」
膨大な魔力と召喚陣と共に、神の影、偶像たる魔道の秘奥が現実空間へと顕現する。
最強の一角たる闇色の鬼械神アイオーン・リペアⅢ。
複合機関式かつ脚部シールドと各部に追加された増加装甲により、何処かデモンベインに似通ったソレが、轟音と共にアーカムシティに降り立った。
「さぁドクターにエルザ、大人しくお縄に付いてもらおう!」
「キ○○イ2人とか、誰の得でも無いんだよ!!」
『のぉう!?その声は歳も考えずヒーローごっこしたり、強制触手プレイされたりする残念系子持ヒロインとその魔道書の声!?』
「「 死 ね ぇ ッ !!!」」
『ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああすッ!?』
『これは博士が悪いロボ~。』
取り敢えず、真破壊ロボを強化型偃月刀で滅多切りにして撃破。
2人ともしっかり脱出に成功している辺りは流石と言う他ない。
…………後でミノフスキーとか光子力とかナノマシンとかゲッター線とかビムラーとか超電磁とかDG細胞とか取り込んでこない事を祈っておこうか、うん。
宇宙にて
『…………………………。』(たすけて、たすけて、たすけて…)
「えぇいうっとおしい!助けを求めるなら相手に伝わる様な伝達手段を考えろ!」
『彼女らは…ELSの言語が理解できるのか?』
((あ、やべ。))
月面にて
「よし、この辺だな。そーれツァトゥグアの贄になーれっと。」
「おーおー、見事に喰われてら。ま、月とは言え地中だしな、こっちの庭も同然だ。」
『■■■■■■…■■■■■■■■■■■■■。』(ちと多いなぁ…親戚連中にもお裾分けするか。)
「「どーぞどーぞ。」」
最終決戦(デモベルート)
「君達ね!人のシナリオ崩すのも大概にしてくれないかな!?」涙目
「はっはっは、ギャグもシリアスもコメディもいける口の癖に何を今更。」
「そーそー、どうせだから此処はGSの魔王みたく、ギャグ調で滅ぼされてくれ。」
「だからって…!」
「……………。」(沈痛な面持ちで目を伏せる九郎)
「……………。」(沈痛な面持ちで目を伏せるアル=アジフ)
「……なぁ、アル。」
「なんだ。」
「帰るか?」
「…最低限、見届けてからな。」
「そうだな…。」
「うむ…。」
「イィィィィィヤッホォォォォォォ!宇宙の果てでも我輩達は絶好調!異星人も異世界人も未来人も訳解らん連中も皆等しく我輩の科学の前にド肝を抜かれているのであーる!」
「見よ、この我輩達の叡智の結晶を!全長500mを誇るこのスーパーウェスト無双ロボ28劫『伝説巨人よ永遠なれ』を!」
「「さぁ大導師よ、我輩達の挑戦、受けてもらうのであーる!!」」
「「宇宙の命運を賭けて、今出撃ロボー!」」
「ははははははははは!やはり貴公らをスカウトして正解であった!さぁ余を愉しませてくれ!」
「こんなのってないよ!あんまりだよ!」
「文句ならディラン博士に言え。私に言われても知らん。」
「愚痴なら聞いてやっからさ、諦めたら?」
そして、なんだかんだで宇宙は一つとなり、新しい命がはじまった。
「「我輩達の科学の勝利である!」」
「「いえーい!」」
「こんなの絶対おかしいよ!」
なんか二日酔いのテンションのまま執筆したらおかしな事になった(汗
詠唱で誤字あったのを修正