MONSTER HUNTER~ココットの英雄伝説~   作:ヴェリア

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モンスターハンターの世界観をモチーフにしてストーリーを書きたいと思ったので、始めました!多少のネタバレを含むことは許してください。あと記憶がうろ覚えのところがあり、ストーリーが実際と異なる場合がありますが、そのときは感想等々で
こそっと「ストーリーこうっすよ」って言ってもらえるとありがたいです(._.)


~ほいっ!ギルド登録ですよ!~ #1

俺はワクワクを胸に憧れの土地の土を踏む。その憧れの土地とは、『ココット村』という村だ。

いや、誰も村と言っても信じてくれないかもしれない。

 

今はかなり大きい村になっており、ガヤガヤと喧騒と雑踏が村を支配している。

 

そこらじゅう、見回すと巨体の後ろに剣や、ボウガンを背負っている『ハンター』と呼ばれる職業に就く者たちを見かける。その背負っている武器の傷は彼らの過酷だったであろう旅路を無言で語っている。

 

俺はそのハンターになりたくてこの村に訪れたのだ。

 

ハンターの受付をするにはハンターズギルド……という建物に行き、受付嬢に話しかけると良いと言われた。

 

俺は覚悟を決め、ハンターズギルドという看板を掲げた建物の前に立ち、見上げる。

 

長い間、憧れ続けた。

 

ドスイーオスに襲われたときに助けてくれたあのハンターに

ラオシャンロンと呼ばれる古龍種に出会ったときに、助けてくれたあのハンターに

ミラボレアスの劫火に呑み込まれそうになったあのとき助けてくれたハンターに

 

昔は未知なるモンスターという別の生き物と戦うことはとても怖かったが……今はおそれが消え去っている。

 

おそれよりも彼と同じ仕事につけることを誇らしく思っている気持ちのほうが大きい。

 

一歩を、踏み出す。

 

建物内はきれいな酒場と言った感じだった。隅から隅までホコリ一つない。荒くれ者もいるようだが、そこまで周りに迷惑をかけている様子はない。

 

俺は驚いた。

 

ハンターは騎士団のようにきれいな経歴を必要としないし、住居等もギルドが負担してくれるため、過去に暗い経歴を持つ者たちが生きるためにハンターになることも珍しくない。

 

が、ここのギルドのハンターたちは違うみたいだ。

 

更に一歩を踏み出す。

 

周りの視線が少し集まる。

 

それはそうだ。出身地であるリリヤ村である程度の依頼は受け、作成したランポスシリーズだが、この村にはリオレウス、リオレイアなどの飛龍夫妻や下手したら古龍を討伐したというハンターも少なくないだろうから、それで装備を作ることもできるだろう。それに比べたら足元にも届かない。

 

周りから「ああ、初心者か」と見られている気がした。

 

確かに、初心者なのだが。ちょっとその視線が悔しかった。いや、かなり悔しかった。

 

「すいません、ギルド登録したいんですけど」

 

と声を張り上げた。酒場の声にかき消された気がした為、少し届いていないかもしれないと不安になったが聞こえていたようだ、受付嬢の一人が「はーい!」と言いながらこちらにやってくる。

 

途中。

 

「キャァッ!!」

 

その受付嬢は盛大にころんだ。

眼の前で女性がころんだことに動揺するが、手を差し伸べる。

 

「だ、大丈夫っすか?」

「うぅ……だ、大丈夫です……すいません、新人なもので、まだなれてないんですよ……」

「ああ……なるほど」

 

この人はギルドに入ったばかりのようだ。

 

名札がちらっと見えた。リリアという名前のようだ。

 

「それで、ギルド登録受付ですね」

「は、はい……そうっす」

 

急に真顔になられたため、かなり驚いたが、うなずく。

 

「こちらの紙にお名前などを書き込んでください」

「あ、オーケーっす」

 

名前……ジーク・ライディング 年齢……15歳 

 

書き終えた。色々と質問が続いていたため答えるのが大変だったが答え終えた。

その紙を受付嬢に差し出す。

 

「書き終えたっす」

「はい!……ジーク・ライディングさんですね!これでギルド登録は完了です!」

 

満面の笑みを浮かべリリアが宣言する。

 

「では、ギルドのルールごとを説明しますね」

 

・クエストにはレベルがあり、☆1~☆5。☆の隣の数字が大きくなればなるほど難易度は上がる。

・クエストを特定数こなすと緊急クエストと呼ばれる☆のランクを上げられるクエストが受注できるようになる

・クエストごとに報酬金が定められていてクリアすることでもらえ、力尽きると1/3ずつ減る。

・☆の数が多くなればなるほど雑貨屋や食事場で買えたり食べたりできるもののレパートリーが増える。

・☆の数が多くなると村人から直接依頼をもらうこともある。

・武器の基本やアイテムの使い方といった基本のことは教官に習うと良い。

 

とのことだ。

 

俺ももれなく☆1かららしい。☆1は基本教官による研修とほぼ同じようなクエスト内容らしい。それでお金がもらえるのだから不思議なものだ。

 

「あと、これがギルドカードです!デザインを変えたり、複製することができるので、もしやりたくなったら私に声をかけてください!」

 

リリアからギルドカードをもらった。

そのギルドカードは特に何の装飾も施されていなかったが、革で作られたそのカードは、これから始まる狩りや、生活を想像させてくれた。

 

とりあえずリリアにもらった初期金、5000zをうまく使おう。

そう決めて、俺は雑貨屋へ向かった。




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