SAO3話 改
その後、モンスターとの戦闘も無くホルンガの村に無事到着した。
僕が入ったパーティーの名前はフェアリーズネスト、意味は『妖精達の住処』。
読者さんのためにパーティーメンバーの紹介をする。
このパーティーの唯一の女性でありパーティーリーダーでもある細剣使いのランさん。すごく面倒見がよく、背丈は170cmと高い。僕より高い件についt(ry
自称20歳のゴツいスキンヘッドのオッサン、ハンスは両手斧を愛用してる。驚くことにこの人はなんとランさんと付き合ってるらしい。一体どんな手品を使ったんだろうか…
レン。彼はとても無口で滅多にその口を開けることはない。装備は巨大な盾と槍と、重装備である。髪が異様に長く目まで隠すほどの長さだ。少し…とても謎めいてる。
茶髪のチャラ男、ジャンは盾持ち片手剣士だ。彼はもう既に僕のブラックリストに乗っている、撲滅対象。
最後に金髪イケメンの両手剣使い、シュナイダー。彼はもう、意味わからない。
いや、だって初対面で
「君はまるで天使のようだ…どうだい、私と一晩共にしないか?」
「いえ、いいです全力でお断りします。僕そういう趣味無いんで…」
「まあそう言うな君は可愛い、そして可愛いは正義、故に私は君と熱い夜を共に過ごしたい!男だろうが君は私の調kyゲホンゲホンっ!…保護対象である。大丈夫、痛くしないしすぐ慣れるから…♂」
とか言うんだもん…結局ランさんの鉄拳により制裁された訳だが…あの人は危険だ、なるべく近寄りたくない。
紹介はここまでにしよう
次にこれから受けるクエストについて説明をしよう。クエスト名は【森の秘薬】。貧乏な家の娘が病気になり、その薬としてリトルネペントの胚珠というレアアイテムが必要なので、とってくるという内容だ。
こんな事を説明している間にも僕は説明を受けている。2つ同時進行とか無理。
「…というわけで、ってシオン聞いてるの…ってなんで貴女泣いてるの!?誰にやられたお姉さんがフルボッコにするから」
「いえあのお母さん苦労してるし娘さんが可哀想で、あと強いて言うならジャンさんに」ぐすん
(ランさんコワイ)
「ジャンに後でO☆HA☆NA☆SHIをしておくわ。まあそれは置いといて今回のクエストは二手に別れるわよ、六人パーティーだから普通なら三人ずつで別れるけどシオンは攻撃力が異常だから防御特化のレンと一緒に組ませるわ。そして残りの四人が組む。連携やその他もろもろはレン、任せたわよ」
「……了解」
「うん、わかった」
「じゃあ先に狩ってて、お姉さん達はジャンが来てから行くわ。万が一、胚珠を手に入れたら連絡お願いね〜」
そう言うと無言でレンは立ち上がり一人で歩き出した。すかさず僕はレンを追いかけた。
「ちょっとレンさん待って!何処に行くの?」
「…武器屋」
「なんで?」
彼は歩きながら僕の体を指す。
「防具」
「あ、でも僕さっきの戦闘から防具ドロップしたから大丈夫だよ」
「…俺もいる」
そんな会話をしていると武器屋に着く。
「装備して待ってろ、選んでくる」
そう言うと彼は店に入る。
一方、僕はメニューを開きアイテム欄にあるウルフファーコートを選択しランさんに言われた通りに装備する前にパラメーターをチェックする
ウルフファーコート
必要筋力値0
防御力7
敏捷3アップ
防寒効果小
うん、グッドなはず。
装備ボタンを押すと足まで届く灰色のファーコートに包まれていた…
てかこのコートでかっ!そしてなにより…敏捷度3アップなのに走りにくそう…
しばらくするとレンが武器やから出てきた。
「どうした」
「いゃ、なんかこのコート凄く走りにくそうで」
「慣れろ」
そう言い捨ててスタスタと歩いて行く
「置いてかないで〜!」
*1時間後*
只今、目当てのアイテムであるリトルネペントの胚珠を落とすモンスターを見つけた所だ、見た目はでかい植物に口付けた感じまあ一言で言うと
「気持ち悪い…」
「…我慢しろ予定通り、戦闘開始」
彼が合図するとお互いに武器を取り出し連携を始める…って言ってもレンが攻撃受けて僕が斬るってだけな作業ゲー。
レンが攻撃を弾き、『スイッチ』という掛け声と共に短剣用単発技クイックスラッシュを使う、という単純な作戦だ。
「おぉ、やりやすい壁役いると狩って簡単だね」
「…次行くぞ、さっさと終わらせる」
その後同じような戦闘を五回ぐらい繰り返していると地面に袋が落ちていた。鑑定すると
【リトルネペントの胚珠】
「あのーレンさん?」
「ん?」
「ちょっとこれが落ちてたんですけど」
「はぁ?…帰るぞ」
そのとき初めてレンさんの驚いた声を聞いた。てか置いていくなし
突然後ろから音がした。振り返ると頭にでっかい種を宿したリトルネペントが踊ってた。
「敵一、戦闘開始」
僕がそう叫ぶとレンはすぐさま武器を取り出しこっちに駆け寄ってくる
まあ多分一人でも勝てるし普通にやるか。
そう決めた僕は短剣用単発技アーマーピアースを使いネペントの種を攻撃する。ネペントがポリゴンの欠片になる直前に種が爆発し緑の臭い煙を噴出した。
めっさ臭いっ!これって装備に付いたりしないよね、これでこのコート臭くなったら泣くよ(泣)
急に全方向から物凄い足音が聞こえてきた。
「バカ種は割るなって言われただろ!」
え、なんで?
刹那前の茂みから4体のリトルネペントが飛び出してきた…まさか種割ると敵がたくさん来るの?これって実際結構やばい?
とにかくやらなきゃ!
回転なしでクイックスラッシュを打ち込むと当たったネペントは一撃で死んだ。次の瞬間、僕に攻撃を仕掛けようとするネペントに全力で弱点にソードスキルなしで攻撃すると呆気なくポリゴンになった。まさかと思い、残り二体のうちの一体に通常攻撃で胴体を斬りつけるとまたもや呆気なく死んだ。つまり通常攻撃で倒せると…
その後僕は走りながら周りのリトルネペント達を斬っていったその光景をレンは唖然と見ていた。
*数分後*
「疲れた〜、これ経験値稼ぎにはいいけど精神的に疲れる」
「…もう割るなよ」
「はい、すいませんでした」
宿に戻ると他の皆は宿にいた。
「何があったの〜、お姉さん心配したわよ〜。二人で一体何してたのかな〜」
「はっはっはっ、若い奴らはこうでなけりゃ」
「ん?普通に狩りですけど」
僕がそう言うと二人は残念そうにしていた。何故だろう…
「とりあえずクエストのアイテムはこれですよね」
「でかしたわ!まあお姉さんはジャンと一緒にクエスト報酬貰いに行くから今日はもう解散。寝るなり散歩するなりしなさい、明日からまた移動するから」
『はーい』
よーしこれで今日は解散だ!そうと決まればさっさと狩りに行こう。ネペンテは一撃で倒せるって分かったし経験値稼がねば、熟練度なども上げて行きたい…目標50ってとこかな
*朝チュンチュン*
結局朝まで狩り続けた。実付きを見つけるたびに種を割りネペンテ達を一掃する、の作業ゲー。レベルはもう既に6。正直強いのかどうかはさっぱり分からないポイントは筋力に1ポイント、残りは敏捷に振り分け熟練度は49まで上がった。
「疲れた〜、出発まで二時間あるし寝ようかな」
宿に着くとランさんがドアの前で仁王立ちしてた
「あら、シオン〜一体どこ行ってたの?お姉さんすごい心配したのよこれから少しお話ししましょうね」
「日本語で?」
「あらシオンここはソードアートオンラインよ。剣で語りましょ」
そう言われた瞬間、僕は逃げるべく180度回転し走りだそうとしていたが。コートの裾を掴まれる
「お姉さんからは逃げられないわよ」
この後起きた事については何故か覚えてない
読んでくれてありがとうございます