急募 真竜に至る方法 作:鋼色
ちなみにですけどこれは愚痴なんでコメントしてくれなくて結構です。どっちかっていうと本文の内容をコメントしてくれると嬉しいです。
あのゴーレムに熱法収束砲を撃つと爆炎が発生してゴーレムを燃やしている。これで倒せるとは思っていないがどれ程のダメージが入るかだな。そう考えていると結構なダメージを負ったゴーレムが其処には居た。これなら大丈夫そうだな。俺はそう考えながら爪に熱法収束砲を放った時と同等の魔力を込めた。ゴーレムのダメージは外面だけで内面にはダメージが入っていない。
そしてゴーレムの魔石は内面にあるのでこのままだったら外面が壊れるまで攻撃をしなくてはならない。そこで活躍してくるのが俺の爪だ。熱法収束砲は広範囲殲滅型のスキルだが、今から使うスキルは一つの対象に魔力を一点集中するスキルなので相手が一体であれば必然的に威力が上がる。
そんなことを考えながら俺はゴーレムの胸に突っ込む。そしてゴーレムは俺に向かって腕を突っ込ませるが身体を捻らせて爪による斬撃で切り飛ばす。さらにゴーレムは斬られていない方の片腕を伸ばすが翼を使って上に飛び、避けた。そして俺はゴーレムの伸びた腕に乗っかって移動をする。
俺は後ろにまわって背中に浅いが傷を作る。ハッ!どうだ?魔力の量も、力も、防御力も劣っている俺の猛攻は?確かに俺は負けていた、だけど勝っている事もある。それは速さと魔力の質だよ。お前さ、魔力量は多いけど大して魔力を使ってきてないだろ?だからそんなに魔力の質が粗いんだよ。そう考えながら俺はゴーレムの両足を切り、倒れた所でゴーレムの魔石に爪を刺して壊した。
『亜竜(変異種)のレベルが上昇しました』
お、レベルが上がったか。まあ、随分と格上?の相手だったしな。しかし違和感があるんだよなぁ。簡単に倒せたにしても簡単すぎじゃないか?あのゴーレムの魔力量なら俺よりかなり格上の筈なんだが俺より少し強いだけだった。確かに格上は格上だが、俺の勘が危機を出す程強いって訳じゃなかった。一体どうして?
そんなことを考えているとゴーレムが居た場所から本が現れた、なんだろうと思いながら本を開こうとすると後ろからゴォン!という音が鳴り光が現れた。光が治るとそこには男が居た。な、なんだアイツは、なんだんだアイツは!?やばい、やばいやばいやばいやばいやばい!俺の勘が今すぐ逃げろと訴えている!
さっき何で俺の勘が危機だと言っていたのか分かった!アイツがあのゴーレムのバックに居たからだ。逃げなきゃ、そう思っているのに身体が上手く動けない。俺が固まっているとアイツは俺の角の片方を消し飛ばした。あ?あ、ガァァァァァァァァ!痛い痛い痛い痛い痛い!だけど傷を負って出来た痛みのお陰で動くことができた。
俺はドロップした本を持って全速力で走る。多分だが他の竜種、下位竜達が俺を見たら誇り高き竜種なのに情けないとか言うだろう。情けない?アホか!あのビームを放つ時に魔力の質と量が分かった。俺は人間時代の頃にSランクと同じ依頼を受けて行った事があった。そのSランクが殲滅する様に気軽に放ったのと同じぐらいの質と量だった。
分かるか?Sランクと同等なんだぞ!数カ国を相手にしても余裕で完勝できる人外の奴らと同等なんだぞ!そんなの逃げるしかないだろ。守るべき相手も居ないのに態々死にに行く馬鹿がどこに居るんだよ!そう考えながら俺はスピードをあげてあの男から更に離れていく。そうしてあの場所からかなり離れるとある場所に着いていた。
多くの魔物たちが蔓延る悪魔の巣窟へと。最初に見た感想がこれだった。これからどうすればいいんだ、そんな事を考えていると一匹の鳥が居た。あの鳥は集合鳥、多くは群れで生活をして獲物を狩る、そんな魔物だ。しかし何故一匹でいるんだ?もしかしてはぐれなのか?だったら好都合だ、先程の戦闘で腹が空いているんだ。食わせてもらうぞ。
俺はそんな事を考えながら魔力を纏った爪で首をチョキンと切って元いた場所に戻った。その後はその鳥をムシャムシャ食っていた。相変わらずこの鳥は美味しくないな。今は魔物の姿だからもしかしてとは思ったが不味い。そう考えながら俺は自分の身体よりも少しだけ大きい洞穴で休んでいると蛇がやってきた。此処は元々蛇が住んでいた場所らしい。
それじゃあ此処は借りておくよ、永久にな。俺はそう心の中で告げてから蛇の頭を噛みちぎった。ちゃんと蛇の身体も残さず食べたぞ。そんなことを考えていると俺はそういえばと思いながら置いてあった本を見てみる。そしてその中には真っ白な本だったのだが、突如己の頭に情報が入ってくる。なんだこれ、凄く気持ち悪いな。
自分が決めて頭に入れている訳では無いのに勝手に頭に入ってくる。そんな不思議な感覚に気持ち悪さを覚えてしまった。人間の頃にもこのスキル本を使ったことはあるのだがここまでじゃなかった。もしかして強大なスキルほどこうなるのだろうか?いや、人間の頃に獲得したスキルも強力だった。だとしたら一体どうして?
『スキルとの適応が完了しました。ユニークスキル:変幻自在を獲得しました』
その声、レベルアップした時に聞こえる声が聞こえた時、俺は心の底から驚愕した。